映画に向けて 『告白』 一気読み!

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    『第9地区』 を観に行った時の予告で 『告白』 に興味を持ち、
    湊かなえさんの原作を一気読みしました。
    予告では、森口先生役の松たか子さんが 「私は今月で教師を辞めます」
    と告げ、このクラスの中に自分の子供を殺した犯人2人がいると
    言い切るシーン、そしてどうやらいじめがあることや、青春ドラマの
    ステロタイプのような教師がいるといった映像が展開されました。
    同じ教師の告白物でも、島崎藤村の 『破戒』 に比べて、13歳の生徒たちが
    無関心な雰囲気なのも不気味でした。

    そして、娘を殺された教師の “命の大切さ” を生徒に知らしめる
    “授業” は“復讐” の様相を呈してスタートします。
    森口先生の告白シーン 「聖職者」 は1章分を占め、その後の犯人と
    名指しされた生徒やクラスメイトの生活が時系列に語られていきますが、
    殺人の理由、その背景を知れば知るほど、今の時代にありそうで
    不快度アップ。
    中島哲也監督の作品なので、もしかすると 『メメント』 のような
    フラッシュバック的手法で、それぞれの行動や深層心理を見せられる
    可能性もあるので、原作は読んでおいた方が映画を楽しめそうな感じ。

    森口先生が生徒たちに仕掛けた罠は “未必の故意” と言えるものも
    あるのですが、生徒たちを “悪” という前提のもと、仕掛けた罠に
    突き進んでいく姿が悲劇的でもあり、醜悪でもあります。
    “信じないこと” がその後の新たな殺人へとつながっていく恐ろしさは
    『バトルロワイヤル』(TRICKではありません)の比ではありません。

    鳴り響いているサイレンの音が鼓膜にこびり付きそうなラストシーンは
    時代をそのまま投影しているようで印象に残りました。
    結構、映画にするのには適している原作と思えました。

    そういう暗澹たる気分になる作品を読みたくない方は 『へたりあ』 3巻が
    オススメです! 今号の至言 「イタリアは伝染る」。
    確かに40日間、ヨーロッパに行った際に、10日ほどイタリアを回っていたら
    もう北部のアオスタだというのに、私と友人はパスタ食べて歌っていました。
    その後、フランスのシャモニーで頭を冷やしてからドイツに入った覚えが
    あります。「イタリアは伝染る」 実証済みです!


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      • 2018.05.22 Tuesday
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      • 01:38
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      • by スポンサードリンク


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