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    • 2023.07.11 Tuesday
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    体系的に理解できる 「軍艦島デジタルミュージアム」

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      全身、出航前の桟橋でずぶ濡れだったので、いったんホテルに

      戻ってから、ホテルからも近い 「軍艦島デジタルミュージアム」

      に行って来ました。うっかり、船のチケットを忘れたのですが、

      リストでチェックしてくれて入場できました、てへ!

      http://gdm.nagasaki.jp/

       

       

      『長崎堂』 というカステラ屋さんと、ミュージアム
      1階のショップがつながっていて、まだ3人が退所して
      いかなったSMAPの 「夜空ノムコウ」 が流れていたのが
      印象的でした。

       

       

      雨のせいで服が1日分足りなくなったので、軍艦島
      Tシャツをウキウキと買いました(笑)。

       

       

      2階からが展示室となっていて、まずは2階への階段横に
      軍艦島の位置や、次第に施設が増築されていく様子が
      わかる写真が並んでいます。

       

      1810年に石炭が発見され、1890年に三菱合資会社の経営と
      なって、海底炭坑として操業が開始された歴史なども
      ざっくりと説明されていました。

       

      (空撮や島民が持っていた白黒写真などが映し出される)

       

      2階フロアの正面は、全長30メートルのスクリーンに
      軍艦島のイメージ画像や、当時の生活を知る約3000枚の
      写真や、廃墟になってからのドローン映像のような
      動画が映し出され、見応えあります。説明してくれるのは
      元・島民の方でした。

       

       

      島民が写っている日常写真は、当時の熱さや、炭坑という
      大変な仕事ではあるものの、最新家電などの “モノ” に
      恵まれて幸せそうな人々の笑顔に溢れています。

       

       

      運動会やお祭り、組合運動で賃金が上がった嬉しそうな顔。
      今でこそ、労働環境が重視される時代に成長しましたが、
      あの時代は “そういう時代” だったのだなあと。

       

       

      そのすぐ左側には 「採炭現場への道」 という立体映像が
      あって、今はもう入れない炭坑の坑道へ行く雰囲気を
      体感できます。まずはケージで約600メートル降りて、
      そこから次々と各坑道に分かれていく様子がリアル。

       

      トロッコは前のめりにならないよう、後ろ向きに乗ると
      知りました。インディ・ジョーンズのように乗るのかと
      ばかり思っていたので、目からウロコ。
      また、8時間3交替の流れは、破砕(ハッパ)、採掘、
      運搬という工程だったことも、映像の途中、説明が
      入っていました。

       

       

      さらに、その隣には軍艦島のアパートを再現した部屋が。
      自由にあがることができ、ちゃぶ台の上のノートは
      感想を書くためのものです。

       

       

      3階に上がると、右手に 「シマノリズム」 という
      軍艦島全体のジオラマもあって、そこに朝昼晩の
      人の流れがプロジェクションマッピングになっており、
      小さな島が生きているようでした。

       

      (たぶん、ここにいた時間が一番長いww)

       

      そのほか、元島民の言葉と映像、2016年版軍艦島VRの
      コーナーも。島の立ち入り禁止区域をゴーグルをして
      VRで進むアトラクション。Googleストリートビュー
      以上のリアリティに、かなりの時間、見まくり!

       

      3階館内にずっと不思議な音が流れているなと思ったら
      島で最後に造られた建造物である体育館の模型と、
      これまでどのように壊れていったかがわかる動画が
      ブラウン管テレビから繰り返し流されていて、その
      ガラスが割れたり、天井が落ちる音だと気づきました。

       

      閉山の噂で、島民の流出が始まった頃、その噂を払拭
      するために造られたという悲劇の体育館は、今や躯体が
      かろうじて残っている状況です。

       

       

      そして、4階にあるのは1つだけ。
      かつて軍艦島の1号棟であった 「端島神社」 です。
      入場料を払っているのに、ちゃっかりお賽銭箱まで
      置かれていましたが、軍艦島保存に少しでも役立てば
      と一応寄付のつもりでお賽銭を入れてきました。

       

      正面に石炭が飾ってありましたが、たしかにキラキラと
      ダイヤのようにきれい!

       

      そういえば、小学校の低学年の頃、石炭ストーブで
      冬は日直がバケツに石炭を入れて運ぶという仕事が
      あった覚えがあるのですが、こんなにきれいじゃなくて
      もっとザラザラしていたような気が…。
      あれは何だったのだ? クズ石炭だったのかな?

       

      で、「軍艦島デジタルミュージアム」 ですが、
      体感型のコーナーも多く、体系的に軍艦島の歴史や
      当時の生活を知ることができ、見学では行けない
      エリアの様子も楽しめるので、行って損はないと
      思いました。“廃墟のみ” が好きな人にはあまり
      響かないかもしれません。

       

      【関連記事】

      ◇Google撮影と4年差とは思えない 『軍艦島』 の劣化
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