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- 2023.07.11 Tuesday
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南極観測隊員として調理を担当されていた
西村淳さんのエッセイを映画化した 『南極料理人』 を
雨にも負けず、観に行ってきました。
満席、立ち見状態の大盛況でした。
主演は堺雅人さん。
撮影前に特訓を受けたとはいえ、料理をする時の所作は
『おくりびと』 の本木さん並みに美しかったです。
厳しい環境のもと、それぞれの任務を終えて基地に
戻ってきた隊員たちの唯一の楽しみである食事を提供する
お母さんのようなやさしげな笑顔は堺さんならでは。
彼は舞台でも声が通るので素敵ですが、舞台の場合は
遠い席だと表情が見えにくいので、テレビや映画で
観る方が好きかもしれない俳優の一人です。
ペンギンやアザラシがいない基地
南極と言えば、映画ではタロとジロとか、『復活の日』 で
得た知識しかなかったのと、「南極ドームふじ基地」 という
昭和基地よりもさらに極に近い所の基地があったことは
知らなかったので、そういった意味での雑学的な面白さも
ありました。
標高も富士山より高い3810メートルにある基地だそうで、
南極は平坦な印象だった私は最初から驚かされました。
また、映画の中で、基地の周りにはペンギンやアザラシが
いないと隊員との通信で聞きかされて驚いた一般の子供が
「かわいい動物はいないんですか?」 と質問するシーンが
ありましたが、私としてはそれを笑えない状況でした。
“南極” という宇宙
ストーリーは1997年が舞台。
4カ月ごとの 「百夜」 と 「極夜」 の季節を
1年半にわたって越冬する隊員は8名。
気象庁からの気象学者、雪氷学者とアシスタント、大気学者、
通信担当、医者、そして自動車メーカーから派遣された車両担当と、
理系の学者やエンジニアばかりの男所帯。
そんな中、海上保安庁から派遣された調理担当として、
隔絶された地域の中で各自がモチベーションを維持できるよう、
ただ食事をつくるだけでなく、一食一食にイベント感を
盛り込んで提供するという役目を担うのが主人公の西村です。
理系メンバーの中に “日々の生活の楽しみ” を提供する
文系的なメンバーをつなぐ役割でもあります。
おにぎりやラーメンなどの一般的なメニューはもちろん、
ある時はパティシエ顔負けの豪華なバースデーケーキを、
ある時は全員が正装して食べるフレンチのフルコースを、
そしてある時は本格的な中華料理をと、娯楽がない南極で
唯一のメリハリとも言える食事という楽しみを提供するのです。
しかも、生野菜やフルーツ、こんにゃくなど、手に入らない
素材も多数ある中で、それらのメニューを考えなければなりません。
水も、富士山より高い場所で、雪を掘って自分たちでつくるため、
かなり過酷な労働となるようで、存分に使えないものの一つです。
夜中にこっそり食べる人が続出したために、任期の途中で
底が尽きてしまったラーメンをつくるシーンがあり、
ベーキングパウダーから炭酸ガスを取り出してかん水をつくる件は
『アポロ13』 の 「どう使うかではなく、どう使えるかを考えろ」
というセリフを思い出したほど。
手に入らない物を、持っている材料の中から工夫して使う所は
南極も宇宙空間も一緒です。
そのほか、鶏のから揚げエピソードなど、ホロリとさせられるシーンも
多数あり、きたろうさんをはじめ、生瀬勝久さんや豊原功補さんなど、
越冬隊メンバーの個性も生きていて、笑いあり、涙ありの映画です。
私としては今年度のベスト3に入る映画、邦画ではNo.1 。
最後に、印象に残ったシーンを一つ。
「極夜」 の真っ暗な氷原に向かって若い隊員が叫ぶ一言。
「渋谷とか行って遊びてー!」
以前、『アマルフィ』 のチケットをいただいていながらも
企画書、取材、提案書、急な撮影…といった調子で
まったく時間が取れず、このままだと半券付きの
チケットとして残ってしまいそう、ということで、
夏休みの宿題消化のように 『アマルフィ』 を観てきました。
トム・ハンクスの 『天使と悪魔』 と同じ場所も出てきますが、
あたかも違う場所のように、イタリアの景色が明るく、
朗々とした音楽をバックに、美しい風景を見るという点では
映画館の大きな画面で観て良かったと思います。
チケットは事前によく確認することが大事
フジテレビ開局50周年作品ということで、豪華なキャストも
売りの作品なのが、私としては “見込み視聴率” で
キャストを構成するテレビ的で不満があったために、
主要人物しかチェックしていなかったのが大きな失敗でした。
ストーリー展開にはほとんど関係ないのに、織田裕二さん
演じる黒田が電話で話す相手の声が 「聞いたことあるのに
思い出せない」 状態で気になって気になって、以前、
『ゲゲゲの鬼太郎』 を観に行って蛇骨ババアが誰かわからず
最後までそれに縛られていたのと似た状態でした。
そちらは 『アマルフィ』 にも出演されている佐野史郎さん
だったのですが…。
エンドロールで中井貴一さんの声だとわかり、ようやく満足。
ところが、チケットを見たら 「声の出演」 としてちゃんと
書いてあったんですね。アホすぎるぞ、オレ!
意外と 「なるほど」 の福山ファン
真保裕一さんの実写化で、織田裕二さんの主演物としては、
『ホワイトアウト』 のほうが私は好きです。
佐藤浩市さんの役どころは 『アマルフィ』 のほうが
複雑で好きですが。
映画を見終わった後、隣りの人が 「友達から、福山雅治さんが
何シーン、何分くらい出ているか観てきてって頼まれてるんだ。
それによって 『アマルフィ』 を観るか観ないか決めるって
言ってるから」 と話してましたが、そういった方のために
言えるのは、特別出演と書かれているだけのキーとなるシーンは
一応任されていて、約2シーン (カット数は少し増えますが)、
約5分くらいと考えておくとよいかと思われます。
ファンとしてイタリア的な情景の中の福山さんを見たい場合は
観ても良いのではないかと。
イタリアの美しい風景のほかに、一つ印象に残ったのは、
犯人が撮った誘拐された女の子の写真でした。
それと 「生きて罪を償ってほしい」 というセリフが、
最後の方に出てくる海辺のシーンを一層美しく印象付けて
くれる作品だったと思います。
また、この映画は “キャストに興味があるから観る” という
前述の福山ファンの方の判断基準が意外と正解かもしれないとも
感じる映画でもありました。
ようやく、東野圭吾さんの 『赤い指』 を読む時間が
捻出できたので、一気に読み切りました。
私が大好きな 「加賀恭一郎シリーズ」 です。
湯川先生のシリーズも理系作家の東野圭吾さんらしくて
好きなのですが、どちらかというと犯人との心理戦や
登場人物の感情面によりスポットを当てている
「加賀恭一郎シリーズ」 の方がリアリティを感じます。
今回のストーリーは、少女の遺体が住宅街で発見され、
ある物証から捜査上に浮かんだ一見平凡な家族に
恭一郎はある疑問を抱きます。
その家族の構成は、ボケてしまった母親とその息子夫婦、
そして中学生の息子、母親の世話のためにその家に通う妹。
そんな家庭に隠された闇を、単に謎解きするだけでなく、
自分たちの手で明かす状況へと追い込んでいく展開で、
読み応え十分です。
同時に、恭一郎の父・隆正も不治の病いにより死を待つ状況で、
恭一郎と父という “家族” の物語も並行して進んでいきます。
その二人の関係を見つめるのは、この事件で偶然恭一郎と
一緒に捜査を担当することになった、恭一郎の従兄・松宮。
隆正の妹の子である松宮は、母子家庭であったことから
中学生の頃から隆正の世話になることも多く、父のように
隆正を慕っているのに対して、息子の恭一郎が見舞いにさえ
来ないことを気に病んでいて、余命いくばくもない隆正と
恭一郎との間を修繕したいと考えます。
2つの “家族” のストーリーが進行することで、
年老いた親とどう関わっていくかというテーマも
焙り出され、考えさせられる作品でもあります。
哀れな犯人を描いたらピカイチ
『レイクサイド』 的な要素も持つストーリーですが、
生さぬ仲とはいえ親子としての心のつながりが感じられる
『レイクサイド』 に比べると、『赤い指』は血がつながった
親子でありながら、というより親子であるからこそ救いが
ありません。恭一郎のとった方法は、実質的に老母・政恵を
救うことはできませんが、それでも最善策と言えるでしょう。
『魔球』 『百夜行』 といった作品も、読後感として
犯人の置かれた環境に対する悲惨さや犯行動機の哀しさなど、
後味の悪い作品ですが、この2作品が金銭的な “貧しさ” に
対するやるせなさだとしたら、『赤い指』 は人間関係の “貧しさ”。
本書を読み終えた後で 『赤い指』 というタイトルを
改めて見た時、心に鮮烈な赤のイメージが残されました。
ただ、隆正の死までは松宮視点で語られる恭一郎との関係を、
隆正の死後に恭一郎の口から語られるエピソードだけが
このストーリーの救いになっている気がします。
私個人としては 「桂馬」 ってとこがいいですね。
結論としては、やはり 「加賀恭一郎シリーズ」 は
東野圭吾さんのライフワークとして今後も続けてほしいと感じたこと。
そして、読後感が悪い哀れな犯罪者を描くことにおいても
東野圭吾さんはピカイチだと改めて実感した次第です。
このところ、激しく働いていたせいか、久々に
起きたら夜という20時間睡眠を達成してしまいました。
そして、気づいたら寝るための枕と抱き枕のカバーが
両方とも破れて、ボロボロになっていました。
どうせ買い替えなければならないのであれば、
開運につながる物をと思い、風水建築デザイナーの
ユミリーさんのサイトをチェックしてみました。
(http://www.elle.co.jp/horoscope/fs)
家具やインテリアのカラーやレイアウトの方角、
普段身につけているアイテムのデザインに、
気を配るだけで運気がアップできるということで
参考にしてみようと思います。
三碧木星なので、まくらカラーは紫、赤、オレンジ、
柄は幾何学模様が良いそうです。
これまで使っていたのも、青紫と赤・オレンジの
幾何学模様だったので、同じものを買っても
大丈夫みたいです。
まくらはもともと 「魂蔵(たまくら)」 や
「真座」 と言われていました。
「魂蔵」 は 「魂の納まる蔵」 の意味であり、
「真座」 は 「神様(真)が座る場」 を表していました。
また、「眠る」 は 「子(ね)に入る」、
要するに「子の国 ⇒ 北の方角 ⇒ 神の国」 に
行くという意味合いも持っています。
そんな人の魂が納まる蔵なのですから、そのカバーを
選ぶのも、開運には欠かせないと感じたのです。
明日はさっそく、紫と赤で幾何学模様が描かれている
カバーを買ってきたいと思っています。
心霊写真だかよくわからない写真は撮ってしまった
ことがあるものの、未だ霊を見たことはありません。
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=167)
霊を信じるか信じないかは別として、
私としては霊を見ずに一生を終えられれば
嬉しいと考えています。
私の弟は友人たちと東北に行った時に
ある旅館で心霊現象に遭遇したそうなのですが、
5〜6人のうちのほとんどが部屋に立っている霊を見て
両手両膝をついてクルクル回ってしまったりした中、
弟ともう一人だけはまったく気配すら感じられなかった
といいますから、どうやら霊感はない家系のようで、
ホッとしています。
私がこれまでで一番怖かった経験は、神戸のホテルにて。
友人の会社の保養所に予約を入れてもらい、その友人不在で、
その保養所に訪れたところ、予約が前日になっていました。
六甲の山の上で、すでに日は落ち、連休中だったので
宿もないまま、放り出されました。
私の心中としては、予約を頼んだ友人も会社で保養所から
虚偽の申請をしたと怒られているだろうなと考え、
そちらでも心が凍る思いでした。
そこから恐怖は始まるのじゃ…
そんな時、六甲の大手ホテルが救いの手をさしのべてくれたのです。
その部屋とは、以前自殺があって部屋で……と行きたいところ
ですが、まったくそんなことはなく、めでたい部屋でした。
そう! 花嫁の着付け室だったのです。
そのホテルは六甲ビューを眺めながら結婚式ができる
大型ホテルだったので、もちろん宿泊施設は満員でしたが、
一晩で、翌日の結婚式の準備の前までに出て行ってくれれば
泊まってもOKと言ってくれたのです。
結婚式場の会は夜間は人があまり通らないので、
恐ろしいまでの静けさ。
また、着替える部屋だけに、外から見えないよう
窓が着いていません。
そして部屋に飾られている美しいはずの白無垢が
これまた夜の明かりに映えること映えること。
真っ暗にしてもぼわーっと存在感をアピールするのです。
さらに、棚の中にいくつか掛けられていた花嫁の鬘が
クビだけの長い髪の女性が自分を覗いているようで
怖いのなんのって。
控室だったら室内にトイレが着いていたのですが、
着付け室だったためにトイレが外。
ドアを開けてトイレの光を見ると、どことなく滲んだような
明かりが光っていて、とても1人ではいけない感じでした。
友人の中にはビールを持ってきた人もいましたが、
状況を察して飲み会は中止。
ひたすら朝になるのを待ったことを覚えています。
霊はいなかったとは思いますが、あれほど例を身近に
感じながら眠りに着いた経験はありません。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」 とか言いますが、
正体がわかっていても意外と怖いものもあることを実感しました。
言語を媒介としてコミュニケーションをとる
人間ならではの行為として “ウソ” がありますが、
現代人はこれまでの時代の人以上に多くのウソを
つかずにはいられない社会環境となっています。
そのため、無意識にウソをつくことも増えているそうです。
学生時代、英語の授業で 「White lie と Black lie」
という話をやりましたが、英語では「悪気のないウソ」や
「罪のないウソ」 を 「White lie」 と言うそうです。
それ以外の内容については、ディクテーションの授業だったので
当時も理解できず、未だ詳細は不明です。
不治の病の人にそれを隠したり、大変な仕事でも 「大丈夫」 と
答えるのも 「White lie」 に分類されるのでしょう。
また、相手に対してだけでなく、自分に対してもウソを
つくことだってあります。
たとえば、考えれば考えるほど悩んでしまう時に、
根拠がなくても 「なんとかなるさ!」 と自分に言い聞かせたり、
「この仕事は自分を成長させてくれる」 と自己欺瞞したり、
「とりあえず今日は風邪ということで会社を休もう」などと、
一時的に逃避したり、自分や他人を騙すことで、精神的に
追い込まれた状態を避けることができる人は “ウツ” に
ならないそうです。
『嘘がつけないとウツになる』(酒井和夫著、ベストセラーズ刊)
は、ストレスケアの診療を続けてきた著者が、患者に接する際、
「もっと嘘をつこうよ」 という姿勢で臨むことで成果を上げて
きたといいます。
「ウソは身を守る武器」「ウソがうつを防ぐメカニズム」
「前向きに生きるためのウソのテクニック」 など、
ちょっと何かがあると気落ちしやすい人間にとっては
知っておくと役に立ちそうな情報が満載。
このウソも 「White lie」 の範疇に入るのでしょうか?
いよいよ、8月も終わり、秋のシーズン到来!
そして、新卒採用が本格化してオファー殺到!
…といきたいところです。
2009年9月5日は満月です。
財布を振るなり、ダイエットのスタート日として
思いを新たにするなり、28日間の夢に向かって
スタートしましょう!
もう一つ、願望達成のためのお願いができるのが
新月ですが、満月よりもわかりにくいのが難点です。
9月19日は乙女座で新月となります。
乙女座の人はもちろん、乙女座に星を持つ人は
乙女座に水星があれば仕事のこと、金星があれば
恋愛やお金のこと、火星であればなにか実行する予定や
スポーツなどのレジャーなどをお願いすると良いでしょう。
また、新月の頃、天秤座にいる水星が乙女座に逆行して、
太陽・月・土星とダンゴ状態になるという変わった現象が
起こりますので、仕事やコミュニケーション関係で
誰にも何がしかの変化が訪れる時期に入っているので、
天からのエネルギーにアンテナを張っておくと、チャンスを
逃さずに済みます。
以前、「月のパワーを味方につける方法」として、
月にお願いする仕方などを紹介しました。
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=62)
さらに最近、新たな情報を入手したのでご報告します。
満月と新月では、エネルギーのタイプが違う!
「ジーニーの奇跡を起こす『新月の願い』」(総合法令出版刊)は、
「Yahoo!12星座占い」 監修のカリスマヒーラー・ジーニーさんの
著書で、オリジナルの願いの書き方や、月に合わせた習慣、
12星座ごとのエネルギーの取り込み方などが、わかりやすく
書いてあります。
また、3年分の新月の起こる日にちと時間も収録してあるので、
「新月ってつい忘れがち」 という方にはおススメの書です。
新月のお願いの仕方はほとんど前回にご紹介したやり方と
違いがないのですが、一つ発見したのが、満月向きのお願いと
新月向きのお願いがあるのではないかということです。
満月が陽の能動的な“与えるエネルギー”であるのに対して、
新月は陰の受動的な“受け取るエネルギー”。
ですから、たとえば 「誰かを愛したい」 というよりも
「誰かに愛されたい」 という願いは新月に行った方が
効果的なわけです。
なかなか月へのお願いが実現しないという方は、そういった
“適月適所” も再検討してみると良いかもしれません。
また、こちらも以前「引き寄せの法則を阻害するもの」 として
潜在的な不安や迷いなどがあるという例を挙げましたが、
どうしても新しいことに対してそういった思いを持ってしまうのが
人間だと思います。
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=187)
その問題に対して、ジーニーさんの見解は、お願い事の中に
「自分の迷う心を打ち消す願い」 を書くのも方法の一つだと
紹介されていました。
これは何だか眼からウロコ。
私自身もやってみたいと思っています。
ボケ防止も兼ねて、最近やっていることがあります。
一つは歯磨きの仕方を変えたこと、もう一つは噛むことです。
まず、歯磨きですが、歯周病の予防に歯ブラシのヘッドが
小さい物にしました。
これだと私のように親知らずが4本生え揃っていても、
奥まで磨けて便利。
テレビで、ボケ防止のために丹念な歯磨きを推奨している
老人ホームの例を見たので、これはいいと思い実行しています。
私たち現代人は、会社や家庭で多くのストレスを感じることも
多く、そういう時は唾液が止ってしまうため、歯周病に
かかりやすいそうなので、歯茎を刺激し血行を良くする
歯磨きの仕方を習慣化することは大事だと思います。
さらに、余裕がある時は、これまで右手で歯磨きを
していたのですが、左手で磨くようにしています。
これは脳を活性化するための方法について書かれていた本を
読んでからやるようになりました。
日常のやり方を変えることで脳の刺激にもなって一石二鳥。
やり慣れていない分、一生懸命に磨こうとするのか
目が覚めて頭がクリアになる気がします。
ただ、私だけかもしれませんが、慣れない左手で磨くと
どうしてか首が動いてしまいます。
目薬をさす時に鼻の下が伸びてしまうのと同じ理由かも
しれませんが、首振りしてしまうのが現状の問題点です。
固い食べ物は、小顔にもいいかも!?
原稿制作のためにたくさんパンを買う必要があって、
一時期、冷蔵庫に冷やしたパンを毎日食べていたら
すっかり固いパンが好きになってしまいました。
それまでは、柔らかい調理パンやメロンパンを食べて
いたのですが、最近は天然酵母のフランスパンがお気に入り。
噛めば噛むほど味が出るという感覚が少しわかるように
なってきました。
もともと、あまり固い物を食べない方だったので、
最初のうちは途中で顎が疲れてしまい、休み休み
食べていましたが、今では一気に食べられるように。
よく噛むことによって、大脳への血流が増加し、
記憶を司る海馬が活性化するそうです。
大脳皮質の運動野が活性化されて、ボケ防止になります。
また、よく噛むことで唾液に含まれるペルオキシダーゼ
という酵素が大量に分泌され、発がん物質の毒性を減少
させることができるダブル効果。
睡眠不足や加齢で、脳細胞の破壊が坂道を転がる勢いですが、
下りのエレベーターの中でジャンプするような試みでも
しないよりはいいのではないかと思っています。
ポンデケージョはもちろん、ミスドのポンデリングの
モチモチ食感には目がない私。
ちょうど最近の取材で、モチモチを存分に楽しめたので
ちょっとご紹介。
自由が丘 『PIZZA fermata』
(URL:http://r.gnavi.co.jp/g158638/)
自由が丘の西口にある「大丸ピーコック」の隣にあるお店が
本格的ピッツアリア「フェルマータ」。
店の外からもピザを焼く白い窯が見えるお店。
1階のカウンターは10席。2階はカジュアルなテーブル14席。
とくに入口側のカウンター席は、薪窯で本格ナポリピッツァを
焼き上げる様子を砂かぶりならぬ熱かぶりで見られる特等席。
思わず、稲村シェフと一緒に窯の中を覗いてしまうほどの
臨場感たっぷりの席なのです。
イタリアで修業し、現地コンクールでも受賞したいう稲村シェフの
活躍を見たい方は2階へ上がっていくと、階段の壁や2階の額に
その雄姿や賞状が見て取ることができます。
そんな稲村シェフは、ピザはみんなでわいわいやって楽しく
食べてほしいという想いがあり、店内にはクラシックではなく、
イタリアのラジオ放送を流したり、ワインもリーズナブルに
楽しめるラインナップを揃えてくれています。
また、火曜日、水曜日、木曜日の平日であれば、ランチに
グラスワイン1杯がつくサービスを行っていて、赤、白、
好きなワインを選べるのも嬉しいですね。
女性客が8割というだけにあっさりとした白ワインが人気とか。
店の一番人気という 「ピッツァ・マルゲリータ」 はサラダ付き。
プラス300円で有機豆を使ったアイスコーヒーも付けられます。
窯の熱気をまとって登場した 「ピッツァ・マルゲリータ」 は、
ふんわりしていて焦げ目も程良いが仕上がり。
8つに切り分けられたピッツアの生地は、もっちりとした食感。
一口目はとてもインパクトがありました。
とはいっても、ボリューム感はあるのに、あっさりしたシンプルな
味なので、ラ〜クに入っていってしまうのです。
トッピングされたモッツアレラチーズと、オレガノなどが
芳ばしい生地とベストマッチしています。
とくにこちらのモッツアレラチーズは食べやすいのです。
新鮮野菜はデカくて、素材の味が濃い!
また、店内には「Hervege×fermata」と書かれた黒板があって、
「本日の野菜」として、ヤングコーン、トマト、ズッキーニ、
モロッコインゲン、インゲンと書かれていました。
そこで、八ヶ岳の契約農家から直送された採れたて野菜のサラダも
8月から始めたばかりと聞いて、早速オーダー。
入荷量が影響するのでいつでも同じ野菜を食べられるわけではない
一期一会感も嬉しかったですね。
瑞々しいグリーン、大地の力強さそのままに生き生きしたインゲン、
赤いトマトとオレンジホーレの組み合わせも色鮮やか。
それぞれのカラーが味を持ったように、1つ1つが主張している
野菜たちでした。
ソースは、アンチョビ、にんにく、クリームのソースをミックス
したもので、かなりインパクトがある味なので、野菜たちも
きっとタジタジでしょう。とはいえ、この取り合わせは絶妙です。
ディナーでは、この八ヶ岳の新鮮野菜を使ったサラダをはじめ、
水牛製モッツァレッラチーズをふんだんに使ったメニューが
多数用意されているといいます。
ボリュームたっぷりのピッツァのお店でありながら、女性ファンが
多いというのも納得のメニュー構成。それほど、ドルチェなどには
力を入れていないそうでしたが、皆一様に満足して店を出ていきます。
今度は友人4人くらいと来て、いろいろなピザにチャレンジしたいな
とも思っています。できれば、ディナーの水牛のモッツァレラも
味わってみたい。
イタリアンのお店のピザにはないダイナミックな味わいと
心浮き立つ気分にすっかりやられてしまいました。
店名を「バス停の隣だったからフェルマータ(止まる)にしたんです」
とカラリと語る稲村シェフの大胆さに惚れました。
練馬高野台 『ベルナールハラ』
(URL:http://r.tabelog.com/tokyo/A1321/A132103/13034149/)
ベルナールハラは何を隠そう、小さな町のパン屋さん。
外見の印象よりも、中に入り、きれいに整頓されたパンを
見ることで、こちらのパン屋さんの、パンに対する愛着の
ようなものが伝わってきます。
棚で目を引くのは、さまざまな食パン。
「天然酵母の食パン」 は小麦粉、酵母、砂糖、塩、水などの
シンプルな材料で作られており、添加物は一切入っていない食パン。
バター、イースト、フード、卵は入っていないそうです。
見た目はふんわりとしているのですが、持ってみると意外と
ズッシリとした手応え。
それを千切って口に含むと、モチモチ感が広がって、噛めば噛むほど
酵母独自の甘みや味わいが口の中に広がっていきます。
ついついいつまでもじっくりと噛んでいたくなるパンです。
「十五穀酵母食パン」「天然酵母ジャーマンポテト」 も
人気のメニューで地域の名店紹介で取り上げられたとか。
その他、ちょっと面白いネーミングの食パンもあります。
その名も 「わくわく食パン」。
「天然酵母の食パン」 などよりはちょっと小ぶりの食パンで、
それぞれメープル、チーズ、コーヒー、クリームなどが、
マーブル状に練りこんである甘みのあるパンです。
そして、本格お菓子であれば 「サクサク皮のシュークリーム」 が
人気商品となっています。自家製というザクザクした厚めのシューは、
ウエハースのようなサクサク感。自家製カスタードクリームと
生クリームのトロリとした口当たりとはベストマッチ。
アイスをウエハースに付けて食べるような気分にもなれます。
外見は岩石のような形をしているシュークリームですが、
中はトロトロで上品な甘さのクリームがたっぷり入っていて、
とても繊細な味。これまでちょっとお目にかかったことがない
シュークリームでした。
ピッツァも食パンも、どちらも “もっちもち” で甲乙つけられない美味しさ。
少なくとも私の “お気に入りリスト” がさらに充実したことは
間違いありません。★3つですっ!
現在、渋谷のPARCO劇場で上演中の 『狭き門より入れ』 を
観てきましたが、休憩なし、ぶっ通しの120分間、
まったく集中を欠くことなく魅せられてしまう舞台でした。
脚本・演出は新進気鋭の前田知大さんで、ぜひ彼のつくった
舞台を観てみたいと思っていましたが、脚本の素晴らしさは
いい意味で予想を裏切ってくれる出来栄えでした。
舞台には舞台の表現があると思いますが、映像にすればまた
違った面白さが生まれそうな脚本でした。
人類の存亡が、コンビニエンスストアで繰り広げられるなんて、
ミクロの世界とマクロの世界を重ね合わせたような表現に
哲学を感じさせてくれるパラレルワールド。
6次元を司る6人の男たち
そんな複雑な世界を瞬時に切り替える役者さんの力量も
見応えがあって、感動というより、圧倒されました。
キャストは、佐々木蔵之介さんをはじめ、市川亀治郎さん、
中尾明慶さん、有川マコトさん、手塚とおるさん、
そして浅野和之さんの6人。
誰一人として脇役ではなく、まさに全員がガチンコ状態の
主役級の演技。迫力満点でした。
市川亀治郎さんの現代劇での舞台を観るのは初めてでしたが、
彼は大河に出ても、クイズをやっても、ホントに何でも
できる人ですね。飄々とした演技がステキでした。
舞台は重いテーマでありながらも、終始笑わせてくれる
つくりになっていて、その中でスパイシーな演技で
笑わせてくれたのが浅野和之さん。
浅野さんの出演された舞台は過去にも観たことがありますが、
今まで観た中で一番印象に残りそうです。
とにかく、いい味出してました。
観客を笑わせながらも、ストーリーを締めてました。
手塚とおるさんは、ちょっと人間を超越した存在感で、
舞台のイメージを象徴しているようでもありました。
そして、佐々木蔵之介さん、「こぶとりじいさん」 の
ストーリーを語ることで、あれほどまでに人生の叫びを
表現するなんて、もう何も言えません。
思い出しても、泣きそうです。
チラシのストーリー紹介より
『狭き門より入れ』 のキャッチコピーを紹介すると…。
「世界の更新」 が目の前に迫っているとしたら…。
混沌の世界に救いの道は残っているのだろうか、
絶望の果てに見えるもの、それは希望の光!
そして、リード文は以下の通りです。
人類は、いつの時代にも何か大きな存在に取捨選択
されてきていた――。
それを知ってしまった人間は、どのように行動するのか?
(中略)
取捨選択される事実を知ってしまった男と、巻き込まれた
周辺の人々は、先にある道を自身たちの意思で選ぼうとする。
生きる意味を賭けて、それぞれが人生の行く末を選ぶ、
それぞれが思う “希望” とは…?
以上が、『狭き門より入れ』 の基本ストーリー。
設定的には、かなり映画 『マトリックス』 にも似ています。
ストーリーがスタートするのは、更新の3日前。
父親が倒れ、その相続処理のため、久々に弟が後を継ぐ
コンビニに戻ってきた男・天野 (佐々木蔵之介)。
家に着く前に、駅で男が飛び込もうとしていると勘違いして
助けてくれたのは、数年前に死んだはずの友人にそっくりの
男(市川亀治郎)でした。
そして、「あと3日で世界は滅びる」 と警告するのです。
父親譲りのやさしさを持つコンビニ店長の弟(有川マコト)の
周りには、天野のために会社を追われた男 (浅野和之) が
コンビニの常連として通っており、そこに、天野の父には
お世話になったと言いながらも、コンビニ強盗を働いてしまう
青年(中尾明慶)など登場し、それぞれの明かす言葉や
絡みのバリエーションも絶妙です。
ここでまだ上演時間30分くらい。
残り100分は彼らの過去や立場、そして一番大切にしているものを
それぞれが見つけ出し、あがき、スナック菓子を投げて暴れるという
未曽有の展開。
――でも、最後に見た夕日は私も美しいと感じました。
パンフレットの面白原稿
私が大切にしている格言・言葉で、 佐々木さんは 「晴耕雨読」。
浅野和之さんは「天は自ら助くる者を助く!」。
そして、梨園の御曹司・市川亀治郎さんは「電柱でちゅ!」。
この言葉は言っているうちに悔しいことや悩んでいることが
消えていくそうで、ぜひお試しくださいとのことでした。
電柱でちゅ!