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    海街ダイアリー8 『恋と巡礼』 は鎌倉パワスポ紹介も

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      吉田秋生さんの海街ダイアリー8 『恋と巡礼』
      (小学館刊)を読みました。
      鎌倉に住む四姉妹と街の人たちのふれあいが
      相変わらずいい感じです。

       

      今回は、三女・千佳の妊娠と、四女・すずちゃんの
      静岡の高校への進学など、新たなスタート前の
      不安な気持ちが焦点。

       

      過去をふっきるためにエベレスト登山に挑戦する
      チカの恋人(途中から夫)・アフロ店長も、人が
      変わったような “いい男” に変身していて、
      初めて彼の名前が浜田三蔵だと8巻目にして
      気づいた次第です。

       

      千佳の安産祈願と、すずの彼氏・風太の合格祈願で、
      鎌倉のパワスポ巡りをする流れは、また映像化
      された場合を見越しての展開?

       

      とはいえ、鎌倉の有名な寺社しか知らない私には
      初耳なスポット情報もあり、そちらも楽しめました。

       

      また、満月の夜、それぞれに好きな人と月光の下
      歩く、長女・幸、次女・佳乃。
      幸は看護師、佳乃は金融業務を通して、人の死に
      ついて考えさせられるストーリーでもあるので、
      “鎌倉で見る月” がこれまでも何度か登場して
      おり、湘南の海風と対照的な存在になっています。

       

      月を眺めながら、幸が思う 「言葉は時に思わぬ
      力を持つ。時には怒りや不安を予感させ、ある時は
      月のように闇を照らす光となる」 という言葉は
      月光のように静かに心に染み入りました。

       

      映画でも数々の賞を受賞した作品ですが、それぞれの
      年齢と、姉妹でも大きく価値観が違う4人の経験は
      多かれ少なかれ誰もがそれに近い経験をする葛藤や
      悩み、そして願いであるだけに、読後は自分の経験に
      置き換えて、人生を考えさせてくれる作品です。

       

      【関連記事】
      ◇真昼の月
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      ◇生きる強さのヒントにもなる名作 『海街diary 群青』
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      ◇『四月になれば彼女は』 の言葉に胸を打たれました
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