スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    • 2023.07.11 Tuesday
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    「BOOKOFF」 の買い取り査定攻略史

    0

      これまでいろいろなパターンで検証してきたのが、いかに 「BOOKOFF」 で
      少しでも高く本を買い取ってもらえるかということです。
      全く同じ本を違う状態で売っての検証はできませんが、できるだけ
      条件が同じ本を違う店舗で売ったり、大量に持っていったり少しにしたりして
      自分なりに検証を行ってきました。

      高く売れる法則までは見出せませんでしたが、どういう本が安いかは
      わかってきました。まあ、もちろん古くて汚い本や、著者のサイン本は
      「BOOKOFF」 の場合は論外だし、漫画も1巻から全巻揃っていても
      バラバラに査定されてしまうのであえて全巻揃える必要もないようです。

      連載が長く続いて、最初の方の巻が日焼けしていると 「破棄しますか?
      持ち帰りますか?」 とか言われてしまい、部屋のスペースを考えて
      泣く泣く手放すのにその言い草は何よ!? という感じなので、最近は
      「BOOKOFF」 には持っていかなくなりました。

      漫画の場合、初版発行で全巻揃えたのであれば 「まんだらけ」 のような
      漫画専門店か、普通の古本屋に持っていった方がベターです。
      また、漫画専門店のスタッフの方が、何となくですが漫画好きな人のようで
      こちらが苦労して揃えたことに共感してくれているような気がして、
      大切にしていた漫画を手放す気持ちになれるのです。

      「BOOKOFF」 は、全巻大量に持っていくと、ひと山いくらで見られてしまい、
      2・3冊で売れば30円か50円になる物も、「いっぱいあるから1冊10円」 で
      買い叩かれることも少なくありません。

      買う人がいそうな漫画であれば、読んで、家に保存しないと決めたら即、
      それ1冊でもいいので少しでも早く 「BOOKOFF」 に持っていった方が
      良いようです。査定する人もとくに書籍に詳しいわけではないので、
      とにかくページの角が折れていたら伸ばしておく、表紙が少しでも
      汚れていたら拭いておく、帯が切れたりしていると印象が悪くなるので
      捨ててしまう、といった “キレイな本” に見せる演出も必要です。

      さらに、「BOOKOFF」 は奥付でなく、日焼けしていないかで新しさを
      見分けるので、もともと黄なりの紙を使っている漫画は不利。
      査定の人が 「新しい本だ」 とわかるように、書店で平積みになっている
      タイミングで持っていく、ということも大事です。
      上質紙の真っ白な紙の全頁カラーといった漫画本は、古くても、人気が
      なくて発行部数が少なそうでも、まあまあの値段で査定されます。

      微妙な古さの本は少し新しい本と混ぜて大きめの店舗に持っていけば、
      10円だろうと買い取ってくれますが、小さめの店舗だと破棄処分と
      言われることがあります。各店で本を共有しているようですが、
      そのエリアのパイは買い取りに影響があるのは間違いないと思います。

      文庫本や単行本のベストセラーは小さな店舗もほしい商材なので
      積極的に買ってくれますし、状態によりますが、小さい店舗の方が
      高く買ってくれる可能性が高い感じです。
      シビアに需要と供給バランスが感じられるのも 「BOOKOFF」 ならでは?

      ただし、人気作家やベストセラー作品は、一般的な古本屋であれば
      「BOOKOFF」 の2倍近い値段をつけてくれることもあるので、
      時には古本屋に売れ筋の本をほとんど買い取ってもらった上で、
      ちょっとだけ新しい本は1・2冊残しておき、古本屋で売れなかった本に
      混ぜて 「BOOKOFF」 で全て売り払うといったコースも。

      でも、「BOOKOFF」 も使いようによっては便利。
      コンピュータ関係で古くなってしまった本は、ハッキリ言って価値がなく、
      古本屋では買い取ってもらえませんが、奥付を見ない 「BOOKOFF」 なら
      全頁厚手の白い紙を使っているような本であれば買い取ってくれます。
      私もWEBやDTP関係の古本は全部 「BOOKOFF」 で売りました。

      以前、書籍を作る仕事をしていた時、見本刷りをもらったのですが
      いらないのでそのまま 「BOOKOFF」 に持っていったら、販売価格1200円の
      単行本でしかもまだ書店に並んでいないのに100円とか査定されてしまい、
      ブチ切れたことがあります。って、売るの早すぎだろうって感じですが…。
      そんなことも今は昔――現在は少しでも高く買い取らせるための攻略法と
      買い取りスタッフとの心理戦を、以前よりは楽しんでいるような気がします。


      スポンサーサイト

      0
        • 2023.07.11 Tuesday
        • -
        • 23:55
        • -
        • -
        • by スポンサードリンク


        PR

        calendar

        S M T W T F S
             12
        3456789
        10111213141516
        17181920212223
        24252627282930
        31      
        << March 2024 >>

        人気ブログランキング

        人気ブログランキングへ

        にほんブログ村

        ブログランキング・にほんブログ村へ
        にほんブログ村

        categories

        archives

        profile

        search this site.

        mobile

        qrcode

        powered

        無料ブログ作成サービス JUGEM