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    • 2023.07.11 Tuesday
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    奇門遁甲(KIMONTONKOU)2010

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      おかげ様で何とかラストの四半期がクリアできそうです。
      ブログを書きたくない日も、書くネタが絞り切れない日も
      ありましたが、幸運なことにネタがない日だけはありませんでした。

      「昇龍の四柱推命開運暦」(永岡書店刊)を読んでいたら、
      彼の 「奇門遁甲」 によると、2010年はお金の貯め方よりも
      お金の使い方に工夫する年だそうです。
      ただし、「奇門遁甲」 の新年は2月4日からです。

      「庚寅」 の年はとにかく失敗を恐れず行動あるのみです!
      また、陰陽五行では 「庚」 は金属を表すので、メタリックな物、
      貴金属のアクセサリー、お守りの鏡など、金属関係が運気アップに
      つながります。また、「庚」 の年は体を冷やしやすいので
      健康面から考えると温泉はGOODだそうです!
      2010年のラッキーナンバーは 「3」 と 「8」 だそうなので、
      宝くじを購入する場合の売り場などに活かしても良いかもしれません。

      ぜひぜひ、みんなで運気をアップして、社会を活性化させて、
      もう少し未来に希望が持てる社会をつくっていきたいですね!


      さあさ、自分の大掃除を!

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        今日、ようやくキンコーズで年賀状をカラーコピーしてきました。
        いつもはコミケ向けの同人誌を作っている人たちと勝ち合うのですが
        今回は先方の方が少し早めにご対応されたようです。

        図案は考えに考えて、土星の絵にしました。
        来年は 「八白土星・中宮年」 で 「土」 の気が栄える年です。
        西洋占星術の蠍座的な要素をもった 「浄化と再生」 そして
        「変化と継続」 がキーワードとなる年。
        そこに自分のミッションとなっているキーワードを重ねると、
        その年の波に乗ってすばらしい働きができるといわけです。
        そのためには、「浄化と再生」ですから、これまで保持していた
        無用なもの、使わなかったもの、捨てようか悩んでいるものなど
        一掃して、そのゼロの状態から立ち上げたほうがスピーディです。
        そうすると 「山」 の気が漲って、大きな力が天からいただける
        わけです。

        占いの場合、雑誌やサイトに書かれる毎日のワンポイントは
        どうしても長期的な動きをする土星、天王星、海王星、冥王星と
        いった 「土星=結論を促すパワー」「天王星=変化を取り入れる力」
        「海王星=アイディアを大きくイメージとして広げる力」そして
        「冥王星=すべてをガラガラポンして新しい価値観をつくりあげる力」
        が、自分のホロスコープに動きの速い順から1つ1つ天からの力を
        投げかけてきて、「土星=行き詰まり」「天王星=やり方を変える」
        「海王星=自分の付加価値を創造する」「冥王星=リセット」 という
        哲学で言うとヘーゲルの弁証法のような “宇宙の波” がやってきて
        私たちに葛藤や自己実現をもたらしてくれるのです。

        来年あたりに閉塞感から脱却できそうな人であれば、今本気でそれまで
        のやり方や考え方を捨て切れたかどうか検証しておくとよいでしょう。
        そのままの状態で待っていては、またこれからのワンセット、同じ
        パターンの悩みや障害で、同じように悩むだけです。
        2009年もあと残すところ2日。
        お部屋のお掃除だけでなく、自分の棚卸を2月初旬の旧暦の新年までに
        何とか片づけておくことも開運にはとても重要なのです。


        映画 『容疑者Xの献身』 で確認したいこと

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          ブログに昨日 「火の用心」 の夜回りのことを書いたら、
          今日は仕事の帰り道、杉並区の夜回り集団に出くわしてしまいました。
          私の家の近くを廻っている人たちは2人組なのですが、その集団は
          なんと10人の大所帯。
          ベビーカーの人もいるし、犬を連れた人までいました。
          「犬の散歩のついでだろうか?」 と思ってすれ違いざまにその犬の
          背中を見たところ、「火の用心」 と書かれたゼッケンのようなものを
          付けていたので、どうやら “夜回り犬” だったようで、失礼しました。

          ようやく、バイトもあと1日で終わりますが、自宅作業用の校閲に加え、
          資料起こしのエリアサイト原稿、さらには新年のサイト更新作業が
          ぶつかった上、一種の営業活動ともいえる年賀状が真っ白の状態で、
          私の頭の中も真っ白け。
          4日からはバイト再開なので、現在は途方に暮れています。
          それでも東野圭吾さん原作の 『容疑者Xの献身』 は見たいと思って
          いるのですが、おそらく校閲しながら(いいのか!?)か、年賀状を
          書きながらということになるのは間違いありません。

          容疑者Xの献身

          昔から毎月映画を観る本数は最低4本と決めているので、観られる日は
          1日に3本とか無理してでも観るのですが 『容疑者Xの献身』 は
          観ませんでした。
          湯川の学生時代の友人でもあり、天才数学者・石神のキャストが
          映画では堤真一さんだったのがどうもしっくりこなかったこともあり…。
          私が原作を読んだ時のイメージとしては、六角精児さん的な感じ?
          堤さんだと “風采あがりすぎ” な気がしたのです。

          とはいえ、『容疑者Xの献身』 は東野圭吾さんの作品の中でも
          好きな作品の一つ。
          直木賞も受賞した作品で、連城三紀彦さんの 『黄昏のベルリン』 にも
          匹敵する、あまりに大胆な置き換えトリック、そしてその背景に流れる
          石神の哀しいまでの靖子への想い、謎に挑むことで学生時代の親友を
          追い詰めていかざるを得ない湯川の苦悩など、心理描写も素晴らしい
          のですが、私の心に一番残ったのは全然本題から外れたシーン。

          実は今回もラストがどうなっていたか、すっかり忘れていたので
          文庫をチェックし直したほどですが、そのシーンの場所はすぐに
          見つかりました。感動して何度も読んだので開きやすくなっています。
          文春文庫の154ページ。

          それは高校で数学を教えている石神が、数学の追試となった生徒たちに
          語りかけるシーンです。
          数学の天才ではあるものの、人とのコミュニケーションが得意とは
          いえない石神が精一杯おバカな高校生にわかるよう懸命に数学の
          必要性を語りかけるシーン。

          人生に 「微分・積分」 なんて必要ないという生徒に、その生徒が好きな
          バイクを例にとり、オートレースでどこでどう加速するかを判断する際の
          戦略において基本となるのが微分の考え方であり、最終的な走行距離は
          それぞれの時点での速度を積分したものだと答え、「俺が君たちに
          教えているのは、数学という世界のほんの入り口にすぎない。それが
          どこにあるかわからないんじゃ、中に入ることもできないからな(中略)
          俺が試験をするのは、入り口の場所ぐらいはわかったかどうかを確認
          したいからだ」 と、追試をする理由を説明するのです。
          理路整然としている上、数学への愛が感じられて、ラストシーン以上に
          泣けました。映画ではカットされているかもしれませんが…。
          それを確認したい気持ちもあります。

          「微分・積分」 の歴史

          私自身、数学は結構好きです。物理が好きなので、物理を理解しようと
          すると、高校でやる基本的な数学が最低限必要となります。
          また、遊びでも使えるPhotoshopですが、実際にプロとして効率的に
          作業しようと思うと数学的な考え方が不可欠です。

          で、「微分・積分」 についても問題集や漫画などいろいろ読みました。
          「微分・積分」 の漫画で初めて知ったのが、何となく 「微分」 の方が
          先に解明されたと思い込んでいたのですが 「積分」 の方が先。
          それはやはり、人が生きていくために必要となったからなのです。
          ザックリまとめると、人が土地の面積を計算するために 「積分」 が
          生まれました。土地のカタチは、単純に計算できる長方形や多角形
          ばかりではなく、複雑な曲線に囲まれた形もあるからです。

          「微分・積分」 については、アルキメデスを皮切りに、パスカルや
          ニュートン、ライプニッツなど、多くの数学者が取り組み、体系化
          しました。中でもイギリス人のニュートンとドイツ人のライプニッツは
          同時期に発見したため、どちらが先かで論争となったほどです。
          どうやら発表したのはライプニッツの方が先なのですが、発見したのは
          ニュートンが先のようです。

          とまあ、石神のいう “入り口” に立ったままでも、雑学的な知識と
          しても、数学は結構楽しい学問だと私は思っています。


          拍子木とラッパ

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            さすがに年末の疲労が溜まりに溜まってか、来年早々が締め切りの
            ライティングに着手できず、年賀状の印刷も間に合わないようなので
            今年もキンコーズに行って1枚1枚カラーコピーする即席法を
            とるしかない状況になってしまいました。

            大掃除だけは、階段から転げ落ちた年寄りに、これ以上ケガをされても
            困るので何とか頑張りましたが、夕方からは寝込んでいます。
            風邪をひいたり、熱が出ると、日頃酷使して弱っているところに
            どっと疲れが出るのか、とにかく目が痛くて開かなくなります。
            今もほとんど文字通りブラインドタッチで打っては、時々ミスを
            直しながらこのブログを書いているのですが、意外といつもより
            入力ミスがないのが不思議。

            耳をすましていると、外では 「火の用心」 の夜回りをする人が叩く
            拍子木の音が聞こえます。
            ちょっと江戸情緒が残る “冬の風物詩” と言えるでしょう。
            私が証券会社に入社したころは、東京証券取引所でもまだ
            撃柝 (げきたく) 売買をしていた時代なので、拍子木の音を聞くと
            何かを終了する合図という印象があって、夜回りの拍子木の音も
            2009年の終わりを告げているように感じられました。

            そんな拍子木の音と並んで、心温まるのがお豆腐屋さんのラッパの音。
            私の近所では、今でも夕方になるとお豆腐屋さんが自転車で回って
            お豆腐を売り歩いています。
            昔と同じく、それぞれの家の人が鍋や入れ物を持ってお豆腐を買いに
            出てくる、今やエコの最先端とも言える売り方です。

            また、お豆腐屋さんが売り歩く商品は、添加物や保存料も少ないそう。
            大量生産のお豆腐と同じようにいろいろなものを入れてしまうと、
            お豆腐屋さん自身の手が荒れてしまったりするので、自然と昔ながらの
            作り方になるのだと言っていました。

            そして、あの 「パホ〜」 というようなおマヌケな音がするラッパは、
            近くで見ると意外と大きくて30センチくらいあります。
            ヨーロッパの郵便マークに使われている角笛のような形をしていて、
            真鍮製だそうです。

            日本中の豆腐屋さんのラッパは、ある一社が作ったものだとか。
            「宮本喇叭(らっぱ)製作所」 という会社の製品だそうですが、
            すでに閉店してしまっており、もう他社が新たに豆腐屋さんのラッパを
            作ることもないと思われることから、あの音は時代に消えていく音。
            それだけに、もし今も近所であのラッパの音を聞けることは、
            とてもラッキーなことだと思い、記憶にとどめておきたいと考えています。


            御利益キティ

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              書店で、ハローキティの「神社めぐりスタンプ帳」(講談社刊)を
              発見しました。
              http://web.1week.cc/book/kittystamp/

              何と 「サンリオ」×「国内36の神社」×「講談社」 のコラボで
              実現した摩訶不思議なスタンプラリーなのです。

              東日本編と西日本編の2冊が発刊されており、東日本21社、
              西日本15社の合計36社が協力しています。
              東京都であれば、今戸神社、神田明神、富岡八幡宮がエントリー
              していて、確かに招き猫の発祥の地ともいわれている今戸神社は
              外せないポイントだったでしょう。

              西日本は圧倒的に京都府が多く、八坂神社、上賀茂神社、下賀茂神社、
              石清水八幡宮、錦天満宮の5社もエントリー。各都道府県最大の
              ノミネート数を誇っています。

              そんな各社に置かれているハローキティのスタンプは、土地ごとの
              特徴を取り入れた絵柄になっており、たとえば、盛岡八幡宮の
              キティは名物わんこそばを食べていたり、鶴岡八幡宮ではハトに
              乗っていたり、さらには新潟の白山神社では「愛」を掲げた兜を
              かぶっていたりと多種多様なバリエーションです。

              スタンプラリー開催期間は、2009年12月1日から2010年11月30日まで。
              その間に、日本全国36カ所の 「ハローキティスタンプ」 を
              全制覇した人には 「ハローキティ認定証」 が授与されるそうです。

              うーん、キャラ好きでスタンプもちょっと可愛いけれど、やっぱり
              リラックマでないと 「制覇すべし!」 という脳内伝達が来ない。
              でも、2010年は寅年だし、寅と兄妹の猫がキャラとなっている
              キティのスタンプなら少しはご利益あるかも?
              神田明神に甘酒を買いに行った時にでも、ちょっと押してみようかな
              という程度は興味がわいてきました。

              「キティ」キャラというイメージと、「講談社」という紙媒体と、
              「神社」というまさにリアルを有機的に結び付けたイベント、
              これからもさまざまな形で、このバリエーションが広がり、
              そして進化していくような予感がしなくもありません。


              2010年の運勢をカバラ数秘術で見ると…

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                クリスマスで盛り上がる中、すでにバレンタイン特集を制作する私。
                求人広告では今年の秋にはもう2011年新卒のものを書いているので、
                すっかり2009年は昔のことのようで、季節感もゼロです。


                とはいえ、2009年ももうすぐ終わり。
                どの開運法のおかげかわかりませんが、すでに1月中旬までの
                取材と仕事が埋まり、多少の運気アップを感じる今日この頃です。
                というか、正月休みもなく、原稿書きに追われそうです。。。
                あとは年末ジャンボで 「億の間」 に行くのみ!


                で、宝くじを買う時のベースにしているカバラで今度は2010年を
                占うことにしました。これは 「年運数」 と言います。
                占い方は基本とほぼ同じ。


                たとえば11月7日生まれの人であれば、
                2+0+1+0+1+1+7=12 → 1+2=3
                というカタチでとにかく一桁か、11、または22になるまで
                足し続けるだけです。


                ◇年運数1⇒ 新たなるスタート・独立
                9年ごとのサイクルのスタートとなる年です。
                何かを始めたり、ステップアップには最適の年。
                しっかりと目標を立てて準備すると良い結果が得られます。


                ◇年運数2⇒ 感受性が高まる年・努力
                精神的にデリケートな気分になる年なので、人に対して
                優しくなることができます。
                感受性が高まる分、芸術的なものに対しても感動できるでしょう。
                それだけにストレスや傷つくこともあるので注意。


                ◇年運数3⇒ 才能の開花・充電
                未知の分野に対する関心が高まる時。
                自己表現の仕方や自分の才能を発揮する意欲がわきます。
                積極的に進もうとする分、出費もかさむので、
                収支のバランスをよく考えて。


                ◇年運数4⇒ 現状維持・安定
                今の時代、現状維持は進歩と同じ。
                新しいことにあえてチャレンジするよりは、今やっていることを
                深めていくことが大事です。
                閉塞感で視野が狭くなると、自分が苦しくなってしまうので、
                つねに柔軟な姿勢で周囲を見ながら一歩一歩進みましょう。


                ◇年運数5⇒ 新しい環境への挑戦・変化
                大きな変化がある分、環境は不安定。
                旅行や引っ越し、転職など、自分の身の置き場を変えることは吉。
                夢をかなえる第一歩を踏み出すことができます。
                一方、慎重さに欠ける可能性もあるので、冷静さを忘れずに。


                ◇年運数6⇒ 信頼を築く・愛情
                努力が結果に結びついて、幸福感を得られる年。
                2010年に出会った人とは長くつきあっていける相手となります。
                いろいろ忙しい年にはなりますが、頑張った分だけ必ず金運が
                ついてくるのも好調期ならでは。
                2010年を積極的に楽しんでください。


                ◇年運数7⇒ 自分を見つめ直す・休息
                良いことや大変なことが交互にやってくる年です。
                そのためには、キャパオーバーにならないよう、意識的に
                心身を休めるようにすると良いでしょう。
                もともと仕事運は良いので、そこに趣味やスポーツなどの
                心のゆとりをつくり、メリハリある生活がおくれます。


                ◇年運数8⇒ 願望達成・幸運・金運
                エネルギーが満ち溢れて、周囲からも注目される最強運。
                思ったことはどんどんチャレンジしていくと、それが実現できる
                強いパワーを持っています。仕事運も金運も恋愛運もALL GOOD!
                日々、充実感を持って生き生きと生活できるでしょう。


                ◇年運数9⇒ 収穫を得る年・結果
                これまでの9年間のサイクルが完結する年です。
                努力してきたことが結果につながります。
                その結果を踏まえて、これからの9年間をどのように過ごすか、
                これまでのやり方に執着せずに検討することで、来年からの9年に
                弾みがつきます。


                ◇年運数11⇒ 出会いと別れ・直観
                自分自身の内面と向き合う1年。
                悩みやストレスも出てくるかもしれませんが、それによって自分の
                新たな生き方が発見できる可能性があります。
                その分、直観も冴えるので、困難を乗り越えるキッカケは必ず
                見つかるはず。同時に直観的な縁も見つけることができるかも!?


                ◇年運数22⇒ 死と再生・波乱
                別に死ぬわけではないので安心してください。
                これまでの結果が極端なカタチになって現れる暗示です。
                大成功もあれば、大失敗もあるので、とにかく慎重に。
                目先の結果や利益に飛びつかないで、長期的な視野に立って
                物事を判断すれば成功に結びつけやすくなります。

                2010年における自分の立ち位置をしっかりと意識することで、
                困難や障害にぶつかった時も、ただ先への不安で闇雲に進むのではなく、
                冷静な判断を持って物事を選択していけるのではないでしょうか?
                イマージャンシーやストレスにも、“精神” の省エネで立ち向かえるよう
                カバラ数秘術をご活用ください。


                広告の殿堂 『アドミュージアム東京』

                0

                  新橋というか、汐留にある 『アドミュージアム東京』。
                  『カレッタ汐留』 の中にあって入口がわかりづらいのが特徴です。
                  運営をしているのは、(財)吉田英雄記念事業財団。
                  この吉田英雄氏というのは(株)電通の4代目社長でした。
                  歴史は意外と古く1965年に創設されたそうです。

                  2002年に吉田英雄氏の生誕100年を記念して、マーケティングと
                  広告の理論と技術の発展を目的に 『アドミュージアム東京』 として
                  広告関連資料の収集、展示、そして広告の専門図書館の運営を
                  行うようになりました。
                  入場料は無料で、私が代理店の帰りによく寄るのは 「常設展示」。
                  商人が店先に暖簾をかけている情景を描いた江戸時代の屏風から
                  商品をかたどった木製看板、錦絵、初期の新聞なども展示してあり、
                  江戸・明治時代の広告を紹介しています。

                  20世紀の広告ブースに入ると、大正から平成までのグラフィック
                  広告作品を時代別に展示。大正モダニズムの香り豊かなポスターや
                  戦後の高度成長期、バブル期など、時代を反映する個性的な
                  ポスターなどの本物が見られます。
                  よくよく見ると芸術作品と読んでふさわしい物も多数見られます。

                  同時に「20世紀の社会・風俗・文化」として10年代ごとの流行を
                  新聞、雑誌、書籍、ヒット商品、漫画などのレプリカをコラージュ
                  で展示していて、そのゾーンは正に昭和です。
                  「あ、これまえにうちにあった!」といったような声が響いて
                  いるフロアです。

                  また、いくつかの展示の中で思わず見行ってしまうのが、時代別
                  ラジオ・テレビCMコーナー。「男は黙ってさっぽろビール」 の
                  人ことにもドラマがあったのだなあと知りました。
                  ついヨットの上の三船さんの動きを見入ってしまいました。
                  テレビ画面のような所に映るので、つい古いテレビで見ているような
                  気持ちになってしまい、ずうーっと画面の前に棒立ちでした。

                  また、宮崎良子さんが水着に着替える姿もこの歳になって見ると
                  ピチピチしてかわいいのう、といったオヤジっぽい感想になってました。
                  また、時間があったら、ぜひ他の広告も見たい。
                  やはり当時の広告マンにはポリシーがあって、一種のアートや主張を
                  あの短い時間の中にさりげに盛り込んでいることを知りました。
                  あれを見ている時は全くそういう制作の観点はなく、どうやって
                  教習所に通いながら赤点を取らずにすむかとか考えていたので
                  無理だったとは思います。

                  いただいた資料によると、グリコ豆の広告コピーは
                  「グリコノアトデ ハー モニカ」 ってよくわからんコピーが。
                  そして丸定商事の 「アイデアル・洋傘の骨」 とか、
                  大橋巨泉の 「ハッパ、フミフミ」 とかが紹介されていました。
                  そこに天才が配置され、資生堂の「SHISEIDO BEAUTY CAKE
                  太陽に愛されよう」が発表されていく時代となるのです。
                  また、さらに100ダッシュ「オーッ猛烈!」とか「イエイエ'67」
                  といった破天荒な作品前も収録され、最近ではエコやIT社会の
                  広告展開が取り上げられています。

                  また、広告図書館には17万点以上の書籍や資料があるそうですが
                  時間がうまく合わなくていまだ使ったことはありません。

                  それでも昭和の生活を見て、その時代を彩るCMを見ていると
                  やはりその2つは、資本主義の日本にあっては切り離せないくらい
                  表裏一体の“時代”そのものなのだと思い知らされます。
                  1度は見ておいて損はないミュージアムです。

                  欲を言うなら、もう少しミュージアムショップには広告の専門書が
                  並んでいると嬉しいな。
                  近々、情報検索コーナーを利用して、広告について知りたかったことを
                  まとめて調べてこようと思っています。
                  http://www.admt.jp/index.html

                  たとえ調べなかったとしても周囲に貼られているポスターがそれぞれ
                  味がある物が多いので、美術館としても楽しむことができます。
                  ひとつ注意点があるとすれば、月曜日だけでなく、日曜日も定休です。


                  「一陽来福」 に託す願い

                  0

                    “愛しみ深き父なるイエス” は、お金のない私に、休日も校閲の
                    仕事を持ち帰らせたもう。おかげで夕食は 『ミニストップ』 の
                    「スパゲティ・アラビアータ」 ということになってしまいぬ。

                    今、ようやく校閲を終え、明日のバイトに備えて寝たいところ、
                    24日締め切りの原稿が現在全く手付かずで残っており、決断を
                    迫られております。
                    通常は24日って言ったら、24日の23時55分59秒までだからと
                    拡大解釈を耳元でささやく悪魔がいますが、本来は朝納品。

                    うーん、寝たい、でもバイトから帰ってからでもいいかも?
                    と 「ホワイトまるたん」 と 「ブラックまるたん」 が鬩ぎ合って
                    いるので、その間、ブログを書いています。

                    「アッバー(父ちゃん)、私はどうしたらよいのでしょう?」

                    そして、話は変わりますが、いよいよ冬至です。
                    東京・早稲田にある穴八幡神社の 「一陽来福」 お守りが
                    いただける時期となりました。
                    http://www.kaiun-goriyaku.com/13j-028.htm
                    当時直後はたいへん混むので、週末あたりに行ってきたいと
                    思っています。

                    「2010年はどうかギャラが上がりますように」
                    「地方とか、海外に出張できる取材が来ますように」
                    「体力的にも余裕が持てる、割のいい仕事が入ってきますように」

                    クリックで挿入


                    幽玄なり 「光都東京・LIGHTOPIA 2009」

                    0

                      バイト先からすぐの場所で 「光都東京・LIGHTOPIA 2009」 を
                      開催していることを知ったので、仕事帰りに寄ってきました。

                      丸ビルや新丸ビル、丸の内オアゾなどのビルがそれぞれ地球を
                      イメージさせる青や緑色に輝いていて、丸の内仲通りでは
                      「フラワーファンタジア」 という花と光の競演、さらには
                      皇居外苑では世界的な照明デザイナーである石井幹子(もとこ)さん
                      のプロデュースによる 「光のアート・インスタレーション光雲」 や
                      「アンビエント・キャンドルパーク」 が行われていました。
                      http://www.motoko-ishii.co.jp/

                      「光のアート・インスタレーション光雲」 は、何と日比谷濠から
                      和田倉濠までの石垣を “空” に見立てて、その雲(石垣)に広がる
                      清らかな白い光の雲 「光雲」 を創り出した作品です。
                      濠に映った月と光の影が静寂感たっぷりで美しかったです。

                      ただ、皇居外苑内には電燈がないため、いろいろな所でコケたり
                      つまずいたりしている人が意外とたくさんいらっしゃって、
                      場を盛り上げていました。

                      皇居外苑和田倉噴水広場では 「明かり絵ファンタジア」 が開催
                      されており、何台かの観光バスも来ていました。
                      「地球・環境・平和」をテーマに、著名人および千代田区の小学生が
                      絵やメッセージを描いた約600個の明かり絵が中央広場に並んだ様は
                      見事です。和田倉噴水広場には川も流れているので、その川に
                      映った明かりがさらに幽玄さを引き立てていました。

                      光源はLEDとはいえ、明かり絵の 「紙の温かさ」 や 「色使い」など、
                      通常のイルミネーションとは一線を画する内容で、何だか精霊流しの
                      ような雰囲気にも見える “温かい静” を感じる世界でした。
                      観光客が大挙して押し寄せているのに、それでも静寂感が
                      あたりを包んでいるのです。
                      近年の白と青のイルミネーションにはやや食傷気味だったので、
                      古いカタチだけれど新しい――そんな斬新さが感じられました。

                      和田倉噴水広場も橋があったり、微妙な段があって、至る所で
                      来場者はコケまくったり、水に足を突っ込んでいたようです。
                      何だかそんなボケなことをしていても包み込んでくれるような
                      優しいイルミネーションでした。
                      シャレた六本木のイルミネーションではコケられないでしょう。
                      そんな肩の力を抜いて見ることができるのも、この 「明かり絵ファンタジア」
                      が人の手によってつくられているものだからでしょう。

                      ある場所で、ジュディ・オングさんの作品を見つけたおばちゃんが
                      「あれ、ジュディ・オングやわ」「どれどれ」「あらぁ、きれい、自分で
                      描いたのかしら」 といった、なぜか関西弁による会話がなされましたが、
                      何となくみんな仲間のような気分で、橋の上や噴水の脇から
                      オレンジ色の光を見つめていました。

                      ただ、このイルミネーション、期間がメチャクチャ短く、12月21日
                      から29日までということで、まもなく終了となります。
                      いつもの東京とは一味違った景観を眺めてみたい方にはオススメです。


                      『戦場でワルツを』 のシュールな美しさ

                      0

                        2日続けて、戦争について考えさせられる日々となりました。
                        1件は、映画 『戦場でワルツを』 を観て。
                        もう1件は、長崎の原爆を体験した方への取材で。

                        イスラエルのレバノン侵攻について

                        まずは 『戦場でワルツを』 ですが、この映画はイスラエルと
                        ドイツ、フランス、アメリカによって作られた作品で、
                        1982年に実際行われたという 「サブラ・シャティーラの虐殺」 を
                        テーマに描いたドキュメンタリーをアニメーションで描いています。
                        アカデミー賞(R)では 『おくりびと』 と外国語映画賞部門を競った
                        作品でもあります。

                        あまりに悲惨なないようなことと、虚実が入り混じった映像なので、
                        アニメーションでなければ描き切れなかった必然を持つ作品でしょう。

                        監督のアリ・フォルマン氏は、実際にホロコーストを生き延びた
                        ポーランド人を両親に持つ方で、これまでの優れたドキュメンタリー
                        作品で多くの映画賞を受賞してきた経験があります。
                        そのアリ氏が主役となり、自分自身が19歳の時にレバノン戦争に
                        行った時の記憶を失っていることに気付き、当時の戦友から話を
                        聞くことで自分の欠落した記憶を埋めていくストーリーです。
                        しかし、肝心の 「サブラ・シャティーラの虐殺」 の前後は思い
                        出せても、核心部分が思い出せません。そして、ついに…。

                        映画の最後だけ実写が入り、それほど長い時間ではありませんが、
                        強烈な印象が残ります。また、レバノンの競技場に捨てられた
                        死を待つだけの動物の目を描いたシーンも忘れられないでしょう。

                        また、アリを支える心理療法士の言葉も考えさせられました。
                        「人は覚えていたくない記憶はなくしてしまう。また、もともとない
                        記憶は自分で創り出して埋めてしまう」 というのです。
                        「人は危険には近づかない。記憶を求めることはあなたが今必要と
                        しているからで、記憶があなたを導いてくれる」。
                        そして、アリの記憶が 「サブラ・シャティーラの虐殺」 の部分だけ
                        欠落していることに関しては「あなたは8歳でホロコーストの体験を
                        しただけに、傍観することは殺戮を実行することと同じと考えている。
                        だからこそ、その罪の意識が記憶を失わせるのだ」 と。

                        アリが取材を依頼した戦友は本人のキャラクターや声をそのまま
                        使っているものもあれば、当人からの許可が下りず代役の声優が
                        語りを行っているものもありますが、どの発言も恐ろしいことを
                        語っているにもかからず、なぜか坦々としているのです。
                        まるでその話をする時は、感情を抑制して話しているのかのように。

                        また、アニメ自体も人物の輪郭は黒く太い線で描かれており、
                        インタビューの場面も光のコントラストが強く、メリハリが
                        しっかりしていて、それがそのまま心の襞のようにも感じられます。
                        そうであるのに顔の細かい表情までも描かれています。
                        逆に体の動きはややバリの影絵を見ているようなぎこちない動き。
                        そのアンバランスさが観る者の集中を持続させてくれる気がします。

                        過去の回想シーンの方が海辺や果樹園、のどかな田舎町など、
                        周囲の景色が明るいだけに、そこが突如として戦場になる瞬間に
                        観る者も戦慄を感じるほどです。
                        そして、フレンケルが周囲の建物全体から撃ってくる敵に対して
                        建物のある広場の中央に立って、くるくる回りながら掃射しまくる
                        シーンはこの映画の白眉とも言える場面。
                        ショパンの 「7番のワルツ」 に乗って四方八方にマシンガンを撃つ
                        姿が戦場の中にあって、あたかもワルツを踊るようであったと…。
                        その静寂感が観客には息苦しさのようなものを感じさせるのです。

                        90分の作品で十分その意図は伝わっていると思います。
                        これがアニメでなく、サスペンスタッチでなく、ロードムビ―調に
                        なっていなかったら、きっとテーマの重苦しさに潰されていたかも。
                        とはいえ、虚と実の境目がない不思議な心象風景は映画館の大画面で
                        観ておいた方がよい作品だと感じました。

                        長崎の原爆について

                        長崎郷土料理の取材に行ったところ、その店のご主人は長崎の
                        中心地からは20キロ離れた場所でその閃光を見たそうです。
                        そして、続々と運ばれてくる被爆者を、リヤカーに乗せて
                        救護所に運ぶ手伝いをしたといいます。その被爆者はあっという間に
                        死者になってしまい、その死者は競馬場で荼毘にふされ、黒い煙は
                        毎日のように上っていたということでした。

                        奥様は原爆投下のちょうど前日に疎開することとなり、原爆には
                        遭いませんでしたが、乗っていた列車が機銃掃射を受け、すぐ前に
                        座っていた人や周囲の人が亡くなる様を目の当たりにしたそうです。
                        また、ご主人の母親も被爆者の手当に協力したために、二次被爆し、
                        ガンで亡くなったということでした。

                        そこで、もともと機械いじりが好きだったというご主人の趣味も
                        活かして、骨董市で手に入れた振り子時計など数十個をすべて
                        原爆投下の11時2分に合わせ、毎日、11時2分には黙祷を捧げて
                        いるそうです。振子時計の下には小さな紙が貼られています。
                        「悲劇の日 忘れられない60余年 止まったままの11時2分」

                        そのお店の皿うどんと長崎ちゃんぽんは大変美味しかったのですが、
                        今日は原稿を書く気持ちになれません。
                        大手新聞社や地方新聞はこの戦争体験を中心に原稿をまとめた
                        ようですが、私は所詮エリア情報サイトなので、どこまでこの
                        お話を盛り込んでいくか、その匙加減を検討中です。
                        少なくともそれらの時計をただレトロと称して店内説明で終わらせる
                        記事は書きたくないと考えています。

                        本来のクリスマスらしい課題に遭遇できたことを感謝します。


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