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    • 2023.07.11 Tuesday
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    久々にパンフを買った 『レヴェナント〜蘇えりし者〜』

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      ちょっと前に観に行っていたのですが、求人原稿制作も
      あって、なかなか頭の中でまとまらないのでスルーして
      いた映画 『レヴェナント〜蘇えりし者〜』。
      http://www.foxmovies-jp.com/revenant/

      あえて全く情報を入れずに行ったのが、やや災いして
      どんな時代の話だか、最初はつかめなかったものの、
      それだけに映像の中から状況を把握しようと集中して
      観ていたこともあって、臨場感抜群でした。
      最初の森の中に水が流れているシーンから、3D映画
      のように景色が飛び込んできて、その冷たさや森の
      空気が感じられるようでした。

      ついにアカデミー賞(R)をこの作品で受賞した
      レオナルド・ディカプリオも良かったですが、
      映像が残酷なほどに美しかったです。
      何度も繰り返される森を見上げる構図も、時々に
      変わる森の表情が感じられました。

      主人公の猟師(日本で言うとマタギ的な感じ)グラスが、
      熊に襲われるシーンも迫力とリアリティありすぎて、
      観ていて自分も痛くなりそうでした。
      私はやはり、熊はデフォルメしたかわいいのが好き…。

      瀕死のグラスを置き去りにするため、それに反抗した
      グラスの息子を殺害したフィッツジェラルド。
      息子が殺されたことを知り、自分も生きながらに
      埋められたグラスがフィッツジェラルドへの復讐に
      ひたすら自然の中を “生き延びる” 術を駆使して、
      追っていく様には鬼気迫るものがあります。

      フィッツジェラルドを追い詰めた後、彼の行動の
      報いを自然に委ねるところが感動的でした。
      観てすぐは感動というより、圧倒でぼけ〜っとして
      しまいましたが、後になってじわじわとその良さが
      広がってくる作品です。

      本当は 『アビエイター』 あたりで受賞してほしかった…

      ディカプリオ作品は、『ギルバート・グレイプ』
      『アビエイター』『太陽と月に背いて』 的な変人役が
      好きなのですが、この作品も結構好きかも?

      ストーリーを楽しむ作品としては、『ディパーテッド』
      『ブラッド・ダイヤモンド』『キャッチ・ミー・
      イフ・ユー・キャン』 も好きです。
      ただし、『ディパーテッド』 については、本家・香港の
      『インファナル・アフェア』 の方が印象的でしたが。
      少なくとも、誰が演じても良さげな 『タイタニック』
      はディカプリオでなくても良かったのに…と今でも
      思う私です。


      「築地市場」 移転に先駆け、10月15日 「築地魚河岸」 OPEN!

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        「築地市場」 の場内は移転しますが、場外の店舗は
        そのまま残ります。とはいえ、以前より大分観光地化
        されていました。
        英語や韓国語、中国語表記の看板も増えました。



        今回、ツアーで行ったことで、場外の東通り、中通り、
        西通りはもともと 「築地本願寺」 の参道だったことを
        知りました。「築地本願寺」 は震災前は新大橋通りでは
        なく、晴海通りの方向を向いて建っていたのだそうです。



        場内近くの 「波除通り」 には、総合案内所兼休憩所として
        「情報市場 ぷらっと築地」 があって、場外のMAPや案内、
        さらには築地市場グッズの販売も行っています。



        そして、場内近くには 「築地市場」 の移転に先駆け、
        10月15日にオープン予定の 「築地魚河岸」 の建物が
        すでに完成して、お披露目の日を待っているかのよう。


        (「ぷらっと築地」内に貼られていた手描きのエリアMAP)

        やや風情が無くなってしまう気がしなくもありませんが、
        観光地 “築地新時代” の象徴的存在となるでしょう。



        場内に入る海幸橋の手前で、カラーマンホールを発見!
        以前、日銀前で見たマンホールとモチーフは一緒ですが
        色違いとなっていました。魚市場があるので、背景色が
        ブルーなのでしょうか。
        場外のマンホールは多少は摩耗していても、絵柄や文字が
        判読可能でしたが、場内、とくに水産仲卸業者売場は
        水をざばっと撒いたり、石畳の床をブラシでゴシゴシ
        したりするせいか、判読不能な物が多数。


        (これでもかなりいい状態と言えるのがコワい!)

        中では新しめのイチョウマークタイプはそこそこ
        シルエットが形を留めていましたが、古いタイプは
        他のエリアでの摩耗とは違ったタイプで劣化して
        いました。写真の物はこれでもまだいい方。
        おそらく、80年物のマグマが張り付いたような
        マンホールが石畳に張り付いているような感じでした。


        (場内・水産仲卸業者売場は12時頃には店じまい)

        それも、市場の豊洲移転で全て消えてしまうかと思うと、
        一抹の寂しさを感じます。

        【関連記事】
        ◇「築地市場」 場内・水産仲卸業者売場
        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2818
        ◇「築地市場」 場内・魚がし横丁
        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2819
        ◇東京都の変わりマンホール(日銀前)
        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2105


        「築地市場」 場内・魚がし横丁

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          場外の海幸橋門から入ると、正面及び左手は、昨日
          ご紹介した水産仲卸業者売場、そして右手には
          魚がし横丁があります。
          http://www.uogashiyokocho.or.jp/top/top.htm)



          こちらは、水産仲卸業者売場で働く人たちが使う雑貨を
          扱う店や靴屋、銀行や郵便局、診療所や歯科などに加え、
          見学者も入れる食事処など、生活感が溢れています。



          人気の店には人が列を成し、溢れていました(笑)。



          角のタバコ屋さんや切手・ハガキのお店、手荷物
          一時預かり所、さらには築地市場場内のMAPも
          売っている本屋さんもあって、どこか昭和な雰囲気。



          東南アジア圏の青空市場に通じるものがあります。


          (切手・ハガキの店もありますが、ちゃんとした郵便局も)

          海幸橋門から入ってすぐの場所には、「水神社」 が
          ありました。正式名称は 「魚河岸水神社」 という
          ようで、なんとその歴史は1590年創建だそう。



          徳川家康の江戸入府と共に移住してきた日本橋魚市場
          の開祖・森孫右衛門をはじめとする漁師たちが、
          大漁・海上安全などを祈願して弥都波能売命を祀った
          “大市場交易神” がその始まりだそうです。
          以前、この築地周辺には約50の寺社仏閣があったと
          現地ガイドさんが説明されていました。

          最初は 「神田明神」 境内にあり、その後は日本橋
          魚市場に移動し、関東大震災で築地に市場が移動した際、
          この地に遥拝所として建立され、築地魚市場の守護神
          として 「水神さま」 と呼ばれ、信仰されてきた歴史が
          あり、今後は豊洲へとまた移転するようです。


          (左上端に 『吉野家』 の名が)

          「水神社」 のすぐ隣には 『吉野家』 一号店があります。



          小さな店舗ですが、入り口の上に 「吉野家の歴史は
          1899年(明治32年)、東京の魚河岸にて牛丼店を開業
          したことに始まります。この魚河岸の皆様にご満足
          いただくために、自然と培われていったのが 『はやい・
          うまい・やすい』 牛丼をお出しするという、私たちの
          基本でした。素材から製法に至るまで、一つひとつ吟味を
          重ね、現在では日本をはじめ、世界でもご賞味いただいている
          吉野家の味。この味は、まさにこの地で育まれたものです」
          と書かれた看板が掲げられています。



          「水神社」 近くに、築地市場の資料室も公開されており、
          築地市場80年の歴史を物語る数々の写真や、築地市場と
          豊洲市場の模型など、東京都中央卸売市場の今昔を
          見ることができます。

          インフォメーションのお姉さんがいたので、こっそりと
          場内に 「東京市場駅」 の名残がある所はないかと
          訪ねたのですが、わからないと言われてしまいました(泣)。
          豊洲に移動したら、その場内に、築地市場の資料室は
          設けられるのでしょうか?



          また、インフォメーションの横にはでっかいゆるキャラ(R)
          が仁王立ちしており、「ん? イノッチ?」 と勘違い
          したのですが、よく見たら 「イッチーノ」 という名の、
          東京都中央卸売市場キャラクターでした。
          http://www.yurugp.jp/vote/detail.php?id=00003063


          (お土産用に売られていた寿司レプリカ)

          いよいよ、明日はちょっと場外に触れ、またしても
          はた迷惑なマンホール編をスタートする気満々です。

          【関連記事】
          ◇「築地市場」 場内・水産仲卸業者売場
          http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2818


          「築地市場」 場内・水産仲卸業者売場

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            築地市場が豊洲に移転する前に、じっくり場内を
            見学し、撮影しておきたいと思い、見学ツアーに
            参加しました。
            http://www.shijou.metro.tokyo.jp/kids/kengaku/tsukiji/)



            といっても、原則として、市場内はツアー禁止で
            5名以下での見学となるのですが、私はマンホールに
            目を奪われていたすきに置きざりとなり、というか
            迷子になってしまい、事前に迷子になったら、ある時間、
            ある場所で集まるよう指示されていたので、そうする
            ことにしたのでした(笑)。
            おかげで自由にマンホール探しができて大満足です。


            (水産仲卸業者売場はMAPの水色の部分)

            築地市場が通常営業するのも2016年11月2日まで。
            その後、3日間で豊洲にお引越しするそうです。

            場内と言っても見学できるのは、主に水産仲卸業者売場。
            一般の入場は9時からです。
            とにかく、外国人観光客が多いのには驚きました。



            入場前に繰り返し言われたのが、「自己責任で見学」
            ということ。なぜなら、魚を運ぶターレー車が場内を
            ガンガン猛スピードで走っており、そこを縫うように
            進んでいくのです。中国で、車道を渡る時の感覚が
            蘇ってきました。ラグビーステップです。



            全体でターレー車は約2000台あるそうで、公道も
            走ることが法的に可能。豊洲移転の時は、もしかして
            ターレー車の大行進が見られるのでしょうか。



            市場に並ぶ海産物は知らないものも多数ありました。
            水槽で生きたままの状態だったり、新鮮なせいか、
            思ったより場内が魚臭くないのも意外でした。



            高い天井と薄暗い石畳、裸電球、80年の歴史がそこに
            ありました。もちろん、マンホールにも!



            水産仲卸業者売場の一画には、仲卸業者郵便受箱室と
            いうものがあり、各店舗の郵便受けのような箱は
            鉄錆が出て年季が入っていました。



            隅田川に近い、一般立ち入り禁止の競り市に面した
            広い通路はターレー車がすごいスピードで走っており、
            写真を撮るのにも命がけ、といった感じ。
            先方からすれば超ジャマな見学者だったことでしょう。



            市場内で勤務する人のための売店もあり、飲み物や
            場内禁煙なのにタバコも売られていました。
            ってことで、明日は場内の魚がし横丁へと向かいます。

            HOROSHIMA

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              今日は、築地の続きを書こうと思っていましたが、
              やはり、オバマ大統領の広島訪問が印象的だったので
              テーマ変更いたします。



              現職のアメリカ大統領の広島訪問をリアルタイムで
              見ました。プラハでの核廃絶に関する演説で、
              期待値的なノーベル平和賞を受賞したことや、
              大統領としての任期があと少しであることや、
              退役軍人の反対もあったでしょうが、人種的に
              マイノリティーなオバマ大統領だったからこそ
              実現したことだと思います。

              アジア圏のメディアでは、日本に対していろいろ
              批判もあるようですが、核保有国に対するメッセージ
              として評価されてもいいのではないかと思われます。

              【関連記事】
              ◇外国の方に観てもらいたい 「原爆資料館」
              http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1744

              「波除稲荷神社」 の枝垂れイチョウの下で

              0
                わざわざ東京都内だというのに、築地場内ツアーに参加
                してきました。場内をガイドしてくれる人がつくことと、
                ツアーでもない限り、アサイチで築地まで行こうという
                気にならないからです(笑)。

                これまでも築地周辺で取材があった際には、ちょっと
                中をのぞいてみたりしたのですが、大体取材後だと
                12時過ぎてしまうことが多く、すでに市場の活気は
                収束していて、主に後片付けフェーズに入っているのです。
                今日は、6時起きして行きましたとも!

                一応、ツアーなので、築地の鎮守である 「波除稲荷神社」 や
                「築地本願寺」 などの説明もあって、お金を払っただけの
                発見がありました。



                「波除稲荷神社」 は、都内のパワースポットとしては結構
                知名度があって、これまでも何度か行っていますが、やはり
                午前中に参拝した方が、境内の気も良いようです。



                江戸時代に、築地一帯の埋め立てが波浪によって
                なかなか進捗しなかった時、海中に漂っていた
                稲荷明神の像を祀ったところ、波が治まって
                順調に工事が進んだことから「波除稲荷神社」と
                名付けられました。

                稲荷明神が祀ってある社殿に向けて撮ったら、
                逆光でもないし、レンズにゴミがついている訳でも
                ないのに、謎の発行体が…。



                入って右側には黒い獅子頭、左には赤い獅子頭が祀られており、
                夏越の大祭として6月10日〜12日は 「つきじ獅子祭」 が
                行われる予定です。
                12日がメインで、お歯黒獅子御巡行が行われるので、市場は
                休みですが、パワスポ巡りには絶好のタイミング!


                (入って左にあるのがお歯黒獅子頭)

                稲荷神社なので、ご利益は “商売繁盛” がメインですが、
                その名の通り、海難除けをはじめとする “難を除け
                波を乗り切る” パワスポとしても人気です。



                境内には、魚市場の近くにある稲荷神社らしく、
                「海老塚」「卵塚」、そして 「すし塚」 まであります。
                うーん、かっぱ巻きもそのカテゴリに入るのかな?

                また、各干支の石碑もあって、境内干支巡りもできます。
                中でも馬は特別らしく、社務所には 「左馬」 のお守りも
                売られていました。

                 

                小さい神社なので、全体的にパワーが溢れていますが、
                入ってすぐ、左右の獅子の間に立って、都内でもめずらしい
                枝垂れイチョウを見上げると、生気溢れるエネルギーに
                満たされるような感覚があります。
                とにかく、やはり朝はパワーが違う!!!



                「早起きは三文の徳」 とは、よくいったものだと実感しました。

                【関連記事】
                ◇招福の駒 「左馬(ひだりうま)」
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2715

                「三四郎池」 の正式名称は 「育徳園心字池」

                0
                  マンホールに興味がなくても、東大校内は散策に最適。
                  とくに、大学のシンボルでもあるイチョウが多いので、
                  芽吹きの春や紅葉する秋がいいでしょう。
                  北大も、春・夏・秋と3シーズン訪れたことがありますが、
                  秋にポプラが紅葉し、古い建物に絡まるツタが怖いほど
                  赤く染まっている様がきれいでした。



                  正門も立派ですが、やはり観光的に行くのであれば、
                  東大の代名詞とも言える 「赤門」 から。
                  東大の敷地自体、旧加賀藩の上屋敷跡なので、赤門も
                  正式名称は 「旧加賀谷式御守殿門」 といい、重文です。
                  屋敷の警護や番人が詰めていた施設だそうですが、今は
                  正門の方にはセキュリティの人がいるのに、こちらには
                  いませんでした。
                  さすが、加賀百万石の門だけあって、大棟には徳川家の
                  三つ葉葵も描かれており、格の高さを感じます。



                  「赤門」 から北方向に進むと、正門や安田講堂も見えます。
                  建物のデザインもどこか古めかしく、帝大の風格が偲ばれます。
                  安田講堂周辺に限らず、とにかくイチョウが多数植えられており、
                  それぞれ樹齢が高そうなので、最近、伐採されているという
                  雌の木も残っていそうです。秋は臭いかもしれませんが。



                  北大ほどではありませんが、広い敷地のゆったりとした空間。
                  地元の人たちが散歩したり、子供を連れて遊びに来ていたり、
                  憩っている姿が見られました。



                  図書館の辺りから 「三四郎池」 に下りていく小道があります。
                  鬱蒼とした木々に囲まれ、意外と急勾配。
                  階段の石が丸っこいので、やや歩きにくいのでした。
                  まあ、観光地という訳ではないので、仕方ないですね。
                  それより、この都内の一等地に教育施設を建てずに、
                  自然を保存していることに感謝した方がよさそうです。



                  木々の合間からようやく 「三四郎池」 が見えてきました。
                  私が行った時は、アジサイが咲いていて、新緑との
                  コントラストが美しかったです。

                  園池として加賀藩主・前田利常により築造されたこの池の
                  正式名称は 「育徳園心字池」 というそうで、ちゃんと
                  造園された心字池だったんですね。



                  さらに進むと、池全体が見わたせる場所に。
                  うーん、たしか三四郎がヒロインの美禰子さんと出会う
                  シーンに出てきたような、どうだったかな?

                  「三四郎」 は、 夏目漱石の前期三部作の最初の一冊で、
                  「それから」「門」 と続きます。学生時代、「その三部作を
                  読んで、そこから見えてくる夏目漱石の女性観をまとめよ」
                  というレポート提出があり、あわてて読んだので、女性名が
                  登場する部分しか読んでおらず、それぞれの展開をよく
                  覚えておりません(笑)。
                  確か、最後は文字埋めのため、夏目漱石の作品に通じる
                  女性観について先人がまとめた論文を、姑息にピックアップ
                  して提出しちゃったような…今とやってること変わらん!



                  と、このように、自分を見直す機会も与えてくれるような
                  都会のオアシスでありました。

                  ちなみに、前期三部作に続いて、後期のレポートは
                  「彼岸過迄」「行人」「こころ」 の後期三部作を読んで、
                  今度は、「夏目漱石の死生観」 をまとめるというもので
                  先の作戦をさらに進化させ、読む前に先人の論文を見て、
                  それをベースに拾い読みするという技を身に付けました。
                  ってことで、夏目漱石にはいい思い出がありません。

                  「三四郎池」 に 「暗渠」 マンホールのヒントあり?

                  0
                    やっと東大で撮りまくったマンホール写真が整理できて、
                    私は嬉しゅうございます。
                    同じ目的のマンホールでも、時代によってデザインが異なり、
                    その微妙な違いを見つけ出す楽しさが東大校内にはありました。



                    昨日は電気系のマンホールを取り上げましたが、一応、
                    ガスのマンホールも見つけました。東京ガスの前身である
                    「東京瓦斯株式会社」 のロゴマーク入りで、錆びてました。



                    そして、以外にも校内で多く見かけたのが 「暗渠」 の
                    マンホールです。「暗」 マークのタイプや 「暗渠」 と
                    書かれたタイプの物が混在していました。
                    上のような鍵型のような形で、地下の水に沿った蓋が
                    並んでいるタイプも何カ所か見かけました。



                    「暗」 のマークを取り囲むように、「東京帝國大學」 の
                    文字が時計回りに並んでいます。



                    同じ、「暗」 マークでも、「東京帝國大學」 の文字が
                    縦書き(?)に並んでいるタイプもありました。



                    こちらは縦書きタイプで、中央に 「暗渠」 とは言っているもの。



                    そして、こちらは中央の 「暗渠」 の縦書き文字の周りを
                    放射線状に大学名が入っているもの。
                    この暗渠のマンホールは、東京大学・本郷キャンパスの
                    主に西側に集中していました。

                    そういえば、暗渠マンホールが設置されている道から、
                    横道に下ると 「三四郎池」 があり、池にはせせらぎが
                    流れ込んでいました。


                    (大学校内とは思えない木立とせせらぎ)

                    暗渠があるということは、もともとこの辺りに川が
                    流れていたということ。
                    東大の周りは 「おばけ階段」 とか、「無縁坂」 とか、
                    結構坂も多いので、地層の隙間から水が出ていても
                    おかしくありません。

                    本郷周辺は、夏目漱石や樋口一葉など、どちらかというと
                    肖像画(紙幣)の方がほしい文豪が住んでいた場所で、
                    このエリアのかつての様子も書かれており、以前は
                    「菊坂」 の谷沿いに川が流れていたそうです。

                    「三四郎池」 が湧き水なのか、落ちる水がどこから流れて
                    きているのか、ちょっと気になってきました。
                    まあ、明日、起きると忘れちゃうとは思いますが(笑)。

                    【関連記事】
                    ◇電気&通信@東大本郷キャンパス
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2813
                    ◇雨水&汚水@東大本郷キャンパス
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2812
                    ◇東京大学・本郷キャンパスの 「帝大」 タイプ
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2811
                    ◇文京区 「帝大」 & 「電電公社」 マンホール
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2713
                    ◇心温まるハチ公&上野博士像@東大弥生キャンパス
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2789
                    ◇文京区のイチョウ? 東大のイチョウ?
                     (http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2798

                    電気&通信@東大本郷キャンパス

                    0
                      いよいよ本郷キャンパスのマンホール紹介も三日目。
                      うーん、整理したら、あと一日は必要みたいです。
                      でも、マンホールは消耗品だし、オリンピックに向けて
                      インフラ整備されているので、今の内に残しておかねば!



                      まずは 「通信」 関係。電話やネットが普及していなかった、
                      というかネットなんかなかった帝国大学時代の物はさすがに
                      ありませんでした。

                      そういえば、1980年にオックスフォード大学で、今の
                      インターネットの前身にふれ、 「新世紀の神!?」 と
                      驚愕したくらいなので、ネットの歴史って意外とまだ
                      浅いんですよね。



                      とはいえ、「通信」 マンホールも、かなり年季が入った物も
                      あれば、まだ文字がくっきりとした物がありました。

                      一方、「電気」 系はバリエーション豊かです。



                      「電」 の一字が大書されたデザインの物。
                      文字も明朝体ではなく、歌舞伎文字のようです。



                      鱗模様のようなデザインの電気マンホールは、校外でも
                      見かけたことがあるので、新しいタイプでしょう。



                      逆に一番古いのが、この 「東京帝國大學」 表記のコレ。
                      数は多いのですが、とにかく文字がつぶれている物ばかりで
                      何とか全部の文字を判読できるのが上の写真です。
                      学校名が真上ではなく、11時のあたりから始まっているのが
                      他のマンホールと微妙に違うところ。

                      撮影のカブリが多かったのも、コレが一番でした。
                      「こっちの方がさっき見たのより摩耗が少なそう」 と、
                      見かける度に撮りまくってしまったのです。



                      そして、おそらく本郷キャンパスの電気系で一番多く
                      見られたデザインが、大学名が 「電」 マークの真上から
                      始まるものでした。やはり、「東京帝國大學」 表記です。
                      当時の鋳造品質の素晴らしさを実感させられます。



                      同じようなデザインでも、文字が 「電」 マークの下から
                      始まっている物もありました。これは稀少種!



                      もちろん、「東京大学」 表記の電気系マンホールも
                      ありましたが、「東京帝國大學」 時代の物の方が
                      劣化率(?)が低かったように思われます。

                      ここまで、東大の下水・汚水・雨水・電気・通信関係の
                      マンホールを掲載してきましたが、「まだ、あるのかい!?」
                      と思うでしょうが、あるんですね、これが…ひっそりと。

                      ということで、明日は 「暗渠」 マンホールで、東大本郷
                      キャンパス編を締めくくりたいと考えております。

                      【関連記事】
                      ◇雨水&汚水@東大本郷キャンパス
                      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2812
                      ◇東京大学・本郷キャンパスの 「帝大」 タイプ
                      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2811
                      ◇文京区 「帝大」 & 「電電公社」 マンホール
                      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2713
                      ◇心温まるハチ公&上野博士像@東大弥生キャンパス
                      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2789
                      ◇文京区のイチョウ? 東大のイチョウ?
                       (http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2798

                      雨水&汚水@東大本郷キャンパス

                      0
                        昨日に引き続き、東大本郷キャンパスのマンホールです。
                        地味なテーマが続いて申し訳ありません。
                        昨日掲載した 「下水」 との区別がイマイチわかっていませんが、
                        まずは 「汚水」 関係のマンホールから。



                        これは校門近くにあった 「汚水桝」 のマンホール。
                        鋳造所名も入っています。



                        同じ鋳造所が作ったマンホールでも、「汚水桝」 ではなく、
                        「汚水蓋」 と書かれたものもありました。
                        「汚水蓋」 は 「汚水桝」 の蓋だと思うので、同じ用途では
                        ないかと思われます。「汚水蓋」 の方が新しいようです。



                        また、校内の汚水マンホールで一番多かったのが、丸の中に
                        「汚」 の字が書かれ、大学名が入ったもの。
                        大学名は 「汚」 マークの上からでなく、下から始まる
                        時計回りです。



                        1つ上の画像と同じようにも見えますが、鋳造所名が入った
                        タイプの物も。摩耗状況から見て、こちらの方が新しそう。



                        格子柄の汚水マンホールは古いタイプだと思われます。
                        なぜなら、「汚」 マークの下から大学名が始まるのですが、
                        文字の流れは下右上左の順。横書きの文字を右から書いて
                        いた時代の物なのかもしれません。

                        そして、次は 「雨水」 マンホール。



                        「雨水蓋」 と同じデザインで、鋳造所名が入っています。



                        「雨」 マークの下から、大学名が下右上左の反時計回りで
                        書かれています。とはいえ、同じ文字並びの 「汚水」 のように
                        格子デザインにはなっていませんでした。



                        変わり格子デザイン物としては、大学名が入った 「合流」
                        マンホールもありました。

                        【関連記事】
                        ◇東京大学・本郷キャンパスの 「帝大」 タイプ
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