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- 2023.07.11 Tuesday
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台風一過ということで、今日は絶対に晴れると
予想して、エリア情報の公園撮影に行ってきました。
とにかく、公園撮影は青空が命!
そして、その帰路にある大泉学園駅近くの映画館
「T・ジョイSEIBU大泉」 で、行こう行こうと
思いつつも、前売り券を買ってしまったのに
なかなか時間が取れなかった 『ONE PIECE FILM GOLD』
を、いつも通り、駆け込みで観てきたのでした。
(http://www.onepiece-film2016.com/)
鑑賞者には、キラキラのトランプセットと、
映画を鑑賞しないともらえない 『ONE PIECE』 の
第777巻がもらえます。
作者・尾田栄一郎さんが描いた映画用のコンテが
掲載してあって、週刊の連載をしつつ、映画の方も
ここまできっちり指定を入れるなんて、もはや
21世紀の手塚治虫先生ですね。
映画自体は、最近の原作の内容よりも、やや対象の
年齢層を下げている感じで、夏休み作品らしく
麦わらの一味一行がいろいろな衣装に着替えるので
そのデザインも楽しめます。
ストーリーも、ナミの幼馴染がキーマンとなって
敵か味方かわからないような感じの設定で、
まあ、大人だと何となく結末がわかってしまいますが、
メインターゲットの子供からしたら、騙し騙されの
意外性が新鮮なのではないでしょうか?
『ルパン三世』 ほどの意外性はないですけど。
それぞれ個性的な能力者も登場し、「ホントに必要?」
とも思われるサボもちょいと出たりして、まさに
エンターテインメントです。2Dで観ましたが、
レースのシーンや、花火・黄金が舞うシーンなどは
3Dを意識して作られているようで、これはこれで
いいのかもしれません。
ストーリーやバトルより、映像の美しさを鑑賞
するには良い作品かも?
今回の敵となる 「ゴルゴルの実」 の能力者・
テゾーロの過去は作品中でもさらりと紹介されて
いましたが、貧しい環境で生まれ、恋人も天竜人に
買われて、金の亡者になってしまった彼の人生は
第777巻に丹念に書かれているので必読の書です。
ちなみに、テゾーロの幹部の一人・バカラが持つ、
他人の幸運を吸収できる 「ラキラキの実」 が
うらやましい限り。彼女がテゾーロに触れたら、
もしかして、最強なのではないでしょうか(笑)。
そんな、難攻不落のバカラを、奇想天外な策で
やっつけたウソップはやっぱサイコーです!
【関連記事】
◇配役微妙 『ONE PIECE 〜Heart of Gold〜』
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2867)
◇ギリギリまで待って 『ONE PIECE FILM Z』
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1610)
◇『ONE PIECE』 巻零ぬらべっちゃ!
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=772)
もう、夏休みも終わり。
って言っても、フリーランスに夏休みはありませんけど。
仕事を受けなければ、1年中が日曜日ですからね(自虐)。
いつもは、月ごとの転機となる中旬前に占い関係のことは
書くのですが、9月1日は乙女座の日食・満月があることや、
1年に1星座を旅するラッキースター(正しくは惑星だけど)
木星がいよいよ9月の第3週目には、爽やかな風の星座である
天秤座に入るのですよ。
シルバーウィークは北方向で大開運!
そして、ちょうどこの頃、東洋占術的には、8月中は南に
あった大吉方位が、一気に北へ移動!
秋の行楽シーズンには最適なタイミングですね。
とくに、9月の北の大吉方位は、職場でのコミュニケーション、
商売繁盛運と言った仕事関係への運気向上につながる性質を
持っているのです。東北方向も、北ほどではありませんが
吉方位なのでオススメ!
注意点としては、金運ダウンの方向として、大殺方位が
9月にはあるのを忘れずに。南西方向のお出かけは要注意です。
西洋占星術的にも、コミュニケーション力、自己魅力炸裂度が
12星座中でもNO.1の天秤座なので、東洋占術・西洋占星術的にも
仕事運を “貯める” 時期となります。
なぜかというと、仕事運を司る水星が9月の4週目あたりまで
逆行してしまうので、何かとスムーズに物事が進捗しない暗示。
それだけに、その後のスタートダッシュに備えておくのです。
今年の秋は別れの季節じゃないぞ!
また、9月の4週目までは、天秤座をはじめとする双子座、
水瓶座の “風の星座” や、獅子座、射手座にLOVEチャンスあり!
天秤座には金星、それと良い角度を成す射手座に火星。
天秤座には木星も入るので、パワー増量。
天秤座のコミュニケーション力、射手座の楽観性とレジャー運、
2つのパワーが連携するので、いつもより積極的な行動を。
東洋占術的にも9月7日からの月運は丁酉(ひのととり)と
なるので、芸術的なものにふれることが開運につながります。
絵画や映画鑑賞など、いかにも “芸術の秋” らしいスポットに
お出かけして、LOVE運UPを狙いましょう!
大吉方位や、東洋占術の開運スポットについては、風や火の
星座だけでなく、全星座の人にも言えること。
中でも、17日に満月がある魚座の人は、現在、海王星が
停泊中なので、芸術にふれ感性を刺激することで、劇的な
変化が訪れるかもしれません。
例年以上に、高円寺の氷川神社神輿巡幸と阿波踊り撮影を
精力的にこなした割には、撮影後すぐにストレッチ運動を
丹念に行ったせいか、筋肉痛や倦怠感に襲われずに済んだ
気がします。この後、中一日で疲れが出たら、それはもう、
単なる老化現象としかいいようがありません。
イベント時には、車道に出て撮影をするため、関係者と
わかるように法被を着るのですが、今回、法被を着替える
場所を提供してくれたのが、「カーブス 高円寺」 だった
こともあり、マネージャーの真鍋さんが 「自宅でできる
簡単ストレッチ体操」 の冊子もくれたので、それを
実践したからかもしれません。
真鍋マネージャーに感謝です。
とはいっても、1日中、イベントを追って撮影しまくった
ので、撮影枚数が1000枚を超え、そのチョイスに四苦八苦。
3本の原稿に仕上げるため、それぞれのストーリーに合った
画像が、かぶらないよう3つに分けるのがまたひと苦労です。
空気、読めないのかな、自分?
ってことで、逃避のあまり、めずらしく 「スマスマ」 を
見ながら、画像整理していました。
(http://www.fujitv.co.jp/smapsmap/index.html)
ビストロは、リオのゴールドメダリスト・ベイカー茉秋くんが
ゲストで、帰国後のメダリストインタビューで、メダルを
取って良かったこととして、生まれて初めて買ったCDが
SMAPの 「世界に一つだけの花」 で、その人たちと共演
できて良かったと言っていたのを、ニュースで見ていたので、
クイズコーナーで 「最初に買ったCDは?」 という質問は
答えがすでにわかっていた視聴者も多かったのでは?
驚いたのは、その質問に対する中居さんのヒントの出し方。
「タイムリー、かつ男性アーティスト」 と、メディアが
格好のネタとして想像と憶測交じりで、解散を扇動して
いる中で、「タイムリー」 と開き直って言える度胸は
すごいと思いました。
そのヒントから、木村さんが 「SMAP?」 と回答して、
メディアでは仲の悪さMAXと言われている香取くんが
「世界に一つだけの花」 と締めの回答を入れるあたり、
ちょっと歯車が狂ったものの、彼らの25年(?)の
歳月と、それぞれの役割を果たしてきた歴史が
感じられたのでした。
これまでのSMAPを知らず、さまざまな報道をそれほど
信用していない私からすると、そんなに人間関係が
気になりませんでした。彼らの一挙手一投足に神経を
メディアに植え付けられた色眼鏡で見てしまうと
辛くなってしまうのかもしれません。
そういえば、先日、14巻が発売された 『女王の花』 で、
亜姫の仇である土妃のセリフに、戦略を検討する際、
「皮肉なことだが嫌い過ぎる相手のことは、嫌いな故に
目がゆき、詳しくなるものよ」 と亜姫の反撃を看破する
シーンがありましたが、お互いを知りすぎていると、
時には強い絆が生まれ、時には修復可能な亀裂を生じて
しまう…人と人との距離、そしてコミュニケーションの
むずかしさを実感させられました。
高円寺に限らず、杉並区のイベントでは、杉並区が福島県南相馬市の
姉妹都市となっていることもあり、今も東日本大震災を風化させず、
被災地復興応援屋台村を、「氷川神社」 近くにある「南口中央公園」 で
開催しているのでした。
今日の神輿巡行は、予定よりも早く 「氷川神社」 でのお祓いが
済んだこともあって、神社前での休憩時間に余裕があったので、
「南口中央公園」 へダッシュ!
このタイミングで行かないと、あとは北口方面への神輿巡行や
直会という流れになるため、それからでは応援屋台村が終了
している時間になってしまうのです。
ちょっとランチタイムには早いこともあって、公園はそれほど
混んでいませんでした。
阿波踊りイベントということもあって、徳島の物産品も
ありましたが、岩手県や福島県のテントもあり、そこで
目についたのが、「第8回B-1グランプリ in 豊川大会」 で
ゴールドグランプリに輝いたという 『浪江焼麺太国』。
いわゆる、福島県浪江町の焼きそばです。
なんと60年以上の歴史があるB級グルメだとか。
農業や漁業といった第一次産業が盛んだった浪江町では、
労働者のために安価で腹持ちが良い食べ物を考案しました。
震災前は、町内約20の飲食店で提供されていたそうですが、
現在はああいった状態なので、郡山にある工場で作って
販売しているそうです。つい、クセで取材してしまいました。
極太の麺で、具は豚バラとモヤシのみというシンプルさ。
ラードを使って麺と具材を焼いたものなので、パックの
下の方に脂がたっぷり。こってりソースに、あとからかける
一味唐辛子が良いアクセントとなっています。
見た目よりも満腹感がありました。
【関連記事】
◇常磐自動車道で浪江町へ
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2776)
◇震災を物語る泥まみれのマンホール
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◇茶色い麺の石巻焼きそば
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1296)
今日と明日の二日間、春夏秋冬、4大イベントを開催する
高円寺でも一番のイベントとなっている阿波踊りが開催され、
日曜日には台風の影響で雨が降りそうだということもあってか、
天候はイマイチではありましたが、すごい賑わいです。
で、まあ阿波踊りについては、今や本場・徳島より
来場者数が多いということもあって、多くの人がネットに
UPしていると思われるので、天邪鬼な私は配電用ボックスの
イラストを見て楽しませていただきました。
昨年に比べて、イラストが描かれた物が増えていました。
いつもマンホール探しに下ばかり見ている私ですが、もう
高円寺のマンホールはほとんどチェック済みなので、
電気マンホールとセットの配電用ボックスをチェックする
ステージとなったのです(笑)。
やはり、高円寺の風物詩の代表ともなっている阿波踊り
モチーフの物が圧倒的に多く、それだけにデザインの
多様性を楽しむことができます。
POPな物もあれば、和風のデザインの物、またモノクロの
漫画タッチの物など、表現はさまざま。
来年はもっと増えていそうな予感がします。
阿波踊りだけでなく、飲食店や古着屋も多い高円寺の
商店街や店を描いたものもいくつかあって、ちょっとした
屋外美術館です。
飲食店も個性的な専門店・小売店が多数ある一方で、
大規模商業施設が少ない高円寺。
ちょっと路地に入ると昭和テイストの店もあったり、
懐かしさや郷愁も感じられると共に、いち早くブログや
SNSで商店街の魅力を発信するなど、つねに新しい
街のPRを推進している姿勢が素晴らしい!
いろいろな街のエリア情報取材をしていますが、よく
フランチャイズ店は地元のイベントに参加してくれなくて
困っているという話をうかがいますが、高円寺はそうした
フランチャイズ店も巻き込んで、大規模なイベントを
成功させることで、街の活性化を成功させている
都内でも数少ないエネルギッシュさがあります。
猫の阿波踊り連を描いたオリジナルTシャツも売られていました。
ちょっと鳥獣戯画調で、いかにも高円寺らしい “遊び心” も
感じられます。
ってことで、いよいよ明日は、高円寺 「氷川神社」 の神輿巡行。
スクワットして、頑張らねばー!
【関連記事】
◇「国鉄」 マンホール発見は、嬉しさ二乗♪
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◇スクワット、スクワット!
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◇「気象神社」 は “天気の神様”
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前巻の発売以降、子供のように今か今かと待っていた 『女王の花』
(和泉かねよし著、小学館刊)の第14巻が発売され、早速購入。
この半年間、何度、月刊誌の方で読んでしまおうと思ったことか!
ってぇのに、14巻で終わりじゃねぇええ!
とはいえ、さすがに土妃との戦のクライマックスとあって、
見どころ満載。名シーン、名セリフ連発です。
曽王・旦の撤退命令に、亜姫が逆転に転じるための作戦を
決行する際に迷った時、お約束のようにカッコよく登場する
亜姫の師・青徹をはじめ、亜姫の母・黄妃、父・亜王の声が
彼女を後押しするシーンは泣けたし、作品のラスト近くに
ふさわしい名場面となりました。映像化してほしい。
曽王・旦の王としての判断や、無将軍として亜姫にこき使われる
元第一王子・光の活躍も見どころの一つ。
光王子がこの戦を通して、翠蝉が命を賭けて与えてくれた
“生きる幸せ” を実感するシーンも清々しい泣きどころ。
また、前巻から死亡フラグが立っていた土妃の王子が病気で痩せて
結構イケメンだったというエピソードは、忙中閑ありというか、
緊迫した中に笑いありといった感じ。
やはり、キーマンは亜国宰相・ブサイク高諷だった!
ただ、112頁の、土妃に王子の死を告げる手紙で、
「亜の臣たる段謹」 とありますが、段謹でなく高諷では?
段謹は、曽王が第一王子だった頃の爺の名前。
でも、単行本なので誤植なら直してあるはずだし、段謹と
いうのは、役職名? とかいいつつ、調べず書く私。
曽王・旦のセリフにもありますが、たしかに臣としては
面白い、ある意味、国に対しては忠実な奴で、彼の暗躍なくして
亜姫の勝利はなかったでしょう。
土妃を見限って、背後から土妃軍を追撃する側に回る際につぶやく、
「心変わりした裏切り者と思ってくださいますな。変わった
わけではありません。変わらず裏切り者なのです」 という言葉が
第14巻のキーであり、それを語る時の “哀愁の後姿” がイイっす!
そして、ついに前々から謎だった小さい女の子が、春琴という
名前であることだけはラストの方で判明。
さらに、どうやら亜姫は彼女の父と兄の敵だとこと。
以前、「私を愛したら私を殺しなさい」 というセリフがあったと
思いますが、土国の子供なのでしょうか?
次巻はようやく最終巻となり、最初から死亡フラグが立っていた
薄星についての謎と、土妃の最期や、春琴が何者かがわかり、
これまで各巻の最初に1頁だけ描かれている謎のキーワードも
全て回収されるはず。楽しみです!
【関連記事】
◇適役・脇役も光る歴史大河 『女王の花』
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1809)
◇今、一番実写化してほしい作品 『女王の花』
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1994)
◇土妃の魅力を余すところなく描いた 『女王の花』 13巻
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2728)
基本、廃墟好きな私としては長崎の 「軍艦島」 に
行きたいところですが、今年に入って父が一気に
介護レベルをUPしまくっていることもあり、ちょっと
遠出はしにくい状況になっていて、欲求不満です。
そんな時、偶然に知ったのが、東京湾で唯一と言われて
いる、神奈川県横須賀にある 「猿島」。
私としては、旧日本軍の要塞跡に魅力を感じたのですが、
ネットで見てみたら、BBQとか、釣りとか、思ったより
廃墟というより、レジャースポットな感じ?
(https://www.tryangle-web.com/sarushima.html)
以前、記念艦 「三笠」 がある 「三笠公園」 には
行っているので、今回はスルー予定。
(http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/)
横須賀が庭の “男前お姉さん” に相談したところ、それなら
アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船や潜水艦を見られる
「YOKOSUKA軍港めぐり」 もセットで散策するのが
オススメとのこと。餅は餅屋です。
神戸でも三菱造船などのドックにあった潜水艦に
大興奮して意味不明なほど撮影してしまった私には
まさにツボといえるご提案だったのでございます。
できれば、海軍カレー発祥の地である横須賀で、
本場のカレーを食べたい気分。
ついでに、横須賀オリジナルのマンホールを撮影
できたら嬉しいのですが、8月末は夏祭り、
9月初めは新卒2018の準備もあるので、9月中旬
あたりに行きたいと思っています。
火曜22時の 『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』 に
ハマっているというほどではありませんが、何となく
気になって観てしまうドラマという位置づけにあります。
まさに、「興味深い」 という感じ。
(http://www.ktv.jp/on/index.html)
猟奇犯罪を追う新人刑事・藤堂比奈子役の波瑠さんの
端正な顔立ちを見ているだけでも満足。
過去の経緯から(といっても、そこは見てない)、
常にナイフを携帯し、心に底知れぬ殺意を内在する
藤堂比奈子もさることながら、妹を殺された過去を
持ち、やや違法な手段に走っている一匹狼的な
関ジャニの横山くん演じる東海林刑事もどこまで
刑事としてのモラルが維持できるか微妙なラインで、
その不安定さが、猟奇殺人の犯人より不気味。
猟奇殺人物の現場映像にありがちな、必要以上の
ビジュアル系表現がないのも、意外と新鮮。
まあ、現実的ではない空間も登場したりして、
それなりなんですけど、徹底してないところが
テレビドラマっぽくて好感を持てます。
ほとんど途中からとか、ラストの方だけしか
見ていないのですが、夏ドラマの中では好きかも?
といっても、春ドラマで私としてはサイコー! と
思っていた 『重版出来』 もあまり視聴率は
振るわなかったようで、『ドクターX』 のような
視聴率が高くても、エンターテインメント系は
その時スカッとしてもあまり心に響かないのは、
やはり私自身がどこか時代にズレているのかな?
第155回芥川賞受賞作品 『コンビニ人間』(村田沙耶香著、
文藝春秋刊)を読みました。
内容以前にまず、装丁デザインが気に入ったからです。
う〜ん、でも帯はイマイチかな?
ネタバレにならない程度にということで、帯に書かれた
簡単なあらすじを紹介すると、「36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイト18年目。
これまで彼氏なし。(中略)ある日、婚活目的の新入り男性、
白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと
突きつけられるが…」 とありますが、この白羽氏は家族に
借金して、家も仕事もなく、コンビニバイトすらさぼり、
口だけ達者という、ひと言でいえば単なる“だめんず”。
それに対し、主人公の女性はアスペルガー症候群とか、
発達障害らしき人物で、ある意味、共に “普通の人”
ではないという共通点があります。
とはいえ、彼女は幼少時代からの経験や、家族の反応を
通して、自分が “普通の人” でないことに気づいており、
周囲の人を擬態することで、コンビニという小さな社会で
つつましく生きているのでした。
マニュアルがあるコンビニが、“普通の人” らしく擬態
するには、どう対応すれば良いかわからない彼女にとって、
一番の安地なのです。
自分で判断する必要が発生する事態においては、幼少期
のエピソードとして、友達同士のケンカを止めるのに
スコップで殴ったり、大人になってからのエピソードでは
妹が赤ちゃんを泣き止ませるため抱く姿を見て、静かに
させるだけならケーキ用ナイフがあるのに…という、
思わずヒヤリとする表現もあって、そこらへんが
芥川賞らしい作品と言えましょう。
姉を気遣う主人公の妹や、発達障害が治ることを願って
いる親、そして何となく主人公に不気味な違和感を感じ
距離を置いてつきあう友人など、周囲の反応もそれぞれで
主人公視点で進められる本作において、ある時は普通の
世界の価値観が描かれていることにほっとしたり、ある時は
周囲が彼女に浴びせる言葉を残酷に感じたりもします。
そんなコンビニでしか生きられない主人公が、なんと
だめんず・白羽によって、長年勤めたコンビニを辞める
ことになる顛末も、白羽の “縄文時代論” 同様、奇天烈な
理由で当然共感できませんが、作品としてはこの展開で
いいのか?
芥川賞作品は、結構、人間に内在する狂気を扱った
ものが多い中では、意外と普通の人に近い主人公と
“ありがちな” だめんずのストーリーでした。
ただ、コンビニバイトの仕事内容や、コンビニ内の様子は
漫画 『ニーチェ先生』 以上に臨場感があります(笑)。
【関連記事】
◇介護テーマの 『スクラップ・アンド・ビルド』
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2567)
◇松駒くんのひと言が絶妙な 『ニーチェ先生』
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2026)
ようやく、リオのオリンピックも終わってああ良かった。
毎回、オリンピックはほとんど結果しか見ないというか、
オリンピック以外の番組を見る傾向にあるので、平時に
戻ることは嬉しい限りでございます。
スポーツは好きですが、運動する方が好きで、観戦は
それほど好きではありません。自分でも不思議。
そうはいっても、オリンピック前に都知事の選挙も
行われるなど、バタバタした中での閉会式で行われる
東京のプレゼンテーションがどういう演出になるかは
興味がありました。
ほとんどがシークレットとなっていたものの、5カ国語で
「ありがとう」 の人文字を描くといった情報は入って
いて、やはりオリンピックというお祭りだし、“純和風” で
しめやかにするよりは、アニメやゲームなどの文化を
打ち出すのだろうなと勝手に想像していました。
2Dの映像で、「キャプテン翼」「ドラえもん」 と
いった世界的に有名な漫画・アニメが登場したのは納得。
「ONE PIECE」 がなかったのはやや残念です。
また、ハリウッド映画にもなった 「パックマン」 や
圧倒的な知名度を誇る 「スーパーマリオ(単数)」 も
登場したのに、現在、リオでも大人気となっているという
『ポケモンGO!』 のピカチュウがいなかったのも少し
残念です。どうせならあの会場にポケモンを一気に
発生させても面白かったのに。
そして何より、“驚き” だったのが、リアルマリオ…。
なんでやね〜ん!
“驚き” といっても 「サプライズ」 ではなく、
私としては 「ショック」 の方の “驚き”。
ロンドン代表ではベッカム、リオ代表では神様・ペレと
来たのだから、ブラジルでも知られているキング・カズが
順当な路線だと思うのですが、さすがに彼にコスプレは
させられないし…。
私の中では、ベッカム、ペレ、大空翼くんという流れで
記憶を改竄することにしました(笑)。
ただ、東京オリンピックで行われる新(復活)競技を
新技術であるAR(拡張現実)で表現したのはNICE!
いよいよ、新卒2018も始まるし、AR技術を手掛ける
企業を取材したいなぁ。
【関連記事】
◇『ぽけもんGO』 渋滞や事故がやや不安
(http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2873)