常磐自動車道で浪江町へ

2016.04.16 Saturday 23:56
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    昨日に引き続き、常磐自動車道。
    海沿いを走っていたら、途中で海と東電の火力発電所の
    煙突が3本見えました。



    春を待っているような木々と川。
    そのすぐ左側は、やはり除染袋の集積場です。
    集積場と100メートルも離れていない住宅も少なくなく、
    おそらく他の地で生活を送られている方々、ご家族の気持ちを
    考えると、「オリンピックに浮かれてるばあいかよ!?」 と
    怒りが込み上げてくるのは私だけでしょうか?
    国としての優先順位、違うんじゃないですか?



    車窓からの景色は、きれいに咲いている桜が見えたと思ったら、
    その数秒後には除染袋の集積場があるという状態の繰り返しに。



    もうすでに一杯いっぱいと思われる集積所もあって、
    現在は新たな集積所を作っている状況のようでした。



    以前は、土地を耕し、作物が植えられていたと思われる
    広い土地にも、黒い除染袋が並び始めていました。
    ここもいずれは堆く除染袋が積まれるのでしょう。

    歩道近くに咲くタンポポを見て、黒沢明監督の 『夢』 で
    核で汚染された地域に巨大なタンポポが咲いていて、
    鬼(いかりや長介さんだったような)が住んでいると
    エピソードを思い出しました。



    また、ある所では道沿いに菜の花畑が広がっていて、
    その春めいた華やかさに目を奪われたのですが、そのすぐ
    横にはクレーン作業が行われており、やはりそこも集積場。



    それが上の写真です。花畑と集積場が福島の過去と今を
    象徴しているようで、胸が締め付けられるようでした。
    「春は黄色から始まる」 と、よく華道の先生が言って
    いましたが、タンポポも菜の花も、未だ福島の本当の春を
    呼ぶことはできていないようです。



    そうした景色が続く中で、鯉のぼりがなびいているお宅が
    ありました。そんな人や生活の気配が感じられるだけでも
    なぐさめられたような気持ちにさせられるのは私だけ
    でしょうか。

    双葉町・浪江町の間は自動二輪での走行禁止という看板が
    いくつも出ていましたが、それは放射線対策なのかとか、
    浪江ICを下りてすぐ、道が左右に分岐する場所があり、
    看板に浪江町の方はそれぞれの施設の距離が書かれて
    いたのですが、看板の半分は全く文字が消されており、
    しかもそちら方面の道には、立ち入り禁止区域の柵や
    パトカー・警察官も立っていました。

    日本地図にはあっても、もう “行けない場所” が確実に
    存在していることをリアルに実感させられました。
    category:雑感 | by:まるたん | - | - | -

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    2017.06.23 Friday 23:56
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