【モロッコ風景12】 美しいクサル 「アイト・ベン・ハッドゥ」

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    世界遺産 「アイト・ベン・ハッドゥ」 は、モロッコの
    先住民であるベルベル人が、アラブ人の攻勢から逃れて
    この地に築いた砦の村です。

     

     

    そのため、橋を渡った後も、頂上に見える穀物庫までの
    ショートカットはありません。

     

    (モスク跡。現在は対岸のモスクに行っているそう)

     

    高い壁をめぐらして、いざ戦闘となれば上から攻撃
    できるような迷路状の細い道が続いています。

     

     

    世界遺産に認定されたこともあって、昔ながらの素材や
    日干しレンガなどで造られた建物で、所々崩れていたり
    して、やや廃墟感もあって、まさに私的にはツボ!

     

    (奥の建物はベルベル人の文化が残る模様)

     

    朝の早い内に訪れたため、人気がないのも、廃墟っぽい
    雰囲気をより漂わせていたように思います。

     

     

    現在、多くの住民が建物の制約が多いこともあって
    対岸の、最初にバスを降りた橋の向こうの街に移転して
    いる中で、5家族が残っているそうですが、確かに
    歩いている途中、分厚い塀の下をのぞいたら鶏がいる
    お庭もありました。

     

     

    住民は5家族とはいえ、ホテルやカフェなど、通いで
    商っている人たちもいて、行きは準備中でした。

     

     

     

    「Haja」 という名がついている家は、メッカに巡礼
    した人だけが名乗れる、宗教的な敬称だそうです。

     

     

    メインの道がシンプルなようでいて、横道があったり、
    ただの壁かと思っていた部分が住宅らしき状況だったり、
    哺乳類系の動物を飼っている(いた)のではないかと
    思われる飼育小屋らしき物があったりと、世界遺産内
    での生活状況に想像が尽きませんでした。

     

     

    壁のどこからか、猫が出てきたり、いつの間にか
    ワンコが一緒に歩いていたりと、飼われているのか、
    自発的に住んでいるのか、観光客からもらう餌で
    生きているのかわからない動物たちもいました。

     

     

    危ない所は修復中というものの、意外と足場が脆い
    所もあって、見学には足元注意。
    雨だったら、ちょっと歩きにくそうです。

     

     

    中腹くらいの景観の良い場所には、炙り出しの絵を
    売っているおじさんがいました。

     


    砂糖が焼ける甘い匂いと、遺跡っぽい景色がマッチ。
    ここは観光客が足を止めることが多いためか、ヌシと
    思われる猫が生息していました。

     

     

     

    この時点では、それほどモロッコの土産を買って
    いなかった私ですが、炙り出しの絵だけでなく、
    謎の民芸品など、ここのお土産は購入意欲が刺激
    されるものが多く、マイセンスはベルベル人?

     

    (妙にアフリカっぽい、戦闘民族的なお土産。他の場所にはなかった)

     

    最後の少し急な斜面を抜けると、ようやく穀物庫が
    見えてきて、そこからもまた登りです。

     

     

     

    穀物庫は思っていたより大きくなくて、これだと
    籠城した場合、そんなに持たないのではないかと
    思うくらいのサイズでした。遠くから見ていた時の
    方が大きそうに見えた気が。

     

     

    それとも、敵にそう見えればいいという、心理的な
    盾となっているのか…わからないけれど、ともあれ
    頂上に着きました。

     

     

    丘を下りる頃には、お土産屋さんも商品陳列を終え、
    やる気あるんだかないんだか、商品陳列したので
    ひと休みなんだか、これまた理解不能なポーズで
    壁に横たわっていました。

     

     

    シャウエンでも思いましたが、モロッコは朝の内に
    観光スタートのコースの方がいいようです。


    空いているし、もっと暑い時期でも朝なら涼しいし、
    厚い壁の向こうに住む人たちの気配が感じられます。

     


    長距離移動で遅い時間に着く割には、モーニング
    コールがアサイチのアザーン並みに早いハードな
    コースではありましたが、後で考えると、朝の内に
    観光するスケジュールで良かったと思います。

     

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    【モロッコ風景11】 カスバ街道は映画ロケ地がいっぱい!

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      アラブ首長国連邦が終わったので、モロッコ紀行も
      ちゃっちゃと済ませましょう。連休も終わるし。
      ってことで、再び、土色の世界に戻ります(笑)。

       

       

      モロッコは海沿い以外はほとんど岩と土と多少の緑で、
      オアシス以外はメリハリない風景が続きます。

       

      カスバ街道とは、モロッコを東西に横断するアトラス
      山脈の南側に、山脈と並行して続く道。

      エルラシディアからワルザザート辺りまでの道で、
      渓谷も点在しています。

       

      カスバは砦の意味で、道の左右には砦っぽい建物や
      風化した砦が続きます。

       

      (「アイト・ベン・ハッドゥ」 にあった謎の道具。整髪用?)

       

      ワルザザート近くには、世界遺産の 「アイト・
      ベン・ハッドゥ」 もあり、さまざまな映画のロケ地
      となっています。

       

       

      トドラ川沿いには、ナツメヤシやアーモンドの木が
      茂っているオアシスもありました。
      2月頃だとアーモンドの花が咲いて、オアシスが
      ピンク色に染まるそうです。

       

       

      トドラ渓谷は、ロッククライマーの聖地として
      知られているそうで、モロッコのグランドキャニオン
      とも呼ばれているそう。

       

       

      確かに切り立った岩壁には圧倒されるものの、意外と
      脆そうな岩なのに、本当にハーケン打って大丈夫
      なのかなという疑問も感じます。

      それだけに、岩肌を登って行くスリルは満点でしょう。

       


      あまりに断崖絶壁過ぎて、昇仙峡のように横撮りは
      できませんでした。またしても、縦撮り画像ばかり!

       

       

      途中で、丘の上に石舞台のような岩がころがって
      いて、どんな観光地なのか現地ガイドさんに聞いたら、
      単にめずらしい岩が丘の上にあったので見せていると
      いう、身も蓋もない返事でした。まあ、それらしい
      捏造された由緒をつけられるよりいいかな?

       

       

      ティネリールという町は、カスバ街道のほぼ中間に
      位置するということで、かつては軍事拠点だった
      ことから、立派なカスバもあり、現在は宿泊施設
      として利用しているそうです。

       

       

      ワルザザートから約3キロの場所には、映画村が
      あり、ワルザザートの街のロータリーもカチンコの
      モニュメントで、「アトラス・コーポレーション・
      スタジオ」 をはじめとする撮影所が並んでいます。

       

       

      『アラビアのロレンス』『ハムナプトラ2』
      『スターウォーズ』『シェルタリング・スカイ』
      『ナイルの宝石』『バベル』 など、次々と映画名
      が出てきて、どれがどこだったか覚えきれないほど。

       

       

      一つだけきっちり記憶できたのは、世界遺産の
      「アイト・ベン・ハッドゥ」 近くにある高台で
      『グラディエイター』 が撮影されたということ。

       

      (右側の前から2番目の丘が、『グラディエイター』 ロケ地)

       

      「アイト・ベン・ハッドゥ」 は、モロッコ旅行の
      見学地としては一番気に入った場所です。
      サハラ砂漠は見学地というより、体験地なので。

       

      インスタ映えもしないけれど、行って良かった
      場所No.1です。一応、世界遺産でもあるし。

       

       

      アーモンドの木がいっぱいある村の道に下り立ち、
      ワンコもふらふら歩いていて、なぜか立派な
      中華料理店がありました。モロッコ感、台無し。

       

      (右はアーモンドの木。ぽつぽつと花が残っている木も)

       

      世界遺産へと向かう道の途中に、突然目に入る

      「どこでもドア」 みたいな扉。

      カギまで付いてるけれど、何を守りたいのか謎。
      そんな “魅惑のドア” でした。

       

      (モロッコ版 「どこでもドア」)

       

      このエリアは、世界遺産になったため、昔ながらの
      素材と工法で家を造らねばならず、そのために
      現在はベルベル人5家族しか住んでいないとのこと。


      いずこの国も世界遺産や 「美しい町並み100選」
      みたいな枠が設けられると、住む人にとっては
      維持が大変そうですね。

       

       

      「アイト・ベン・ハッドゥ」 は、カスバの集合体
      である 「クサル」 という分類で “要塞化された村”
      となっています。

       

      (てっぺんにあるのは、籠城戦に備えての食糧庫。やはり砦)

       

      確かに近くには川もあって、いわゆる堀?
      今はその川に橋が架かっていています。

       

       

      7世紀に、アラブ人がモロッコ北部を征服したため、
      先住民族であるベルベル人は、アトラス山脈を越え、
      この地に要塞を築いて住んだのが始まりで、今も
      原住民が住む 「アイト・ベン・ハッドゥ」 は
      建物だけでなく、人もひっくるめて世界遺産と
      言えるかもしれません。

       

       

      景観を損なわない、サンドカラーの橋を渡ると、
      遠くからだとそれほど高くなさそうに見えた集落が
      立ち塞がるように広がっていたのでした。

       


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      「ヘリテージ・ヴィレッジ」 で半世紀前にタイムトリップ!

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        10連休、来客というか会葬者対応などで、
        どこにも行かずに終わりそうです。
        ってことで、今日も地道にアラブ首長国連邦の
        文化遺産村 「ヘリテージ・ヴィレッジ」 を。

         

        まずは、アブダビには競技場もあるという、
        クリケットの顔出し看板の写真が、ランチを
        とったレストランにありました。

         

         

        海外での顔出し看板は結構希少な気がします。
        せっかくなので、チャレンジくまきち!

         

        (Google MAPより)

         

        ランチの後は、アブダビの半島の外れにある
        アブダビ文化遺産村 「ヘリテージ・ヴィレッジ」

        を見学しました。

         


        石油産出が本格化する以前の、アブダビ周辺地域に
        住む人たちの生活を再現した文化施設です。

         

         

        門の前には、ドカーンとアラブ首長国連邦の
        大統領・ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・
        ナヒヤーン氏の肖像が。名前覚えられなかったので
        今回書くためにWikiしました。

         


        その肖像画に、ようやく 「ああ、中東にいるんだな」
        と、アフリカ・モロッコ気分が切り替わりました。

         

         

        茅葺っぽい小屋や、砂漠でも見かけたような井戸、
        水路などが目に入りました。和む!

         

        (歴史博物館の入り口近くには大砲が)


        なぜなら、そこに行き着くまで、昨日UPしたような
        超斬新近未来都市ばかりだったから。
        私の身の丈に近い生活感に懐かしさすら感じる!

         

        (ワークショップのコーナーや売店)

         

        「ヘリテージ・ヴィレッジ」 はそれほど敷地も
        広くなく、ゆったりした気分で見学できる環境
        でした。入って右が海の生活の屋外展示、左は
        歴史博物館、手前には休憩所やワークショップの
        コーナー、そして売店があり、コンパクト。

         

        (博物館前のベンチでおすわりしてみた。同化している)

         

        アブダビの石油産出はまだほんの半世紀前。
        それまでは、アケメネス朝ペルシアの時代から
        続いているような、素朴な生活だったようです。

         

         

        えええ、こんな小屋に住んでいたの!?
        と突っ込みたくなるような屋外展示もありました。

         

        (ドバイに行く途中、見かけたボロい小屋。周囲とは浮いていた)


        そういえば、ドバイに行く途中の海沿いに場違いな
        小屋みたいなものを見かけたのですが、あれが
        この国の “ちょっと前” 仕様だったんですね。

         

         

        今の街並みとは別世界の風景がモノクロ写真に
        残されて、展示されていました。

         

        (モロッコの砂漠地帯と変わらない風景)

         

        アブダビの沿岸部では、真珠採集が主な収益獲得
        手段だったようで、真珠のサイズや重さを量る
        道具なども展示されていましたが、想像以上に
        原始的というかシンプルな物。真珠は意外。
        しかも、日本製品に押されて衰退したようです。

         

        (真珠を量る道具。ミニ天秤がかわいい)

         

        当時の民族衣装や農機具や漁業の道具、そして
        コーランやその筆記用具も展示されていました。

         

         

        (入り口近くの衣装展示に、ちょっとビビった! 館内はもう少し暗め)

         

        今やオイルマネーで税金も払わずに生活できる
        裕福な日々を送っている人たちも、もしかすると
        この 「ヘリテージ・ヴィレッジ」 で、歴史を
        風化させないようにしているのかもしれません。
        しかも、たった半世紀前の。

         

         

        博物館の横から海辺に出ることができ、湾の向かい
        には高層ビルが並んでいて、まさにアブダビ今昔を
        一望できるスポットでした。

         

         

        で、その海側に行く途中、気になった物が一つ。
        それはトイレの表示なのですが…。

         

         

        どして、横? どして女性トイレ側?
        謎多き、男子トイレへの誘導なのでした。

         

        (『ナニコレ珍百景』 的にズーム!)

         

        ということで、まずはアラブ首長国連邦についての
        見学リポートはおしまいです。モロッコについても
        あと世界遺産1個で終わる予定。ようやくゴールが
        見えてきました。

         

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        “近未来都市” ドバイ・アブダビの今!

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          アラブ首長国連邦は、モロッコで見てきたモスクと
          比べると、規模的には秩父札所と西国札所くらいの
          差があります。そして、基調の白が眩い!

           

           

          現地ガイドさんは日本人で、UAEはオイルマネーで
          潤っているため、UAEの国民は税金がないし、教育費も
          かからないし、広い家も提供され、公務員の賃金も
          ハンパない一方で、外国人労働者はそれほど賃金や
          住宅事情に関するメリットは享受できないと言って
          いて意外。多少は他よりいいのかと思っていました。

           

           

          ドバイに向かう途中、「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」
          が、ドドーンと窓いっぱいに見えましたが、近すぎて

          フレームに入りきりませんでした。

           

           

          広告の看板も大きすぎてフレームに入らない長さ。

          おそらく、日本の看板4枚分を横並びにしたサイズ

          くらいじゃないでしょうか。

           

          (左右ともに中途半端になってしまった!)

           

          「ジュメイラ・パブリック・ビーチ」 で下車したら、
          「ブルジュ・アル・アラブ」 が、「ヨコハマ・グランド・
          インターコンチネンタル・ホテル」 のように見えました。

          建物の形が船の帆のようなところが似ています。

           


          「ブルジュ・アル・アラブ」 は、アラブの伝統的な船で
          ある 「ダウ船」 のイメージだそう。

           

           

          「ジュメイラ・ビーチ・ホテル」 と 「ブルジュ・アル・
          アラブ」 の距離感はこんな感じ。

           

           

          そして、真打登場なのが 「ブルジュ・ハリファ」。

          言わずと知れた、世界一高い建物です。高さ828メートル、
          160階建て、展望台が124階にあります。

           

           

          上の方が大きい建物やねじれたような建物、さらに
          近未来的なデザインの建物など、次第に現実感が
          喪失していく車窓の景色でした。

           

           

          しかも、どのエリアも絶賛工事進行中で、数年後は
          さらにとてつもない風景に様変わりしていそうです。

           

           

          でも、実際に住んでいて住みやすいかな〜という、
          小市民的な疑問も浮かばなくもなく…。

           

           

          また、モロッコでは見かけなかった “工場” も
          あって、久しぶりに煙突から煙が出ている海辺の
          工場地帯を見ました。

           

           

          ペルシャ湾沿いに走り、アブダビに戻り、これまた
          ビル前面に広告が描かれているビルや、上海とか
          シンガポールを思い出すような、アンバランスな、
          少なくとも地震国・日本では考えられないような
          建物が並んでいました。

           

           

          アブダビ文化遺産村 「ヘリテージ・ヴィレッジ」
          に向かう途中に見えたマリーナモールの観覧車や
          UFO乗せたような建物など、次第にちょっとや

          そっとくらい斬新なデザインでも、意外性を

          感じなくなってきました。

           

           

          アブダビ空港に向かう途中で見た、「ハイアット・
          キャピタルゲート」 もおしぼりをぐわっと絞った
          ような建物で、空港近くから見てもねじれてました。
          全方向から見てもねじれているのかな?
          ちょっと設計図の方が見たいですね。

           

           

          そんな、近未来都市・ドバイ&アブダビですが、
          マンホールに関しては普通なデザインでした。

           

          (取っ手が角に付いている点では、斬新なデザイン)

           

          って、近未来都市と書きましたが、ああいう建物が
          “日本の近未来” になるのは寂しい気もします。

           

          (「シェイク・ザイード・グランドモスク」 のマンホール)

           

          究極の二択で、UAEのドバイとモロッコの砂漠の

          どちらかに住むとしたら、砂漠を選びますね。

           

          (クマだから、やっぱ緑が好きだな♪)

           

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          【モロッコ風景10】 迷路も凌駕する “迷宮都市” フェズ

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            コース的には先に行ったのに、なぜフェズについて
            書かずにきたのか ―― それは、『地球の歩き方』 や
            Google MAPで確認しても、どこをどう回ったのか
            わからなかったからー(チコちゃん調)!

             

            なので、今日はキャプションを中心に展開して
            いこうと考えました。その分、画像多めです。

             

            (旧市街に入る 「ブー・ジュルード門」 が見えてきた)

             

            フェズは、イドリース朝やマリーン朝など、過去の
            イスラム王朝で首都となっていた、日本で言ったら
            京都みたいな街です。

             


            京都にも路地が多いように、それをさらに複雑化
            したような迷宮都市となっています。

             


            旧市街は 「フェズ・エル・バリ」 と呼ばれており
            丸ごと世界遺産です。
            また、「フェズ・エル・ジェディド」 と呼ばれる
            13世紀に建設された旧市街と、さらに新市街がある
            四次元的な趣があります。

             

            (南の砦から見たカラウィン・モスク。左の山の上は 「マリーン朝の墓地」)


            街のランドマークは、カラウィン・モスクで(多分)、
            イスラム教の神学校であるブー・イナニア・マドラサ
            など、見所満載過ぎるのと雨が降ったので、迷路を
            案内人についていくだけで精一杯でした(言い訳)。

             

            (「ブー・ジュルード門」 の外側。2つのミナレットが見える)

             

            旧市街は8つの門に囲まれていて、その内の一つで
            一番有名と思われる 「ブー・ジュルード門」 から
            迷宮都市に突入しました。

             

            (「ブー・ジュルード門」 の内側)

             

            「ブー・ジュルード門」 の外側は青、内側は緑が
            基調で、壁面はアラベスク模様のタイルで飾られて
            います。青はユダヤ教、緑はイスラム教のシンボル
            カラーで、内側がイスラムカラーなのがポイント。
            日本で言う、神仏混交みたいなもんでしょうか。

             

             

            どう歩いたか、「ルシーフ門」 の辺りも通り、
            その周辺はカフェなど、おしゃれな雰囲気でしたが
            少し進むと、もう迷宮度50%くらいの細い道に。

             

             

            細い人一人しか歩けないような細い道もありました。

             


            家々の間口も狭く、奥の方がどうなっているか
            興味があったものの、じっくりのぞく勇気もなく、
            ただただ、迷子にならないよう案内人について
            いくのみでした。こういう所は、恥ずかしくても
            先頭の人が旗を持ってほしいと思いました。

             

             

             

            カラウィン・モスクに着きましたが、残念ながら
            門が固く閉じられていました。

             

             


            イスラム教徒以外は、中に入ることができない
            厳しいモスクなので仕方ありません。

             

             

            でも、扉の中央の木が少し壊れていたので、
            そこから交代でのぞいていたら、少しの間だけ
            中から開けてくれてラッキー!

             

             

            とにかく、道が狭いのと、壁が高いので、全て

            構図が垂直方向に伸びていて、縦撮りばかりです。

             

             

             

            そこから、昼食のレストランへ。入り口が異様に
            狭いと思ったら、中が予想以上に広い上、天井も
            高くて驚きました。確かにどこも壁は高い!

             

             

            歩いている途中では、何頭ものロバに遭いました。
            積載量オーバーじゃないかというくらいの荷物を
            背負って、迷路のような路地を歩いていました。

             

            (やや匂ってきた。道端には捨てられたミント、ふむ!)


            フェズの旧市街は、マラケシュのようにバイクは
            入れません。さらに、道は狭いし、勾配もあるし、
            石畳もボコボコでロバじゃないと無理でしょう。
            ラクダはデカすぎるし。

             

            (ミントの葉はヘンゼルとグレーテルか、何かの暗号か?)

             

            昼食をとっている間に、何とか雨が小降りになり、
            少し湿気が出た中で、匂いが強烈と噂の皮革製造場
            「タンネリ・ショワラ」 へ。

             

            (右の壁に 「タンネリ・ショワラ」 の説明板が)


            フランス語で “なめし革工場” の意味だそう。
            匂いで現場に近づいているのを察知できました。
            入口で、匂いが気にならなくなるおまじない程度の
            ミントの葉が渡されます。いや、鼻、騙されねーし!


            中には、具合が悪くなった人もいました。
            鼻の穴にミントの葉を突っ込んだ人もいたほど!

             

            (矢印は、フェズ全景を眺めた南の砦)

             

            匂いの元は、主に左側の白い水槽が要因でしょう。
            鳩の糞で皮を柔らかくします。
            もともと皮なめしは、鳩の糞を使わなくても、
            動物の匂いで臭くなるのに、さらに鳩の糞!
            毒を以て毒を制すという考え方でしょうか?

             


            右は染色用の水槽で、自然の素材を利用した
            染料だと説明され、たしか、緑はミントで、
            青はインディゴだったような…意識朦朧。
            遠くに、フェズの街全景を眺めた、南の砦の
            展望台が見えました。

             

             

            雨の旧市街もそれなりに風情がありましたが、
            雨上がりの青々とした緑や、排水設備が
            ほとんどないため、水たまりができていて
            そこに差し込む光もキレイではありました。

             

             

            その日1日は、ずっと 「タンネリ・ショワラ」 と
            共にある 「May the Tanneries be with you」 な
            状況で、ホテルで丹念に洗髪するまで、それが
            続いたのでした。


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            【モロッコ風景9】 マラケシュ旧市街は “赤い迷路の街”

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              今日もちょうど1カ月の周回遅れで、マラケシュ。

               

              (マラケシュ旧市街の「ジャマ・エル・フナ広場」)


              リアルGWは会葬者の訪問や、主にタダで集められる物を
              収集していやがった父の莫大なゴミ…いや遺品の整理に
              やや腰痛気味です。なぜ、重い物ばかり集める!
              石とか、かびちゃってる本とか、もはや大掃除です。

               

              で、気を取り直してマラケシュですが、町全体の面積
              から考えると、首都・ラバト以上に都会的。

               


              松田聖子さんの歌のイメージのエキゾチックさはほぼ
              旧市街に集中していて、街の周辺もリゾート開発など
              されていて、花々も咲き乱れていました。

               

               

              街のランドマークは、約77メートルのミナレットを
              持つクトゥビア。モスク部分が右が古くて、左が
              新しくなっているように見えるのは、メッカの方向
              (キブラ)が間違っていたため。

               

               

              1199年に、正しい方向に建て直された名残です。
              帰国して調べてみたら、キブラがズレているモスク
              が大量にあるのを知りました。人工衛星やGoogleが
              無かった時代なので致し方なしと思いますが、一方で
              エジプトのピラミッドやカンボジアのアンコール
              ワットのように、方角ぴったりの建物はどうやって
              設計したのか、驚嘆するばかりです。

               

               

              旧市街の南には 「アグノウ門」 があり、門の上
              にはコウノトリもいたり、コーランの一節が
              カリグラフィとして描かれています。

               


              一時期は、死刑になった罪人の首を晒す場所でも
              あったそう。門の左右には大砲が置かれています。

               

               

              旧市街は、まさに “迷路の街” ですが、フェズ
              よりも壁の高さがやや低めなので、閉所気味の
              私としては圧迫感がなくてGOODでした。

               


              ただ、こちらはバイクが細い道もブンブンと
              ぶっ飛ばしているので、そこは要注意。
              バイクでの引ったくりもいるそうです。

               

               

              (多種多様な香辛料の香りに包まれている)

               

              旧市街(メディナ)のスークは、エリアごとに
              カテゴライズされていて、絨毯や真鍮製品、皮、
              染色(布)、香辛料など多彩。

               


              しかも、迷路状になっている上、行き止まりの
              道も多くて、時間があれば十分に迷子を楽しめる
              最高の環境です。

               

               

              “赤い街” と呼ばれるだけあって、旧市街は

              もちろん、新市街の街も赤い壁の建物が

              たくさん見られました。

               

              (エリアはカテゴライズはされているが、陳列法は微妙)

               

              (圧迫陳列なのか、廃品回収屋なのか、わからん!)

               

              途中には、ハマムや洗濯屋さん、スマホ修理店
              らしき窓口などもあり、生活感にあふれています。
              スマホ普及率は想像以上でした。

               

               

              スークを抜けると、「ジャマ・エル・フナ広場」
              が広がっていて、馬車(クチ)も行き来しています。

              「アグノウ門」 が元・首晒し場だったのと同様に、

              こちらは元・公開処刑場跡というヘビーな歴史も

              持っています。

               

              (外国人観光客もいっぱい。マラケシュ1の観光地でもある)

               

              広場正面にある 「PHARMACIE de la PLACE」 と
              いう建物のテラスに上がって、広場を眺めました。

               

               

              パンフレットなどで広場を一望している写真は
              おそらくここで撮影されたものではないかと
              思われる好ロケーションです。

               

               

              スリや引ったくり、強引な猿つかいの勧誘などの
              心配なく、広場全体をゆったり眺められます。

               

              (蛇つかいや猿つかい、椅子がいくつか置いてあるのがヘナ塗り)


              ただし、一人1品飲み物か何かを注文しないと
              内部に門があって、テラスに出れません(笑)。

               

              (いちお、おすわりしてみた)

               

              みなさん、ゆったり寛いでいることもあって、
              なかなか席が空かないのが難点でした。


              さて、広場に出て 「写真撮れ撮れ」 勧誘と
              戦ってくるかと思っていたら、親切な人たちが
              席を空けてくれたので、一応、5分くらいは
              座っておくことにしました。

               

              (モロッコは思っていた以上にフルーツいっぱいの国でした)

               

              蛇つかいや猿つかいについては、以前書きましたが、
              その他、ヘナ描きもいます。ツアーの人もこれまた
              強引にヘナで手に絵を描かれて逃げてきました。

               


              塗られた部分が変色しない内、私が大量に持参した
              お尻拭き、もといウェットシートを提供して、
              ナスDのようにならないよう、速攻拭きまくり。

               

               

              また、たくさんの人が集まっていたので、何か
              面白いことをやっているのかと思ったら、多分、
              “ジュースを釣るゲーム” に興じていたようです。

               

              どう面白いのか、その神髄をつかめず、次に移動。

              民族衣装を着た人と一緒に 「写真撮れ撮れ」 や、
              パフォーマンスの 「写真撮れ撮れ」 など、今や
              物を売るより、画像素材を提供するという方向で、
              コスパの良い営業活動をする人が増えているようです。

               

              (部屋に飾るための絵なのか、あんまり飾りたくないラインナップ)

               

              食べ物の屋台も多く、夜になるとその光が広場に
              溢れて、夜の景色は美しいと思いますが、一人で
              その風景を撮影に来る勇気はないですねー。

               

              マラケシュは、そんなエネルギッシュな人々が
              集まる、都会と “旧市街というオアシス” が共存
              する、適度に迷路でカオスな街でした。

               

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              圧巻のUAEパワー 「シェイク・ザイード・グランドモスク」

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                アラブ首長国連邦の首都・アブダビで、おそらくNo.1
                観光地の 「シェイク・ザイード・グランドモスク」。

                とにかく、広い。豪華。金運上がりそう(笑)。

                 


                ちょうど、ラマダン前だったので、モスク近くには
                炊き出し用の巨大テントがいくつも並んでいました。

                 

                (駐車した反対側の駐車場付近は、ラマダンテントだらけ)


                一つのテントが1ステージくらいの大きさで、
                すでに入る前から圧倒されてしまいました。

                 

                (Google MAPより。もはや、街! 左側がほぼ北)

                 

                Google MAPの上空写真から見ても、とにかくデカい!
                国際宇宙ステーションからも見えるんじゃなかろうか
                というくらいのスケールです。

                 

                (めっちゃ近代的)

                 

                入口は、モスクから少し離れたところにあって、
                ガラス張りのドームから一旦地下へ降り、動く歩道や
                地下道を歩いたら、空港並みのボディチェックと
                国や性別、年齢などの情報を入力する扉を通って、
                入場チケットを発行した後、エスカレーターで
                地上に出るという、すでに修業のような行程。

                 

                 

                服装も、男女共に肌が出過ぎているのはNG、女性は
                髪を隠さねばなりません。

                 

                 

                エスカレーターを上がると、モスクの右側から

                スタートして、そこから時計回りに4分の3周

                回って見学するというコースです。

                 

                (集合場所付近は美しいタイルの装飾があった。生命の木?)

                 

                まずは、モスク前の広場をぐるーっと正面に。

                 


                あまりにデカ過ぎてミナレットも全景も入りません。
                広角持ってくるんだった!

                 

                 

                広場のタイルも色石を使っており、花が描かれて
                いて、贅をつくした広場です。

                 

                 

                 

                歩く床も、またしてもピッカピカのつるつる。
                捻挫した足は、さらに苦行度を増すのでした。

                 

                 

                正面の建物には、それぞれ豪華なシャンデリアが
                ドームから吊るされています。

                 

                 

                まずは、建物の広場側の廊下を通って、一番端の
                (全景からだと右)シャンデリアを見て、戻りの
                順路で中央の一番大きなシャンデリアを見ます。

                 

                (一番奥のドームのシャンデリア。上品)

                 

                私は途中で、自撮りイスラム娘二人に後ろから
                ド突かれて、さらに足を痛めてしまったため、
                もはや集合場所に戻りたい…と思ったら、そこが
                一番集合場所に遠いとこやねん!

                 

                (中央のシャンデリアに並ぶ人たち。謎の時計?)

                 

                (床の模様にシャンデリアの光が映り込む。夜は幻想的かも?)

                 

                ってことで、やむなく、戻り順路で三つ目の
                シャンデリアと、それを横から眺めることで、
                いっぺんに三つのシャンデリアが並んで見える
                ポイントまで、意地で行きついたのでした。

                 

                (一番手前のシャンデリア。ここから左に回り込む)

                 

                足が痛くなりだしたので、少ししゃがんでいたら
                異教徒がお祈りに見えるようなポーズをとると
                これまたNGだそうで、係員からイエローカード!

                 

                (横から3つのドーム内を見渡した所&警告を受けた所)

                 

                満身創痍で回廊と水辺の道を歩いていたら、

                電気自動車の人が、乗れと誘ってくれましたが、

                やさぐれていたため、丁重にお断りして、

                集合場所に戻りました。

                 

                 

                やさぐれていたのは本当ですが、乗車拒否したのは、

                どうも出口へ送る車のようだったため、私たちの

                集合場所とは違う方向のようで、それを説明する

                語学力がなかったことも大きな理由です。

                 

                 

                時間前にせっかく戻れたのですが、同じツアーの
                人が迷子になって、その後30分待ちとなり、
                添乗員さんはイスラムの服でモスクを走り回る
                こととなった上、同行者の方々も帰りの飛行機の
                時間もあるので、「帰国できるのか!?」 という
                不安にも包まれるなど、スリリングなモスク見学
                となったのでした。


                【関連記事】

                ◇「ドバイモール」 には恐竜・ディプロドクスがいる!
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                ◇【モロッコ風景8】 首都・ラバトの 「ムハマンド5世廟」
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3896
                ◇【モロッコ風景7】 事故現場・カサブランカから中継です
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3895


                【モロッコ風景8】 首都・ラバトの 「ムハマンド5世廟」

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                  モロッコに行くまで、てっきり首都はマラケシュ
                  だと思っていましたが、モロッコ第3の都市であり、
                  王宮もあるラバト。事前に何度か覚えようとしても、
                  どうしても 「アグラ」 と言ってしまい、そりゃ
                  インドだがな。

                   

                   

                  ちょうど、国賓が訪れているということで、どこも
                  国旗が掲げてあり、空港までの道も国旗が並んでいて、
                  ようやく “首都・ラバト” が脳内で認識されました。

                   

                  (風の門)

                   

                  ラバトという名前は “城壁都市” の意味で、その
                  名の通り、城塞に囲まれ、それぞれの門も立派!
                  「ルワー門」 のルワーは “風” という意味なので、
                  風の門ということです。

                   

                  (風の門の看板。2段目がベルベル文字)

                   

                  門の横の説明板には、アラビア文字とアルファベット
                  の間に、公用語の一つであるベルベル文字が。
                  「BAB」 の部分なんて、埴輪っぽくてかわいい!

                   

                  (左がシャウエンで見たもの、右がアイト・ベン・ハッドゥのもの)

                   

                  これまでも高速道路を下りて、市内を走っていたり、
                  観光地のちょっとしたところに、この文字が書かれ、
                  そのたびにかわいいので撮影していました(笑)。

                   

                  (アルファ・モスクのミナレット)

                   

                  王宮の壁を右手に、アルファ・モスクを過ぎると、
                  「ムハマンド5世廟」 はありました。

                   

                  (やはり、首都だけあって、広場は市が立って賑わい、交通渋滞も)


                  フランス領となっていた、モロッコの独立を
                  勝ち取った英雄として、現在も尊敬されていると
                  現地ガイドさんが熱弁。

                   

                   

                  モロッコ最後の観光地ということもあってか、
                  ツアーの中でも説明が終わる前に、撮影し始めた
                  人たちを見て、「説明聞かないなら、もうフリー
                  タイムにする」 と切れられるくらい、モロッコの
                  人たちに尊敬されている王なのだなと実感しました。

                   

                   

                  入口には、モロッコカラー・赤を身にまとった
                  衛兵が騎乗しており、彼らを入れて撮影はOKだけど、
                  彼らがいる砂場の中に入るのは禁止というルール。

                   

                   

                  左手には 「ムハマンド5世廟」、同じ敷地内の
                  右手には 「ハッサンの塔」 があります。

                   


                  ハッサンの名の由来は 『地球の歩き方』 にも詳しい
                  説明がなかったので、てっきり人名かと思っていたら、
                  アラビア語で “善” を表す言葉だそう。

                   

                   

                  青空に映える 「ムハマンド5世廟」 は、 1973年に
                  建てられ、設計はベトナムの建築家に依頼し、内部の
                  ステンドグラスはフランス製と、アウトソーシングな
                  造りとなっています。他の観光地よりも詳しく説明
                  されたので、現地ガイドさんと爽やかに空港でお別れ
                  できるよう、期待に応えてメモ取りました(笑)。

                   

                   

                  「ムハマンド5世廟」 は、説明なくてもシンプルに
                  その造りの素晴らしさに感嘆します。

                   

                   

                  なんて書いてあるかわからないけれど、カリグラフィも
                  白い壁に刻まれていて優美。

                   

                   

                  内部の見学でき、ムハンマド5世の息子の棺も端に
                  置かれていて、コーランが詠唱されていました。
                  ラピスカラーの床に白い棺が浮かんでいるようでした。
                  これも、コーランの 「神の座は大水の上にある」 を
                  意識した演出なのでしょうか。

                   

                   

                  天井は、12本の骨組みによるドーム型となっていて、
                  ステンドグラスや精緻な細工が見事です。

                   

                   

                  「ムハマンド5世廟」 の向かいにある、というか、
                  「ムハマンド5世廟」 がその向かいに建てられた
                  というのが正しい表現と思われる 「ハッサンの塔」。
                  ムーア様式の傑作と言われているそうです。

                   

                  ただし、これは作りかけ。
                  しかも、「サグラダファミリア」 のように建設中
                  なのではなく、建設放棄された建物。

                   

                   

                  高さがまちまちな約360本の円柱は、モスクの柱に
                  するはずだったもの。
                  低い物には上って撮影をしている人も少なくなく、
                  いいのか、これで、世界遺産だよね!?

                  その状況に便乗して、くまきちもおすわりしまくり。

                   


                  「ハッサンの塔」 は、1195年にムワッヒド朝の
                  ヤークブ・マンスールが、世界最大のモスクに
                  世界一高いミナレットを造ろうという野望を抱き、
                  野望がデカすぎたせいか、4年後には本人が他界、
                  工事は中断、現在に至っています。

                   

                   

                  しかも、1755年のリスボン大地震でかなり倒壊し、
                  造りかけのミナレットは44メートル。もともとの
                  計画ではちょうど倍の88メートル予定だったそう。

                   

                  それでも、「ハッサンの塔」 は街中でもひと際
                  目立ち、ラバトのランドマーク的存在です。

                   

                   

                  白い壁と幾何学模様であしらわれた壮麗な霊廟と、
                  その向かいに建つミナレットと柱の“夢の跡” 的な
                  対比が、それぞれを引き立てているよう。

                   

                   

                  逆側の壁も崩れているのか、そういう演出なのか
                  わからない造りとなっていましたが、おそらく
                  鳩の巣用の穴が開いていて、パタパタと鳩が飛んで、
                  イスラム教だけれど平和な光景でした。

                   

                  くまきちも、モロッコ最後の観光地で思い切り
                  おすわりしまくれて満足そうです。

                   

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                  ◇【モロッコ風景1】 早朝のシャウエンは不思議な “青い街”
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                  【モロッコ風景7】 事故現場・カサブランカから中継です

                  0

                    サハラ砂漠周辺は、カスバ街道や、世界遺産の

                    「アイト・ベン・ハッドゥ」 など、これだと

                    毎日毎日画面が、黄土色っぽくなってしまう!

                    ってことで、今日は “白い街” カサブランカです。

                     

                    (丸いのは、「カサブランカ・モール」 の映画館)

                     

                    カサブランカは、事前情報でもモロッコの三大

                    都市だとは理解していましたが、案の定、映画

                    『カサブランカ』 の片鱗は全く見つからない、

                    都会的な街でございました。

                     

                     

                    大型複合施設 「カサブランカ・モール」 を過ぎると、
                    海沿いの道が続き、プールのあるレジャー施設らしき
                    建物やマクドナルドやKFCなども点在していました。

                     

                    (斬新なデザインの横断歩道。景観を考慮しなければ、これなら目立つ!)

                     

                    車窓から、マイアミ・ビーチという文字も見かけたり、
                    カサブランカはアメリカでした。

                     

                     

                    でも、「カフェ・アメリカン」(映画 『カサブランカ』
                    で主演二人が再開する酒場)は無さそう。
                    どうせなら、作れ、ノリで!

                     

                     

                    青空のもと、「エル・ハンク灯台」 が見えてきました。
                    海辺だからか風が強く吹いています。

                     


                    あとで、この周辺の画像を見たら、たくさんの波濤が
                    打ち寄せているものが多いので、地形的にか、いつも
                    風が強いのかもしれません。

                     

                     

                    そして、モロッコ最大のモスク 「ハッサン2世モスク」
                    が見えてきます。「神の座は大水の上にある」 という
                    コーランの一節から、大西洋に浮かんでいるように、
                    本来は灯台が建てられるような岬にあります。

                     

                     

                    8年の歳月をかけて、1993年に完成した、割と新しい
                    モスクだけあって、クーラーやソーラー発電など、

                    中は最新鋭の設備で、外観は伝統的な精緻な造りと

                    なっているそうです。

                     

                     

                    まずは、ただただその高さに目を奪われます。
                    近づけば近づくほどファインダーに入りきらなく
                    なっていき、うんこ座りする回数増!

                     

                     

                    見学時間は? え、35分!?
                    それって、ミナレットの所まで行って帰るだけで
                    タイムアップっていうタイミングですおね?
                    ということで、速足でサカサカ撮影。

                     


                    少なくとも、海辺近くまでは行かねば!
                    それでも、バスからは最低でも5分はかかる距離
                    でした。ともかく、前進あるのみです。

                     

                     

                    回廊の天井や、幾何学模様が重なるアーチなど、
                    どちらを見ても、もう少しじっくり見ていたいし、
                    できれば、太陽光の傾きに変化があるまで待って
                    陰影の違いから浮き上がってくる模様を撮りたい
                    気持ちにさせられますが、ドバイ観光入れたから
                    致し方なし。

                     

                     

                    フェズやマラケシュは半日観光でもまあいいかな
                    と思いましたが、カサブランカは1日というか、
                    カサブランカで1泊して、ライトアップされた
                    「ハッサン2世モスク」 を眺めてみたかったです。

                     

                     

                    ようやく、建物近くまで行ったら、海が見えて、
                    先ほど通過した 「エル・ハンク灯台」 の姿も
                    小さいけれども、青い海と空にくっきりと見る
                    ことができました。

                     

                    (地下1階への入口)

                     

                    イスラム教の基調カラー・グリーンとも馴染んで、
                    見学時間35分でほぼトイレ休憩並みだけれども、
                    カサブランカが晴天で感謝と、対象不明な神に
                    喜びの気持ちだけ伝えたのでした。

                     

                    (いざ、地下1階へ)

                     

                    アラベスク模様と深いグリーンの取り合わせの
                    美しいこと! そこから地下1階に行くとトイレや
                    お祈り前に身を清める浴室があるのです。

                     

                     

                    で、トイレを借りたのですが、トイレはもちろん
                    イスラム風で、異教徒なためか、私達が歩いた
                    ところも即行水で拭き清める人たちが室内に待機
                    していて、つるっつるのぴっかぴかです。

                     

                    (戻りでは動揺のあまり、曲がってしまった)

                     

                    でもって、そこで態勢を崩し、滑ってみました。
                    カメラをかばおうと、妙な形で足を踏ん張ったため、
                    帰国後に検査したところ、足の甲・第3・4指捻挫。
                    以上、事故現場からの報告でした。


                    【関連記事】
                    ◇【モロッコ風景6】 神々しいまでの砂漠の朝日と令和降臨!
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                    ◇【モロッコ風景5】 サハラ砂漠の陰影も美しい朝日鑑賞
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3893
                    ◇【モロッコ風景4】 赤いサハラ砂漠の夕日・黄昏・夕暮れ
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3892
                    ◇【モロッコ風景3】 メルズーガの砂漠ホテル 「AUBERGE DU SUO」
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3891
                    ◇【モロッコ撮影素材2】 SNS映えする街ごとのテーマカラー
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3872


                    【モロッコ風景6】 神々しいまでの砂漠の朝日と令和降臨!

                    0

                      日の出を拝んだら、早速、砂漠での朝食会場へと
                      向かいました。ラクダに乗りながら不安定な態勢で
                      輝く空や砂に映った影を撮影しました。

                       


                      ラクダもマイレージつけてくれれば、これまででも
                      相当ポイント貯まっただろうに…と考えてみたり。

                       

                       

                      (空の色が角度によって劇的に変わります)

                       

                      朝食会場のテントには、他の団体さんも来ていて、
                      新元号が 「令和」 であることを知りました。

                       

                      (ホテル近くの朝食会場が見えてきました)


                      日本とは9時間差(9時間遅れ)のモロッコで!

                      “天” なんて大袈裟と思われるかもしれませんが、
                      新時代を象徴するかのような朝日が輝いていました。

                       

                      (感動し過ぎると、同じ構図をやたら撮りまくる私)

                       

                      (一緒のツアーの人が砂に明朝体で 「令和」 と刻んだ。縦書きw)


                      どうか、令和時代は戦争や異常気象による天変地異の

                      ない、穏やかな日々が続きますように…。

                       

                       

                      雨季と乾季の間ということもあり、雲が出ていたの
                      ですが、そのおかげでか、何かが降臨してくるような
                      まあ、日本的に考えると天照大神の降臨ではないか
                      というくらいの光景を見て、空というよりも “天”
                      を感じる空模様だったのです。

                       


                      これを天を呼ばずして何と呼べばいいんじゃいと
                      いった、劇的な光景が展開されていました。

                       

                       

                      周りの人たちも、朝食を食べつつも、時々神々しい
                      光に魅せられて、砂漠に出ては空を撮影していたので、
                      感動的と思ったのは私だけではないようです。

                       

                       

                      朝食会場でラクダは帰ってしまうので、あとは徒歩で

                      ホテルへと戻りました。その頃にはすっかり太陽が

                      燦燦と輝きだしていて、半袖にしたい気分。

                       

                       

                      砂漠も白っぽく、砂っぽく、メリハリある風情へと
                      変化していました。ラクダよりも4DWの方が似合う
                      ように思えました。

                       

                      (ホテルに戻り、プールから朝日を観る)

                       

                      やはり、砂漠は夕暮れ時と夜明け前が、旅情感が
                      あって、ドラマチックです。

                       

                      (太陽の光がすでにジリジリし始めました)

                       

                      やはり、砂漠はいいなぁ。今度は中東エリアから
                      砂漠を見たいなぁと、“夢は砂漠をかけめぐる”
                      芭蕉的な心持ちです。

                       

                      (私にそのレインコートをギフトしてくれと言ったおっさん)

                       

                      芭蕉は砂漠を見ていないから、「枯野」 と歌った

                      けれども、砂漠を見ていたらおそらく辞世の句は

                      「砂漠」 を駆け巡っていたに違いないと妄想するほど、

                      ずーっと来たかったモロッコの砂漠の空気に触れられ、

                      万感の思いを胸にワルザザードを後にしました。

                       

                       

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                      ◇【モロッコ撮影素材5】 空と大地、光と影、時どき雨と雪
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