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    • 2023.07.11 Tuesday
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    血圧、血糖値、便秘、肥満の救世主 『かんてんぱぱ』

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      『かんてんぱぱ』 という伊那食品工業の商品があって、
      どの商品にも当然のことながら寒天が入っています。
      http://www.kantenpp.co.jp/index.html

      東京にも 『かんてんぱぱ』 の商品を食べることができる
      喫茶店などもあり、かんてんが次第に清潔に根付いている
      手応えのような物を感じます。
      私は父方が長野県なので、小さい頃から寒天を食べてきました。
      繊維質の多い寒天のお陰でか、便秘薬を飲んだことがありません。

      寒天がメインなので、ゼリーやわらび餅、プリンなどはもちろんのこと、
      寒天入りの雑炊やスープなど、バリエーションも豊富です。

      それに、クリームスープやクラムチャウダーに寒天が入っているので
      口当たりが滑らかで、通常のスープなどよりも飲みやすいのが特長です。
      医療の現場でも、物を飲み込むことができない 「嚥下」 の患者さん
      には、こういった寒天を混ぜた料理を出しているそうです。

      また、私のような 「メタボ予備軍」 にとっては、蒟蒻と同じく
      満腹感を感じさせてくれた上、繊維も多く、食事の量を減らしても
      便秘になったりすることがない寒天は優れ物食材。
      血圧を下げたり、コレステロールを低下させたり、血糖値を下げたり、
      なんと大腸がんの予防にもなるそうなのです。

      私は田舎が伊那食品工業の近くなので、「かんてんぱぱガーデン」 にも
      行ってきましたが、そこの食堂で食べた寒天を使ったお料理もつるりとした
      口触りで食べやすく、味もあっさりしていておいしかったです。
      デザートも寒天が中心なので、どれも透明感があって美しく、見た目も
      十分に楽しめる一皿になっていました。
      同店で売られている商品も全体にやわらかい味付けで、子どもから高齢者まで
      安心して食べられるところが大きな魅力になっていると思います。

      いろいろな種類の寒天商品を食べましたが、その中で私のベスト・ワンは
      「クラムチャウダー」。『かんてんぱぱ』 独特の口当たりと魚介の風味が
      ふんわりと優しく疲れている時は和ませてくれるお味。
      コンビニでパスタを買った時にもよく、この 「クラムチャウダー」 は
      使用しています。

      あとは 「中華風スープ」 もクセがなくて、さらに寒天の食感を楽しめる
      ことでは、お気に入りの商品。
      お腹の調子が今いち良くない時や、ちょっと食事を減らそうかなという
      時にはとても “お役立ち” のインスタントスープです。

      また、商品とは関係ありませんが、この伊那食品工業の会長さんは
      地元をこよなく愛し、地元の人たちの採用についても深く考えてくれる
      郷土愛に満ちた人で、オフィシャルサイトには会長さんが撮った
      中央アルプスや里の写真がアップされているので、その信濃路の穏やかな
      風景を見るだけでも、ちょっと和んだ気分になります。


      6回目の救急車

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        明日締め切りの原稿を張り切って仕上げようとした矢先に、年老いた
        父めが、今回は風呂場で盛大に吐血してしまい、またも救急車。
        もう5回も救急車に乗っているので、119番に電話するのも申し訳なく、
        症状を話して 「救急車をお願いした方がいいでしょうか」 とソフトに打診。
        救急車が到着するまでに寝かしておいて良いか確認した上で、患者氏名や
        生年月日、年齢、住所など伝え、速攻、部屋着から外出着に着替えました。

        救急車が来るまでに用意しておく、健康保険証や持病で通っている病院の
        診察券(どこに救急車が回されてもいいように)、父の場合は10以上の持病を
        もっている “病気のデパート” なのでそれをまとめたリスト、服用している
        薬のリスト、財布、自宅に状況を知らせるPHS、帰宅してよい場合の靴など、
        装備は完璧!
        と思ったら、病院で同意書や入院承諾書に押す印鑑を忘れていたので、
        95点というところでしょうか?

        また、待機している家族に状況を知らせるにも、同意の確認をするにも
        電話が必要にはなるのですが、どこの病院も医療機器に影響するため
        電波が入りにくくなっているので、財布に小銭を用意するとベターです。
        今回、私も公衆電話をかけようと思ったら小銭がなく、慌てて自動販売機で
        「リアルゴールド」 を買って崩すはめに。

        その他、救急車到着後、救急隊員の方の質問が迅速に答えられるよう、
        夕食で食べた物、状況の時系列的な流れを頭の中で整理しておきました。

        サイレンが遠く聞こえてきたので、寒空のもと、救急車を誘導するため
        道に出て待つこと1分。救急車の到着と共に、状況説明と現状の対応を
        説明しつつ、事件現場にまず誘導。
        後は救急隊員に聞かれたことや言われたことを忠実に実行することのみに
        専念し、ようやく受け入れてくれる病院も決まり、ほっと安心。
        救急の時は、いつも受け入れ病院が決まるまでがひと苦労です。

        救急の場合を考えると、年を取ったら1カ所くらいは、ベッドのある
        総合病院と顔つなぎしておかないと、受け入れ病院が決まらないので
        要注意です。父には救急の場合に備えて、総合病院に通うようにさせて
        いたにも関わらず、今回あいにくとその病院の外科がいないとのことで、
        救急車に同乗してから発進するまでに10分くらい時間がかかりました。
        救急隊員の方々には毎度、感謝感謝です。

        救急車の中では、今回は心臓などの医療機器は使わない搬送だったので、
        明日のバイトは休ませてもらうというメールを書いていたら病院に到着。
        緊急の受付をして、応急処置をしてくれた医者と話し、今後の検査日程を
        聞いて、看護師さんとは入院関係の手続きや有料アメニティについて話し、
        何枚も書類を書いて、ようやく家に帰って来ました。

        入院のパジャマやコップや時計などのアメニティは、これだけ入院が多い
        父なので、子どもの “お泊りセット” 同様、“入院セット” をつねに
        スタンバってあるので準備もラ〜クラク!
        有料のアメニティを申し込まずに済むので、1日約1900円が浮きます。

        ということで、これからやっと原稿書き。
        そちらの方が私としてはオロオロしてしまいそうです。
        というか、すでにアワアワしています。


        『ワウシュヴィッツ』 読み通せるかな?

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          以前、なぜ新宿の繁華街でペット・ショップが成り立つのかというテーマで
          ブログを書いたような気がします(いつも締め切りで朦朧としてて…)。

          そうしたところ、ちょうどテレビで、多くは水商売系の人がお客さんから
          もらうプレゼントに犬や猫をおねだりするケースが増えていて、
          もらったらすぐに知り合いのペットショップに売りに出す転売商法が
          多いという特集をやっていました。

          中には最初からペットショップと結託して、ブローカー益を得ている人も
          いるという衝撃の報告もありました。
          それでは、動物たちはずっと誰が可愛がってくれる人かわからないまま育ち、
          大きくなったら殺処分になってしまうわけで、何のためにこの世に生を
          受けてきたのかわかりません。
          その生が人間によってつくられていたのだとしたら尚更不幸です。

          生き物をそんなことに使わず、転売するなら、リラックマにしろ!
          リラックマならかわいいよ♪ いや、そうではなくて…。

          そして、そんな頃  『AERA』 で紹介されていたのが 『ワウシュヴィッツ』
          (吉川愛歩文、矢原由布子絵、無双舎刊) というワンコが表紙の絵本。
          テーマはペットショップで薬殺されていく動物のストーリーということです。

          このところ忙しくてチェックできなかったのですが、楽天ブックスを見たら、
          内容情報が記載されていました。

          ――なんだか僕はこわかった。なにかがすこし変だった。
          僕は心細くなってないてみた。ちいさな声でないてみる。
          もう一度だっこして、おりこうにするから。
          おしっこも覚えるし、かんだりしないし、
          静かにしてるし、みんなともなかよくする。
          いいこにするから、ぜったいするから。

          部分的な文章を読んだだけで泣きそうになってしまうので、
          一冊通しで読めるのかやや心配ですが、今一番ほしい絵本です。
          すでに読んだ方たちのレビューから、薬殺のリアルな部分は
          書かれていないことはわかりました。
          しかし、映画 『格子のパジャマの少年』 のように、1カ所もナチの
          暴力シーンや虐殺シーンは直接映さなくても、何がどうなったかは
          わかるし、直接的なシーンを見なかったからと言って、その衝撃や
          悲しみが軽減されるものでもありません。

          とにかく、
          ネットではなく、リアル書店に行って、ちょっとだけ目を
          通した上で、購入を考えたいと思っています。
          立ち読みしていて、鼻水を垂らすかもしれないしね。
          ブログにこの程度の紹介を書いていても、上の内容情報の文章が
          頭の中にじわじわと浸透たのか、悲しい気持ちになって来ました。


          さよなら、ミケランジェロ

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            20年以上前にローマで買った 「ミケランジェロ」 の作品集が
            ちゃっちい印刷のせいでくっついてしまい、頁を開くと破れてしまって
            再起不能の状態であることを発見しました。

            修復前の 「システィーナ礼拝堂」 にある 「最後の審判」 も肝心なところが
            ベタッチとくっついてしまい、バリバリ剥がして 「最後の鑑賞」。
            それで久々に思い出したのですが、「最後の審判」 の絵の真ん中あたりに
            書いてある、ミケランジェロの革の下くらいに本を持っている二人が
            いますが、これって確か右側の大きな本が 「人間の悪行」 の記録で、
            左側のちっさな本が 「人間の善行」 の記録だったと記憶しています。
            アヌビスが見たら一発で地獄送りにしそう…。

            キリスト教の場合はとくに 「原罪」 の意識があるのでわかりますが、
            やはり人間て基本は 「性悪説」 だと思うのです。
            共産主義に希望を持って進んだ国も、勤労意欲の低下などによって
            土台から崩壊しました。
            中国は個人財産が許可されてから、メキメキと眠れる獅子から今や
            日本を丸呑みしそうな獅子に大きく成長。
            ミケランジェロの書いた本のサイズは、東西を問わず、正しかったのだと
            思っています。

            それだけに、他の人が自分自身のために何かをしてくれたり、声をかけて
            くれたりすることは、本当に尊いことだと思い、そういったことがあると
            人並み以上に感動してしまいます。

            また、「サン・ピエトロ大聖堂」 の 「ピエタ」 は大好きな作品です。
            大聖堂に入って、私が行った時は右側に置かれていました。

            「ピエタ」 は 「敬虔な同情」 とか 「慈愛」 を表す意味のイタリア語で、
            ミケは生涯で4つの 「ピエタ」 を作ったそうです。
            そして、バチカンの 「サン・ピエトロ大聖堂」「フィレンツェ大聖堂」、
            ミラノの 「カステロ・スフォルツェスコ」 の 「ピエタ」三部作と
            言われています。
            私は以前、1カ月かけて、全てのピエタを観てきました。

            ミケランジェロが20代で作ったのが、美術の教科書にも載っている
            あの 「ピエタ」 です。マリア様は若く表現されています。
            また、唯一、完成している作品です。

            そのほかのピエタは、フィレンツェのドゥオーモ博物館にあるピエタで
            70代の時の作品で未完の作品ですが、全体像はわかる程度に作り込まれて
            います。それらに比べて、「ロンダニーニ」 のピエタは80代の時の作品。

            現在はミラノの「スフォルツァ城博物館」に展示されてあります。
            美術館の人が 「これです」 と教えてくれないと一目ではわかりません。
            まず、体のデッサンがくるっていて、捻じれている感じです。
            彫り方も浅くて弱弱しい感じ。
            さらに構図的にもこれまでのものとは異なり、聖母マリアが直立して、
            死せるキリストの遺体を背後から支えているのです。その二人の支える
            姿が捻じれた螺旋階段のような雰囲気を醸しており、浅い彫がすでに
            人間から神へと移行している段階のようにも見え、そのまま螺旋状の
            渦でもできて天へと昇っていくようなイメージがありました。

            老齢での作品ということで評判はあまりよくないようですが、私は
            「ピエタ」 というと、あの 「今まさに天へと上ろうとしている
            キリストを支えているマリア」 に慈愛と悲しみを感じるのです。

            ああ、イタリアで本場パスタ食べたい!


            元気と陽気をもらえる 『龍馬からの手紙』

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              齋藤孝さんの 『これなら読める 龍馬からの手紙』(小学館刊)を
              読みました。100頁もなく、文字が大きいのですぐに読めます。
              立ち読みでも良いと思ったのですが、原文の写真と現代語の要約、
              そしてその手紙を書いた時の背景(歴史)がまとまっていて、
              これまでにない企画だったので購入しました。

              33年の人生を生き抜いた坂本龍馬の手紙は130通近く現存している
              そうですが、その中の10通が紹介されています。
              以前ベストセラーになった 『声に出して読みたい日本語』 の著者である
              齋藤孝さんの解説なので、わかりやすさは抜群です。

              この本には、龍馬に関わった5人の女性、乙女姉ちゃん、姪っ子の春猪、
              妻のお龍、寺田屋のお登勢さん、初恋の人・加尾への手紙が載っています。
              気を許している相手に対しての手紙なので、ちょっとふざけてみたり、
              ちょっとおねだりしてみたり、龍馬のかわいさが満載!
              『風光る』 の作者・渡辺多恵子さんが作中に “文系・龍馬” を登場
              させていましたが、私も龍馬には文系モードを感じていて、
              そのイメージとこの本に掲載されている数々の手紙はそのイメージを
              裏付けてくれたようで嬉しい気もしています。

              また、新婚旅行のイラスト入り手紙などは、これまでもいろいろな本に
              掲載されていますが、その他の書状も歴史に関係する部分のみ
              説明が書かれているために、その他の部分がどういう内容か
              知らないままだったことにも今回気づきました。

              この本には勝海舟に認められて 「エヘン顔」 なのを、周囲に
              悟られないようにしているとか、才谷梅太郎名義の手紙では
              「おいどん」 から始まり 「大変申し訳なかち思っとりもす」 と薩摩弁
              だったり、龍馬の手紙という意識で読まなくても、十分に楽しめます。
              同時に、読んでいるだけで、彼の明るさや無邪気さ、そして大望に
              向かって進む前向きさや元気をもらえる感じ。
              何となく読んでいる方も楽しくなってくる本です。

              どうしても、坂本龍馬というと司馬遼太郎さんが創り上げた “竜馬” の印象で
              イメージしがちですが、この本は “素” の龍馬を知る資料としても秀逸。
              自分なりの龍馬像を確立するのにも役立つと思います。


              九条ネギに裏切られた話

              0

                この2日間、ひたすら原稿書きで昨晩は徹夜。
                目の前をダイヤモンドダストのように美しいキラキラが浮遊して
                いるみたいなんですが、脳は大丈夫なんでしょうか?

                目黒の取材が3日もかかってしまったので、取材終了段階ですでに
                判断能力が低下していたようです。
                取材の帰りにエキナカの京都物産コーナーに 「京野菜・九条ネギのど飴」
                が季節限定商品として売っていたので、生姜と同じように葱も風邪とかに
                いいし、九条ネギのパスタも旨いから、これはきっと良いに違いないと
                考え、迷わず購入したところ…。

                ネギ―!( ̄□ ̄|||)

                という感じで、とにかくネギ!
                しかも甘味とネギのミスマッチぶりが超絶妙!

                とはいえ、なめている内にもしかすると中心部分に向かって、多少は
                味が変わるかもしれないという小さな期待を胸に10分ほど頑張ったのですが、
                なかなか小さくなりません。

                もちろん、味はネギ―! ⊂⌒~⊃。Д。)⊃

                のままだったので、思わず吐きだしてしまいました。
                昭和ひとけたの両親に育てられ、食べ物を残したり捨てたりするのに
                抵抗がある私ですが、さすがに限界を感じました。
                あと26粒も残っていますが、どうしたものかと思案中です。


                『掌の小説』⇒桜⇒『BOSSのCM』

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                  学生時代、谷崎潤一郎や永井荷風などの “耽美派” の流れをくむ作家として
                  川端康成の名が挙がっていましたが、それまで 『伊豆の踊子』『雪国』 程度しか
                  読んでいなかった私には、どこが耽美なんだかピンときませんでした。

                  とはいえ、小学校か中学校1年生の時の教科書に書かれていた
                  『朝の光の中で』 という短編は、その言葉の美しさにただただ驚嘆し、
                  言葉の持つ力を初めて実感したと思います。

                  さらにそのストーリーは、ハワイの 「カハラ・ヒルトン・ホテル」 に
                  著者が訪れた時に、食事のフロアに置かれている朝食用のグラスが
                  キラキラと朝の光に照らされて輝いている様のみを描写したモノでした。
                  そして、そのキラキラとした輝きに邂逅できたことが、自分にとっては
                  一期一会の経験となったというような話です。

                  この話で私は辞書を引いて 「一期一会」 の意味を知り、これまた 「邂逅」
                  の意味もわからなかったので辞書を引く羽目になったのを覚えています。
                  「カハラヒルトンホテル」「一期一会」「邂逅」 の3つが海馬の奥深くに
                  刻み込まれ、あの文章に触れた時に頭に浮かんだイメージもそのまま
                  脳内に残されています。

                  それって、私だけだろうかと思っていたら、1960年生まれの方の情報として
                  昭和47年から50年まで使われていた 「光村図書」 の中学校2年生の
                  国語の教科書だということがわかりました。どこか天袋か倉庫にあるはず…。
                  子供用に書いた文章なので、さらりとした内容だったのですが、これだけ
                  あの文章の情景をリアルに思い出せるのは、川端氏の技量と筆致があっての
                  成せる技だと思います。そして、彼の世界観をも垣間見ることができる
                  作品となっており、大人向け小説と比べてまったく遜色ない内容でした。

                  無駄のない、選びぬかれた、美しい言葉のつながりは、まさに大粒の
                  真珠のネックレスのように記憶の中でも劣化せず、輝き続ける言葉に
                  なります。文章を書く上ではまさに理想。私はまだ選ぶほどの語彙が
                  ないレベルで思いが伝わらずジタバタしています。

                  そして、実はそんな川端作品の中でも私が1番お気に入りの作品である
                  『掌(てのひら)の小説』 が映画化されるようです。
                  1文1文を堪能していると、全部読むのにちょっと疲れる厚さです。

                  『掌の小説』 は 『伊豆の踊子』 や 『雪国』 のようにストーリーの
                  流れを楽しむというよりは、その情景の中にいる人が外の世界をどのように
                  見つめ感じるかということがテーマになっている純文学小説です。
                  その登場人物と読み手がシンクロして、目の前に広がる状況や出来事を
                  擬似体験するような不思議な雰囲気と静寂に包まれています。

                  今回の映画化では原作に登場しないオリジナルテーマ 「桜」 を用いて、
                  映画では花に死の感覚を織り交ぜて表現していきたいと、プロデューサーの
                  坪川拓史さんは語っています。
                  背景も主人公も異なる4話を、桜をファクターとして全編をつないでいく
                  そうです。今の季節にもピッタリの古典小説を、どういった表現で
                  見せてくれるのでしょうか。
                  電車の窓から見える火も桜に置き換えられるのかなぁとか、
                  いろいろ想像するのも楽しみ。
                  27日からユーロスペースで公開されるそうなので、ぜひ観に行こうと
                  思っています。

                  そしてもうひとつ桜つながりで…。
                  現在、放映されている 『BOSS』 のCMで、「この惑星の住人は、パッと咲いて
                  パッと散る、桜と呼ばれる花の潔さにあこがれている」 というジョーンズの
                  ナレーションから入る 「宇宙人ジョーンズ・桜」 篇は、見るたびに毎度
                  ほろりとさせられます。第一線を走り続けるアスリートの “しぶとさ” と
                  いう美学に魅せられてしまいます。
                  http://www.suntory.co.jp/softdrink/boss/

                  おまけで、同じサントリーの商品 『黒烏龍茶』 のCMがなんとサモちゃん。
                  山手線の中で見かけ、もう1種周回って確認しようかと思ってしまったほど、
                  目が釘付け。この 「サモハンの脂肪はダメよ」 篇は 『プロジェクトA』 の
                  茶店のシーンを思い出させるセットと衣装で、当時のフェイ(肥)役だった
                  サモ・ハン・キンポーが熱演中。一時期、戦場物など撮って痩せたように
                  思っていましたが、やっぱり元通りの 「デブゴン」 になっていました。
                  昔の懐かしい友人に会ったような嬉しさがありました。


                  ちょっと優雅に 「紅茶占い」

                  0

                    イギリス人の日常的な占い方法として 「紅茶占い」 があります。
                    トルコのコーヒー占いと同様の方法で行います。

                    ただし、ティーバックではダメ。
                    ポットに紅茶を入れ、ゆったりとした気分に浸ったあと、紅茶が
                    少しだけ残っている状態になったら、カップを3回まわして
                    残りの紅茶を流します。
                    空になったカップを再び戻して、裏側についている残り葉の形が
                    何に見えるかで占います。
                    ちょっとロールシャッハテストみたいですが…。
                    あくまでも優雅に行いましょう。

                    犬だったら 「信頼できる友人」、猫だったら 「敵意を抱いた友人」、
                    そして魚なら 「大きな幸運」、指輪なら 「結婚」、十字は 「障害」、
                    三角だったら 「上向きなら成功、下向きなら失敗」 を表します。
                    また、恋愛を占う場合であれば、その人に縁のある文字や数字が表れたら
                    幸運が訪れる兆候。夢占いのキーワードと付け合わせると、それ以外の
                    パターンも調べることができます。

                    また、カップのフチに近い葉は、近い将来の暗示とも!
                    カップのフチにすてきな魚の模様が描かれることを念じながら、カップを
                    裏側に伏せても良いかも。
                    私は 「旅行」 を示唆する鳥の模様がでることを祈って、いざ!


                    『めづめづ和文化研究所 京都』 でもう一つの日本を知る!

                    0

                      先日、映画 『ダーリンは外国人』 の紹介文のリライトをした際に
                      意外な発見がありました。
                      それは 「映画の方が漫画のトニーに似てる!」 ということ。
                      ちょうど、トニー・ラズロ氏ご本人の写真も付いていたので見比べたら
                      映画の方が原作から抜け出てきたかのような雰囲気。
                      私の周囲に3人ほどいた人も全員、「こっちの方がトニーだわ」 という
                      結論に収まりました。

                      そんな 『ダーリンは外国人』 ですが、以前漫画は読み今はBOOKOFFで
                      第二の “本生”(“ほんなま”ではありません)を歩んでいるはずですが
                      一冊だけ気に入って残してあるのが 『めづめづ和文化研究所 京都』 で
                      小栗左多里さんとトニー・ラズロさんの共著となっています。

                      これはお二人が、香道や華道、茶道、弓道をはじめ、京都ならではの
                      京菓子づくりや枯山水づくり、投扇興などにチャレンジする企画です。
                      私も華道や茶道などは多少関わったことがありますが、この本で新たに
                      知ったことも多数あります。
                      『ダーリンは外国人』 と違って、体験の説明を図解するためにイラストが
                      入っており、漫画というよりは、どちらかというと書籍のジャンルに入る
                      作品となっています。

                      私はいつも原稿を書く時は心を鎮め、集中力を高めるため、お香を焚いて
                      います。お気に入りは 「沈香」よりも 「伽羅」 とこだわっていましたが、
                      質の良い 「沈香」 が 「伽羅」 だったのだと初めて知りました。
                      それと、織田信長もその香木に刃を入れたという 「蘭奢待」 が、その名の
                      中に1200年間保管してきた「東大寺」の名前が残っているというのも初耳。

                      『ダーリンは外国人』 では、日本人(一般)と外国人のカルチャーでしたが
                      こういった日本古来の伝統に触れると、一般人(日本人・外国人含む)と
                      専門家というカテゴライズになるようで、読み手も左多里さんとトニーさんの
                      仲間として一緒に異文化に踏み込んでいくような気持ちになれます。
                      また、『ダーリンは外国人』 は女性向けですが、こちらは男性の方が
                      読んでも興味深い内容だと思います。
                      さらに、海外のお土産として持っていくにも、トニーさんの英訳もついて
                      いるので、日本文化を紹介するには最適な一冊だと思います。

                      それぞれの体験の面白さ 「めづめづぶり」 を見ていると、思わず自分も
                      京都に行って同じ体験にチャレンジしたくなってしまうほど。
                      私としては 「香道」 と 「雅楽」 がやってみたい気分です。
                      「茶道」 にはご嗜好としての 「香道」 も入っているので、一度
                      正式に教わって、カッコよく “香を聞いて” みいたいですね。


                      運や商売を “大きく取り” 込む 「大鳥神社」

                      0

                        本日も “新” エリアの情報収集及び、掲載店への営業活動に名刺を
                        配ってまいりました。なかなか交渉は大変です。
                        でも、一つだけいいことがありました。
                        今回のエリア内にある 「目黒不動尊」 の桜が三分咲き。
                        まだ、咲き切っていないためピンク色が強くて風情がありました。

                        そして、せっかく目黒に行ったので、いつもエリア取材をする際には
                        同様なのですが、地元の氏神様にご挨拶、ということで 「大鳥神社」 へ。
                        「大鳥神社」 は、ヤマトタケルが死後白鳥になって舞い降りたため、
                        それまであった国常立命を祀っていた社を806年に 「鳥明神」 と改名し、
                        ヤマトタケルノミコトとオトタチバナヒメを祀ったということです。
                        また、現在はさまざまな神社で行われている「酉の市」 も、本来は、
                        「大鳥神社」 で行われている特殊行事が起源とか。
                        とにかく目黒エリアの中では古い神社なのです。

                        社名の 「おおとり」 は 「大取」 に通ずるため、宝物を大きく
                        取り込むということで、商売繁盛・開運招福の神様として、
                        多くの人々から信仰を集めているそうです。
                        もちろん、商売繁盛を祈って来ました。

                        さらに、山手道路沿いにある 「蟠竜寺」 の弁財天も祠の中まで入って
                        お参りしてきました。

                        ホントは、目黒のオシャレな 「インテリアストリート」 を取材・撮影
                        しなければいけなかったのですが、ついつい寺社仏閣の散策に。
                        まあ、山手七福神をはじめとする神社仏閣コラムもあるので、支障は
                        ないのですが、ちょっと偏り過ぎているかも?

                        途中で寄った 「塩ラーメン あいうえお」 のチャーシュー麺は
                        器からはみ出んばかりの分厚いチャーシューが3枚も載っていて、
                        さらに山椒を擦ってかけたら、塩ラーメンのスープに超マッチ!
                        http://aiueo.nu/
                        チャーシューでお腹が苦しいのに、ほとんどスープを飲んでしまいました。

                        水曜日はトンカツ屋さんに突撃予定。
                        ただ、心配なのは桜の写真も撮らねばならず、目黒川の桜がこの3日で
                        パァーッと咲いてくれることを祈るのみです。
                        目黒川沿いの両岸約3.8キロメートルに、約800本の桜が咲き競うようで、
                        すでに両岸にはボンボリもスタンバイされている模様。
                        咲いてくれると文章的にもありがたいのですが、これだけは自分の力で
                        何とかなる物ではないので致し方ありませんが…。

                        それにしても、目黒。坂、多すぎ!
                        疲れたので、目黒雅叙園まで行き、送迎バスで坂を上がってもらいました。
                        現在、目黒雅叙園内にある東京都指定有形文化財の百段階段の特別展示は、
                        片岡鶴太郎さんの 「桜小路 春の宵」 という展示を行っていました。
                        私は以前、平山郁夫さんの展示の際に観たのですが、百段階段の強烈な
                        デザインに唖然とするばかりでした。
                        カーリーも何度か生け花とのコラボをやっていたと思います。

                        でも、一見の価値はあります。いつか百段階段を観たいと思っている方は、
                        何かとコラボの時に観た方が良いかもしれません。
                        (部屋のスゴさが薄らぐので…)

                        さてさて、私は “目黒のサンマ” ならぬ “目黒のさくら” をカメラに
                        収められるのでしょうか?


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