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- 2023.07.11 Tuesday
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28日から2日間にわたって開催された 「高円寺びっくり大道芸まつり」
も無事終了し、ようやく画像チョイスと原稿本数が決まったところ。
いよいよ今日は原稿書きに突入です。
今回の 「高円寺びっくり大道芸まつり」 での心残りは28日のみ
行われた 「わたらせ渓谷鐵道」 のミニトレインに乗らなかったこと。
プログラムでは 「ちびっこ集まれ!」 という謳い文句でしたが、
実際に行ってみたら大人も結構楽しそうに乗っていました。
公道ではレールを敷くことができないそうで、JRのガード下、
JRの敷地内に 「わたらせ渓谷鐵道 高円寺ストリート駅」 なる
駅を作って、ガード下を往復するというものです。
これまで仕事で電車の撮影をしてきたので、ピント合わせや
ポイントとなるカーブに陣取って撮影する手順については
慣れたもの。すっかり “撮り鉄” の道を歩んでおります。
そのミニトレインは、群馬県桐生市相生町にある
「みたち おもしろ機械工房」 の有志の手による作品だそうで、
第三セクターである 「わたらせ渓谷鐵道」 の資金調達のため
製作されたとのこと。
(http://www.sunfield.ne.jp/~mitachi2/)
ちょっと興味はあったのですが、駅長さんのインタビューをとったり、
桐生物産や、萌キャラ 「鉄道むすめ」 やきもキャラ 「わ鐵のわっしー」、
桐生市のキャラクター 「キノピー」 などの撮影や、各エリアで
繰り広げられてるメインの大道芸撮影もあったことから、
せっかくこの 「高円寺びっくり大道芸まつり」 がデビューという
ミニトレインに乗ることができませんでした。無念!
学生時代に塩野七生さんの 『チェーザレ・ボルジア
あるいは優雅なる冷酷』(新潮文庫)を初めて読んだ時は
まさに電撃が走るような感動に襲われ、以来、一連の
ルネッサンス時代の作品を中心に、新刊が出ると読んでいます。
そんな私が今注目しているのが、総領冬実さんの 『チェーザレ』
(原基晶監修、講談社刊)です。
総領冬実さんはデビュー当時から画力も卓越しており、
『ボーイフレンド』『3(THREE)』『MARS』 と少女漫画で
数々の名作を残してきた作家さんですが、青年誌に移って
遺伝子操作によって特殊な能力を持つ人間の形をした
クリーチャーを描いたSF作品 『ES(Eternal Sabbath)』
あたりから、骨太な作品を描いており、どのテーマも新しい!
チェーザレ・ボルジアは少女漫画家にとっては、魅力ある
存在だけに半端な作品では読者も満足しないであろう
ハードルの高い人物と言えるでしょう。
同じ少女漫画家では青池保子さんがチェーザレをモデルに
したような 『エル・アルコン―鷹』 や、川原泉さんの
『バビロンまで何マイル?』 という未完の作品もあります。
私自身、チェーザレは興味深い人物なので、関連する作品だと
高階秀爾さんの 『歴史のなかの女たち』 まで読んでしまうほど。
ただし、高階さんの作品は、チェーザレの妹であるルクレツィアが
主人公の作品です。
そして、本題に戻りますが、総領冬実さんの 『チェーザレ』 は
漫画なだけに、塩野七生さんの作品ではイメージできなかった
町の様子や、スペインの血を引くボルジア家とメディチ家の関係、
さらにはレコンキスタや当時の法王庁の腐敗、庶民の生活など、
時代背景も丁寧に描かれていて歴史書のよう。
もちろん、チェーザレも魅力的に描かれていますし、語り手役の
アンジェロが重いテーマの中にあって、清涼剤のような役割を
果たしており、チェーザレ以外の登場人物一人ひとりにも
存在感が感じられる名作です。
歴史についての詳しい説明も文章で巻末などに入っており、
わかりやすい歴史書とも言えるでしょう。
『テルマエ・ロマエ』 のローマ帝国時代もなかなか楽しいですが、
イタリアのその後であるルネッサンス時代もまた魅力ある
時代だということを改めて実感させられる作品です。
昨年に続き、今年も 「高円寺びっくり大道芸」 の取材・撮影に
行ってまいりました。
4月28日と29日の両日開催されます。
昨年、初めて取材・撮影に行き、私の中での “大道芸” の
イメージが3ランクぐらいバージョンアップされたハイレベルな
パフォーマンスでした。今年も42組+各商店街が招聘した
パフォーマーの見事な技が堪能できます。
(http://www.koenji-daidogei.com/2012/)
町中の至る所でかなり東西南北の広範囲にわたって、それぞれ
ほぼ同じ時間帯でパフォーマンスが繰り広げられるので、
JR高円寺駅のガードを何度くぐったことか…。
とにかく走り回り、這いずり回った1日でした。
なぜ這いずり回るはめになるかというと、1カ所でお目当ての
パフォーマンスを見る人であれば、そのパフォーマンスが
始まる少し前から前の方に陣取れるのですが、私の場合は
ちょっとだけパフォーマンスの内容がわかって “決めポーズ” を
撮影できれば、速攻、同時刻に進行している別のパフォーマンスに
移動しなければ、とても原稿に仕上げる素材が集まらないのです。
そのため、すでに人垣ができている所、「すいません、取材です!」
と叫びつつ、人々の足元を這って何とかパフォーマーが見える
場所までたどり着くのに一苦労。
見ている人たちが座っている場所まで到達したら、パフォーマンスが
盛り上がってきたタイミングで、今度は後ろで立っている人たちに
「取材なのですぐ済みますのでちょっと立たせてください」 と言って
バシバシッと撮影する…その繰り返しでした。
去年で十分に懲りたのと、私は高円寺ではなく、荻窪・西荻担当なので
断ったのですが、他の仕事もそれほどなかったので受けてしまいました。
ただ、今年は昨年あまり見なかった海外からのパフォーマーの演目を
中心に見たのですが、やはり表現力がすごいですね。
言葉が通じなくてもドラマティックな展開と感情表現に圧倒されました。
私はペアでのアクロバット 「Duo Cedele(仏)」 と 「Mirco(西)」
のパフォーマンスが印象的でした。
さらに今回は、昨年と取材の切り口を変えようと、各エリアに移動して
次のパフォーマンスの用意に忙しいパフォーマーをつかまえては
コメントをとるという無謀な計画を立ててしまったので、あたかも
ストーカーのごとくパフォーマーに話しかけるチャンスを狙って
コメントとりまくり。読む人には面白い内容で書けそうです。
コメントをもらったパフォーマーには “ニコパチ” 写真にも
ご協力いただき、この押しの強さだけは以前の営業経験が大変
役立っているようです。
もうこれで思い残すことはないので、絶対来年は別の地元ライターに
任せてもらおうと心に決めております。
最後はパンフレットに広告掲載してくれているお店の取材。
恐ろしいまでに “スイーツ” 自慢のオシャレなカフェ満載。。。
夕刻になり、パフォーマンスがひと段落着いたところで
あまり得意とはいえないスイーツをいただきました。
訪れた店がオーガニックだったり、上品な味付けだったので
思ったより甘さ控えめで、私でも美味しく完食することができました。
そして、今回は何より “エキサイティング” な体験もできました。
今年も高円寺北公園で 「アート楽市」 が開催されたのですが
今日は天候も良く、昨年の震災における自粛ムードもなかったので
大賑わい。そのため、子どもたちが上って遊ぶ複合遊具の上から
公園全景を撮影したところ、続々と子どもたちが丸太を上ってきてしまい、
やむをえず “滑り台” で下りることに…。いい大人が “おすべり” という
やや気まずさもありましたが、40年ぶりくらいの体験だったので、
ちょっと楽しかったです。
2012年度本屋大賞ノミネート作品で、表紙のイラストも気になる
雰囲気の 『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』
(三上延著、メディアワークス文庫)。
書店でも目立つところに置かれているのは以前から知っていましたが、
やはり “古書堂” のストーリーなのだから、中古本で買わねばと
訳わからん屁理屈をつけて、Amazonで中古本を注文しました。
カバーのイラストもムードありますが、中表紙のイラストも
「北鎌倉駅」 のホームの向かいにある古本屋の鄙びた、そして
いかにも鎌倉らしい雰囲気で、何とも言えぬ懐かしさを感じます。
事件簿といっても過激な事件というよりは、身近なところで
起こった出来事の真相を、古書の内容とシンクロさせて展開
していくという、以前このブログでご紹介した漫画 『図書館の主』
にも似通ったシチュエーションではありますが、こちらは
ジャンルからすればやはりミステリーということになるのでしょう。
主人公の五浦大輔くんはもともとは本が好きな少年だったのですが、
あるトラウマから本が読めない体質になってしまった就職浪人。
そして、一方の 「ビブリア古書堂」 のオーナーである篠川栞子さんは
極度の人見知りなのですが、本についての話題になると雄弁になり
お客様からも引かれてしまうくらいの古書についての知識を持つ女性。
本を読みたいけれど読めない男性と、本のことを語りたいけれど
語れない女性という、まさに “割れ鍋に綴じ蓋” コンビが
事件を真相を解明していきます。
といっても、情報収集は大輔くん担当、その説明を聞いて栞子さんが
推理するという、アガサ・クリスティのミス・マープル物のような展開。
そのほかには、ホームレスのせどり屋(古書のブローカー業務)である
志田という人物も登場して、最初は怪しげな印象でしたが、読んでいる
内に 「結構、いい奴」 と思える人物設定です。
取り上げられている古書は全て実在のもので、第一話が夏目漱石の
「漱石全集・新書版」(岩波書店)、第二話が私も読んだことがない
小山清の 「落穂拾ひ・聖アンデルセン」(新潮文庫)、そして
ヴィノグラードフ・クジミンの 「論理学入門」(青木文庫)、
締めは太宰治の 「晩年」(砂子屋書房)となっています。
メインとなる作品以外でも作品中には 「サンリオSF文庫」 といった
あまり耳慣れないシリーズも随所に登場し、古書についての雑学も
深まる作品です。
ミステリーとはいえ、トリックではなく、その出来事の背景を探る、
その古書を手にした人たちの人生や価値観を丁寧に描いているので、
再読してもまた楽しめる一冊といえるでしょう。
【関連ブログ】
■ 毒舌司書が魅力的な 『図書館の主』
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1149)
■ 家族の絆や想いを考えさせられる 『図書館の主』 2巻
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1211)
仕事やコミュニケーションを司る星である水星くんが
先月は逆行したりしてモジモジしてたのに、その遅れを
取り戻すかのように猛奪取をかます5月です。
なんと1カ月の間に、牡羊座から牡牛座を通過して、
さらには双子座まで行っちゃうのです。
ある意味、月初は火の星座、月中は土の星座、月末は
風の星座の人、全てに仕事運やコミュニケーション運を
もたらしてくれるというメリットはありますが、逆に
チャンスを物にするタイミングが大事とも言えるでしょう。
中でも牡牛座、乙女座、山羊座の人は、乙女座に元気星の
火星がいる上、山羊座には再生の星でもある12星座の中でも
強いパワーを秘めた冥王星がいるだけに、仕事はもちろん、
新たなコミュニケーションが生まれる可能性もあります。
さらに、その乙女座の火星にそのパワーを増幅する
牡牛座・木星が力を貸してくれるので、月中はガンガン
突き進みましょう!
そして、月末は太陽と水星が双子座に集結。
しかも21日の日食は双子座で起こる金環食です。
日食パワーは願い事をする絶好の時。
双子座をはじめとする風の宮の人はもちろん、
太陽パワーに関連する牡羊座、獅子座、射手座など
火の星座のいつも以上の本気モードで “天のリング” に
願いと意欲を送るのが吉です。
ただ、双子座にある金星が逆行中なので、恋愛運や金運は
5月中には結果が出ないかもしれませんが、日食時に
強く恋愛関係・金運関係について願うと後々の結果に
結びつく可能性もあり!
双子座と対極にある射手座の人も、牡羊座の天王星の
パワーももらって、新しい方法での金運UP、新たな
出会いを願うのも良いかと思われます。
これだけだと水の星座は何にもないかというと
そうでもありません。5月6日は蠍座での満月。
冥王星を守護星に持つ蠍座には、現在、理想や目標を
定めるサポートをしてくれる海王星が魚座から
パワーを送ってくれています。
ぜひ、この機会に自分の理想や目標を満月に届くよう
念を送ってください。
良くも悪くも “念を送る” ことでは12星座1の蠍座なので
通常であれば、“満月に願いを” というところですが
今月ばかりは “念を送る” モードが良いと思います。
占術もいろいろありますが、やはり、吉方位を見るのであれば、
九星気学か奇門遁甲でしょう。
気になるGWの吉方位は4月中であれば南、5月は西が大吉で
南が吉。また、4月は北東、5月は南東も小吉です。
逆に、南西方向は4月、5月、共に凶方向なので、
そちらに行く場合は、家を出てから吉方向に進んだ後に
駅へ向かうと良いかもしれません。
一応、今GWに出かける取材先は無難な東なのでちょっと安心
ですが、南西方向は金運が下がる傾向にあるので、そちらに
行く仕事はできるだけ避けたいと考えています。
立川にある 「国立極地研究所 南極・北極科学館」 にようやく
行ってきました。
一昨年オープンしてからずっと行きたいと思っていたのですが、
交通費を考え、立川周辺の取材後に立ち寄ろうとすると
開いている時間に間に合わなかったり、一度は日曜日に行ったら
休館日でした。
(http://www.nipr.ac.jp/science-museum/index.html)
入り口付近にはアデリーペンギンにビデオロガーを着けて
撮影した、ペンギンが見る南極の映像が流れており、
展示も地球環境、昭和基地、南極観測の歴史、石や隕石、
南極に棲む動物の剥製、そしてオーロラシアターと
体系的に極地観測を学べる文化施設となっていました。
その中には、実際に南極から切り出してきた氷を直接触ったり、
30〜25億年前の鉄鉱石に触れたり、偏光顕微鏡で新鉱物である
マグネシオヘグボマイトを見たり、体験型の展示も多数あって、
北極・南極について学ぶというよりは、惑星としての地球を
学ぶことができる環境です。
偏光顕微鏡で見る石の結晶は万華鏡のように美しく、15分ごとに
上映されるオーロラの映像は幻想的、ダイヤモンドダストの
映像も煌びやかで、癒し効果も抜群です。
オーロラビジョンは定員15名の約11分の映像で、毎月、替わる
そうなので、また観に来ようとその場で思う美しさ。
11分間、ドーム型の天井を見上げながら、口を開けたまま、
その美しさを堪能いたしました。
印象的だったのは、基地内で新鮮野菜を育てている映像と、
5月中旬から極夜になる直前の地平線を右から左へと
走るように移動していく太陽の映像、そして説明展示に
書かれていた月や火星からの隕石が1年に1万トンもあって
その3分の1を日本が保有しているということでした。
また、『南極大陸』 でも取り上げられていたタロとジロの内、
なんとジロは第4次越冬隊まで活躍し、昭和基地でその
生涯を終えたことも知りました。
さらに、昭和基地の東方向にある半島には温泉もあるそうで
オーロラ観光の人たちから人気だそうです。
南極・北極に関する展示を通して、太陽系46億年の歴史を
体感できた感じです。それがタダなので、さらに大満足!
こまめに館の人たちが説明をしてくれたり、質問に答えて
くれるので、聞きたい放題聞きまくりました。
つい極地関係の薀蓄もたれてしまったので、館の方から
「自衛官になるのが南極へ行く近道だそうですよ」 と
転職のご提案まで。。。自衛官になるには年齢的に無理!
順路の出口付近には、南極で観測隊が着ている服や靴を
来て、ペンギンに囲まれて写真が取れる撮影コーナーまで
あって、コスプレまで楽しめます。
GWの5月5日14時45分からは、昭和基地と衛星回線をつないで
越冬隊員とのライブトークを行なうそうです。
堺雅人さん主演の映画 『南極料理人』 のワンシーンを
思い出しました。
また、オーロラシアターの映像が替わったら、プラネタリウム
代わりに訪れたいと考えています。
その時はついでに立川駅前で 「リラックマバス」 の撮影も
できれば最高ですね!
NHK 『平清盛』 をちょっとだけ観た日があって、前後関係は
忘れましたが、祝いの席で藤木直人さん演じる後の西行法師こと
佐藤義清が 「瀬をはやみ…」 の詠うシーンがありました。
「えっ、それって崇徳院だろ!?」 と瞬時に気づいた、百人一首、
高校のクラス大会で優勝記録を持つ私(しょぼい)。
ただし、札の取りっぷりは漫画 『ちはやふる』(末次由紀著)に
勝るとも劣らない猛禽類のような勢いでございました。
今思えば当時は剣道部だったので、面を取りに行くような
踏み込みに相手がビビッてくれたおかげで優勝できたのかも
しれません。。。
「ちはやぶる神代もきかず竜田川、からくれなゐに水くくるとは」
で、17番の在原業平朝臣の歌だということは知っています。
大和和紀さんの漫画 『はいからさんが通る』 にも使われていました。
そんな私が百人一首で作者を知っているのは、1番の天智天皇から
5番の猿丸大夫、9番の小野小町、10番の蝉丸、40番の平兼盛、
60番の小式部内侍、70番の良暹(りょうぜん)法師といった感じで
切り番か、学生時代に古文とかに出てきた有名な作品、そして
競技用に必死に覚えた、87番の寂蓮法師など 「むすめふさほせ」 系が
中心です。
41番の壬生忠見は、山本鈴美香さんの漫画 『エースをねらえ!』 で
覚えました。こうしてみると、少年漫画って百人一首はあまり
登場しないですね…。
そして本題の「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の、われても末に
逢わむとぞ思ふ」 の崇徳院は77番。
「むすめふさほせ」 の一首でもあり、ラッキーセブンなので
番号が覚えやすかったのです。
この句は、前述の 『はいからさん』 もありますが、落語の題材に
使われているので、作者をはっきりと記憶できた一首でもあります。
落語のタイトルはそのまま 「崇徳院」 で、花見で一目惚れしあった
男女と、その間を取り持つクマさんの活躍が描かれている作品。
男性が女性が別れ際に渡された 「瀬をはやみ」 の上の句だけを
頼りに、クマさんが風呂屋や髪結床など情報が集まる所に行っては
この句を詠って、名前もわからないお目当ての女性を探し回ります。
落ちもこの句の捩りでバシッと決まる古典落語の名作の一つです。
私としても最後は一応、漫画ではなく古典芸能で締めくくれて満足。
お後がよろしいようで…。
ここ数年、1・2本単位でしか受注がなかった求人原稿が
めずらしく3本受注となったので、徹夜でがんばり
ヘトヘトならぬヘロヘロです。
でも、やっぱり企業情報は書いていて楽しい!
この後はエリア情報を週中までに仕上げ、週末は
イベント取材とその執筆5本。
さらには、GW中に今注目を浴びている東京スカイツリー(R)
周辺の散策ガイドを3本という、盆と正月が一気に来たかの
ような受注祭り!
私にとっては文字通り、「ゴールデン(金を稼ぐ)ウィーク」
となりそう。例年はGWや年末年始、期初期末はすかっと
仕事が空いてしまって、あまり明るい気分になれない
シーズンなのですが、仕事関係に影響する水星が
4月中旬から順行するようになってからはいい感じ。
ちょっとやる気が出てきました!
証券会社を辞めてからも歯医者が日本橋茅場町なので
今でも日本橋界隈にはよく出かけます。
また、歯医者通院の期間でなくても、時々は行きたくなる、
そんな魅力があのエリアにはあるのです。
ちょっと前に茅場町の書店で、阿部寛さんと新垣結衣さんが
日本橋の麒麟増の前にババーンと立っている表紙の
『麒麟の翼 オフィシャル・フォトブック』(マガジンハウス刊)が
平積みで置かれていたので、映画上映期間が過ぎるのを待ち、
Amazonで中古販売されるのを今か今かと待っておりました。
6割近くは、映画についての内容なのですが、日本橋から
人形町にかけての飲食の名店や見所、そして 『麒麟の翼』
でも重要なキーとなる日本橋七福神の紹介が写真付きで
丁寧に説明されており、周辺地域のガイドマップとしても
楽しめる一冊です。
また、ロケ地になった店の紹介もされています。
これだけディープにあの界隈に出没している私も知らなかった
店も紹介してあるほか、和紙や刃物、独楽などの伝統技術を
継承する店も多数。そういった店はなかなか入りにくいので
新鮮な感動がありました。
とにかく、いいですよ、日本橋エリア!
下町情緒はもちろんですが、そこに住む人たちが温かく
気さくで、私にとっては “癒しの聖地” となっています。
一つ、要望を言えば、せっかく日本橋七福神を紹介して
あるので、小網神社の例大祭や寶田恵比寿神社周辺で
大々的に行われる 「べったら市」 など、それぞれ
ユニークで、町全体の雰囲気が楽しめる年中行事も
紹介してほしかったなと思いました。
今や、寶田恵比寿神社近くの路地からは東京スカイツリー(R)も
望め、新たな日本橋界隈の景色もあれば尚良かったと思います。