真実はガラス越しの映画 『三度目の殺人』

2017.09.17 Sunday 23:41
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    取材の合間に映画 『三度目の殺人』 を観てきました。
    予想通り、容疑者・三隅の不気味さを役所広司さんが
    怪演していました。笑顔すら怖い!

     

    ただし、原作でも曖昧だった “本当の殺人者は誰か” は、

    映画でも藪の中です。モヤモヤ感、健在!

     

    一つだけ言えるのは、この作品は原作を読んでからの方が
    理解しやすいということ。原作で説明されていることが
    映像ではサラリと過ぎていってしまうので、一転二転
    する三隅の証言に振り回されていると、そういった
    細かい伏線を見落としてしまう気がします。

     

    ストーリーは、過去に殺人を犯した男・三隅が、今度は
    再就職した先の社長を殺した上、それを焼いて死体損壊。
    殺人は認めているものの、殺した社長から奪った財布は
    殺す前から強盗殺人するつもりだったのか、殺してから
    窃盗に及んだのか、細かいところも本人の記憶が曖昧で、
    そもそも殺した理由も明確にならず、お手上げとなった
    元・検事だった弁護士が、真実はどうであれとにかく
    法廷で勝つことだけを目的としている敏腕弁護士・重盛に
    協力を依頼し、重盛はやむなくこの事件に関わり…
    という流れで、面会所のシーンは映画らしい表現も。

     

    重盛と三隅がガラス越しに手を合わせるシーン、そして
    二人が最初はガラスを中心に向き合って座っていた
    アングルから、次第にお互いの顔が写ったアングルに
    変わって二人の顔が重なり、セリフごとにピンが移動
    していく様は、三隅のペースに飲み込まれていく重盛を
    表現しているようで、見応えがあります。

     

    「人を殺す人間はもともとその素養を持っている」
    「三隅は空っぽの器」 といった言葉や、十字架に
    かけられたような焼死体の跡、重盛が見上げた空に
    虚ろに広がる電線の十字や、足元に伸びる十字路など、
    キリスト教の原罪を感じさせるような点も多く、
    もともとヴェネチア映画祭のコンペティション部門に
    出品することが目的で、少し日本人の感覚からは
    つかみづらい映画なのかなとも思われました。
    重盛・父がパスタ作ってたしね(笑)。
    モノクロで撮影しても面白かったかもしれません。

     

    【関連記事】

    ◇二度目の殺人事件で拘置中の男が犯す 『三度目の殺人』
    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3291

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    原点回帰の 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』

    2017.08.22 Tuesday 20:06
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      友達と一緒にムビチケを買ったものの、予定が
      合わないことがわかったので、ひとり映画館に。
      『パイレーツ・オブ・カリビアン5』 こと、副題が
      『最後の海賊』。原題の方は 「死人に口なし」 だ
      そうですが、邦題の方がいいかもしれません。
      http://www.disney.co.jp/movie/pirates.html

       

      1作目から、毎度、呪い絡みの冒険を強いられる
      ジャック船長ですが、5作目ともなると船もなく、
      金もなく、部下たちの信頼もある件で失った、ただの
      酔っ払いとなっていました。

       

      プログラムなどでは “孤高の海賊” と表現されて
      いることがよくあるジャック船長ですが、飄々として
      いるようで、ある部分小心者でずる賢い彼がどうしても
      “孤高” には見えないのは私だけでしょうか。

       

      ともあれ、『パイレーツ・オブ・カリビアン5』 は、
      いつも通り、呪いの縦糸に、今回はとくに父と子の愛が
      描かれているディズニーらしい作品です。

      第1作のバリエーションにもなっています。

       

      ウィルの息子・ヘンリーが父を呪いから救いたいと
      いう想いと、生き別れの父がくれたという本から
      天文学を勉強したために魔女と恐れられるカリーナ。

       

      その若い二人が、封印していた呪いを自ら蘇らせて
      しまった、ファイナルアンサー「ギロチン」 を選択した
      ダメ船長のケツを叩いて海へと出ます。
      今回、ジャックを呪うのは、海の死神・サラザール。

       

      ジャック船長、誕生の瞬間はエキサイトしました!

       

      彼がジャックに負けた戦いが、ジャックにとっても
      エポックとなる、仲間に船長として認められた戦いで、
      若き日のジャックには “孤高の海賊” らしさが
      溢れていました。サラザールを魔の海域に突進される
      ための作戦が成功した時、地獄へ引っ張られていく
      サラザールの目に映る、振り向きもしないジャックが
      今作では、一番カッコ良かったですね。

       

      『パイレーツ・オブ・カリビアン』 は毎度呪いとの
      戦いになりますが(アトラクションのテーマ的にも)、
      呪いって、負の契約または契約違反から発生するもので
      西欧人の宗教観で作られる呪いに比べると、東洋的な
      呪いはじめじめしている気がします(笑)。
      地図にない島を見つけ、海が裂けるシーンはモーゼ
      降臨かと思うほどでした。

       

      実はジャックよりバルボッサが好きなのじゃ!

       

      とはいえ、『最後の海賊』 の主役はやはりキャプテン
      バルボッサでしょう。『シャイン』 の頃から好きな
      ジェフリー・ラッシュは、存在感のある俳優さんです。

       

      2のラストシーンも良かったし、自分が部下なら
      ジャックよりバルボッサを選ぶに違いありません。

       

      1作ごとに、海軍のために働いていたり、貴族的な
      化粧をしていたり、世渡り上手ではあるものの、
      サラザールの呪いは、陸の上では発動しないことが
      わかっていても、海の自由を奪おうとするサラザールと

      戦うため、サラザールの土俵となる海にあえて出る

      真の海賊です。

       

      バルボッサが娘を助けて落ちていくシーンは、
      バルボッサ視点でアンカーの下へと移動するカメラ
      ワークで臨場感ありました。

       

      そして、死んだ時のシーン以上に印象的だったのが、
      お猿のジャックが、コンパスをジャック船長にわたし
      肩にのったシーンでした。バルボッサは過去にも
      復活しているので、もしやと思ったのに決定的ですね。

       

      封切からかなり経っているので、もはやネタバレとは
      言われないより、「今頃行ったの?」 と突っ込まれ
      そうなタイミングなので、ネタバレチラリも。

       

      ウィルの呪いも解けてエリザベスの元に帰り、
      ジャックもブラックパール号を取り戻し、ジャック
      船長のおじさんまでご披露したのだから、邦題通り、
      『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』って
      ことで、5部作で終わることを期待します。

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      『君の膵臓をたべたい』 原作は映画の後で

      2017.08.16 Wednesday 02:33
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        住野よるさんのベストセラー 『君の膵臓をたべたい』。
        単行本の時から気にはなっていたものの、タイトルが
        グロい情景を想像させることもあって、文庫化を待って
        読もうかと思ったら、映画化されたので、まず原作を
        読まず、映画を先に観ることにしました。
        水曜日になるとレディースデーで混むので、昨日
        他の用事のついでにサクッと。

         

        原作にはない登場人物の12年後も描かれているという
        情報のみ入れて、その他の情報はシャットアウトして
        観たのですが、12年後の出来事が描かれていることで
        タイトルが意味する言葉を、残された人たちが実現
        できた内容になっていたのではないかと思われます。

         

        クラスメイトで、人気者の女子高生が膵臓病で余命
        いくばくもないことを両親以外で唯一知ってしまった、
        人とのコミュニケーションが苦手な主人公と、死を
        目の前にしながらも明るく生きる桜良(さくら)。

         

        図書委員としてクラスメイトとも距離を置いて
        学校生活を送る主人公に対して、積極的に関わって
        くる桜良が切なくも愛らしいのなんのって。
        桜良役の浜辺美波さんも良かったですが、もう少し
        早かったら有村架純さんに似合うそうな役でした。
        ただ、そうすると “クラスで3番目にかわいい”
        という位置づけがズレちゃうかな?

         

        12年後を描いたことで、青春ドラマではなく、大人も
        見やすい作品へと間口を広げた気がします。
        彼らの同級生という位置づけの上地雄輔さんが、
        学生時代役の誰なのか、想像するのも一興(笑)。
        個人的には北川景子さんが出てたので満足です。

         

        命の儚さと、彼女への追想に、川辺に咲く桜の花が
        印象的ですが、エンディングのミスチルの歌の
        タイトルが 「himawari」。タイトルはどうであれ
        桜良の笑顔が余韻として残りました。

         

        おそらく、原作を読まないで行った方がいいかも?
        これから、原作は読むつもりです。

         

        一方、『蜜蜂と遠雷』 はずーっと “つん読” 状態で
        未だに読もうとするとなぜか睡魔が。文庫化される
        前に読まなければ!

         

        【関連記事】
        ◇読後感のカタルシスが心地よい 『また、同じ夢を見ていた』
        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3067

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        外国人が喜びそうな映画 『忍びの国』

        2017.07.31 Monday 23:06
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          気分転換に映画を観に行って来ました。
          本当は 『君の膵臓をたべたい』 が観たかったのですが、
          まだやってなかったので、『のぼうの城』 の和田竜氏
          原作ということもあって、『忍びの国』 に変更。
          http://www.shinobinokuni.jp/index.html

           

          「天正伊賀の乱」 を舞台にしたエンターテインメントで、
          「伊賀忍者ってこんな生活をしてたのか」 と初めて知る
          ことも多く、地中に伏せる土遁や川にぷかぷか浮きながら
          竹筒を加えている水遁、樹木の皮を迷彩とする木遁に加え、
          森からイナゴのようにぴょんぴょん忍者相続で飛び出して
          くる伊賀軍団の様は、外国人が観たら大喜びしそう。

           

          主人公の無門を、嵐の大野智さん演じているだけに、
          動きが殺陣というより、ダンス的な要素も入っていて
          それはそれで楽しめる気がしました。

           

          テーマは、忍術を売る傭兵として、人としての心を
          持たない伊賀忍者の中で育った無門が、近しい人の死を
          経て、人としての心を得るということかな?

           

          シリアスとコメディタッチの線引きがやや微妙だった
          せいか、個々の内面が映画だけでは読み取れない点も
          あったものの、気軽に忍者ワールドを楽しむには良い
          作品だったと思います。

           

          それぞれのセリフと行動がどこか矛盾している部分も
          ありましたが、テンポの良さでそう気にならずに
          観られるような展開となっていました。

           

          鈴木亮平さんが演じた役を中心にしたら、全く別物の
          作品になっていたかもしれません。
          「川」 の対決シーンは見応えがありました。
          弓の名手・日置(へき)大膳役の伊勢谷友介さんも
          存在感ありました。

           

          個人的には、CGの多用はもうちょっと少なめにして
          くれた方がリアリティあったかもと思われます。

           

          また、日頃は昼行燈のような性格で、戦いの際は
          キリッとするメリハリある役は、たしかに嵐の
          メンバーだったら大野さんが一番合うと思いますが、
          他の配役とのバランスから考えると小栗旬さんとか
          桐谷健太さんの方が良かったかなとは思いました。

           

          まあ、そうするとあのダンス的なアクションでは
          なくなってしまうので、それはそれでもったいない
          気もしますが、それだと映画館の邦画が小栗旬さんに
          席巻されてしまうのもあかんですね(笑)。

          少なくとも、気分転換には良い作品でした。

           

          【関連記事】
          ◇最前列で映画 『のぼうの城』 を
          http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1509

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          『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』 はエピソード1

          2017.07.25 Tuesday 23:19
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            雨が降ろうと槍が降ろうと、絶対に撮影して水曜日に納品という

            超ムチャぶり案件に取り組んでいます。

            ショッキングな出来事もありましたが、忙しいと気が紛れます。

             

            でも、撮影コースを考え、ピックアップする施設や公園などを

            決めて、微妙な天気の中、ガンガン撮影したのですが、その

            原稿を仕上げる気力が湧かず、ちょうど豊島園周辺エリアの

            取材だったので、駅前の映画館でポケモンを観てきました。

            「としまえん」 は夏休みシーズンに入って子供が多いので、

            きっと以前に東映アニメまつりに行った時のような浮き方を

            するかと思ったら、意外と大人が多かったです。

            もちろん、子供を連れていない大人という意味です。

             

            予告を観て、必ず行こうと思っていました。

            どうせ、どの友人に声をかけてもつきあってはくれないと

            予想…確信できていたので一人で行こうと決めてました。

             

            ポケモン20周年の作品ということで、サトシとピカチュウの

            出会いから、なかなかなつかないピカチュウと少しずつ

            信頼を育んでいくエピソードや、それぞれがポケモンを通して

            自己実現を目指し、仲間を作っていく王道ストーリーです。

             

            タケシやマサト、ハルカではなく、今回はマコトとソウジが

            一緒のパーティーとして、ホウオウが棲むという虹のふもとの

            山へと向かう冒険もの。ピカチュウとポッチャマという

            私が好きな二大ポケモン大活躍で感涙です。

            アチャモやプリン(ワンシーン登場)も好きだけど、やはり

            ピカチュウとポッチャマはかわいさMAX!

             

            (映画を観ると誰でももらえるけど、ゲーム機ないので使えないぜ!)

             

            そのほか、ヒトカゲやバタフリーなど、かわいい系で

            しかも最初の頃から登場しているポケモンが多めなので、

            子供の頃、ポケモンで育った人には懐かしい作品かも。

            ポッチャマが中では新しめのポケモンと言えるくらい(笑)。

             

            また、20周年にふさわしく、サトシとピカチュウの出会いから

            始まる内容なので、「ポケモンGO」 で興味を持った子供や

            ポケモン初心者にも入門編みたいでいいかもしれません。

            ちょっと、『アナ雪』 とか 『風の谷のナウシカ』 風な展開も

            あったので、女子向きかもしれません。登場するポケモンの

            バランス的にもね。

             

            また、ホウオウだけでなく、伝説のポケモン・エンテイも登場し、

            以前は映画館に行くのはさすがに憚られたのでビデオで見た時、

            エンテイ役は竹中直人さんだったけど、今回はどうなのかなと

            思っていたら、目で演技する無口なエンテイでした。

            タイトルはそう、『結晶塔の帝王 ENTEI』!

            甥っ子に貸したはずが、そういえば返ってきてない!

            といっても、もうブルーレイなのでまあいいや。

             

            ロケット団はほとんど悪だくみもできない程度の登場で、

            ニャースが好きな私は、そこだけがちょっと残念。

            その分、それほど強くないピカチュウが大活躍なのは

            非常に嬉しい私なのでありました。

             

            【関連記事】
            ◇「ポケモンスタンプラリー記念スタンプ図鑑」GETだぜ!
            http://nureinmal.jugem.jp/?eid=652
            ◇夏だ! ポケモンだ!
            http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1778
            ◇「ポケモンスタンプラリー2015」 のコスプレピカチュウ
            http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2518
            ◇2016年は 「ポケモン謎解きラリー」 に進化!

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            『ちょっと今から仕事やめてくる』 でひと時の清涼感

            2017.07.07 Friday 23:38
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              現在、ある商業施設の撮影案件が残っているのですが、
              最初の予定だった水曜日は台風で流れ、来週の月曜日に
              店内撮影ということに決まり、一応、ひと安心といった
              ところなのですが、その商業施設の本社広報様から
              「店内撮影の前に晴れた日の外観を撮影しておいて
              ほしい」 というご要望があり、朝から駅前に仁王立ちで
              肖像権の都合もあり、来店客ができるだけ少ない
              タイミングを見計らって、数エフェクトの撮影を
              敢行したのでありました。

               

              月曜日は長期予報では曇りとなっているのですが、
              今日は一応晴れるとはいうものの雲が多く、雲切れを
              待つため、近場の喫茶店で張り込みも考えましたが
              映画を観て時間をつぶすことに。

               

              ちょっと今から仕事やめてくる

               

              で、予告編で 「ブラック企業で働く主人公が、ふと
              自殺しそうになった時、助けてくれた人は死んだはずの
              友人だった」 という気になる前振りをされて気になって
              いた 『ちょっと今から仕事やめてくる』 を観てきました。
              http://www.choi-yame.jp/

               

              最初のシーンが英語から始まったので、熱中症で
              違う映画に来てしまったのかと一瞬不安になりました。
              スピリチュアルな雰囲気のシーンだったこともあり、
              やはり謎の人物は幽霊なのかと、スタート1分で
              決めつけて観ていましたが、意外な展開。

               

              新卒の就活で失敗して、何も考えずとりあえず入れる
              会社に就職したものの、営業に向かない主人公がノルマや
              パワハラに疲れ切って、駅のホームで電車が来た時、
              朦朧として吸い込まれそうになった瞬間、助けてくれた
              山本と名乗る関西弁の男は、小学校の頃、転校した
              幼馴染だと言い、疲れた主人公を飲みに誘います。

               

              とはいえ、山本の明るさと強引さに引っ張られて、
              行動を共にする内、次第に心がほぐれていった主人公
              ですが、ネットで調べたところ、山本の写真と彼が
              すでに自殺していたことを発見するのでした。

               

              足もあるし、自動車の免許証も見せるし、どうも
              スピリチュアルな理由じゃなさそうと思いつつも、
              そちらの謎以上に主人公がどのタイミングでタイトルの
              行動を起こすのかも気になってきて、テンポの良い
              展開で、ほのぼの感もあって良かったです。

               

              山本役の福士蒼汰さんが、強引だけれど憎めない
              人物を好演していました。営業TOPなりに悩みを
              抱える黒木華さんの “できる女” 的な役も
              思った以上にそそられ…ステキでした。
              最高殊勲賞はパワハラ上司役の吉田鋼太郎さん。

              舞台演劇で鍛えた張りのある声でガンガンがなりちらす
              存在感は圧巻です。

               

              私の営業職時代を掘り起こすリアリティある職場

               

              私も一時期、制作だけでは食べられない頃、

              テレアポや営業の仕事をしていましたが、上司が

              ノルマ達成率が悪いと暴れて、怒号が飛んでました。
              私は受注が取れてしまう方だったのですが、皆に
              はっぱをかけるためか、わざとみんなの前で
              「受注なんて簡単、取れないのはバカ」 といった
              ようなことを言えと命じられて、ノルマより
              そっちの方で胃に穴が空きそうだったトラウマが
              蘇りました。逆に受注を取れない人は、全員の
              前で 「自分はクソです」 みたいなことを言わされ
              同情もしましたが、逆の立場でも辛さは同じ。
              それだけに、営業TOPの社員を演じた黒木華さんの
              行動や気持ちに共感しました。

               

              この作品は、とくにブラック企業でなくても、
              職場での人間関係や、自分に今の仕事が合っているか
              悩んでいる人にも、回答まではくれないかもしれませんが
              ひと時の清涼感を感じさせてくれる作品です。

               

              最初のシーンの意味が、ラストにしっかり回収される
              脚本も、もやもやが残らず、エンディングの画像も
              どこか清々しい気持ちにさせてくれたのでした。

               

              っていうか、制作関係の仕事って、どこもかしこも
              ブラック企業じゃね? 今日の撮影だって、1社単位の
              ギャラなので2回撮影行っても1本換算だし。
              広告最大手の電通だって、ああいう事件があったし。
              よく考えたら、個人事業主自体、ブラックじゃね?

               

              そうか、私はずっとずっとブラックな世界で働いて
              いるのでした。このダークサイドから抜けたい気も
              しますが、あえて下積みを経て飛び込んだので、
              何とか泳ぎ切りたいと思っています。

               

              というのは後付けの結論ではありますが、映画の後、
              さらなる炎天下のもと、無事に商業施設の撮影を
              成し遂げ、山本よ、ありがとう!

              category:映画 | by:まるたん | - | - | -

              沖縄での凄惨な地上戦を描いた 『ハクソー・リッジ』

              2017.07.05 Wednesday 23:54
              0

                取材の合間に 『ハクソー・リッジ』 を観てきました。
                頭良すぎの私は、予告の “武器を持たず衛生兵として
                従軍して伝説となった人の実話” という情報だけで
                とくにチェックせず観に行ったので、てっきりタイトルは
                主人公の名前だと思っていました。アホだな、アホ!
                http://hacksawridge.jp/

                 

                一応、リッジが英語で 「崖」 というくらいは知って
                いたものの、シャロン・ストーンとか、ウィル・スミス
                のように、石だの鍛冶屋って名前もあるんだから
                「崖」 があってもノープロブレムと思っていたら、
                第二次世界大戦末期の沖縄戦が舞台で、日本人でいう
                ところの “前田高地の激戦” ではありませんか!?
                アメリカでは前田高地のことを “ノコギリ崖” と
                呼んでいたのですね。

                 

                ストーリーは、予告通り、日本にとっては最後の砦だった
                前田高地での地上戦が、作品の半分くらい描かれており、
                日本はすでに大和を沈めちゃってるのに、アメリカは
                軍艦からのバンバン砲撃したり、壕の中や直接突撃してくる
                日本兵を火炎放射器で焼くわ、手榴弾で双方バラバラに
                なるわで凄惨な状況が繰り広げられます。

                 

                戦場の表現があまりにグロいし、年齢制限がかかっている
                映画なので、テレビでは放映されないと思うので、
                観たい人は映画館で観ておいた方がいいでしょう。

                 

                作品の前半は、主人公のデズモンド・ドスの生い立ちや
                家庭環境も描かれており、聖書原理主義者の家庭に
                育ちながらも、父親は第一次世界大戦で生き延びてから
                アル中になって家庭崩壊している様子や、妻となる
                女性との出会い、そして入隊してからは訓練で銃を
                持たないため、同じ隊の仲間からはボコられ、軍曹にも
                なじられ、周囲は除隊させようといじめの標的に
                されても動じず、ついには監獄送りにまでなりそうに
                なって…という流れで、主人公の信仰の強さが感じられる
                エピソードとなっています。

                 

                デズモンド役のアンドリュー・ガーフィールドが
                いじめられても、もともとそういう顔なのか演技なのか
                ニヤニヤしているように見えて、イラッときたのは
                私だけでしょうか。

                 

                『マトリックス』 で一番大量に発生していたミスター
                アンダーソンを演じていたヒューゴ・ウィーヴィング
                が、アル中の父親役で、ここ一番にいい味を出して
                いました。この役、アル中だし、年齢的にも監督を
                したメル・ギブソン自身がやればよかったのではと
                思いました(笑)。臨場感あり過ぎかな?

                 

                ちょっと気になったのは、日本軍の武器がかなり
                十分にあったような表現。沖縄県平和祈念資料館とか、
                ひめゆり隊が自決した壕、多くの人が海に飛び込んだ
                という崖などに行って来ましたが、沖縄の地上戦は
                硫黄島と同じくらい、物資・弾薬不足もあったと
                記憶しています。映画の凄惨さよりおそらくもっと
                地獄だったのではと思われる展示もありました。
                http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/

                 

                そんなこともあって、負傷兵を一夜で75人助けた
                主人公はすばらしいとは思いましたが、つい
                日本軍目線で観てしまうので、ガンガン艦砲射撃
                されてるシーンや、弾丸が入ってなさそうな銃剣を
                持って 「天皇陛下万歳」 と突撃してくる日本兵に
                涙してしまいました。

                 

                とはいえ、日本では唯一の地上戦となった沖縄戦
                について、日本人が知る上で良い作品だと思います。

                 

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                息をつかせぬ展開の 『22年目の告白〜私が殺人犯です〜』

                2017.06.21 Wednesday 23:41
                0

                  我慢していた映画を1本観たら、ドミノ現象のように
                  “映画観たい病” が止まらなくなってしまいました。
                  大ちょうど取材先が泉学園の東映撮影所近くにある
                  『西洋菓子おだふじ』 だったこともあり、そのままの
                  足で、すぐ斜め前にある 「T・ジョイSEIBU大泉」 へ。
                  http://odafuji.jp/

                   

                  秀吉の播磨三木城での兵糧攻めで場内に籠っている側
                  だったとしたら、城が開放されて振る舞われた粥を
                  がっついて食べまくって死ぬタイプですね、きっと。

                   

                  それでなくても、週末までの取材&締め切り1本と
                  来週明けの締め切りが7本もあるのにどうするんだ、私。

                  本当は予告編で 『ちょっと今から仕事やめてくる』
                  を観たかったのですが、一番すぐに観られる作品と
                  いうことで 『22年目の告白〜私が殺人犯です〜』 を
                  観てきました。

                   

                  ネタバレしない程度に、導入部だけ紹介

                   

                  22年前、殺人罪に時効が無くなる前日までに5件の
                  殺人事件を起こした犯人が突然、マスコミに自分が
                  その犯人である手記を書籍化し発表。
                  その真意は何なのか、単なる自己顕示欲なのか、
                  そして戸籍もないという彼はいったい何者という
                  ミステリアスな謎を追うところから始まります。

                   

                  5件の殺人事件は全て絞殺で、しかも必ず被害者に
                  近い存在にその殺人現場を見せつけ、生き残らせる
                  という猟奇的かつ残忍な手口で、時の人として
                  あざ笑うかのような犯人の行動に遺族たちは怒りを
                  おぼえます。その殺人の中には、彼を捕まえようと
                  した警察官と、その上司を目の前で殺されるという
                  事件も含まれていました。

                   

                  被害者遺族の怒りをよそに、告白本はベストセラーに
                  なり、テレビにも出演するなど、さらに行動は
                  エスカレートしていきます。事項の無念さに泣いた
                  警察官たち、そしてそれぞれの遺族である医者や
                  暴力団関係者たちは、犯人に対してどうするか、
                  さらに法で裁けないのであれば、ジャーナリズムで
                  犯人を糾弾しようとするメディア関係者など、
                  個々の思惑が交錯する人間模様も見どころ。
                  さらに、自分が真犯人だと名乗る人物も…。

                   

                  全てのシーンがこの事件を解くヒントになって
                  いるので、一瞬たりとも目が離せない展開でした。

                   

                  犯人の告白から、一旦は時効で終わったと思われた
                  事件が新たな展開に。テンポが良いサスペンスで
                  たまに 「これって捕まらないの?」 という部分も
                  無きにしも非ずですが、物語の意外性を考えると
                  エンターテインメントとしては許容範囲かなと。

                   

                  最後の1分ですら 「なんとちゃっかり!」「結局
                  こうなるのか、がっくり」「ん?」「おおお!」
                  「…でもな」 と観ている方も忙しいくらいに
                  スピード感があって、飽きさせない脚本。
                  俳優陣もそれぞれに好演しており、観て損はありません。
                  ラストのとらえかたも人それぞれだと思われます。

                  category:映画 | by:まるたん | - | - | -

                  『美女と野獣』 のバラの意味がやっとわかった!

                  2017.06.20 Tuesday 23:00
                  0

                    今日は新宿での仕事だったので、『美女と野獣』 を
                    ついに観てきました。
                    http://www.disney.co.jp/movie/beautyandbeast.html

                     

                    昨日の 『花戦さ』 に続いて、畳みかけるように
                    観るべし、観るべし、なのです!

                     

                    だって、週明けまでに8本も原稿を書くのに、
                    何とか取材などの目途がついてるのがたったの3本。
                    間に合うのでしょうか、いや、間に合わせますとも。

                     

                    観てわかったのは、私って全く 『美女と野獣』 の
                    ストーリーを知らなかったということでした。

                     

                    私の中で捏造というか、良く言えば創造されていた
                    『美女と野獣』 は、あるお城に呪いで野獣になって
                    いる悪い怪物がいて、美しい娘を生贄に出さないと
                    悪いことしちゃうぞってことで、勇気のある娘が
                    城に乗り込んでみたところ、野獣は意外といい奴
                    だったので、踊って、キスして、呪いが解ける…
                    とまあ、日本昔話をディズニーっぽくしたような
                    けったいな展開だったのですが、違ったんですね。

                     

                    アニメでも有名な、黄色いドレスでダンスするシーン
                    がラストかと思ったら全然違うし。
                    野獣の身の周りの世話係として、城に行くのだと
                    思っていたら、ちゃんと使用人(物)いるし。
                    ファンタスティックなまでの勘違いに、脳内

                    上書き修正完了、ピピッ。

                     

                     

                    それと、以前、たしかピグライフで ディズニー系
                    イベントの時、バラにおおいがついているアイテムを
                    もらったのですが意味わからず、「星の王子様の
                    バラみたいだなあ」 と思ってたら、結構重要な
                    アイテムだったことを発見! 呪いのバラというか、
                    魔法のバラだったんですね。

                     

                    さらに、数々のナンバーの中でも最も有名と思われ、
                    タイトルそのままの 「Beauty and the Beast」って
                    主人公ふたりが歌ってダンスするのではなかったのも
                    意外でした。ディズニー映画だからてっきり…。

                     

                    以前、働いていた会社のスクリーンセーバーに
                    この曲が流れていて、絵は 『美女と野獣』 では
                    なかったので、手を尽くしてタイトルを調べた
                    思い出の曲。そう、こんな曲とメロディを歌って
                    友人に聞くという試練を乗り越えた曲なのだ(笑)。

                     

                    ベルの衣装とガストンの声が良かった!

                     

                    ベル役のエマ・ワトソンは良かったし、ちょっと
                    胸元開き過ぎのドレスが多いかなとも思いつつ、
                    目がそこに行ってしまうし、美しいだけでなく
                    知的な女性であるという設定にもピッタリだし、
                    とにかく良かった、良かった。

                     

                    そして、ディズニー映画にありがちな身近にいる
                    悪役・ガストンが存在感を発揮していてさらに
                    良かったです。ガストン役のルーク・エヴァンス
                    の声も伸びやかでミュージカル調で満足。
                    とくに、酒場の人たちと共に自画自賛しまくって
                    歌う 「Gaston」 は、『レ・ミゼラブル』 の
                    「Master of the House」っぽい雰囲気もあって
                    懐かしい感じがしました。

                     

                    ディズニー映画では悪役とか敵役、重要ですね。
                    それと、主人公を導く 『ダンボ』 のティモシーや
                    『アナ雪』 のオラフ的な水先案内人も。
                    今回は、燭台のルミエールがその役でしたが、
                    『STARWARS』 のユアン・マクレガーが声をあてて
                    いたのをエンドロールで発見し、やや驚き。

                     

                    ベルと野獣の恋愛だけでなく、父が語らない母の
                    思い出や、城の使用人を通しての家族愛なども
                    描かれていて、ディズニーらしい映画でした。
                    白いフクロウも出てて、魔法の世界っぽかったしね。

                    category:映画 | by:まるたん | - | - | -

                    『花戦さ』 一輪にて数輪に及ぶならば、数少なきは心深し

                    2017.06.19 Monday 23:58
                    0

                      仕事と、父のデイケアのあれこれで、映画鑑賞に行く
                      余裕が全くなくて、さすがに禁断症状が起き、徹夜で
                      3本の原稿を上げたというのに、憑りつかれたように
                      ふらふらと前売り券を持っていた 『花戦さ』 を観に
                      行ってまいりました。

                       

                      今や京都の六角堂の所にでっかい会館のある池坊の
                      戦国時代の物語です。

                       

                      私も一応、草月流はもはや焚き付け用にしかならない

                      看板を持っているので、華道には興味があります。

                      また、千利休を演じる佐藤浩市さんの父・三國連太郎さん
                      主演の映画 『利休』 を観ていたこともあって、その
                      解釈の違いも見てみたいなという気持ちもありました。

                       

                      なぜ、当時 『利休』 を観に行ったかというと、
                      映画監督が草月の家元・勅使河原宏さんだったのです。
                      草月会館で 『ガウディ』 の映画も観たような…。
                      習っているとチケットを買わざるを得ない雰囲気が
                      ありました(笑)。14年も習ってたしね。

                       

                      ちなみに、華道・草月流の創始者・勅使河原蒼風さんは
                      最初は池坊を学んだということで、私の華道の先生は
                      両方の師範資格を持っていたため、私たちも日によって
                      池坊風に生けたり、草月流で生けたりしていました。
                      池坊は暦によってもルールがあったりして難しかったです。
                      やっぱ、私は自由気ままに生けられる草月向き。

                       

                      いつ見ても朝顔のエピソードはドラマティック

                       

                      利休と秀吉のエピソードで有名な、朝顔のもてなしの
                      シーンは、『利休』 では山崎努さん演じる秀吉が
                      朝霧の中、利休の茶室に赴いたところ、全て花が
                      刈り取られており、茶室に一つだけぽつんと茶花と
                      して朝顔が生けられていたシーンが印象的でした。


                      『花戦さ』 では市川猿之助さん演じる傲慢な秀吉が
                      そのもてなしを理解せず、不貞腐れる展開に。

                      同作の秀吉像は、野上弥生子さんの 『秀吉と利休』 に
                      近い険悪ぶりで、信長の部下だった頃の人の良い
                      藤吉郎時代と、関白になってからの秀吉を猿之助さんが
                      好演されていました。

                       

                      そして、主人公である池坊専好は野村萬斎さん。
                      『のぼうの城』 に続いて、またしても秀吉に対して
                      戦を仕掛ける役回りです。応仁の乱から戦が続き
                      疲弊しきった京の町が、秀吉によって次第に豊かさを
                      取り戻してきたものの、関白となって驕った秀吉が
                      自分の意のままにならない利休を切腹させ、利休の

                      四十九日を弔った町人たちまでも処刑するような

                      暴君へと変貌。

                       

                      利休に(精神的に)助けられた経験を持つ専好は
                      そんな秀吉を諫めるべく戦を挑むのです。
                      ただし、シンプルに得意とする華道を通して。

                       

                      大物から小品まで見事な作品群!

                       

                      ストーリーについては、まあ、そんなところで、
                      とにかく、1点1点生けられる作品が素晴らしいこと!
                      池坊の威信をかけた作品群です。いけ花の映像を見る

                      だけでも、一見の価値あり。花材もいいもの使ってます。

                      町人が生けたという設定のずらっと並べられる小品も、

                      巧過ぎるだろと突っ込みを入れたくなる出来栄え。

                       

                      さらに、茶道については、三千家(表・裏・武者小路)
                      協力という豪華さ。華道、茶道、日本画、狂言役者、
                      歌舞伎役者と、まさにクールジャパン!

                       

                      市川崑監督が生きていてくれてたら、さらに映像美も
                      堪能できたかも。でも、それだと野村萬斎さんの
                      浮世離れしたコミカルさは排除されたかもですが…。

                       

                      池坊の生け花の精神

                       

                      朝顔のエピソードの背景に、池坊の 「一輪にて数輪に

                      及ぶならば、数少なきは心深し」 という言葉がセリフに

                      入っていました。

                      このシンプルイズベストの考え方は、とても好きです。

                       

                      華道でも、デザインでも、文章でも、ついつい余計な
                      ものを盛り込みたくなるし、最小限の表現で伝える
                      というのは難しいもの。だから、ブログも長いし…。

                       

                      久しぶりに映画に行ったから、テンション上がって、
                      ついつい饒舌になっているのさ♪

                       

                      利休の言葉

                       

                      長いついでに言うと、「利休百首」 は茶道のルールが

                      中心ですが、一般的に応用できる言葉も含まれています。

                      「その道に入らんと思う心こそ我身ながらの師匠なりけれ」

                      もその一つ。
                      座右の銘とまではいきませんが、制作に行き詰った時、
                      この仕事を始めた頃の初心を思い出させてくれます。
                      また、「利休七則」 の 「降らずとも雨の用意」 は本来、

                      もてなす姿勢について言っているのですが、勝手に
                      拡大解釈してリスクヘッジを考える時、つい口にする言葉。

                      もちろん、梅雨の頃のお出かけ時にも(笑)。

                       

                      「練馬薪能」 チケット申し込みは21日まで

                       

                      ともあれ、久々に映画を観ることができ、満足!

                      テレビで 『インディペンデンス・デー』 とか、

                      『パイレーツ・オブ・カリビアン』 とか代替として

                      見ても、渇望感は癒されないのです。


                      秀吉への花戦さには、狂言 「棒縛」 を思わせるシーンが

                      ありました。10月の 「練馬薪能」 の演目となっているので、

                      抽選に当たるといいなと、映画の最中にそんな余計なことも

                      考えていたのでした。

                       

                      次は、これまた前売り券を買った 『美女と野獣』。
                      お姫様ものは苦手な私ですが、予告を観てなぜか

                      チケットを購入。まさか、こんな大人気になるとは!
                      ロングランのおかげで、映画館で何とか観ることが
                      できそうです。ハーマイオニーを観に行かねば!

                      category:映画 | by:まるたん | - | - | -

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