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    • 2023.07.11 Tuesday
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    日本を楽しむ桜の季節

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      小・中学校の校庭で、ソメイヨシノが新入生を
      待ち望むかのように開花を始めました。
      いよいよ天気予報も花粉前線から開花前線を
      伝えるシーズンに突入です。

      私も全国の桜を訪ねて歩きましたが、印象に残る風景があります。
      沖縄の古い城跡に咲く琉球彼岸桜
      山一面がピンクに染まる吉野の千本桜、
      京都・仁和寺の丈が小さい御室桜、
      宇野千代さんがその名を広めた薄墨桜、
      小さな花弁が低く空を覆う高遠の小彼岸桜、
      たくさんの杖に支えられつつも枝を広げる福島の滝桜、
      そして堀に散り零れた景色も美しい弘前の桜です。

      また、北海道同様、リンゴの花もツツジもニセアカシアも、
      そして田圃にはレンゲも、一気に咲く信州・安曇野の
      名もない桜たちも好きです。
      日本アルプスの雪をいただいた山々をバックに、
      春を待ちかねていたと言わんばかりに鮮やかな花々が
      平地のモノトーンを席巻するのです。

      どの桜もこの時期は自らの魅力を見せつけるかのように
      咲き誇っていますが、私の心に強く残っているのは、
      福島の集落に点在している、ひかえめだけれども
      その村を見守っているような風情の桜。
      各集落の社に必ずは1本植えられている福島の桜に
      心惹かれます。

      樹齢は約350年と言われる「不動桜」は、
      集落の小さな丘に不動明王をまつる不動堂があり、
      その境内に1本だけちょっと傾いで立っている桜。
      丘の下からずっと見ていたくなります。

      現在は車道の脇に立っている「紅枝垂地蔵ザクラ」。
      根元にはもちろん地蔵堂があります。
      紅色の濃さでは滝桜を凌ぎますが、何だか淋しげな
      風情があり、女性的なイメージの桜です。

      畑の真中にポツンと立っている「米沢の千歳桜」は、
      県の天然記念物に指定されるほどの古木。
      別名「種蒔桜」とも言われ、集落の人々の生活を
      見守っています。

      その他、福島には「鶴ヶ城公園」や「石部桜」など、
      数々の桜の名所があるので、『天地人』ゆかりの地を
      訪れようと思っている方でしたら春がおススメ。
      とはいえ、各集落の桜を見るには、レンタカーか
      マイクロバスでないと入れないような狭い道もあります。
      観光客は少ないですが、1本1本絵になる木が多いので、
      カメラ愛好者が結構集まってきています。

      でも、しみじみと桜を愛でる花見もまた乙なもの。
      花見の季節限定の“にわか風流人”を満喫できます。


      釣り落とした“金”魚は大きかった!

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        4月からいよいよ黒門先生の風水を学ぶにあたって、
        現在は都内のパワースポットなどもチェックしています。
        『幸せを呼び込むパワースポット』(暁 玲華著、集英社刊)に
        代々木八幡宮は風水的にも良い土地の気を持っていて、
        出世稲荷神社も合祀しているため“仕事運”アップに
        つながると知り、友人に教えたところ、行く気満々。
        恵比寿で友人との用事を済ませた後、急遽、
        代々木八幡宮とへ行くこととなりました。

        代々木八幡宮は、800年近い歴史を持つ神社で、
        所在地は、東京都渋谷区代々木5−1−1です。
        東京メトロ千代田線「代々木公園」駅から徒歩6分、
        小田急線「代々木八幡」駅から徒歩5分の場所にあります。
        私は渋谷から64番のバスで行きました。

        社殿は、森に囲まれた小高い丘の上にあるので、
        まず階段を上がります。
        階段を上りきると、突然、車の音が遮断されて、
        周囲が神聖で穏やかな“気”に包まれます。
        木々に天を覆われた丸石の参道のカーブは、
        まさに龍の寝床のよう。
        数メートル先の車道とは全く隔絶された雰囲気でした。

        代々木八幡宮は、産業・文化の発展と守護の神様と
        いうことだったので、お参りを済ませた後、
        迷わず「仕事守り」を購入しました。
        私の横にいた女性は、何個も水晶の縁結び守りを
        買っていました。自分の分だけにしては多過ぎる気も…。
        また、拝殿はちょうど結婚式の真っ最中だったこともあり、
        参拝者は何人かいましたが、周囲は厳かな雰囲気も漂っていました。

        そんな静寂を破るがごとく、一緒に行った友人が
        「見て見て、フグのお神輿があるよ!」と私を呼ぶので、
        指差す先にある倉庫を除いたところ、私にはフグではなく
        金魚のように見えたので、気になって、帰宅してから
        ネットで調べたところ…。

        代々木八幡宮は、毎年「金魚まつり」を実施しており、
        その理由としては、金魚は「金の魚」ということで、
        金運・財運につながり、また、昔から家庭で愛玩され、
        人々の心を和ませてきたことから、幸せをもたらすとも
        言われているとか。
        さらに、金魚が棲む清らかな水には人々の穢れを洗い流し、
        禍を祓う霊力があるとされているそうなのです。

        金魚のお守りは販売してないので、せめて「金魚根付」も
        買うべきだったと大後悔!
        2009年の「金魚まつり」は5月24日(日)とのことなので、
        必ず行ってGETせねば!


        仕事獲得の基本は、まず心の省エネから!

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          今日は、このまま穴熊となって冬眠しているわけにも
          いかないので、「クリエイターの仕事獲得術」という
          セミナーに参加してきました。
          不況の時代における仕事の広げ方や自己管理方法、
          コミュニケーションの取り方といったテーマの
          ワークショップなども行い、実りあるものでした。

          中でも、キャリアカウンセラーとして、
          キャリアデザインやストレスケア、コーチングなど、
          多くの経験をお持ちの講師の方がお話しになった
          「セルフトーク」を検証する重要性は大変参考に
          なりました。

          それは、人は無意識に心の中で独り言を言っていて、
          その言葉によって、外的な事象に対する心の動きや感情が
          決まっているということです。

          自分にとって悪いことが起きた時は、まず一呼吸おいて、
          事象の「普遍性」「永続性」「個人度」を検証すると良いと
          教えてもらいました。
          「普遍性」については「その出来事は全般的なことか」
          それとも「この場合に限定されたことか」。
          「永続性」については「いつもそうなのか、ずっとそうなのか」
          それとも「今だけとか時々といった一時的なことなのか」。
          「個人度」については「自分に帰することなのか」
          それとも「他人や環境に帰することなのか」。

          それらを落ち着いて検証することで、「私は何をやっても
          うまく行かない」といった負の妄想のスパイラルに陥らず、
          「状況がそうだっただけで、それも一時的なことだ」と
          踏み止まりやすくなるということです。
          これはクリエイターに限らず、どんな仕事をしている方でも
          役立つセルフマネジメント法だと思います。

          同時に、この「セルフトーク検証法」の話を聞いた時、
          以前読んだ、臨床心理士の方の「こころのダイエット」
          という文章が思い出されました。
          それは、自分の発言に対して相手が不愉快になるかは
          発言者の責任ではなく、受け手側の責任であり、
          自分の発言の責任範囲は、自分自身が誠実に発言する
          というところまでだという内容でした。
          相手がどのように受け止めるかは、相手の責任と
          して考えないと“ストレスという名の余分なお肉”を
          自分の中に溜め込んでしまいますよ、とも書いてあったので、
          “余分なお肉”という言葉に敏感な私の印象に残ったのです。

          また逆に、相手の言葉で自分が傷つけられたと感じる時も
          「あの人の発言が、私を傷つけた」のではなくて、
          「あの人の発言を聞いた時の私の受け止め方が、
          私を傷つけた」と客観的に見るのも“心の省エネ”に
          なるとも書いてあったと思います。

          仕事を獲得するための営業活動や求職活動は、
          膨大なエネルギーを使います。
          断られても、返事が来なくても、自信喪失や自己否定に
          暴走しないための“心の省エネ”は不可欠。
          まずは無意識に行っている「セルフトーク」を
          意識することから始めたいと思っています。


          一粒の薬にも

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            睡眠導入剤に耐性ができてしまったようで、いまいち
            効かなくなってしまったので、薬を変えました。

            新しい薬を見ていたら、以前取材で行った実験動物の
            飼育を行っている会社を思い出しました。
            実験動物とは、新薬などの開発において、
            動物に薬を投与することで、人間に使用した時の安全性を
            調べるための動物のことです。
            小型動物だと、ラットやマウス、モルモット、ウサギなど。
            大型動物だと、人間に近い猿や、犬などが対象になります。

            私も不勉強で、それまでは医薬品だけに実験動物が
            使われていると考えていましたが、人の顔に触れる
            化粧品をはじめ、サプリメントのようなものにも
            実験動物が使われていることを知りました。

            そして、その現場で働いている人は動物愛護の精神を
            持っている人たちで、そうはいっても辛い現実と
            毎日戦っている人たちでもありました。
            動物への愛を持って一生懸命ケアしていました。
            ただ、中には自分の気持ちと現状のギャップに耐えられず
            辞めていく人もいるようです。

            映画 『感染列島』 でも、檀れいさんが演じた
            「栄子」 が自らの命を臨床実験に捧げますが、
            天然痘の予防接種を発見したジェンナーや、
            麻酔薬 『通仙散』 をつくりだした華岡青洲など、
            人間で試すしかなかった例もこれまでにはあります。

            しかし、ほとんどの場合は、多くの動物の犠牲の上に
            一つひとつの薬が市場に出ているのです。
            成長促進剤や抗生物質で人間の食糧となる生き物もいれば、
            一方では医学の進歩の礎として実験対象になる動物もいる。
            ちょっとした風邪薬でもありがたみが違ってきます。

            薬が効いて私たちの体が治るのは、自らの自然治癒力は
            もちろんですが、実験動物の命をもらっているのだなと
            最近は思うようになりました。
            そして同時に、その現場で働いている人たちの
            苦痛も思わずにはいられません。


            殺人犯となったスーパークリエイター

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              鰻屋さんの夏場の売上げアップを図るため、
              「夏バテ防止のためにウナギを食べよう」というコンセプトで
              「土用の丑の日」キャンペーンを企画し、コピー制作まで
              したという平賀源内。
              もともと、戯作者(作家)だったので文章をつくるのは
              お手の物だったのかもしれませんが、プロモーターとしての
              才能も持っていたんですね。
              また、歯磨き粉「漱石膏」のCMソングを作詞作曲したり、
              「物産博覧会」といったビジネスショーを開催するなど、
              “ひとり広告代理店”みたいな人だったようです。

              さらには蘭画家(当時の洋画)として絵を描いたり、
              「源内焼」なんていう焼き物にまで手を出している
              “マルチ・クリエイター”でもあります。
              反面、自身の著である『根南志具佐(ねなしぐさ)』
              そのものの人生とも言える気がします。

              そして、平賀源内といったら忘れてはならないのが、
              日本初の「エレキテル」。
              これもオランダ製の故障した「摩擦静電気発生装置」を
              ベースに、見よう見真似でつくってしまった物だとか。
              ただ、私としては、エレキテルをつくったこと以上に、
              オランダ語ができないのに蘭学者だったことのほうに
              驚きを感じるのですが…。
              とにかく、エレキテルの他にも「万歩計」「磁針器」、
              燃えない布「火浣布」など、源内には“発明家”としての
              一面もあるのです。

              “プロモーター源内”はもちろん、エレキテルを人に見せる
              興業を打ち、好評を博しました。それが源内49歳の時です。
              そして3年後の52歳では、殺人罪を犯して獄中死するのです。
              急転直下の人生と言えるでしょう。
              そんな源内に、同じ蘭学者の杉田玄白は下記のような墓碑を
              送りました。

              「嗟非常人、好非常事、行是非常、何死非常」
              内容は、常識を超える人は常識では考えられないものを好み、
              常識とは違ったことをして、畳の上では死なないのだなあと
              言ったような意味です。
              「終わり良ければ全てよし」という見地から考えれば
              最悪ですが、平均寿命が50代だった江戸時代ですから、
              源内自身は自らの荒唐無稽な人生に後悔はなかったのでは
              ないかと思います。

              とはいえ、平賀源内の生き方を反面教師としてとらえる
              必要性も、私自身にはありそうです。
              今日、以前一緒に仕事をした人と食事する機会があって、
              6年ぶりに名刺交換などしてみたのですが、その際に
              「この名刺は考えが浅いな」と一刀両断されました。
              私の名刺はどんな仕事でも受けられるように、肩書きに
              「取材・執筆、デザイン、WEBディレクション」と
              入れていたのですが、その辛辣なご意見番が言うには
              「何でも屋には、何でも屋向けの仕事しか来なくなる」
              要するに「器用貧乏になる」とのこと。

              それは私自身もこの3年間悩んでいることでもあり、
              未だ結論が出ていません。
              そこで、まずはクライアントごとの名刺の使い分けから
              スタートしようと考えました。
              平成の「根なし草」もそろそろ根を張ることも考えねばね。


              カエルだって空を見る

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                今日も締め切りに追われて原稿を書き続けていますが、
                原稿に対するフィードバックや、サイト掲載後の反響、
                求人原稿であれば応募数など、文章力や訴求力不足に
                ヘコんでやる気がでない時も多々あります。

                「井の中の蛙、大海を知らず」といいますが、
                現在、川に流されてウッカリ大海に出てしまい、
                アップアップしている状況と言えるでしょう。

                その「井の中の蛙、大海を知らず」ですが、
                先日、和泉かねよしさんの『女王の花』(小学館)を
                読んでいたところ、その続きの言葉として
                「されど天の高さを知る」というセリフがありました。
                本来は、荘子・秋水篇にある逸話である「井の中の蛙」の
                カエルとカメの問答にそういう続きがあった覚えが
                なかったので、慌ててネットで調べたところ、
                この続きの言葉は、後世の日本人が創作したものだと
                知りました。
                創作だけに「されど天の高さを知る」の他にも
                「されど天の蒼さを知る」という場合もあるそうです。

                確かに、WBCで活躍したイチロー選手や松坂投手のように
                広い世界で実績を残せるのは、どの業界でもわずか一握り。
                大海を知らなくても、井戸の中だけでなく、
                井戸から見える空をどこまでも見上げて頑張るのも
                大事なことな気がします。
                とくに、私のようにいろいろな興味に目移りしやすい
                タイプにとっては尚更かもしれません。

                また、仕事を通して自分自身が「井の中の蛙」だと
                落ち込みそうになった時は「されど天の高さを知る」
                という思いを復活のための反発力にすることも
                できそうな気がして、頭のアーカイブに収納しました。

                これまでも、言葉は時代と共にとらえられ方が変わって
                いくのは感じていました。たとえば、「こだわり」という言葉も、
                本来は固執を表すどちらかというと悪い意味の言葉でしたが、
                今は「こだわりの一品」「職人のこだわり」といったように
                良い意味で使われることも多くなっています。
                それに加えて、ことわざや故事成語などのすでに意味が
                固まっている言葉でも、今回の「井の中の蛙」のように
                オプションを付けることで、言葉が育っていく――。

                人間の意思伝達のツールである“言葉”の持つ
                柔軟さと懐の深さを実感した次第です。


                実在の「福の神」をダウンロード!

                0

                  弟が仙台に転勤していた時に、仙台で「福の神」と
                  されている「仙台四郎さん」という人の置き物や
                  暖簾などが、サービス業、飲食店などに飾られていると
                  いう話を聞きました。
                  弟は金融系の仕事なのですが、事務所に「仙台四郎さん」が
                  飾られていたそうです。

                  今回、ちょっと気になって「仙台四郎」でググッてみたら
                  何と約25万件のヒット!
                  彼の人気はさらにアップしていたことを知りました。
                  無料の携帯待ちうけ画像もダウンロードできるようなので、
                  いずれアクセスしてみようかなと思っています。

                  この「仙台四郎さん」ですが、明治時代に生きていた
                  実在の人物だそうです。
                  NHKをはじめ、テレビでも特集されたことがあるとのこと。

                  仙台四郎さんは、本名は芳賀四郎さんとおっしゃいます。
                  1860年頃から1902年頃まで生きていた人で、
                  彼が訪れる店は繁盛するとして存命中から「福の神」として
                  地域の人たちからありがたがられる存在でした。
                  逆に、素直な性質の四郎さんでも、気に入らない店には
                  誘われても絶対に行かず、その店はどんどん廃れていった
                  とも言われています。

                  また、お店の前にホウキが立てかけてあると、ふらりと来て
                  掃除をしていたりと、なかなか天真爛漫な人だったようです。
                  というのも、彼はちょっと知的障害を持っていたらしいのです。
                  普通の子供として育っていた四郎さんでしたが、彼が7歳の時、
                  花火見物中に誤って広瀬川に転落して溺れ、1週間意識不明で
                  生死の境をさまよい、その後、知能の発達が遅れだしたとか。
                  四郎さんの没後、商売繁盛の「福の神」として、彼の写真が
                  仙台の飲食店や商店で飾られるようになったそうです。

                  唯一残っているという写真を見ると、縦じまの着物を着て
                  ニコニコしているおっちゃんなんですが、何となく憎めない感じ。
                  もしかすると、知的障害を持っていたからこそ、
                  普通の人には見えない店の雰囲気や運気が見えていたのかも
                  しれません。

                  実際に商売が繁盛するかはわかりませんが、仙台四郎さんの
                  無邪気な笑顔はちょっと落ち込んだ時に元気をくれそう。
                  PCの壁紙用があれば、ダウンロードしちゃおうかなとも
                  考えています。
                  期末の忙しい時期、気分が殺伐とした時は、
                  四郎さんの笑顔がちょっと和ませてくれますよ。


                  Way of Difference

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                    西洋占星術でも9年1クールと言われますが、
                    『あいのり』が9年半の歴史を閉じました。

                    最初はGLAYの「Way of Difference」の曲に魅かれて、
                    ちょっと見てみたのがキッカケ。
                    その後は、自分ではいけない国に訪れることや、
                    ちょうど私の夕食時間に放送していたこともあって、
                    連続して観ていた時期もありました。
                    とはいっても、ヒデとスーザンが帰国したあたりからは
                    観るたびごとにメンバーが入れ替わっているくらいに
                    『あいのり』とは疎遠になってしまいましたが…。

                    海外という非日常の中で、仕事のことも、生活のことも
                    考えず(夜中に一人仕事をしていた人もいましたが)、
                    恋愛だけに集中できる贅沢さは羨ましい気もしました。
                    しかもテレビという媒体上、自分の気持ちをぶつける方の
                    恋愛を奨励されているようなラブワゴンという
                    地球上にはあり得ないつくられた空間の摩訶不思議さ。
                    おそらく、自分の一挙手一投足が視聴者に観られている
                    陶酔感と、海外で自分のアイデンティティ揺らぐ中では、
                    誰でも恋愛スイッチが入ってしまう気がします。

                    『あいのり』に選ばれた人には大きく2つのパターンが
                    あったと思います。
                    一つは一芸を持っていて、それを立脚点に自分を上手に
                    アピールしようとする人、もう一つは、何もない分、
                    環境への適応力と順応性で変わっていく人――。
                    カルボナーラがプロのダンサーを尻目に、意味不明の
                    ダンスを披露して現地の人からチップをもらっていたのには
                    ちょっと感動。私にはできません!

                    2009年は新しいスタートの年という星周りの私も
                    できれば後者のパターンで行きたいなと思います。
                    一芸はないですが、新しいステップを踊るには、
                    まだまだ余分な荷物が多すぎるようです。

                    風水でもよく言われるように、運気アップのためには
                    余分な荷物を整理して、不必要なものは捨てることです。
                    私も、捨てるべきか捨てないべきか悩んだ時は
                    “捨てる”というのを基本ルールにすることにしました。
                    でも、まず捨てなきゃいけないのは、体脂肪かな…。


                    心に灯る“電力マン”の言葉

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                      2夜連続で 『黒部の太陽』 を放送していましたが、
                      原稿に追われていたので、最後だけ少し観ました。
                      黒四ダム建設には100名以上の犠牲者が出たそうですが、
                      今もエネルギーの確保に“命をかけている人たち”と
                      私も企業取材の際にお会いしたことがあります。

                      それは、発電所のメンテナンスを行う技術者たち。
                      たとえば原子力発電所であれば、厳しい放射線管理下での
                      作業となるため、規定以上の放射線を浴びないよう、
                      場所によっては1日数分しか作業できない区域もあり、
                      文字通り命がけの作業だそうです。
                      また、火力発電所の場合も、なかなか冷えないボイラーの
                      過酷な熱さの中で応急処理を行うことなどもあるそうです。

                      人材募集にも絡む取材だったので、ヘタレな私は
                      ハリソン・フォード主演の 『K-19』 などを思い浮かべ、
                      「作業環境については書かない方が良いのでは?」 と
                      提案したのですが、プラントエンジニアの方たちから
                      「そんな厳しい環境下でも、ライフラインを支えている
                      エネルギープラント。その“心臓部”を自分たちが
                      任されているという誇りは、何物にも代えられません。
                      あくまでも作業環境は隠さず、その上で立ち向かおうと
                      思ってくれる人に来てほしいんです」 と毅然と言われたのです。

                      その後、私と別に動いていたカメラマンさんが
                      各現場で撮った写真を見る機会があったのですが、
                      そこに写っているヘルメット姿のエンジニアの笑顔にも
                      取材したエンジニアの方たちと同じ毅然さがありました。

                      飲食店での取材の際にも、シェフから直接お料理に
                      対する想いをうかがうと、美味しいお料理がさらに
                      美味しくなる気がします。
                      それと同様に、電気供給のつくり手や支える人に
                      仕事を通じてお会いできたことで、
                      携帯やデジカメの充電をする際に、小さな赤いランプが
                      点灯した時、電気の “受けとり手” として彼らへの
                      感謝の気持ちがポッと点灯する時があります。


                      『トトロ』ブランド

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                        ベタと言われようと、思いっきり司馬遼太郎ファンなので、
                        日本の歴史では戦国時代と幕末が好きです。
                        戦国時代は織田信長、幕末は高杉晋作が好きと言えば、
                        大体、司馬遼太郎のどの本の影響を受けているかは
                        想像がつかれると思います。

                        ちょっと前までは各地にある織田信長の墓参りや
                        古戦場巡りなどに明け暮れていました。
                        おかげで戦国時代のカットを描く時は資料に困らず、
                        趣味が実益につながり、ラッキーでした。

                        織田信長と言うと、桶狭間の奇襲、比叡山焼き討ちなど、
                        戦における破壊力の方に目を向けられがちですが、
                        彼が導入したフリータックスやコンペティションによって
                        物流業や製造業を活性化させた功績もあるのです。
                        フリータックスが、学生時代に暗記した「楽市楽座」、
                        コンペティションが「天下一」という称号の付与です。

                        「楽市楽座」によって、それまで大名や地社が関所をつくって
                        自分の領地を通る人から巻き上げていた関銭を撤廃したり、
                        「座」という協同組合に入っていなくても自由参入できる
                        ようにしたりと、流通・小売の緩和政策を行ったんですね。

                        また、職人たちに技能を競わせ、一番優れた職人には
                        「天下一」のブランドを与えることで、職人の自負や
                        品質向上に対するモチベーションアップを図りました。
                        背景に政教分離の思惑などもあったにせよ、民衆にとっては
                        健全な自由競争社会の先駆けとなったわけです。
                        …つい前置きが長くなってしまいました。愛ゆえに!

                        「天下一」を急に語りたくなったのは、
                        今日行った取材地が街をあげて「天下一」のような
                        取り組みを行っていたからです。
                        “食の達人”たちの味を地域ブランドと認定し、
                        地域で培われた食の掘り起こしをしているそうです。
                        ブランドの名は「里に八国(さとにはちこく)」。
                        ネーミングしたのは東村山市です。

                        「八国って何?」と思われる方も多いかと思いますが、
                        東村山には「八国山」という、山という名の丘があり、
                        その一帯は『となりのトトロ』の舞台にもなったと
                        言われている場所です。
                        そのため、現在「八国山」は「トトロの森」と呼ばれ、
                        他の地域からもその里山を散策する人が訪れるように
                        なりました。

                        『もののけ姫』の屋久島や白神山地、
                        『千と千尋の神隠し』の台湾や銀山温泉など、
                        宮崎駿さんの作品の舞台となった場所は多数ありますが、
                        一連の作品の中でも“ほのぼのムード”に溢れている
                        トトロの世界を歩くのもいいリフレッシュになるかも。

                        ベタに東村山を楽しみたい方には、
                        「だいじょうぶだアー饅頭」がおススメです。


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