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    • 2023.07.11 Tuesday
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    「今何してる?」「ツイッターに登録中」

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      『東洋経済』 を読んでいたら、Twitter(ツイッター)の
      アクセス数がウナギ上りで、日本もすでに100万人が利用
      していると知り、先ほど慌てて登録しました。
      日本語版だったので、簡単に登録することができました。
      http://twitter.com/

      といっても、さえずってみたかったのではなくて、
      メールアドレスやブログアカウントを登録する際に、
      希望のユーザー名が取れなかったこともあったので、
      いずれTwitterをやりたいと思った時にユーザー名で
      悩みたくないという消極的な理由からです。

      案の定、希望のユーザー名はすでに登録されてました。
      また、15文字以上はNGのようです。
      残念ながら、もう一つのブログで使っている
      「kumakichi」 なんていうユーザー名すら登録済み。
      とはいえ、一応、第5希望くらいのユーザー名を
      押さえることができました。ようやく一安心です。

      Twitterの存在は、ホリエモンこと堀江貴文さんのブログか、
      何かのインタビューで以前から知っていたのですが、
      ついつい目先の営業活動や日食ツアーなどにかまけていて
      すっかり忘れていました。
      ちなみに堀江さんの 「六本木で働いていた元社長のアメブロ」、
      結構好きで定期的に見に行ってます。

      200ワードくらいを1段落として、文章はくだけた会話体ですが、
      頭の中が整理されている文章展開。
      やっぱり頭がいい人なんだなあと痛感させられます。
      きっと、文章のボリュームが多い時でも20〜30分もあれば、
      書き上げてしまうんでしょうね。
      脳のCPUの違いでしょうか。

      日本人には向いている気がするTwitter

      サイトやブログと違って 「140文字」 というライトメールのような
      文字数制限が設けられているTwitterですが、通常のメール交換や
      日記や徒然ブログなど、日本人の場合、ちょっとした思いを文字に
      することは、俳句の時代からの伝統芸のような気がするので、
      ブログ以上にインターフェイスもシンプルで使い勝手が良さそうな
      Twitterはこれからもどんどん利用者が増えていくと思います。

      週刊誌的な情報はTwitterで、保存版的な情報はブログで、
      といった棲み分けもできてくるかもしれません。

      モバイルでの公式サービスも進行中ということなので、
      そうなれば爆発的に利用者が増えるでしょうね。
      その中にWILLCOMも入っていればいいのですが。

      「いま何してる?」という質問に対し、140文字内で
      返事をするカタチでコミュニケーションが始まるTwitter。
      私の場合、悲しきかな、「原稿書いてる」 という例文を
      登録しておいた方が良さそうです。
      うわぁ、メチャクチャ、話題が広がらなそ。


      やっぱ救世主だわ、ジョン・コナー

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        そろそろ 『ターミネーター4』 も映画館上映を
        終えそうなので、多少は内容に触れたコメントでも
        いいかなあと思う今日この頃。

        『ターミネーター3』 で十分完結していた感があって
        それほど観に行こうという積極的な気持ちはなかったのですが、
        都心部で時間を潰す必要が出て、何となく観たのですが、
        思ったよりも良くできていたと思いました。

        やはり、ご存じレジスタンスのリーダーであるジョンと
        記憶喪失のマーカスによるツートップの展開だったことが、
        ストーリーに厚みを持たせ、これまでよりも登場人物の
        心の動きを描くことができたのではないでしょうか。
        とくに自分が復活した目的がわからないまま、スカイネットと
        戦い、自らのアイデンティティを模索するマーカスには、
        ちょっと 『ロボコップ』 を思い出させる要素もありました。

        そして、コンピュータ技術の発達のおかげで、
        若き日の “シュワちゃんターミネーター” もスクリーンで
        観ることができました。
        実際、本画像となったと思われる酒場のシーンは映画館で
        観ていなかったので、ちょっと嬉しかったかも。

        ただ、映画館では気付かなかったのですが、映画を観て数日後、
        『エンジェルハート』 の新刊が出て読んでいる時にふと
        思ったことが一つ。
        「ジョンって、心臓移植だっていうのに大した適合の検査もせず、
        マーカスから心臓をもらっちゃったんだろうか?」
        確かマーカスも 「オレはセカンドチャンスはいらないから、
        心臓を使ってくれ」 みたいな勢いだったような…。

        それだけの強運さをみても、やはりジョン・コナーはタダ者ではない、
        「さすが救世主!」 と改めて実感したのでした。


        楽しく追求する “耳かき道”

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          誰に聞いたか忘れましたが、耳の中がかゆい時に
          綿棒にお茶を付けて耳かきするとかゆみが取れると
          聞いて試したところ、確かにとてもいい気持ち。
          花粉の季節にも効果的な気がしました。

          先日も駅前で爪切りや耳かきなどの道具展を見かけて、
          「シリコン耳かき」 という物を買ってみました。
          片方の端にはシリコン樹脂の螺旋耳かき、もう片方には
          ポリカーボネイト耳かきが付いていて、400円くらいの商品です。
          使ってみたところ、シリコンのスパイラルの肌触りというか
          耳触りは、大変ソフトで気に入りました。
          また、両方とも使った後のお掃除もラクなのもGOODです。

          ちょっと微妙な 「耳かきサロン」 なども含めて、
          人間にとって耳かきは快楽の一つだと思います。
          インターネット上にも 「耳掻き博物館!」 なるサイトもあり、
          そこに外耳道の薄い皮膚を傷つけないよう、2〜3週間に1度程度の
          頻度としておいた方が良いことを知りました。
          耳掻きのし過ぎは、外耳道炎を引き起こしたりもするそうです。
          http://www.mimikaki-museum.com/

          さらに、そこで紹介されている耳かき関連サイトも、
          耳かきを通じてそれぞれの人生観が垣間見えて面白いと思います。

          それにしても、耳かきはどれくらいの種類があるのでしょうか。
          ステンレスや竹などはよく見かけますが、クジラのひげや歯、
          象牙、べっ甲、牛角といった物もあって、こういった物は
          高級な趣味の域に達していると思います。
          また、コイルヘッドの耳かきやスコープで耳の中が見える耳かき、
          電動吸引耳掃除機といった最新技術を駆使したような耳かきも
          増えているようです。
          グッドデザイン賞を受賞したという、ワイヤー素材の
          「ののじソフト3連耳かき」 なんていう物も発見しました。
          意外と奥が深い世界なんですね。

          私が憧れているのは、べっ甲の耳かき。
          べっ甲の軽くて温かみのある肌触りにとても憧れます。

          以前、べっ甲の茶杓が虫に食われてしまった時に、
          削り直してもらったことがある 「大澤鼈甲」 の
          「鼈甲耳かき 白バラ上甲約10センチ」 という商品です。
          雑誌ペンでも紹介され、反響を呼んだとのこと。
          http://www.osawabekko.co.jp/

          ただ、8400円という値段がネック。
          それに手が出ないようでは、私の “耳かき道” はまだまだ
          修行が足らないのかもしれません。


          『東洋経済』 の 「睡眠力」 に学ぶ

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            今週の 『週刊東洋経済』 の特集が、私にとっても
            永遠のテーマとなりそうな睡眠についてだったので
            即買いしました。
            少なくとも、私が2度ほど “ウツ期” に突入した際には
            必ず事前に “睡眠障害” の前座がありました。
            逆に現在も 「ちょっと疲れすぎてパニック症候群が来ると
            怖いなあ」 と思っていても、そういう時は無理にでも
            睡眠時間をたっぷりとると、ウツ患者にだけはわかる
            微妙な発作前のザワザワ感が私の場合は消え去っているのです。

            ということで 「睡眠力」。
            データベースとしても、多角的によくまとめてあります。
            1冊690円で、1特集としてこれだけまとまっていれば
            お買い得という気分です。
            それに何と言っても、日経や東洋経済、ダイヤモンドなどの
            経済誌に執筆する方の情報はかなり正確性・信頼性があるので
            安心して読むことができるのも魅力です。

            そんな溢れる情報の中で、改めていくつか睡眠に関する
            誤解があったことを知りました。
            いくつか例を挙げると…、

            ◇ 朝型が夜型より健康とは限らない。
            眠りのタイプは朝型、夜型、その中間型などさまざま。
            体内時計や体質、習慣、年齢によって個人差があります。
            重要なのは個々の体内時計のリズムを規則的に保つ
            ことだそうです。

            ◇ 睡眠の貯蓄はできない。
            過去の睡眠不足の “負債” を返済する寝だめはできるが、
            明日が徹夜だからと言って事前に寝だめしておくことは
            できないもの。返済はできても、貯金できないのが睡眠です。

            ◇ 寝ずに働くより、寝て働いた方が作業効率が良い。
            作業効率の面で見た場合、睡眠不足は飲酒よりもたちが悪いとか。
            2時間の睡眠不足は、体重1キログラム当たり0.54グラム、
            酎ハイ2〜3杯分のアルコールを摂取したのと同じだそうです。
            弱度酩酊で運転や仕事をするようなものなのです。

            ◇ 睡眠不足の弊害。
            注意散漫による事故、アルツハイマー、糖尿病、高血圧、
            高脂血症、うつ病などのリスクが拡大することが
            さまざまなデータから関連付けられています。
            不眠症がある人は、うつ病の発症において
            不眠症のない人の10倍の発症率となっています。

            ◇ 適正に使えば睡眠薬の方が寝酒より安全。
            アルコールはある程度の量を飲むと心身をリラックス
            させるが、体内でアルコールの分解が進むと
            代謝物として二日酔いのもととなるアセトアルデヒド
            が生じて、睡眠を妨げます。
            また、寝酒が習慣化すると、アルコールへの耐性が生じて
            同じ量では眠れなくなり、摂取量が増える危険性があります。
            現在主流のベンゾジアゼピン系睡眠薬は、長期服用しても
            強い耐性や依存性が出にくいのでアルコールより安全です。

            ◇ 人間の体内時計は25時間サイクル。
            朝起きて太陽の光が目から入り、視交叉上核(しこうさじょうかく)
            に届くと、1日が25時間という体内時計の1時間の誤差が
            リセットされるようになっているそうです。
            これは雑学的にも面白い発見でした!

            ◇ 低反発素材の寝具には要注意!
            低反発素材は衝撃を吸収しやすく、体重の4割が集中する
            といわれる腰が就寝中に絶えず沈み込んでしまいます。
            そのため、寝返りを打ちにくい状態になってしまうのです。

            そのほかの快眠アドバイス

            ◇ 食べ物
            乳製品、豆製品、バナナ、アボカド、肉類、スジコなどを
            摂ると、トリプトファンというアミノ酸を摂取でき、
            トリプトファンは体内でセロトニンに変わり、
            そして眠りを誘発するメラトニンに変化します。

            ◇ 照明
            光は起床と就寝のリズムをつくる大事な要素。
            眠りを誘うホルモンであるメラトニンは、朝、
            太陽の光を浴びるとつくられ、暗くなるに従って
            分泌量が増えます。
            就寝1〜2時間前から部屋をやや暗めにしておくと
            メラトニンの働きをうまく利用して眠りにつけるとか。
            フットライトなども効果的。

            ◇ サプリメント
            アミノ酸の一つグリシンは神経を抑制する作用があり、
            最近の調査からグリシンがグルタミン作動性ニューロン
            を刺激することで深部体温を下げ、眠りに導くことが
            わかったそうです。特長はアミノ酸だけに、副作用もなく、
            安全性も問題ないこと。
            アミノ酸のセリンを成分とした 「すやりん」(ファンケル)
            などがあるそうです。

            ◇ ハーブティー
            セントジョーンズワートはセイヨウオトギリソウ。
            うつ病に合併した不眠症上の人に効果的。

            ちなみに私もセントジョーンズワートのお茶は、
            以前アロマ関係のサロンで飲んで気に入り、
            そのサロンが使っていたブランドのを時々飲んでいます。
            ミントマジックというお店です。
            http://www.mintmagic.jp/

            私が飲んでいるのは 「更年期ママブレンド」。
            ママじゃあないんですけどね…、とほほ。
            セントジョンズワート、リンデン、ローズレッドの
            ブレンドになっています。

            もう一つのお気に入りが 「ピュアボディブレンド」。
            体内浄化の二大ハーブであるエキナセアとネトルの
            ブレンドとなっていて、免疫力がアップする気がします。

            そのほか、「花粉症ブレンド」「飲み過ぎパパブレンド」
            といったユニークでわかりやすいネーミングの
            “西洋健康茶” があります。

            私としてもできるだけ、寝る前はコーヒーなど刺激物は
            避けるようにして、ハーブティーを飲むようにしています。
            ちなみに睡眠導入剤は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬、
            以前取材にも行ったサノフィ・アヴェンティス社の
            「マイスリー」 を飲んでいます。
            そして多少時間がある時は、ヒプノセラピーで作ってもらった
            「睡眠導入テープ」。
            睡眠対策を併用することで、不規則になりがちな睡眠を
            できるだけ短くても深く取れるよう努力しています。

            少しでも 「夏で不眠気味」 という方たちの快眠のヒントとなれば幸いです。


            歯が取れて大出費!!!

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              19日の日曜日に突然歯が取れて、
              というか詰めていた銀が取れてしまいました。
              通常なら休み明けにすぐ歯医者に行ければ
              済むことでしたが、あいにくと休み明けからは
              皆既日食ツアーで中国に行く予定となっていました。

              以前、フリーでアメリカに10日間行った時に
              行きの飛行機で歯が取れて、アメリカでも
              食べたい物を食べず大事にしていたのに
              歯の本体部分が欠けてしまい、神経抜きにまで
              及んだことがあったので、大ビビり。

              いろいろ考えた挙句、出張所で行っている
              歯科の休日診療所に駆け込みました。
              これもまた以前、正月にお餅で銀が取れた時に
              言った経験があったからです。
              自慢になることではありませんが…。

              まあ、とにかくすぐに行ったおかげで、
              帰国後は必ず行きつけの歯医者さんに行くよう
              念を押された上で、取れた銀をそのまま使って
              応急処置をしていただけました。

              中国帰国後は締め切りと終日取材が立て込んでいたので、
              ようやく今日、行きつけの歯医者さんに行けたわけです。

              銀が取れる理由としての多くが、銀の下での虫歯の進行に
              あるということでレントゲンを撮られました。
              それにしても、歯のレントゲンが顔の周りをウィーンと
              半周する時、なぜだか息を止めてしまうのはなぜなんでしょう?
              私だけかもしれませんが…。

              目薬をさす時、多くの人の鼻の下が伸びてしまうのと
              同じ原理なのでしょうか?
              それとも単に肺のレントゲンの条件反射?

              といった考察は置いておくにしても、治療代は
              レントゲン料込みで約3000円。
              新たに型を取ったり、銀をはめ込むのも確かそれなりの
              金額を取られた気がして、今後の出費が気がかりです。


              ベトナム国営ホテルのワザをリーズナブルに!

              0

                先月の取材の収穫は、何と言っても世田谷線の名店、
                『亜細亜食堂サイゴン』 を知ったことでしょう。
                http://saigon818.com

                店内に貼られた写真からもうかがえる芸能人御用達の
                このお店は、世田谷線 「上町駅」 1分の場所にあります。
                ランチは、11:30〜15:30。午後の営業時間は0:30まで
                やっているので、世田谷線を通勤・通学に使っている方は
                きっと車窓からこの店の明かりを目にしたことがあるかもしれません。
                どうやら近隣ではすでに評判の人気店となっているため、
                入り口の道路沿いには順番待ちの人たち用の丸椅子が並んでいます。

                店内は世田谷線側は窓が広がっていますが、入口付近は
                やや明かりを落としているためアジアンダイニングの
                混沌とした雰囲気にあふれています。
                仏像や各ブースを仕切るスダレも、店の雰囲気をさらに
                盛り上げている感じ。
                オーナーさんにうかがったら、一番奥にある仏像は
                ベトナムの工房にオファーまでして作った作品だとか。
                オーナーさん自身の思い入れも深い仏像なのでした。

                さらに、料理はベトナムの国営ホテルで15年間勤めたという
                経験を持っている一流の料理人。
                そのため、お料理は上品で盛り付けもそれぞれ食材で
                つくった花をあしらうなど、見た目が全て美しいのです。
                私は取材だったので、先方おススメの 「生春巻き」(1本280円)、
                酸味も効いたサイゴンカレー(700円)、大きなナンが(300円)、
                半熟卵が乗った野菜チャーハンは(750円)、鳥肉フォー(680円)を
                いただきました。1品2人前くらいで、どれもボリュームがあります。

                また、どのお料理にも野菜がたっぷり使ってあって、とてもヘルシーな感じ。
                それもそのはず、お料理に使われている野菜は、同店が委託している
                契約農家でつくった無農薬野菜なのです。
                そのため、お料理をいただいていると、体の中がキレイになっていく
                感じがします。

                また、1日限定10食で、有機野菜の 「パクチーサラダ」 もあるとか。
                さらに、夏のメニューとして、フォーを使った冷麺などがあるそう。

                渋谷のベトナム料理の老舗 『ブーゲンビレア』 が閉店してしまい
                落胆していた私に新たなお気に入り店を神様が見つくろってくれた
                感じがするほど、どのメニューも美味しく、また美しく、そして安い!
                日頃、グルメ番組などで美味しい物を食べている芸能人の方々だけに
                独り占めさせておくにはもったいないリーズナブルなお店です。


                クマムシに魂はあるのでしょうか?

                0

                  10年近く前に 「クマムシ」 のイラストを描くという
                  とてつもないミッションを与えられました。
                  当時はまだ 『へんないきもの』 (早川いくを著、バジリコ刊) も
                  出版されておらず、『トリビアの泉』 でも取り上げられる前。
                  かろうじて 『Newton』 に掲載された資料が入手できたので
                  それを元に何とか描き上げました。
                  とはいえ、『Newton』 のイラストは立体感のあるリアルな
                  クマムシだったので、それを1色刷り用のIllustrator画像として
                  成り立たせるには、かなりの苦労でした。

                  そんなクマムシくんたちもすっかりメジャー(?)になり、
                  現在、Yahooで「クマムシ」を検索すると22万件以上も
                  ヒットするという大人気生物となっています。
                  やはり、クマムシの不死身さに対する魅力でしょうか。

                  クマムシは、体調は50ミクロンから1.7ミリくらい。
                  そのくせ、摂氏150度の高熱にも、絶対零度(―273度)にも、
                  真空にも、乾燥にも、6000気圧にも耐えられるほとんど
                  地球外生物のようなヤツ。
                  人間が絶滅してもゴキブリと共に生き残りそうな生物です。
                  ゴキブリとクマムシの楽園・地球とならないためにも
                  エコに協力しようと、コンビニの袋もお断りしたり、
                  クーラーをかけずにクソ暑い部屋でダラダラ汗を流しながら
                  原稿制作に励んでいる毎日です。

                  クマムシが高熱や乾燥に耐えられる理由は、体内から
                  水分を放出した上での仮死状態となれるからだとか。
                  体の3分の2を水分である人間にはとてもマネできる
                  芸当ではありません。
                  少なくともヤツらに魂があるとは思えません。
                  仮死状態の時、魂が幽体離脱してフラフラしていたら
                  めちゃくちゃ気持ち悪いですが…。

                  不死身のエビも!

                  考えてみると、同じような生物に 「シーモンキー」 という
                  奇怪な生物がいます。
                  子供の頃は水の中に 「シーモンキーの粉」 を入れると、
                  次の日には水槽の中で泳いでいるシーモンキーという生物が
                  不思議で不思議でたまりませんでした。
                  その割には飼いたいとも思わなかったのは、シーモンキーには
                  孵化してからの魅力が感じられなかったからです。

                  後で調べたら、あの 「シーモンキーの粉」 だと思っていたのは、
                  アルテミアやブラインシュリンプと呼ばれる小型のエビに似た
                  生き物の卵を乾燥させたものだそうです。
                  「乾燥卵」 あるいは 「耐久卵」 と呼ばれています。

                  シーモンキーがこういった能力を身に付けた背景には、
                  水が干上がってしまった時、風で飛ばされた場所で、
                  水が溜まるまで孵化するのを何年も待つことができるように
                  するためだそうです。
                  乾燥耐久性がある卵は、水に浸かると24時間から36時間で
                  孵化するスピード対応。
                  どうせなら伊勢海老やオマール海老にそういった能力が
                  あってくれれば、もっと簡単に養殖できるだろうに…。
                  シーモンキーでは腹の足しになりませぬ。

                  同じように、ミジンコにも水が汚れたり、酸素が減ったり、
                  高温になったり、仲間が増えすぎて環境が悪くなると、
                  卵の状態で環境の良い場所へ飛ばされていって、
                  孵化のタイミングを待つ種類もいるそうです。
                  いわば “風まかせ” の人生というわけですな。
                  ちょっと私の転職歴にも似ていて、耳が痛い気もします。

                  最後に、クマムシのイラストを描いた時からあった
                  さまざまなクマムシ情報を網羅している老舗サイトが
                  「クマムシゲノムプロジェクト」。
                  http://kumamushi.net/

                  腹筋しているクマムシとか、クールなクマムシとか、
                  一般の感覚では理解し難い世界の深淵を垣間見る
                  ことができる貴重なサイトです。
                  このサイトを見れば、ナウシカに出てくるオームみたいな
                  クマムシの姿が、きっと愛おしく見えてくるでしょう。


                  海外で見た恐ろしい光景

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                    暑い日が続くので、思わず寒くなる実話を
                    いくつかご紹介します。

                    まずは第三位。
                    タイの郊外にある食堂で食事をしていた時、
                    テーブルの足元に骨と皮だけになった子犬が
                    ハッハッと息も荒く横たわっていました。
                    私も子供だったが、明らかに死ぬ寸前なのが
                    わかるくらい衰弱していました。
                    何か下に食べ物を落としてあげればいいのかな
                    と思いつつも逡巡されて…。
                    食事が終ってテーブルの下をのぞいたら、
                    その犬は息をしていませんでした。

                    そして第二位はインド。
                    死を待つ街として有名なベナレスに行った時、
                    車が走る道の脇に死体がありました。
                    かなり死後何日も経過しているらしく、
                    顔が見えないくらいハエがたかっていました。
                    インドなので人口密集度は高く、道には多くの
                    人が歩いているのですが、誰もそれに目をやらず
                    普通に死体を平然と通り過ぎていきます。
                    インドでは見慣れた光景なのかもしれません。
                    生と死が背中合わせであることはわかっている
                    つもりでも、実際にああいったカタチで遺体が
                    放置されているのを見ると、埋葬代だけは
                    貯金しておかなくてはと考えされられる光景でした。

                    第一位はやっぱり中国。
                    とはいってもチベットです。酸欠状態の朦朧とした
                    意識の中で見た川辺の光景はトラウマとなっています。
                    現地ガイドさんが「川にも遺体を流せる曜日があって、
                    今日はその日です。運が良ければ見られるかもしれません。
                    ただ、それほどそれに会える機会はありません」 と
                    言っていたのですが、川沿いに走るバスから
                    川の先の方から煙が上がっているのが見えました。
                    「あの煙の所で埋葬を行ってるはずなので、バスが
                    横を通過する時に見てください。ついてますね!」
                    とか言っていたので、つい見てしまいました。
                    そこには2〜3人の人が遺体を鉈のようなもので
                    切り分けていました。
                    日本だったら遺体損壊罪になるような光景でした。

                    番外で日本。
                    場所は渋谷駅でした。山手線が突然へんな音を立てて
                    止まり、人身事故を告げた時、私はちょうどホームに
                    上がったところでした。
                    駅員さんたちが、電車の下から「頭ありました」「足ありました」
                    といった報告をしていました。毛布のようなものが用意され
                    おそらくバラバラになった遺体は回収されたように思われました。
                    人を引いてしまった電車がホームを出ていきました。
                    私の目の前の線路に靴下が脱げた足と皮靴が落ちていて、
                    あまりの衝撃に 「この人は靴下をはかずに靴を履いていた
                    のだろうか」 といった全くとっ外れた感想が頭に浮かびました。

                    夏の納涼お化け屋敷や心霊スポットなどの “見えないものが見える怖さ” も
                    さることながら、何よりも恐ろしいのは、生前とは変わり果てた “人間の死” を
                    目の当たりにすることで、今生きている自分の背中合わせに死があることを
                    実感することは何よりも恐ろしく怖い経験な気がしてなりません。


                    “はわわ〜” 気分を疑似体験

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                      皆既日食前後は、企画書の提出や原稿制作で
                      毎日のように2・3時間睡眠が続き、
                      もちろん、旅行当日も出発ギリギリまで原稿書きで、
                      帰国当日も締め切りを抱え、翌日は朝一から撮影と
                      5人分の取材をこなさなくてはならないほどの
                      超ハードスケジュール。
                      仕事があって嬉しいけれど、7月中旬はほとんど仕事が
                      なかったのに、今頃こんなに集中しなくてもと、
                      ちょっと泣きたくなる気分でした。

                      さらに現地に行ったら、観光付きのツアーだったので
                      毎朝5時や6時起きの強行軍で寝ている暇がなく、
                      ようやく今日、久しぶりにゆっくり寝ることができました。
                      10日ぶりくらいでしょうか。
                      そのせいか、逆にちょっと本を読んでいるだけでも
                      うたたねしそうな眠さが襲ってきます。

                      よく考えたら、いつも夜中まで仕事をして、
                      脳が興奮状態のところ、無理やり睡眠導入剤でスイッチを
                      切っているような寝かたをしていたため、自然に眠くなる
                      感覚はかなり久々。
                      昨日取材に行った企業の原稿制作はありましたが、
                      今日は少しゆっくりとすることにしました。

                      子猫が教えてくれる生活の中の小さな幸せ

                      中国では毎日繰り返し飽きることなく 『星守る犬』 を
                      読んでいたせいか、今日は “猫もの” を読みたくなって
                      『チーズスイートホーム』(こなみかなた著、講談社刊)を
                      読んでみたりしました。
                      すでに6巻まで出ていますが、私は一番5巻が好き。
                      一旦は手放したものの、BOOKOFFで買い戻したほどです。

                      『動物のお医者さん』 がとくに動物好きでなくても
                      楽しめるように、『チーズスイートホーム』 も猫好きと
                      いうほどでなくても、誰でもほのぼのと楽しめる作品。
                      何よりも 「チーのお家のチーらよ」 といった “チー語” が
                      クセになりそうなかわいらしさ。
                      ネットでも 「チーズスイートトラベル」 といった
                      コーナーがあって、各国を旅するチーで癒されています。
                      http://morningmanga.com/chi/

                      『チーズスイートホーム』 のお話は、初めてのお散歩で
                      迷子になった子猫が山田家に拾われて、チーと名付けられる
                      ところから始まります。
                      名前が付いたいきさつも意外と実際にありそうで笑えます。

                      4巻でペット可の新しいマンションに引っ越したことで、
                      俄然行動半径が広がって、登場人物&動物も増え、
                      ストーリーのバリエーションも拡がった気がします。
                      また、5巻からはチーとママ猫のニアミス状況も
                      発生して、その辺はちょっとスリリング(?)な展開に。
                      そして、一度は引っ越しで別れた兄貴分の黒猫にも再開。
                      6巻では「ミガー」と鳴くチーと同年代のやさぐれた
                      野良猫くんも登場して、飼い猫であるチーの幸せぶりも
                      際立つようになりました。

                      お気に入りの5巻の中で最も気に入っているのが
                      第80話 「猫、ブラッシングされる。」 です。
                      山田家のお父さんが猫用ブラシでチーをブラッシング
                      するだけの話なのですが、その 「くーし、くーし」 と
                      いうブラッシングの擬音や、ブラッシングされる
                      チーの幸せそうな 「はわ、はわわぁ」 という表情に
                      読んでいる自分もブラッシングされる気分を疑似体験
                      できて、いい気分。
                      つい自分の髪をとかす時も思い出して、「はわわぁ」 な
                      気分になってしまうこともあります。
                      なかなか朝から明るい気分になるので、出勤前、外出前には
                      おススメのリフレッシュ法といえましょう。

                      そして、6巻で好きな作品は “ふさふさおねえさん” の高級猫
                      アリスが水飲み用のお皿に映る水を揺らして楽しむ姿を見た
                      チーが 「ただのお水じゃなくて、大切なゆらゆらお水」 を
                      アリスと一緒に眺めるシーンが、自分の仕事を思う気持ちに
                      似ているようで好きです。何の変哲もないものの中から見つける、
                      その人ならではのこだわり。それは大した物でなくてもいいのです。

                      水を揺らすのに飽きたアリスがチーに 「一緒にお水飲む?」
                      と尋ね、チーが「ふさふさおねえさんのだいじなお水なのに?」
                      とちょっと辞退しようとするのに対して「え?ただのお水よ」
                      と言ってのけるオチも温かい気持ちになります。

                      そんなふうに生活の中の小さな幸せを子猫が気づかせてくれる
                      作品が 『チーズスイートホーム』 なのです。


                      『星守る犬』 で泣くデトックス

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                        日食を見に行った際に気中のお供にと購入したのが、
                        書店に平積みで陳列されていた 『星守る犬』
                        (村上たかし著、双葉社刊)というコミックです。

                        一面に広がるヒマワリ畑の中にちょこんと白い犬が
                        たたずんでいる表紙が印象的。
                        ヒマワリが描かれた表紙には、明るいオレンジ色の帯が
                        かかっていて、そこには 『流星ワゴン』『疾走』 の
                        著者として有名な重松清さんのコピーが入っていました。
                        「涙が出た。せつなくて、うれしかった」
                        もう、それだけで買いたくなってしまうではありませんか。

                        そして、ストーリーが始まって2頁目には、どこかの荒野に
                        放置された自動車の中から身元不明の男性の遺体と、
                        その男性の死後経過から1年以上ズレた時期に死んだ犬の躯が
                        発見されるという衝撃的なシーンに突入します。
                        そして、タイトルが入り、白い犬が捨て犬として鳴いている
                        シーンにプレイバックするという流れです。
                        ステーリーはテンポよく、拾われたいきさつ、お父さんとの出会い、
                        初めてのお散歩などがほのぼのと語られていきます。
                        お父さんは、いかつい顔のおっさんで少女漫画なら
                        レギュラーとしては絶対に出てこない容貌のキャラクターです。

                        時が経ち、人は少しずつ変わっていきますが、
                        白い犬「ハッピー」のお父さんへの気持ちだけは
                        変わることがなく、家庭の変化をそのつぶらな瞳で
                        見つめ続けます。
                        どんな小さなコマでも、「ハッピー」 の目のアイキャッチが
                        キラキラしていて、そこにお父さんへの無償の愛が表現
                        されているような気がします。

                        お父さんは、持病を理由に会社をクビになり、同時に妻に
                        去られ、マンションを売り払いローンを払ったら、
                        残ったのは自分の車とそれに積み込める程度の家財一式。
                        それと 「ハッピー」 だけでした。

                        奥さんと別れた理由も、離婚を言い出されるまでの
                        何度か描かれる夫婦間の会話から察することができ、
                        1コマ1コマにまったくムダがない構成にただただ感心。

                        海を左手に眺めながら、南にあるというお父さんの
                        田舎へと 「ハッピー」 は向かうのです。
                        その後はロードムービー調の展開となります。
                        さまざまな場所で事件や問題が生じた時でも
                        「ハッピー」 が小さなコマでも尻尾を振っている姿が
                        描かれており、その姿があまりに愛おしく、その半面、
                        お父さんの落胆が一層際立つという、作者の憎い手口に
                        わかっていながらも泣かされます。

                        動物病院から退院してきた 「ハッピー」 が、嬉しくて
                        お父さんの頭に乗って尻尾を振っている姿を見ていると、
                        思わず犬を飼いたくなってしまう衝動に駆られるほどです。

                        そして、さらに問題は深刻になり、お父さんは最期の時を
                        迎えることになりますが 「ハッピー、ありがとう」 の
                        言葉には涙が出るのはもちろん、読み手にも 「ハッピー」 の
                        体温までもが伝わってきます。

                        つねに会社でも家庭でも自分の意見を言うことなく、
                        自分を抑えることが周囲の幸福だと考えて生きてきた
                        お父さんにとって、「ハッピー」 とのドライブは、
                        サングラスをかけてみることから始まり、それまで
                        自分がやってみたくても二の足を踏んでいた経験ばかり。
                        「ハッピー」 を通して、道々本当の自分を取り戻していった
                        お父さんは決して不幸ではなかったと思います。

                        お父さんの死後の 「ハッピー」 は、中犬ハチ公そのもの。
                        そして、「ハッピー」 が死を迎える直前だけは、
                        それまでいつもキラキラ輝いていたアイキャッチが
                        くすみ、お父さんが待つ世界へと旅立っていくのです。

                        同時収録されている 『日輪草』 は、その後日談。
                        ケースワーカーの奥津という男性が、仕事上、
                        身元不明の死体を引き取るための手続きを行う
                        担当となります。
                        日頃は淡々と仕事をこなす奥津でしたが、身元不明死体の
                        足もとに死んでいたという犬を哀れに思い、男性の身元調べに
                        自ら有給休暇を取って、海を右に見ながら男性が来た道を
                        逆走していきます。

                        同時に自分が過去に愛しきれなかった犬の思い出が
                        甦って来ることで、奥津の調査確認の遠出もまた、
                        自分の犬への贖罪、そして自分を取り戻す旅となるのです。
                        こちらのストーリーも、奥津が思わず犬の顔にボールを
                        ぶつけた時の犬のリアクションや、老犬となって
                        自分の役目を終えていく時の姿には泣かされます。

                        この漫画はさえない中年男性がそれぞれ自分を取り戻すストーリー。
                        そして、その傍らに無私の愛で主人を慕う犬たちへのレクイエム。
                        中国で日食に感動した日も、20年ぶりの蘇州を観光して疲れた日も
                        眠る前には 『星守る犬』 を読み、同じところで毎回泣いてました。
                        病気や死は出てきますが、読後感はそれぞれほのかな希望が
                        感じられる作品です。

                        現在は「WEB漫画 アクション」のサイトで第1話が
                        タダ読み可能だそうです。
                        http://webaction.jp/title/104.php

                        犬好き、犬を飼っている方はもちろん、動物好きな方、
                        自分の存在意義を感じられない方、意味なく寂しい気分の方、
                        人とのコミュニケーションにやや疲れ気味の方など、
                        泣くことによる “デトックス” 可能な作品だと思いますよ。


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