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    • 2023.07.11 Tuesday
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    30万PVをありがとう!

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      2017年は介護に振り回された1年でした。
      来年になれば好転する訳ではないけれど、
      また気を取り直して頑張りたい、頑張るしかない
      と考えています。

       

      明日になれば、弟ファミリーがやってくるので、
      今はその仕込みや部屋のセッティングで大わらわ。

       

       

      なので、年賀状は買ってきましたが、書けてません。
      年賀状を買うついでに、ゆうちょオリジナルの
      リラックマ通帳入れを買ってしまいました。

       

       

      もちろん、リラックマ年賀状3枚セットも自分用に。

       

      今年1年のPVを合計してみたら、30万超でした!
      「くまころりん八起き」 をお読みくださっている皆様、
      ありがとうございます。励みになります。

       

      (昨日に続いてもう一度、2018年の干支・犬で締めたいと思います)


      皆様にとって、2018年がさらにすばらしい1年と
      なりますよう、お祈り申し上げます。


      『西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか』 で知ったトリビアいろいろ

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        2018年の大河ドラマは 『西郷どん(せごどん)』 だそうで、
        西郷隆盛関係の本がいろいろ出ている中、『西郷隆盛はなぜ
        犬を連れているのか』(仁科邦男著、草思社刊) を読みました。
        https://www.nhk.or.jp/segodon/

         

         

        移動の時にも船に3匹も犬を連れていたり、西南戦争の時も
        自刃のギリギリに犬を放したといった、西郷隆盛が犬好き
        だったエピソードを絡めて、彼の生き様が描かれていました。

         

        以前、仁科氏の著書では 『犬の伊勢参り』(平凡社新書)
        という作品を読んだ時にも、司馬遼太郎さんが犬の伊勢参り
        の話をにべもなく単なる都市伝説的に一刀両断しているのに
        対して、いろいろ反論していましたが、今回も司馬さんの
        会話入りで、司馬さんの著書 『翔ぶがごとく』 についても
        著者との見解が違う点を指摘されていて、著者は司馬さんに
        対するアンチ的な愛情すら感じました。

         

        少なくとも、西郷さんが犬好きだったのはわかりましたが、
        銅像で犬がいるのは上野公園の西郷さんだけ。

         

         

        先日、上野動物園に行った際にちょっと寄ったら、よく
        西郷さんの頭にかかってしまっている鳩のフンがきれいに
        拭かれていて、修学旅行生らしき集団が見学していました。

         

        上野公園の西郷さん像は、正面から撮影するよりも右下
        からあおって撮影するのが好きですが(フンがかかって
        頭が白いこともあるし)、今回は光の都合で正面から。

         

        (裾のなびき方に高村光雲の力強さが感じられる。金剛力士像的イメージ)

         

        『西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか』 にもこの銅像の
        説明がしっかりしてあって、一応、この犬はツンという
        設定にはなっているのですが、モデル犬は別にいたこととか、
        ツンは雄犬だけど銅像は雌犬だとかいった、トリビアな
        犬情報がGETできました。犬種はツンと同じ薩摩犬で、
        野性の血が濃い猟犬だそうなので、狼に近い精悍な表情です。

         

        上野公園の西郷隆盛像でのすったもんだ

         

        上野公園にこの銅像があるのは、彰義隊と戦った時の
        司令官だったことからですが、その後は下野(げや)して
        西南戦争で政府軍と戦うという数奇な運命だったことから、
        西郷さんの軍服姿に対しては元帥たちから反対された
        そうです。そこで、彼らしさを表現するため、兎狩りに
        行く姿をイメージした像にすることになったとのこと。

         

        それでもすったもんだがあって、その論争を鶴の一声で
        シャットアウトさせたのが、五稜郭では幕府軍として
        政府軍とたたかった榎本武明という展開に、運命的な
        ものを感じました。

        旧幕軍の怒りの幕引きをした榎本武明が、旧士族の不満を
        幕引きした西郷隆盛の像に対して発言したという流れが
        何とも言えません。

         

        また、著者によると、兎狩りをする際、本来は足元を
        しっかり防備し、草むらなどで怪我しないような装備を
        するのですが、それだと西郷さんの人となりが表現しづらい
        ということで、“近所へお散歩” みたいな着物になって
        いるそうです。

         

        鹿児島県の西郷隆盛像

         

        西郷さんの地元である鹿児島 「城山公園」 には軍服の
        キリリとした銅像がありました。「城山公園」 周辺には
        西郷洞窟や終焉の地などの史跡が多数点在しています。

         

        (鹿児島には坂本龍馬とお龍の新婚旅行像もある)

         

        さらに、鹿児島空港近くの 「西郷公園」 の銅像は、もはや
        銅像の域を超えた大仏のようなでかさです。
        http://saigoukouen.com/

         

        (下の方にあるのが電柱です。そのでかさは推して知るべし)

         

        上野公園の銅像除幕式で、西郷さんの妻であるいとさんが
        「こんな人ではない」 と呟いたため、イタリア人画家の
        キヨソネイメージの顔は違うのではないかといった論争も
        ずっと続いているようですが、写真嫌いの西郷さんの顔は
        イマイチ特定できていないようです。

         

        幕末本の西郷隆盛イラストでのすったもんだ

         

        とくに、幕末の頃。イラストの仕事をしていた頃に、
        幕末についての本を手掛けました。著者の方から最初、
        大久保利通も西郷隆盛も幕末の写真をベースにという
        指示があって、大久保利通は正面向きの片膝立てた
        幕末写真があったのですが、西郷さんないし!
        維新後のだって、キヨソネの絵がメジャーだし!
        あれって西郷さんの弟・従道と、従弟の大山巌を混ぜて
        描かれたのは結構有名だし、どうするねーん!
        ってことで、いろいろ調べたことがありました。

         

         

        よく、西郷さんの本当の顔というと語られる、オランダ人の
        法学者・フルベッキ博士との集合写真が何枚かありますが、
        その1枚にフルベッキの息子が入っている写真もあり、
        その子供の成長から計算すると、西郷さんだと言われている
        人ではないという結論になるのです(詳細は省く)。

         

        どちらにせよ、影武者だった人の顔や、江戸時代には
        一時期、島流しになっていたこともあり、ガッチリして
        頬骨は張っている人だったようなので、鈴木亮平さんは
        “若き西郷” 時代はとくに体重調整しなくても良いかと
        思われます。

         

        (西郷さんは右から二番目の人と言われている。諸説ありまくり)

         

        で、私としては、内田九一氏が撮影した画像が一番
        信憑性が高い気がしたのですが、著者の気が変わって
        「西郷さんの方だけはキヨソネで行こう」 と言い出し、
        結局、あの絵をデフォルメしたイラストを入れました。

         

        龍馬の 「船中八策」 イラストは、いくつかの写真が
        ある中、あえて 「寺田屋」 に飾られている、暗殺される
        少し前の絵をベースで描くという意見が通って嬉しかった
        ですが、西郷さんの写真嫌いには、資料集めでかなり
        苦戦させられたのでした。

         

        ってか、そういうのって本当は著者が用意するんじゃね?
        出来高だけじゃなく、資料収集費は別料金じゃね?

         

        脳内上書きのすったもんだ

         

        仁科邦男さんは、司馬史観に関して物申したいスタンスが

        ゆるぎないのですがが、私はどうしても西郷隆盛というと

        大河ドラマ 『翔ぶがごとく』 の西田敏行さんが西郷ベースで、

        大久保利通はやや面影ある鹿賀丈史さんイメージから脱却

        できていません。

         

        それでも、織田信長は昔は高橋英樹さんだったのが、どの

        大河ドラマだったか忘れましたが、反町隆史さんに上書き

        されました。坂本龍馬は、夏八木勲さんだったのが、なぜか

        『仁』 の内野聖陽さんです。福山さんも良かったけどね。

        そして、不動の足利尊氏は真田広之さんでフィックス!

        石川五右衛門も、根津甚八さんでフィックス!

        お市の方は、永遠の夏目雅子さんです。

         

        鈴木亮平さんが、釣りバカ・西田敏行さんを上書きして

        くれることを祈っています。

         

        そして、全然話が変わるのですが、今年になっての大発見!

        というか大誤解が発覚! 大河ドラマ 『花の乱』 のせいで

        細川勝元はてっきり断髪後、僧となって旅に出たと思って

        いたら、同じNHKの 『歴史ヒストリア』 で病死と紹介されて

        いました。虚構や架空の人物が跋扈する中で、どこまでが

        史実で、どこが原作者と脚本家の虚構部分か見極めることも

        大事だと痛感しました。


        「東伏見稲荷神社」 の 「お塚」 は鳥居の迷路

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          風呂場の壁にスパイダーマンのように張り付いたり、
          ジャッキー・チェンのように足場のない所を両足で
          突っ張り棒のように踏ん張って、壁の掃除をした後、
          母の 「ユニクロのあったかい下着がほしい」 という
          期待に応えるべく、最寄りのユニクロがある東伏見に
          行って来ました。自転車でも行けるのですが、帰り
          荷物を載せて走るのはちょっと厳しいかなと…。
          それに、足腰がすでに風呂掃除でガタがきていたので。

           

          (東伏見駅ホームから見える鳥居)

           

          とか言いつつ、ユニクロとは全く逆方向にある
          「東伏見稲荷神社」 にも寄ってきました。
          西武新宿線・東伏見駅はホームからすでに参道の
          鳥居が見えます。
          http://www.higashifushimi-inari.jp/

           

          (左が神社、直進すると都立公園)

           

          線路沿いに少し歩くと二の鳥居があって、そこから
          左手に進むと、「東伏見稲荷神社」 の森が見えて
          きます。参道から行くと、神社の裏側から正面へ
          迂回することになるので、「都立公園東伏見公園」
          経由で行く方がわかりやすいし、歩道橋を上らなくて
          済むので楽かもしれません。
          http://musashinoparks.com/kouen/higashifushimi/

           

           

          神社前の鳥居は大変立派過ぎて、向かいの歩道からでは
          フレームに入りきらず、駐車場まで下がって撮影
          したほど。正月前の静けさで人けがありません。

           

           

          入り口には、凛とした姿のお狐様が立っていました。

          「東伏見稲荷神社」 の主祭神は宇迦御魂大神、
          佐田彦大神、大宮能売大神なのですが、境内に多くの
          末社があるので、ご利益も多彩です。

           

          (茅の輪の横には、親切な説明付き)

           

          境内に入ると、ちょうど年越しの大祓えの時期なので、
          茅の輪が設置されており、正しい八の字ダンスの
          参拝方法が説明されていました。
          たしかに時々、1回くぐって真っすぐ拝殿に行って
          しまう人を見かけるので、ナイスアイディア!

           

           

          拝殿はすでに正月支度を済ませ、青空、本殿裏の松、
          紅白の横断幕のコントラストが眩い限り。
          嵐の前の静けさといった状況でしょうか。

           

          御本家・京都の 「伏見稲荷神社」 を東に遷した
          この神社は、歴史はそれほど長くありません。
          昭和の初めに創建され、その際、西武線・元上保谷駅
          という名前だった駅名を東伏見駅に改称したという
          経緯もあります。

           

           

          拝殿前のお賽銭箱の前には、お狐様に捧げるための
          油揚げ入れも置かれていました。

           

          (拝殿左側の入り口)

           

          ご利益に関しては、拝殿・本殿の奥に 「お塚」 と
          呼ばれる森があり、いろいろなお願い事に合わせた
          小さなお社が多数建てられていて、森全体がパワー
          に包まれています。さらっとした清々しいタイプ。

           

          (拝殿左側に立つ鳥居も 「お塚」 への道)

           

          拝殿左側が 「お塚」 への入り口となっていますが、
          右側の方に、「お塚」 エリアのMAPがあり、右側から
          入っていった時の “不思議な森” 感が何とも言えない
          味わいがあるので、混雑時に進行方向が決められて
          いない時は、右側からのお参りがオススメです。

           

          「お塚」 巡りが 「東伏見稲荷神社」 の醍醐味!

           

          「お塚」 エリアの鳥居をくぐると、周囲の木々の
          木漏れ日が美しい神域に入ったことが感じられます。

           

          (鳥居横には、それぞれのお社のご祭神が書かれています)

           

          鳥居横にある 「お塚案内図」 を撮影して、境内地図
          代わりにしたのですが、鳥居がいろいろな角度を向いて
          いることもあって、元の場所に戻ってしまったり…。
          まさに狐につままれた感じ?

           

           

          鳥居の方向はそれぞれバラバラなのが、不思議の森を
          創り出しています。今日のように晴天でも、森に入ると
          厳かな静けさと、薄暗い小径が続いていて、時々、
          どこからか聞こえる柏手の音で 「ああ、他にも参拝者が
          いるのだな」 と、ちょっと安心してみたり…。

           

           

          深い森の中から見上げる木々や青空も、唯一、現実と
          つながる窓のようにも見えました。

           

          (鬱蒼とした森の暗さの中、朱の鳥居が映える)

           

          京都 「伏見稲荷」 の千本鳥居は壮観ですが、こちらは
          いろいろな角度だからこそ、それぞれの鳥居の交差や
          造形美を楽しめる空間となっています。

           

           

          とにかく、小さいお社がたくさんあって、各お社の
          賽銭箱の横には、そのお社のご利益が書かれています。
          開運、仕事・出世・商売繁盛、健康・病気治癒、
          健康・病気治癒、家内安全、学業・合格祈願、技芸上達、
          恋愛・結婚、厄除けなどに加え、いくつか 「愛嬌」 と
          いう説明書きもありました。人気運のことでしょうか。

           

           

          それぞれのお社は年代もお狐様の顔も違って、それを
          一つひとつ見る、散策的な楽しみ方もあります。

           

          ただ、一つだけ 「八幡大神」 だけは、お狐様ではなく、
          狛犬さんがお社を守っていました。

           

          (本殿の横に立つ 「祖霊社」 は禁域っぽさがある)

           

          パワスポ的にはやはり、ちょうど本殿の裏に当たる
          「宇迦御魂大神」 のお社から、敷地一番奥の 「白虎社」
          辺りが、心地よく、願い事よりも、何やらスカッとする
          気が流れているようでした。

           

          拝殿東側・本来の入り口近くには祖霊社もあって、
          微妙に他のお社とは異なるパワーを発しているようです。

          これまでも何回か立ち寄ったことがある「東伏見稲荷神社」
          でしたが、今回ほどしっかり丁寧にお参りしたのは
          初めてかもしれません。一旦、境内から出た場所にぽつん
          と佇んでいる 「白虎社2」 もお参りしました。

           

          (森から出た場所にぽつんとある 「白虎社2」)

           

          また、こちらの神社の授与品として、「験の杉」 という
          京都 「伏見稲荷」 発祥のお守りがあります。
          杉の苗でそれを持ち帰り、根付いたら願いが叶うとか。

           

           

          花粉症を治したいという願いも叶うのかなぁ。
          それが不安な人は、「しるしの杉」 の絵馬もあるので
          そちらを選んだ方が、リスクが少なそうですね。

           

          今日はちょっと長くなってしまいましたが、年内に紹介

          しておきたいスポットでもあったので、2回に分けず、

          1回で一気にご紹介させていただきました。

          あと2017年も2日しかないし…。明日のテーマはすでに

          決まっています。2018年大河の 「西郷どん」 です。


          『茶房 武蔵野文庫』 でいつものカレーと冬限定・焼きりんご

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            先日、吉祥寺の 『茶房 武蔵野文庫』 で、定番の
            カレーを食べてきました。

             

            マイ吉祥寺カレーの中では、それほどランキング
            上位ではないのですが、店内の雰囲気や一人で
            ふらりと立ち寄れる気軽さが好きです。
            そして、もちろん、お得意の東急裏にあります。
            https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005823/

             

             

            日が暮れるのが早いので、店内の灯りがこぼれる
            『茶房 武蔵野文庫』 はいつも以上に風情を醸して
            いるように思われました。

             

             

            茶房なので、当然、カフェなのですが、店内は人気の
            カレーの香りに包まれています。
            井伏鱒二の額や徳本立憲の絵も飾られており、いかにも
            吉祥寺というより、いかにも中央線カルチャーな店
            なのも同店の魅力の一つでしょう。

             

            (これこれ! このカップを見ると「ああ、『武蔵野文庫』だなと思える)

             

            それがまたウッディな調度や小石原焼きの器などと
            マッチしていて、東急裏の中でも寛げる空間です。

             

             

            カレーは、さらっとしたルーに、大きなジャガイモと
            チキンが配置されているのが特徴。チキンはソフトです。

             

            (でっかいキチンをくずして、ルーに絡めつつ食べると美味)

             

            パスタのように、パルメザンチーズが一緒に出されますが、
            濃厚さを求めていないので、これまでかけたことは
            ありません。今のさらっと感が気に入っているので、
            なかなか冒険できないのです。

             

            それでも今回、『くぐつ草』 を通り過ぎ、同じ東急裏に
            ある『リトル・スパイス』『まめ蔵』 ちゃんを選ばずに
            『茶房 武蔵野文庫』 を選んだのには理由があります。

            10月から翌2月頃の冬季限定メニュー 「焼きりんご」 を
            食べたいと思ったから!

             

            (興奮しすぎて、りんご丸ごとのbefore写真を撮り忘れww)

             

            これまでも何度かチャレンジしようとしましたが、
            時機を逸していたり、売り切れ御免だったりで、
            「焼きりんご」 にありつけなかったのです。

             

            今回は、無事、いつものカレーセットと 「焼きりんご」 を
            無事いただくことができました。半分、長野県人の血をひく
            私としては 「むむ、これは紅玉!」 と素材の味が
            しっかりと感じられ、皮の食感も良く、中から出てくる
            干しブドウの甘さもナイスバランスです。

             

            生クリームはそれほど甘くありませんが、リンゴが持つ
            酸味と、これまたナイスバランスでした。

             

            帰りがけに 「あのリンゴは紅玉ですか?」 と一応
            確認しましたがビンゴ! 一つひとつ手作業で芯を
            くり抜いて煮込んでいるそうです。
            店を出たら、入り口に 「焼きりんご終わりました」
            という紙が貼られており、思わずガッツポーズです。

             

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            「穴八幡宮」 でルチルクオーツもぴっかぴか!

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              すでに恒例行事でマンネリ感全開のネタですが、
              やはりお札は一年ごとに替えた方がいいように、
              同じ神社でも新しい画像の方がパワーがあるかと
              思うので、今年も 「穴八幡宮」 お礼参り。
              正しい意味での、お礼参りでございます。

               

               

              北海道や裏日本が寒波というだけあって、昼間から
              寒かったのものの、「一陽来復」 守りを祀るのは
              冬至・大晦日・節分の3日しかないので、元旦を
              爽やかに迎えるために気合を入れて行きました。

               

               

              冬至を外したので、それほど混雑せずに、参拝
              できました。とはいえ、神前まで辿り着くのに
              10分以上かかりました。参拝者の真剣さが、
              賽銭箱への到達時間と比例しているようです。

               

               

              「一陽来復」 守りは冬至から節分の間だけしか
              授与されません。なので、この時期の参拝者は
              本気モードの人が多いのです。

               

              (冬至当日だと、これだけのロープに行列ができます)

               

              ちゃんと、「一陽来復」 守り専用の袋を持って
              来ている人もたくさんいました。

               

              (この木、何の木、気になる気になる)

               

              (パワーあふれる木の根元にお守り袋を置いてみました)

               

              現在、境内は新しい社殿建設中で、帰り道に通る
              露店が並ぶ参道の一部は工事用ガードに覆われて
              いて、いつもよりも少し活気に欠けました。

               

              (今年はいつもと違う場所に店を出していた「天野屋」 さん)

               

              参道沿いに、水鉢を抱えた布袋様がいるので、
              存分に撫でてきました。毎年、撫でているのに
              一向に頭が良くなる気配がないので、散策などで
              痛くなる腰付近を多めに撫でてみました。

               

               

              さらに、手水舎に行って、大型ルチルクオーツや
              ヒスイのヒキューちゃんなどを洗いました。

               

               

              月光浴してもイマイチ透明感が出なかったルチル
              クオーツが光を取り戻しました。

               

              (拝殿と御神木が映り込んで神々しさすら感じるパワーストーン)

               

              が、それ以上、洗っていると、手が冷えすぎて
              今度はそれらを手からうっかり落としかねないので
              そこそこ透明感が出たところで終了。

               

              (ヒキューちゃんも明るい色に。本来は月の光の方がいいはずだけど)

               

              防寒は充分に心掛けて出掛けたのですが、参拝待ちで
              足が冷え、パワーストーン洗いで手が凍え、もう
              行くべき所はただ一つ。

              社殿建設のため、露店数が限られている中、もはや
              私にとっては 「一陽来復」 守りとセットとも言える
              「天野屋」 さんの甘酒をいただかねば!
              http://www.amanoya.jp/

               

               

              今年も、「天野屋」 のお母さんは元気に店頭で、
              節分用の豆をPRしていました。最初に神田明神周辺の
              エリア情報取材でお会いした時で、「ええ〜っ!?」
              というお年だったはずですが、10年近く経った今も
              顔つやつやでお元気!

               

              甘酒をいただきながら、お母さんが最近行かれたという
              ライブのお話やスマホ画像など見せていただきました。
              うーん、パワフル過ぎる! やはり、自然の点滴・甘酒!

               

               

              介護でややグッタリしている私に、元気パワーをむむ〜んと
              送ってくれました。ノリも若い!

               

               

              「天野屋」 さんの福豆は、全て国産、常温で半年持つ
              そうです。しっかり、PRは忘れない商魂もステキ(笑)。
              その勢いに押されて、思わず福豆を購入してしまいました。

               

              (福豆を買ったら、でっかいお面もついてきた!)

               

              江戸時代の鬼門封じ・神田明神の 「天野屋」 さんの
              福豆なら鬼にも強そうだし、そこに城北の総鎮守社
              である 「穴八幡宮」 パワーが加われば鬼に金棒!
              って、自分が鬼か!?

               

              来年は 「天野屋」 さんがどの場所になっているかは
              わかりませんが、年末のご挨拶と、来年のお母さんの
              ご健康とご多幸をお祈り申し上げて、「穴八幡宮」 を
              後にしました。来年も会えるといいな♪

               

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              予想外のほのぼの作品 『絶滅酒場』

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                『絶滅酒場』(黒丸著、ヤングキングコミックス)の
                第1巻に先日手を出してしまいました。
                だって、表紙にディアトリマさんの骨がドドーンと
                出ていて、人間への恨みとか、文明の発達への愚痴とか、
                ネガティブなお話しかと思ったので…。

                 

                ところが、全くその逆で、登場するのは絶滅動物ですが、
                コンペに負けた広告マンの悩みや、やや廃れ気味の
                植物(シダ)を生産している農家のPR作戦や、絶滅
                タラレバ娘みたいなグループで、カンブリア紀の
                生き物がインスタしちゃうといったシュールだけど、
                ほのぼのとした内容だったのです。

                 

                (屋久島の世界遺産指定地域にある西部林道のでっかいヘゴシダ)

                 

                1話ごとに登場する絶滅動物について、専門家の方の
                古生物コラムも入っていて、いい箸休めになっています。

                 

                巻末には、酒場に訪れるお客様の生息年表付き。
                無脊柱動物は登場しますが、一番地球が劇的に変化して
                酸素で生きる真核生物となる、5億4000年前辺りからが
                お客様のようです。要するに、地質時代というやつ。
                多くは、白亜紀以降の地上で生活する生物たちです。

                 

                (ガードレールと比べるとでかさがわかる。シダなどの化石が石炭)

                 

                私としては、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀
                (二畳紀とも言う)周辺も取り扱ってほしいかも?

                 

                小学生の時、区内の各校から選ばれた作文が載る冊子に
                初めて載ったのが 「フズリナについて」 とかいう内容
                でした。杉並区の科学館に遊びに行って、フズリナに
                ハマったのでした。ほかのお友だちは、家族のこととか、
                感動した出来事とか書いている中、もろ浮いてました。

                 

                が、それに当時は気づかず、別の学年の時に載ったのが、
                「葉脈って面白い」 といった内容でした。
                各校から一人とか二人しか載らないのに、抒情性のない
                理科レポートで、さすがに申し訳ないと思っています。

                 

                そんなフズリナちゃんが絶滅したのはペルム紀だと

                言われています。

                 

                (シダが生まれたのはシルル紀。屋久島にはもっと古い時代の “動く菌類” も)

                 

                でも、今でも 「国立科学博物館」 は好きだし、絶滅動物
                には興味があるので、三つ子の魂は続くよ、どこまでも。

                 

                そういえば、「愛・地球博」 も友達は 「メイとさつきの家」
                を見たいと言ってたけれど、私はユカギルマンモス見たさに
                行ったのでした。これはかなり重症なようです。

                 

                先日、こちらのブログで紹介した 『天地創造デザイン部』
                に登場する、動物デザイナー・冥土ちゃんがいつも抱えて
                いる人形だかぬいぐるみは、『絶滅酒場』 にも登場して
                いるアノマロカリスさんだと思われます。

                 

                さらに、『絶滅酒場』 のメディア界は、今生きている
                動物たちが現役のスターとして活躍しており、その司会を
                絶滅危惧種のパンダが担当していました。土俵際でも
                頑張れ、パンダ! リョコウバトさんに続かないで。

                 

                (大陸が一つ=パンゲアだった時代に思いを馳せるに十分な屋久島)

                 

                現在も連載中の、秋乃茉莉さんの 『Petshop of Horrors』
                も連載当初は絶滅動物・剣歯虎(サーベルタイガー)とか、
                空想上の幻獣・麒麟とかが結構出ていたのですが、段々、
                流れが変わってきてしまい、最近買ってません。

                 

                主人公D伯爵の箱舟みたいなやつは、絶滅した動物しか
                乗れないってようなエピソードがあったと思うのですが、
                あれはどうなったのやら。さすが、時の流れに身を任せる
                秋乃茉莉作品。柔軟に対応させていただきます。

                 

                ついでに、『桑田着ぐるみ劇場 だめっこどうぶつ』 8巻
                が新刊として出ていたので、久しぶりに買ってみました。

                 

                おそらく、3巻くらいは飛ばしてしまった気がしますが、
                ほとんど問題ありません。桑田乃梨子さんと秋乃茉莉さんの
                作品は、間が抜けていても読めるので、一旦止めてもまた
                目についた新刊を買ってしまうという生命力の強さがあり、
                爆発的なヒットは絶対ないと思いますが、絶滅もなさそうで
                大変嬉しく思っております。

                 

                (秩父で見つけた第三紀の地層。千葉県で発見されたチバニアンの認定も楽しみ!)

                 

                ということで、今回は画像とはほとんど関係ない内容で、
                くわたん&アキノ調に流れるままに暴走してきましたが、
                そういえば、もう一点、絶滅動物関係の衝撃作品が
                あったことを思い出しました。

                 

                『ブラック・ジャック』 で、ちょっと頭は足りないけれど、
                化石を掘ることだけは才能がある少年が、天候が崩れる中
                現場に行って亡くなり、その恐竜の骨の横に、人体模型の
                ように骨となって展示されるという、今だったら絶対に
                編集者がOK出さないお話しでした。そういう意味では
                あれもまた絶滅した生物を扱った作品と言えるかもかも。
                ラストシーンが、あまりにもシュールな一作でした。

                いろんな意味で、やっぱり、手塚治虫先生はすげえ!

                 

                『パーム』(伸たまき著、ウィングス・コミックス) で
                印象的なシーンに、宇宙の歴史を1年に例えると人間は
                いつ生まれたかという質問が、ある出会いのシーンに
                登場するのですが、人間の歴史は大晦日の23時50分以降。

                「紅白歌合戦」 も終わって、「ゆく年くる年」 のお時間。

                12月25日のクリスマスは、ジュラシックパークのゲート前。

                今日27日はまさにジュラシック紀真っ只中で、恐竜が

                肩で風切ってた時代なのです。

                 

                と、年末のブログにふさわしく大晦日に絡めてみたことで、
                今日の脈絡のない展開もオチがつけられ満足です。

                 

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                難病の人も訪れる 「聖母マリアの家」

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                  今月は働きが少ないけれど、介護でウツウツとしている
                  状況を少しは盛り上げようと、近所にピザの宅配店が
                  オープンした記念に、ピザが安いぞということで、自ら
                  ピザを買いに行ってきたのでした。

                   

                  母が好きな柑橘系のチューハイも買って出したところ、
                  久しぶりに母が楽しんでいたようなので、まあ成功です。

                   

                  で、ブログは書き残していた動物系漫画のネタでも
                  やろうかと思いましたが、厳粛にキリスト生誕を
                  祝うべく、今日はトルコのエフェッソスにある
                  「聖母マリアの家」 について書くことにしました。
                  またしても、クリスマス礼拝、さぼったしね(笑)。

                   

                  (意外と小さい 「聖母マリアの家」 外観)

                   

                  聖母マリアは、イエスの弟子・ヨハネと共に、余生は
                  現在のトルコにあるエフェッソスで暮らしたと伝え
                  られています。その家の跡地に建てられたのが、現在の
                  「聖母マリアの家」 です。

                   

                   

                  どのくらいの信憑性があるかは不明ですが、毎年、
                  法王庁から司教が訪れることや、歴代のローマ教皇も
                  訪問していることから考えて、かなり確実なのでしょう。
                  そのため、「聖母マリアの家」 に続く参道(?)には
                  さまざまな言語の説明板がズラーッと並んでいます。

                   

                  ローマ教皇となった人の国の言語も網羅されているので、
                  ポーランド語などの人数的には少ない国の言語の説明も
                  されているのが特徴です。

                   

                  (イスラム教のトルコにあって、残っているだけでも奇跡)

                   

                  マリア様の名は、キリスト教の聖書だけでなく、コーラン
                  にも17回登場いるそうで、キリスト教以外の人にとっても
                  聖地となっているのです。

                   

                  「聖母マリアの家」 は、地元ではメリア(マリア)
                  アナン(花)とも呼ばれ、毎月15日には例祭のような
                  行事が行われているそうです。

                   

                   

                  「聖母マリアの家」 近くには、キリスト教初期の
                  礼拝堂跡もあり、聖水が湧き出ていて、聖母の家と
                  盛衰を求めて訪れる難病の人もいるとのこと。

                   

                  「ルルドの泉」 ほど日本人には有名ではありませんが、
                  日本で言ったら 「延命水」 みたいなものですね。

                   

                  聖水は、左から健康運UP、頭が良くなる力UP、そして
                  右端がLOVE運UPという順に並んでいて、京都の清水寺を
                  思わせるカテゴライズとなっています。


                  Xmasなので 「グアダルーペの聖母」 パワーを!

                  0

                    「メリークリスマス」 ということで、キリスト教の

                    三大奇跡の一つ 「グアダルーペの聖母」 をUPします。

                    聖母の愛に包まれたパワーをどうぞ。

                     

                    (バラの花がマリア像に変わった奇跡。バチカン公認)

                     

                    一見、聖母の絵が描かれた額のように見えますが、

                    実はこれはマント。そこには奇跡のドラマがあります。

                    どんな奇跡でこの絵が現れたのかについては、ご興味があれば

                    以前のブログをご覧ください。

                     


                    【関連記事】
                    ◇キリスト教認定の3大奇跡とは
                    http://nureinmal.jugem.jp/?eid=433


                    意外と動物のすごさがわかる 『せつない動物図鑑』

                    0

                      ここのところ、動物系が続いているので、以前
                      働いていた会社の動物系の本で、ちょっと悲しげな
                      動物のイラストが愛らしい 『せつない動物図鑑』
                      (ブルック・バーカー著、服部京子訳)は大人も
                      楽しめる図鑑というより絵本です。

                       

                      検索したら、各ページが画像データでUPされていて、
                      「お前ら、巻末の 『無断転載・複製を禁ず』 の文字が
                      目に入らんか!」 と、元働いていた会社の本だけに
                      静かに怒っております。

                       

                      動物イラストと、「オンチなクジラは迷子になる」 とか、
                      「キウイは嫌な思い出を5年間忘れない」 といった
                      問題提起的な部分だけならまだしも、その理由・種明かしの

                      解説まで載せてはいかんぞえ!
                      それでなくても、出版不況で大変なのだから、また、

                      半沢直樹シリーズの文庫化の際に版権売って凌ぐしか

                      ないのか、ダイヤモンド社。

                       

                      1動物1ページか、見開き2ページで説明してあるので、
                      画像1個のUPで完結しやすいから、UPされまくって
                      いるのでしょう。美味しい肉の動物と同じで、見やすい分、

                      著作権侵害されまくっておる〜。

                       

                      まあ、それくらい、ちょっと小ネタにするのにいい
                      内容の本なのです。と、ポジティブに考えてみました。

                       

                      全部が全部、動物の悲しいことを書いてあるのかと
                      いうとそうではなく、単に切り口が 「せつない」
                      という視点なのであって、実はその能力や性質が
                      すごい点もきちんと説明されています。

                       

                      たとえば、「ワニの脳はオレオより軽い」 という
                      お題もありますが、それって考えようによっては
                      「キウイは嫌な思い出を5年間忘れない」 よりも
                      本人(?)は幸せなのではないかと考えたり。
                      そう、介護されてるボケ老人のように…、我が家の。

                       

                      また、「サソリは夜に活動するくせに暗闇で光っちゃう」
                      といった、矛盾していてなぜそうなのかわからない
                      動物や、謎の行動なども取り上げられているので、
                      『天地創造デザイン部』 的にその理由を考えてみるのも
                      面白いでしょう。

                       

                      タツノオトシゴのせつなさの理由については、
                      『天地創造デザイン部』 に登場するケンタくんのせいだと

                      勝手に関連付けています。

                       

                      私がこの本の中で、本気で切なかったのは、クマと
                      パンダのせつなさについて。
                      どちらも “寝る” ネタ。しかも、両方とも理由が
                      おマヌケなのです。
                      やはり、クマって相対的に見るとバカなんですね。
                      いや、だからこそ、愛おしいキャラになれるのだから…。
                      と、再びポジティブモードに切り替え。

                       

                      最後は来年の干支である犬で締めるとします。
                      「イヌはテレビが好きなふりをする」 というお題。
                      犬にテレビの映像はどう見えるかといった説明を
                      読むと、人間と長くつきあってきた犬の健気さが
                      感じられて、ほろりときました。かわいいな、犬。

                       

                      【関連記事】
                      ◇動物の生態を逆説的に学べる 『天地創造デザイン部』
                      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=3400


                      動物の生態を逆説的に学べる 『天地創造デザイン部』

                      0

                        年末にドバッと連載中の漫画が前倒しで発刊される中、
                        相変わらず 『魔法陣ぐるぐる2』『傘寿まり子』 は
                        買っていますが、さらに禁断の1巻目の作品にも手を
                        つけてしまい、ボーナス出ないフリーランスなのに、
                        甥姪へのお年玉もあるのに、浪費しております。

                         

                        『天地創造デザイン部』(蛇蔵&鈴木ツタ原作、
                        たら子作画)が中でも面白かったです。

                         

                        絵はちょっと古い感じもしますが、設定は斬新。

                        神様が天地創造をする上で、動物全部はいちいち
                        作っていられないので、下請けに出すという荒唐無稽さ。

                         

                        神様からのオーダーを、デザイン部のメンバーがそれぞれ
                        依頼に合わせて、試行錯誤する展開と部内でのやりとりが
                        楽しめる作品です。

                         

                        各動物の特徴や生態についての背景、体の構造の理由、
                        生殖形態などを、本来は地球環境やそれぞれの生存地に
                        合わせて進化した部分を、逆説的に “創造する” 形で
                        知ることができる内容となっています。

                         

                        デザイン部のメンバーも個性豊かで、馬好き、生殖器好き、
                        美味しさ重視など、さまざま。

                         

                        確かにどんな動物でも、種を残す方法や、捕食対象に
                        ならないための武器や形態を装備する上では、美味しい
                        お肉になる動物は、絶滅しやすいと意外と盲点。

                         

                        実際、人間に見つかってしまったことで、ドードーとか
                        ステラ―大海牛とか、あっという間に絶滅した動物が
                        いますからね(昔、イラスト描いたww)。

                         

                        ソーセージという試作動物に、多くの動物が苦手な
                        アルカロイド系化合物(カプサイシン)を配合して
                        捕食対象とならないよう工夫した割には、美味しい

                        ピリ辛ソーセージになる展開はワロタ!
                        電車の中で読んでいて、思わず吹きそうになり、

                        ごまかすのが大変でした。

                         

                        動物の雑学と、たとえば “かわいくてかわいくない
                        生き物” といった、ふわっとしたオーダーを出してくる
                        神様(クライアント)との “制作系あるある” も同時に
                        楽しめる一冊です。


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