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- 2023.07.11 Tuesday
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『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』 もいつの間にか
第3話になっていたんですね。
なんたって、子供の頃から憧れていた極妻の岩下志麻さんが
登場するとあっては見逃すわけにはいきません!
(http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/)
この作品は、なんといっても「私、失敗しませんから」
の名言もさることながら、米倉涼子のキャラクターが
大きな魅力となっている作品だと思います。
『ショムニ』 ファーストシーズンの江角マキコさん的な
啖呵を切るシーンが視聴者に響くのでしょう。
まさに、『水戸黄門』 の印籠のように!
シーズン1の時は “女ブラック・ジャック” という
キャッチフレーズだったこともあって、何度か見たの
ですが、久々に見た 『ドクターX』 は大物俳優ズラリで、
テレビ朝日の2014年視聴率バトルに賭ける意気込みは
感じられるものの、何だか以前に比べて “勧善懲悪” が
徹底されてしまっていて、大味な感も。
せっかく、細かい心の襞を演じられる俳優さんたちが
舞台並みの過剰気味な演技はもったいない気も。
派閥争いの比重が大きくて、『医龍』 のような医学に
対する主人公の努力的な側面も描いてほしい!
それでないと、新医療やそのテクニックの希少性が
単なる “印籠” で終わってしまうような…。
北王寺欣也さん演じる天堂役が楽しみ
私としての注目は、国立高度医療センターの理事
である天堂役の大御所・北王寺欣也さん。
大門の見方のようであり、場合によっては切り捨てる
非常さも持ち合わせていそうで、今後が楽しみ。
『半沢直樹』 の中野渡頭取も的確な判断を下す切れ者
だったし、『華麗なる一族』 でも息子の出生に悩み
異常な生活を送る万俵頭取を好演していました。
原作では、彼が息子の命と引き換えに守り抜いた
銀行が最終的には娘婿に乗っ取られる悲劇的な結末も
匂わせるだけにしておいてくれたのも、ナイス脚本!
高畑淳子さんは教頭先生的立場が似合う♪
また、高畑淳子さんが大門に投げかける「1000年早いわ」
という、900年増量の宣戦布告も、『半沢直樹』 で
倍返しから100倍返しとインフレしていった、一種の
エンターテインメントに通じるところが!
でるか、「10000年」 返し!(笑)
その点、シーズン1から変わらず飄々としている
岸部一徳さんには和まされるのでありました。
次、見るとしたら最終回かな?
確かにスカッとするかもしれないけど、面白いと
言えるのかな?
高視聴率をマークしたという 『家政婦のミタ』 は
全く見ずに終わったのですが、『半沢』 といい、
『大門』 といい、勧善懲悪のウケがいいのは、やはり
ネットゲームなどの影響なのかな?
私としてはちょっとガッカリな脚本でした。
一つだけ言えることとしては、日本人は 『水戸黄門』 と
『忠臣蔵』 が好きだと言うことでしょうか。