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    • 2023.07.11 Tuesday
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    会社移転&リストラをコミュ障侍が差配する 『引っ越し大名!』

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      海外旅行に必要な電気製品やサプライ品を購入すべく、
      新宿の大手量販店に行ったついでに、何となく時間が
      中途半端だったので、気軽に鑑賞できそうな映画
      『引っ越し大名!』 を観てきました。
      http://hikkoshi-movie.jp/

       

      新井浩文さん出演で上映がヤバかった 『台風家族』
      同様、こちらもいろいろあったピエール瀧さんが
      出演していて、出番は少ないけれど重要な役どころ
      でした。観客にも共感を与えるカットできない役です。

       

      急に観ることにしたもあり、幕府が取り潰したい藩に
      無理難題を押し付けて、その条件をなりふり構わず
      知恵で打破する 『超高速!参勤交代』 に似てるなあ
      と思ったら、同じ土橋章宏さんの原作・脚本だったのを
      観終わってから知りました(笑)。

       

      『超高速!参勤交代』 は、予告に比べ、参勤交代の
      際のドタバタより、国元に帰ってからの戦いが多めで、
      面白い部分は予告編でほとんど観ちゃったな〜という
      残念感がありましたが、こちらはドタバタはそのままに
      前作よりもそれぞれの個性が際立っていたり、家臣
      一人ひとりの感情面にもスポットライトが当たっていて
      面白くなっていたと思います。

       

      基本的な知識として、江戸時代のとくに初期は、幕府に
      権力が集中できるよう、譜代大名や僻地に飛ばした外様
      大名など、参勤交代や国替えで藩のお金を貯めさせない
      ような制度を作っていったのは知っていましたが、
      本作の譜代大名・松平直矩は、出羽山形藩の藩主から
      始まって、なんと7度も国替えさせられたそうです。


      7回の内、山形と姫路はそれぞれ2回で、本作で取り上げ
      られているのは、5回目の国替えとなる、姫路から
      日田藩への異動。しかももともと貧乏藩な上、次の
      領地は狭いため、藩士のリストラが必至。

       

      そんな火中の栗を拾うような引っ越しを、書庫番に
      籠っていた “カタツムリ侍” に白羽の矢が立ち、
      以前、引っ越し担当だった下士が亡くなっていたので
      その娘に力を借りて、彼女に尻を叩かれ、彼自身も
      成長していくところが、『超高速!参勤交代』 より
      深みのある部分かな?

       

      家臣とその家族1万人、移動先への距離約600キロの
      引っ越しをいかにして成功させるのか、さらに殿の
      ある行動から減俸になり、リストラせざるを得ない
      武士たちをどう説得するか、そこに幕府隠密の影。
      なかなか盛りだくさんだけれど、まとまっています。

       

      また、引っ越し作業や国替えの移動中に、藩士や
      家族が歌う、昔っぽい作業唄が田楽っぽい振り付けで
      ちょっと野村萬斎さん的だなと思ったら、これまた
      後で見たら 『のぼうの城』 の監督だったのね!

      エンドロールに野村萬斎さんの名が2カ所ほど出て

      いました。

       

      可も不可もなく楽しめる作品で、高畑充希さんの
      演技が今風だけれどキュートでした。それと、やはり
      出番は少ないけれど存在感たっぷりの小澤征悦さんが
      光っていたと思います。

       

      【関連記事】

      ◇最前列で映画 『のぼうの城』 を
      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1509
      ◇行先不明の脚本に引っ張られる 『台風家族』
      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=4033


      行先不明の脚本に引っ張られる 『台風家族』

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        紙袋をかぶった老人が、いかにも地方の小さな銀行で
        強盗をして、なんと逃走用に飛び乗るのが霊柩車!
        という唐突なシーンで始まる 『台風家族』。

        そして、ピアノを美しい音色で奏でていた少女が突然
        不協和音を掻き鳴らしてタイトル。
        何が何だかわからない内に映画がスタートしました。
        http://taifu-kazoku.com/

         

        その強盗事件は犯人も車も見つからずに時は経って、
        失踪宣告と時効の兼ね合いで、10年ぶりに集まった
        “4人の犯罪者の子供たち” はそれぞれの事情を
        抱えつつ、犯罪者の家として売れなかった実家を
        売って財産分与しようと、ひたすら揉めまくる
        サイテーっぷり炸裂の展開です。

         

        最初はただの相続争いかと思ったら、いつの間にか
        親の事件の真相解明的な展開になったり、着地点が
        どこなのかわからなくなるのが痛快な作品。

         

        それぞれの言い分や、財産分与した後のお金の使い道、

        父親やきょうだい同士の確執などがガンガン喚き

        散らされる一方で、事件からそのままになっていた

        家だからこそ彼らが見つける “父の想い” の欠片が
        ちょっと泣かせます。あとはほぼ、笑い中心(呆れて)。

         

        映画 『TUGUMI』 ラストの牧瀬里穂さんが放つ
        「ブース」 や、『病院へ行こう2』 ラストの
        小泉今日子さんが言い残す 「ヘーモ」 に勝るとも
        劣らないラストでした。ラストのカメラ目線に
        弱いのだろうか?

         

        ちなみに、作中に登場する映像5本は、それぞれ
        「アイスクリームが溶ける前に」「好色三代目組長」
        「女将は見た 劇場版」「ゾンビ園2」「下町ポケット」
        というタイトルだそうです。この細かい部分までの
        作り込みを知り、原作本が読みたくなりました。


        部分的には不可思議な部分もありますが、そこはそれ、
        ファンタジーってことで(笑)。


        『Once Upon a Time in Hollywood』 鑑賞後に

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          昨日のブログにも書きましたが、「シャロン・
          テート殺人事件」 をチェックせずに観た
          『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。
          鑑賞後にじっくりプラグラムと、事件に関するネットの
          情報を読んだことで、じわじわと感動しています。
          http://www.onceinhollywood.jp/

           

          事前情報をチェックしなかったことで、スリリングな
          アプローチは得られませんでしたが、落ちぶれていく
          西部劇スターと、そのスタントマンのヒューマンドラマ
          の部分に集中できて良かった気がします。


          実際に起こった出来事とは違う結果となるラストシーンや、
          テロリストに火炎放射器で立ち向かうリックの姿に、
          テロ事件を起こしたカルト教団の教祖が、実際は2017年に
          死んでいるのですが、監督的には 「死んでも許さんぞ!」
          という怒りが伝わってきました。


          ラストシーンでポランスキー監督の邸宅がセコムしている
          設定も、タランティーノ監督のシニカルな笑いを込めて、
          映画の中だけでもシャロン・テートが幸せに暮らしました
          とさ…とまとめたオチも “らしい” です。

           

          また、シャロンが自分が出演した映画を観に行くシーン
          がありますが、なんとアレはご本人の映像だそう。
          てっきり、『大脱走』 の西部劇俳優・勝ち組となった
          スティーブ・マックイーンが演じているシーンを
          リック(ディカプリオ)が演じていたらと夢想する
          シーンのように、シャロン役のマーゴット・ロビーが
          演じているのだと思って観ていました。

          私としては、相貌失認の気があるのではと不安に。

           

          『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 は
          時代の波の中で消えていったハリウッドの人たちや、
          テロで亡くなった人たち、時代と共に消えていった風景
          を温かい目で再構築した、過激な中にも優しさがある
          作品だったのでした。

           

          【関連記事】
          ◇『Once Upon a Time in Hollywood』 は予習してから
          http://nureinmal.jugem.jp/?eid=4031


          『Once Upon a Time in Hollywood』 は予習してから

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            『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 を
            友人と観てきたのですが、二人揃って準備不足のアホ
            でした。この作品だけは、事前情報を確認しておく
            必要がありました。それでも、タランティーノ監督が
            できるだけCGを使わずに作り込んだ60年代のハリウッドの
            町としての雰囲気や、レオナルド・ディカプリオと
            ブラッド・ピットの初共演は楽しめますが、オフィシャル
            サイトのバナーにもある 「シャロン・ テート殺人事件」
            の概略だけでも読んでから鑑賞することをオススメします。
            http://www.onceinhollywood.jp/

             

            作中に 『ローズマリーの赤ちゃん』 のポランスキー監督
            が登場して、「う〜ん、あの作品って呪われてるっていう
            都市伝説みたいなのがあったな〜」 と少し核心に近づいた
            瞬間もあったのですが、「おお、懐かしい、コンバット!」
            とか、「ブルース・リー役が微妙だな」 とか、当時斜陽と
            なりつつあった西部劇の元スターとそのスタントマンとの
            不器用な生き様だけでも見応えがあったので、大事なことを
            追求するのを忘れて観ていました。

             

            ただ、鑑賞後に 「あれ? リック(ディカプリオ)が
            ポランスキー家の隣に住んでいるって設定は何か意味が
            あったわけ?」「もう、一波乱あると思った」 みたいな
            話になったので、不安になってプログラムを買いました。

             

            そこに 「シャロン・ テート殺人事件」 やカルト教団
            「マンソン・ファミリー」 の説明が書かれていました。

             

            ちゃんと事前情報を入れておけば、二人の行動がかなり
            スリリングなテイストで楽しめたわけね…と大後悔!
            サスペンスでもあり、ある意味、ファンタジックなラスト
            を、ハリウッドの変革期に取り残されたレトロコンビの
            友情劇として見終えてしまったのでした。

             

            西部劇で好きな作品 『クイック&デッド』

             

            60年代の流れから考えると、シャロン・ストーン主演の
            『クイック&デッド』 は、ハリウッド的には時代劇
            みたいな作品だったのだなと気づきました。


            実はメッチャ強いガンマンなのに手を出さず、街の荒廃に
            苦悩する牧師役のラッセル・クロウが最高!
            『レ・ミゼ』 のジャベール役も好きですが、少なくとも
            『グラディエーター』 の時よりも存在感がありました。

             

            ちなみに、同作の中で、強がってあっさり殺されてしまう
            役が、当時のディカプリオの立ち位置でした。
            ゆく川の流れは速いもんじゃのう…。


            “超実写” の醍醐味を体感できる 『ライオン・キング』

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              『ライオン・キング』 は、予告で冒頭部分となる
              「サークル・オブ・ライフ」 のシーンが映し出され、
              その迫力ある “超実写” に圧倒されたのと、子猫
              みたいなシンバがかわいかったので見ておくことに。
              あのスケールはやはり映画館しか得られなさそう!
              (https://www.disney.co.jp/movie/lionking2019.html)

               

              アニメと “超実写” は別物でした。その技術力にも
              驚かされました。プログラムには、ラフやコンセプト
              アート、そして出来上がりの超実写画像がたっぷり
              掲載されていて、画集としても買う価値あり!

               

              自然の営みや親子愛など、テーマ的に “The Disney”
              とも言えるストーリー。子シンバの愛らしさと、父・
              ムファサの威厳と、壮大な自然描写も、とにかく
              デジタル技術の進化に目を見張る作品です。

               

              楽曲もアフリカの大地を思わせるスワヒリ語だったか、
              それらしいものから、ディズニー映画ではお約束の
              仲間同士のコミカル系まで、ラインナップも多彩。

               

              その内、どれか1曲と言われたら、私はやはり曲の
              中でシンバの成長が描かれる 「ハクナ・マタタ」 が
              好きなのだと思います、多分。

               

              なぜなら 『ライオン・キング』 を思い出す時、
              あの曲が真っ先に頭に浮かぶので。シンバの成長が
              感じられる、最初はちょこちょこ2匹を追いかけていく
              姿から、次第にシンバの体が大きくなってゆったりと
              歩を進めていく表現とセットで好きです。

               

              2019年の夏のファミリー向け映画としては、ピカチュウ、
              シンバ、ルフィ、ウッディという順かな〜。

               

              【関連記事】

              ◇ポケモン映画の傑作 『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』
              (http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3992)
              ◇放送20周年の人気キャラ祭 『ONE PIECE STAMPEDE』
              (http://nureinmal.jugem.jp/?eid=4018)
              ◇『トイストーリー4』 は続編と言うより “If” ストーリーかな?
              (http://nureinmal.jugem.jp/?eid=4009)


              放送20周年の人気キャラ祭 『ONE PIECE STAMPEDE』

              0

                人気漫画から日本っぽさがクールジャパンな感じで
                世界に認知されるのは嬉しいのですが、どうしても
                『ONE PIECE』 ワノ国編にイマイチ乗れない私です。
                でも、『ONE PIECE』 のアベンジャーズとも言える
                『ONE PIECE STAMPEDE』 は久々に楽しめました。
                https://www.onepiece-movie.jp/

                 

                とにかく、オールスター! そして、多くの人気キャラ
                が登場しているのに、それぞれの見せ場もあってGOOD!


                海賊万博に集まった、最悪の世代をはじめとする
                海賊たち、アイラブ・バギー船長率や、登場するだけで
                大満足のボア・ハンコックなどの天下七武海、さらに
                革命軍のサボ、海軍、サイファーポールなども入り乱れ、
                今回のラスボスであるブエナ・フェスタや、ルフィには
                必ず必要なバトル相手となるダグラス・バレットなど、
                彼らが暴れるためのステージづくり担当といった感じ。

                 

                ペローナちゃんも登場して嬉しかったけれど、そういえば
                少しミホークの “コレ” という見せ場がなかったかも?


                そういえば、ローも情報源としては重要な役柄だったけれど、
                ゴールアシスト的に 「ルーム」 しただけで、意外と活躍は
                地味だった気もします。それと、ローってあんな感じの声
                だったか、ちょっとリヴァイっぽい(負傷していたからか)
                話し方な気がして、リヴァイの顔が浮かんでしまい…。

                 

                 

                ダグラス・バレットの “ガシャガシャの実” による
                紫色はスクリーン向けな色合いで、いろいろな色が
                混じるとできる紫というのも、オールスター万博回には
                合うと思います。

                 

                ストーリー上で感動シーンをドーンと持って行ったのが、
                私イチオシのウソップ様で、放送20周年においしいとこ
                くれたのは作者の愛でしょうか。やっぱ、ウソップ最高!

                 

                で、エンドロールでエース役の古川登志夫さんの名の前に
                「???」 という表示が出ていて、後半に一瞬エースの
                姿が画面右手に浮かび上がるシーンがあったのですが、
                セリフなかったけどどうしてかなと思い、ネットでの意見
                もチェックしましたが、これもまた作者の愛ということで。

                 

                長年 『ONE PIECE』 ファンの人も、本作を初めて観る人も、
                それぞれに楽しめる作りだと思います。


                別に誰がどの能力とか知らなくても、逆にこのキャラは
                そういう能力があるんだねと知ることができるので、
                入門者でも行けるでしょう。
                それなりに補足のセリフも入っていたし。
                いいんじゃない、20周年のお祭りなのだから。

                 

                <補足>

                私が観た映画館ではプログラムが売り切れていました。

                CD付きもスタンダード版も完売。しかたがないので、

                別の映画館まで行って、CD付きはなかったものの

                スタンダードな方が残っていたのでGETしました。


                【関連記事】
                ◇ひっそり開催、東京メトロ 「ONEPIECEスタンプラリー」
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=4001
                ◇ギリギリまで待って 『ONE PIECE FILM Z』
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1610
                ◇海賊王になるのはバギーだなと実感した 『ONE PIECE 3D2Y』
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2181
                ◇配役微妙 『ONE PIECE 〜Heart of Gold〜』
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2867


                『劇場版おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』

                0

                  友人主導で、『劇場版おっさんずラブ』 を観て
                  きました。日テレでは愛が地球を救っている裏で、
                  テレ朝系のこの映画では、おっさんの愛が日本を
                  救っていて笑えました。

                   

                  休日だったせいか、思った以上にカップルなど
                  男性率も高かったのにはやや驚きです。
                  若い女性が多めでしたが、意外と年齢層幅広い
                  老若男女が集っていました。

                   

                  私も深夜の番組の時は、最初の方は吉田鋼太郎さんの
                  乙女な怪演に魅了されたのですが、三角関係のように
                  なった辺りからは見ていない回もありましたが、
                  最初にテレビ版のダイジェストのような映像が流れる
                  ので、テレビの方を見ていなくても、登場人物も多く
                  ストーリーの規模も大きくなっているので問題ないと
                  思われます。

                   

                  映画向けに海外ロケや爆発や花火大会など、視覚に
                  訴えるシーンも多く、まあエンターテインメント。


                  一方で、ある事情から 「はるぽん」 に再び恋して
                  しまう部長の、乙女な演技がまた見られるのかと
                  期待しましたが、元奥さんの蝶子さんとのことを
                  含め、曖昧になっていたのは残念。

                   

                  ドラマ以上にさらにドタバタな展開の中、演技派の
                  俳優さんたちがガチ演技していたのが圧巻でした。


                  最初の香港での伏線がいつ回収されるのか待って
                  いたら、「そう来たか」 というところで回収され、
                  現実味がないけれどエンターテインメントだから
                  「まあ、いいんじゃないの」 というオチ。


                  エンドロール後のラストシーンが全てだと思います。
                  でも、これいくらでも続編、作れるよね?


                  『トイストーリー4』 は続編と言うより “If” ストーリーかな?

                  0

                    やっと、友人との日程が合い 『トイストーリー4』
                    を鑑賞することができました。
                    『トイストーリー3』 で、大学で寮生活となる
                    アンディと別れ、仲間たちと一緒にボニーとの生活を
                    選んだウッディのその後が描かれています。
                    https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html

                     

                    まずは、それぞれの人形の質感表現がグンとアップ
                    しました。本作のヒロインとも言える、陶器の人形・
                    ボー・ピープとウッディが、アンティークショップの
                    ランプを眺めるシーンは印象的な情景となっていました。

                     

                    ストーリーは、前作での選択が、ウッディにとって
                    正しかったのか、女の子のおもちゃとして生きる道しか
                    なかったのか、『トイ4』 では、「おもちゃは子供と
                    一緒にいることが幸せ」 というウッディの価値観を
                    揺るがす事件が起こる展開。彼なりにおもちゃとしての
                    使命を追求するという点では、過去3作と一緒です。

                     

                    ポジティブに考えれば、子供に愛されることを
                    大事にしてきたウッディが、自ら愛する側に立って
                    自由に生きる道を選んだということなのでしょうか?
                    ちょっとアメリカ的な価値観かも?

                     

                    ピクサー&ディズニー映画なので、それなりに
                    まとまっているし、カウボーイ人形らしいウッディの
                    選択ではありますが、見る側の受け取り方によっては
                    「仲間より愛する人を選んだ?」 とも感じられるし、
                    個人的にはもっとバズとの連携がほしかった!


                    本作ではちょっと笑い担当みたいになっていたかな?

                    てっきり、ウッディとバズが “自由の彼方へ”
                    旅立つと予想していたので、大外れでした。

                     

                    おもちゃとして生まれ変わったゴミの葛藤がユーモラス

                     

                    幼稚園に行く年齢となったボニーは、最近では
                    カウボーイ人形のウッディを放置する日々が続き、
                    さらに幼稚園で作った先割れスプーンとモールの
                    工作おもちゃ・フォーキーがお気に入り。


                    ただ、フォーキーは一旦ゴミとして捨てられた
                    トラウマ(?)もあってか、何かあればゴミ箱へ
                    直行し、ボニーのおもちゃとしての自覚を持つ
                    ことができません。

                     

                    そんな状況の中、ボニーの一家が夏休みに出掛け、
                    至る所でゴミ箱へ飛び込もうとするフォーキーを
                    確保し続けるウッディたち。


                    子供のおもちゃでいたいのに遊んでもらえない
                    ウッディが、ゴミとしてのアイデンティティを
                    確立してしまって、子供のおもちゃになりたいとは
                    思っていないフォーキーを追いかけまわす様子は
                    ちょっと哀しい関係です。

                     

                    前半はフォーキーの回収大作戦、後半は運転休憩
                    した遊園地やその近くにあるアンティークショップ
                    でのフォーキー奪還作戦と、『トイ3』 の続きでは
                    あるものの、やはり本当のラストは 『トイ3』 で、
                    『トイ4』 は “Ifストーリー” かなという感じでした。

                     

                    腹話術人形がチャッキーよりも怖かった!

                     

                    本作では、アンディの妹・モリ―のおもちゃだった
                    ボー・ピープとの再会、アンティークショップで
                    持ち主を待ちつつも、ボイスボックスが壊れているため、
                    密かにウッディのボイスボックスを狙うギャビーギャビー、
                    そして、その僕であるベンソンをはじめとする4体の
                    腹話術人形などが登場し、ギャビーギャビーが 『トイ3』
                    に登場したピンクの熊のような役割です。


                    とにかく、腹話術人形が怖すぎる! チャッキーよりも
                    怖い存在で、彼らにドバッと囲まれたシーンでは、
                    横の子供が悲鳴を上げていました。
                    チャッキーよりも自我がなさそうなところが不気味。

                     

                    映画鑑賞後、友人と 「離れていても友情は不滅という
                    のであれば、ウッディは 『トイ3』 で、アンディと
                    一緒に大学寮に行った方が幸せだった気がする」 と
                    いう結論で収まったので、おそらく 『トイ4』 の

                    ラストは承服しかねる模様。本作でラストなようで

                    いて、逆に 『トイ4』 を作ったことで次も作れそう。

                    でも、『トイ4』 をラストにしてほしいな〜。

                     

                    【関連記事】
                    ◇3部作としても完成度が高い 『TOY STORY3』
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=665


                    『劇場版ポケモン ミュウツーの逆襲』 2Dもやはり良い♪

                    0

                      『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』 を観たら、どうしても
                      以前の 『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』 も
                      見直したくなりました。

                       

                      基本、『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』 と同じですが、
                      かなりくだらない部分が気になったこともあり…。

                       

                      (うう、健気でかわええ! サトシ、アナ状態)


                      ピカチュウが何度も10万ボルトするシーンで 「ピカピー!」
                      と 『EVOLUTION』 では言っていましたが、前は 「ピカチュウ」
                      と言っていたような記憶が。さすがにネットにもそんなこと
                      いちいち書いてるアホはいないので、観て確認です(笑)。

                       

                      今回、神谷浩史さんが担当したソラオは、前もそれなりに
                      有名な声優さんだったなあといった点などは、速攻ネット
                      でチェックできましたが、変な部分が気になってしまった…。

                      ソラオ、前は古谷徹さんだったのでしたね、そういえば。

                       

                      (やはり、このシーンが一番好き)

                       

                      「ピカチュウ」 コールの記憶はそれなりに確かでした。
                      そして、『EVOLUTION』 の方が、ミュウツーの孤高感を
                      際立たせる演出や市村さんの舞台がかったセリフ回しに
                      していることや、ピカチュウがミュウツーボールに追われる
                      シーンや、コピーとのバトルシーンなど、ピカチュウが
                      健気に戦うシーンを繰り返し多めになっていたことも発見!

                       

                      久しぶりに 『劇場版ポケモン ミュウツーの逆襲』 2Dを
                      鑑賞することとなりましたが、20年以上経っているとは
                      思えない新鮮な感覚と同時に、3D向けのアングル変更など、
                      前作からの改良点も納得がいく内容でした。

                       

                      ただ、オリジナルポケモンとコピーとの違いについては
                      前作の方が2Dなだけにそれぞれわかりやすいですね。


                      【関連記事】
                      ◇ポケモン映画の傑作 『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』
                      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3992


                      ポケモン映画の傑作 『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』

                      0

                        『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』 を観てきました。
                        ポケモン映画を全部見たわけではありませんが、続々と
                        新しいポケモンが生み出された長い歴史の中でも、
                        やはり、ミュウツーは別格。
                        ウルトラマンだったらゼットン級です!
                        https://www.pokemon-movie.jp/

                         

                        劇場版はほとんど甥っ子たちにあげてしまいましたが、
                        『ミュウツーの逆襲&ピカチュウのなつやすみ』 の
                        VHSだけは保存してあります。
                        初期の “かわいい系” ポケモンが多いのも、この
                        作品が好きな理由の一つです。

                         

                        幻のポケモン・ミュウの化石から、人間の手によって
                        生み出された最強ポケモン・ミュウツーが、自分を
                        人間の都合で生み出したことを怒り、同時に自分の
                        存在意義を自問自答するという、子供は子供なりに、
                        同行する大人も大人なりに楽しめる内容で、劇場版
                        ではNo.1と言えるクオリティの作品となっています。

                         

                        前回に続き、ミュウツーの声が市村正親さんだったのも
                        大変に満足でございます。パンフレットに、ご本人の
                        「ミュウツーは 『私は誰だ』 と言ってますが、
                        ミュウツーは市村です」 という談があり、私も正に
                        その通り! エンテイの竹中直人さんと、ミュウツー
                        は脳内で変換不能な声なのです。

                         

                         

                        ミュウ登場作品としては、『ミュウとルカリオ』 も

                        感動作だと思います。それにしても、ミュウと

                        『アラジン』 のジーニーが山寺さんってすごいな!

                         

                        ストーリーは、22年前に劇場版ポケモン作品として
                        発表された内容ですが、本作ではフル3DCG化され、
                        ピカチュウの10万ボルトが鮮やかでキレイだし、

                        “ナウシカ状態” になるサトシの蘇生シーンも以前に

                        増して美しい映像となっていました。


                        『名探偵ピカチュウ』 は観に行きませんでしたが、
                        やはりピカチュウに毛がふさふさしてるのには抵抗
                        があり、本作のぷくっとしたCG表現が好きです。

                         

                        (ピカチュウ対コピーピカチュウのシーンが切なすぎる)

                         

                        ミュウツーがポケモンたちのコピーを作って、本物と
                        コピーが戦うシーンは、とにかく痛々しく…。
                        ピカチュウがコピーピカチュウをいたわる姿は何度
                        観ても泣けるし、22年前に戻ったような気持ちに
                        させられます。ニャースとコダックのバトル(?)が
                        ちょうど良い息抜きに。

                         

                        平日昼間だと親子での鑑賞が多いので、子供たちが
                        音楽に合わせて体を動かしていたり、一生懸命、
                        ポケモンを応援している姿もかわいかったです。
                        子供たちの反応から見るに、ミュウツーは怖い存在と
                        して映っていたようです。大人になってまた観てね、
                        きっと違った視点で観られるだろうから。

                         

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                        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3619


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