震災を物語る泥まみれのマンホール

2016.04.17 Sunday 23:24
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    昨日に続き、福島県南相馬市への道について。
    車は常磐自動車道を下りて、富岡海道を経て、海沿いの
    国道6号線を走っていきました。

    浪江の町の大きめのスーパーやレジャー施設の駐車場も
    やはり臨時の除染袋置き場となっています。
    http://www.town.namie.fukushima.jp/

    建物の中は何も置かれておらず、震災の爪痕が色濃く
    感じられる、廃墟的な光景です。
    中には、倒壊した道路沿いの家が、今にもこちらに
    崩れてきそうな所も残っていましたが、とても
    その光景を写真に残せる気分にはなれませんでした。

    住民と思われる人は見かけませんでしたが、とにかく黙々と
    除染作業は進められており、「除染中」 と大書された
    オペラピンクやイエローなど目立つ色の幟が、至る所に
    見られました。
    もちろん、そうした家は玄関前や庭が除染袋の山です。



    一般道に入ってからは、道の様子も一転しました。
    地震の亀裂を埋めた黒いタールのようなものが、道を
    蜘蛛の巣のように覆っており、ひどい所では道の半分を
    その黒い模様が張り付いているのです。

    そんな時、道に2匹の鮭がピチピチと泳ぐマンホールを
    見かけました。意外ときれいな状態で、3つほど
    見かけたので、これは同じ道を戻るという帰り道に
    しっかり記録しておこうとカメラを構えていたところ、
    帰りの反対車線は消防車のカラーマンホールが並んでいて、
    しかも歩道寄りでなく、車道寄りに設けられていたので、
    鮭のマンホールはもちろん、消火栓すら撮影できず無念!

    浪江町近くに流れる請戸川と泉田川では、震災以前は
    鮭の遡上シーズンには、鮭つかみ取りや鮭釣りが盛んに
    行われていたようです。
    http://tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=2532



    浪江町の鮭のマンホールを撮影できず、がっくりして
    いたら、対向車線にぽつんと1つだけマンホールを発見!
    慌ててカメラを構えて撮影したのですが、ちょっと
    間に合いませんでした。ボケた上、端が切れてしまった…。

    しかも、よく見たら、浪江町内なのに、鮭モチーフで
    なく、大波にカモメが飛んでいます。
    浪江町の 「町の鳥」 はカモメで、 町のサイトによると
    「波間に浮く姿はおおらかで、飛んでる姿は力強く、
    ゆとりのある心、力強く前進する町を象徴している」
    とのこと。「町の木」 は松、「町の花」 はコスモス。


    (農業用の 「空気弁」 とはどのような用途なのか?)

    今後、浪江町が新しい形で復興できた時には、津波を
    思い起こさせかねないこのモチーフは撤去されそう。
    鮭モチーフのマンホールと違って、泥まみれになって
    いたのが印象的でした。

    category:マンホール | by:まるたん | - | - | -

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    2017.08.21 Monday 23:24
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