『ケルン市警 オド』 はストーリー以外の面白さも

2017.02.13 Monday 04:26
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    日常がバタバタなので、映画に行ったり、天候に
    振り回されるエリア散策取材は今のところ受注
    できない状況にあるので、本や漫画を読むことで
    多少なりとも気分転換しています。

     

    ちょっと前に刊行されていたようですが、見落としていた
    『ケルン市警 オド』(青池保子著、秋田書店刊)を
    見つけたので、さっそく読んでみました。

     

    『修道士ファルコ』 の相棒役で、つねに冷静では
    あるものの、僧院に絡む時間では、そのロジカルな
    推理力で問題を解決してきたオドの俗人時代の
    ストーリーで、中世ドイツを舞台にした作品。

     

    ファルコが 『相棒』 で言うところの亀山くんなら、
    オドは右京さん的存在で、スペイン生まれのファルコが
    火の星座なら、オドは思考力に優れた地の星座と
    思われる名コンビで、脇役ながら魅力的な存在でした。

     

    本作でも、ケルンの名士である鉄鋼商の使用人失踪
    という事件を、ある理由から押し付けられたものの、
    調査を続けるにつけ、命を狙われたり、その使用人が
    実は主人に言いつかった僧院に辿り着いていなかった
    事実をつきとめ、その背景にある僧院設立時の歴史を
    解明していくという、推理的な面白さもさることながら、
    中世の生活感や、町の様子など、詳細に調べて描かれた
    作品であることも魅力となっています。

     

    たとえば、物乞い溢れる町中の治安や、当時の刑罰、
    庶民の食生活まで、アシスタントさんの作業かとは
    思われますが、さりげない背景の描写を見るだけでも
    歴史ロマンとしての面白さを見い出せる作品です。

     

    今後、堅苦しいまでの完璧主義を貫くオドが、
    なにをキッカケで修道士になったのが気になるところ。
    本作でも、薬草を研究している、おどろおどろしい
    僧院の中では良心のある修道士との出会いもあり、
    今後の展開が楽しみです。

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    『東京タラレバ娘』 7巻&ドラマ感想

    2017.01.19 Thursday 23:28
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      『東京タラレバ娘』 7巻が発売されましたが、
      ドラマ開始のタイミングと合わせたためか、薄っ!
      ストーリーだけだと148ページ。

       

      ですが、内容はかなり急展開で、主人公・倫子に
      春がやってきました。お相手は過去に振ったものの
      今やマスコミ業界のディレクターとなった早坂氏。
      とんとん拍子に同居生活へとこぎつけました。

       

      成長したね、早坂くん!

       

      早坂氏と倫子のデートに乱入してきた毒舌・KEY
      に対しても動じず、あくまでも大人の対応を通した
      早坂氏を見直しました。

       

      倫子と関係を持ったと暴露するKEYに対して
      ソフトに答えた 「傷ついた者同士だからできる
      恋愛もあるんです」 という言葉は、なかなか
      言えるもんじゃありません。見習いたい!

       

      倫子自身も、早坂氏と一緒に暮らすことで、
      「フツーーーーーーの付き合いがいかに幸せかって
      ことが、この歳になって初めて分かった」 と、
      宇宙の真理として実感できたようで、やれやれと
      思いきや、また恋愛問題の荒波に引き戻されそうな

      悪寒(誤字に非ず)。

       

      これまで上から目線で、タラレバ娘たちに正論を

      叩きつけてきたKEYくんの方が、過去の不幸な
      出来事を直視する状況に陥り、本人も気づかなかった
      倫子に対する想いで情緒不安定となり、立場逆転!

      いやいやいやいや、他人の心配をしている時では

      ないぞ倫子、宇宙の真理を忘れるなって感じです。

       

      せっかくフツーの幸せを手に入れた倫子が、再び
      タラレバ型の雲が見下ろす海へと向かってしまうのか、
      乞うご期待というところです。

       

      『海月姫』 の大人バージョンにはしないでほしい!

       

      KEYくんのトラウマには同情しますが、それで倫子と
      KEYくんがHappy Endじゃつまらないなぁ。

       

      同じ作者の 『海月姫』 のオタク女子・月海たんと
      彼女をただのクラゲオタクからデザイナーへと導いた
      蔵之介くんと同じパターンになってしまう。

       

      蔵之介くんも幼い頃、母と引き離されて、女装する
      ことで違う自分になろうとしていたように、KEYくんの
      金髪も同じ理由だったとは!

       

      『海月姫』 は少女漫画なので、白馬の王子様もいいけど、
      『東京タラレバ娘』 は容赦ないラストもありでないかい?
      と思ってしまう私でした。

       

      日テレ・水曜ドラマ 『東京タラレバ娘』

       

      一応、怖いもの見たさで第1回目は見てみることに。
      実はちょっとキャスト的に、原作と比べ、若すぎるし、
      可愛すぎる気が…。
      http://www.ntv.co.jp/tarareba/

       

      榮倉奈々さんに至っては、近頃ご結婚されたのでは?
      それと、前田敦子さんより大島優子さんの方が好きな
      私ですが、原作ではクールビューティーっぽい小雪には
      ちょっと合わない気がしなくもなく。
      身長的にも、まだ榮倉奈々さんが小雪をやった方が
      いいのではと思うのは私だけでしょうか。

       

      女優さんはもともと一般人より若々しいので、どうせなら
      アラフォーの独身女優を使った方が、リアリティを
      追求できた気がします。この作品の醍醐味は、同じ境遇の
      33歳独身女性が現実逃避して “タラレバ” 言うのを
      若手イケメンモデル・KEYが容赦なく冷や水をぶっかける
      かなりシニカルな展開が魅力なのですから。

       

      CG表現は現実感を阻害する

       

      タラレバキャラや、KEYの言葉でフリーズするCGや、
      早坂氏の告白一言ひと言が矢となって倫子に刺さる
      シーンなど、コミカルな表現となってしまい、この
      作品の登場人物に近い対象となる視聴者にとっても、
      原作に比べ、KEYの言葉の殺傷力が緩和されてしまって
      いるような気がしました。

      一方で、対象世代以外も楽しめる内容と言えなくも

      ありませんが…どうでしょう。

       

      しかも、設定が30歳になってるし!
      原作の33歳が35歳に変更になるのであれば、さらに
      崖っぷち感も増幅されると思いますが、30歳だと
      イマイチ切迫感に欠けるような気も…。

       

      まあ、テレビドラマの場合、ある程度、視聴率が期待
      できる女優さんにオファーするのも、対クライアント
      的に致し方ないのかとは思いますが、原作の持つ
      辛辣さがある意味爽快な私としては、やや物足りない
      印象の作品でした。

       

      【関連記事】
      ◇東村アキコさんの真骨頂 『東京タラレバ娘』
      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2309

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      JR東日本 「DRAGON BALLスタンプラリー」

      2017.01.18 Wednesday 06:19
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        以前は子供向けポケモン、その後は大人向けの
        ウルトラマンシリーズと来て、ついにかの名作
        『DRAGON BALL』 スタンプラリーが1月10日から
        2月27日まで開催されています。
        https://www.jreast.co.jp/dragonball-rally/rule.html

         

        最初に気づいたのは、恵比寿駅だったのですが、
        編集部の人と一緒だったので、さすがに取材後の
        原稿制作打ち合わせをバックレて、スタンプラリーに
        興じるのは憚られ、恵比寿駅のヤムチャはスルー
        することにしました。

         

        全65駅の内、まずはドラゴンボールの数と同じく、
        7駅のスタンプを集めてから、本戦に入る流れ。
        まずは、乗換駅の高田馬場に行ったら、駄洒落か
        「占いババ」 でした。

         

         

        その後、これまた乗り換えで、中野駅のブルマと
        下車駅のベジータをGET!
        ブルマ・ベジータ夫妻をスタンプ帳に並べて
        押すことができて大満足です。

         

        (やはり、大人の男性ファンが多い模様)

         

        キャラクターは 『DRAGON BALL』 をはじめ、Zや
        GT、超までのフルラインナップ。
        柏駅には、スピンオフ的なキャラ・ジャコもいます。
        私としては、思い入れの深いファーストDBとZ
        あたりでまとめたいなぁ。

         

        悟空も超サイヤ人や超サイヤ人ゴッドサイヤ人
        バージョンがありますが、子供時代のをGETしようと
        思ったら、総武線の各駅停車駅・東中野なので
        ちょいメンドイ!
        大好きな亀仙人も北千住だし。
        なぜ、亀戸ではないのだ! せめて亀有。

         

        でもまあ、7つの内、3つはクリアしたので、
        どうせ毎月行く、新橋駅のピッコロ大魔王と、
        新宿駅のヤジロベー、渋谷駅の孫悟飯あたりは
        クリアできそうだし、7つのフルコンプについては

        ほぼ確定です。

         

        あとは、原宿駅のバーダック(孫悟空の父)と、
        マニアックなところで総武線・大久保駅の
        バブルスくんあたりも狙いたいなぁ。
        大久保駅に行けば、徒歩圏内の場所に山手線
        新大久保駅もあり、そこはフリーザなんですよ。

        押さえたい、キャラ。一石二鳥です!

         

        ちょっと残念だったのは、代々木駅のゴテンクス。
        フュージョン後の姿より、悟天とトランクスの
        合体ポーズだったら愛らしかったのに…。

         

        できるだけ、時系列で集めていきたいとコースを
        検討中。本当はクリリンや餃子(チャオズ)も
        ほしいところですが、できる範囲で頑張ります!

         

        【関連記事】
        ◇日本橋高島屋 「DRAGON BALL展」
        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1658
        ◇『DRAGON BALL』 ファンは見逃せない 『銀河パトロール ジャコ』
        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2055
        ◇やっぱいいね 『ドラゴンボールZ 神と神』!
        http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1688

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        新鮮なセンスがファンタスティックな 『金の国 水の国』

        2017.01.11 Wednesday 23:37
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          「このマンガがすごい! 2017」 のオンナ編で1位
          となった 『金の国 水の国』(岩本ナオ著、小学館刊)
          を読んでみました。連載物が多い中、300ページ近い
          大作ですが、1冊完結というところがポイント。

           

          絵はうまいのか、私の好みでないのかわからない、
          ほんわかした感じでしたが、いろいろ新鮮でした。

           

          メルヘンチックでありながら、意外と現実的だったり、
          主人公の男女より脇役の方が美形だったり、コマ割も
          右ページの3分の2を読んだら、左ページ、そして
          下3分の1が見開きのコマで、最初の内はそのまま、
          右下まで読んでしまって 「ん?」 ということも。

           

          神様から与えられたミッションが行きつく先は…

           

          ストーリーは、荒れ地ながらも商業の拠点として
          栄えているA国と、自然と水が豊かではあるものの
          度重なる戦争で疲弊して生活水準が低いB国があり、
          その仲の悪い隣国を見かねた神様が、A国からは
          国で一番美しい娘をB国に嫁にやり、B国からは
          国で一番賢い若者をA国に婿にやれというミッション
          を与えるところから始まります。

           

          ところが、それぞれA国には犬、B国には猫が
          届けられ、A国の姫と、B国の若者は国際問題に
          ならないよう、お互いに嫁と婿の身代わりとして
          A国の第一王女や、B国の族長に紹介。

           

          さらに、A国王の娘婿(の身代わり)となった
          若者は、オアシスの水が枯れかかっているA国の
          左大臣と組んで、ある行動を起こすのでした。

           

          イケメン俳優で第一王女の愛人の左大臣や、
          もとマッサージ師で王様の側近になっている
          右大臣、見た目からは想像できないマッチョな
          知識階級の人たち、安藤忠雄さん似の建築家、
          美少年好きなB国の族長など、意外性に富んだ
          キャラクターも作品の魅力。

           

          また、トルコやイスラム圏のイメージがベースと
          思われるA国と、チベットがベースと思われる
          B国の風景描写も、色彩が感じられる表現で
          仮想シルクロードな雰囲気を醸しています。

           

          ここからネタバレ

           

          最初に、右大臣に立てついた子供が、ラストの
          方で、すっかりイケメンに育っている伏線回収も
          少女漫画らしくて、微笑ましい作品でした。
          近年の 「このマンガがすごい! 2017」 に選ばれた
          作品の中でも、新鮮味があって秀逸。

           

          最初は、「え? これがヒロイン?」 と感じた
          ぽっちゃり姫様がいつの間にかかわいく見えて
          くるのが不思議。

           

          B国の猫が送られてきた家のお父さんから、
          A国から嫁入りした絶世の美女役の身代わりを
          頼まれてビビるぽっちゃり姫様に、その家の
          主人が説得する「あんたからは育ちの良さや
          気立ての良さがにじみ出ているよ。大丈夫、
          あんたの前じゃ役(絶世の美女)の方が不足
          だよ」 というセリフにも納得できます。

           

          主人公となるふたりの不器用さと純粋さが、
          心に染み入る作品でした。A国王女がB国から
          戻る道で、設計図を家に取りに帰るB国の
          青年がすれ違い、王女のススメで夜道に彼女を
          残して、B国の自宅へと急ぐ、一瞬の情景が
          とても印象的。二人がすれ違う橋の上の情景が

          美しい…。

           

          また、B国との戦に邁進するA国王に語る、B国
          青年・ナランバヤルの言葉は、A国王が抱える
          大きなストレスを解きほぐす魔法の言葉。

           

          「寛容の王」 としての自信を取り戻した王様に、
          ナランバヤルが水道橋の名には家族の名を
          つけてあげれば、“家族思いの王” としても
          名が残るという提案が成されますが、ぜひ
          健気な娘であるサーラ姫の名前をつけてあげて
          ほしいと感じました。

           

          枯渇寸前の水の確保のため、B国の水源を手中に

          収めようとしていたA国王が、B国族長と対峙して、

          自国に猫を送り付けた無礼も “水に流して” 友好を

          申し出るセリフも効いていました。

          絵柄、キャラ設定、世界観、コマ割、全てにおいて

          新鮮な感覚とセンスにあふれた名作です。

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          謎の黒サンタワールド 『ブラックナイトパレード』

          2016.12.17 Saturday 23:08
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            第1回発売時から絶賛応援中の 『聖☆おにいさん』
            の作者である中村光の新作 『ブラックナイトパレード』。

             

            就活に失敗して、コンビニの深夜バイト歴3年の
            日野三春(22歳・男)が主人公。

             

            そんな彼がコンビニでのある事件から “黒いサンタ” に
            スカウト(拉致)され、そこには悪い子にお仕置きする
            プレゼントを届けるブラックサンタが。

             

            同僚は、コンビニ時代よりも良い人たちのようだし、
            月収30万・昇給あり・正社員という条件と、クネヒト
            という黒サンタの強引な押しに流され就職してしまい…。

             

            組織にしても、事業内容にしても、周囲の人物にしても、
            全てが怪しげで、その謎を推察する気に起きないくらい
            メチャクチャで、『荒川アンダー・ザ・ブリッジ』 寄り
            の作品と言えるかもしれません。

             

            先が気になるというよりは、どこまで奇天烈な展開に
            なるのか、怖いもの見たさで、おそらく2巻までは
            チェックしようと考えています。

             

            第1巻の栞代わりに入っていた、三春が務める
            コンビニで買い物している 『聖☆おにいさん』 の
            イエスとブッダの姿を見て、現実世界に何とか
            還ってくることができました。

             

            でも、三春が務めているコンビニは確か練馬北口店、
            イエスとブッダは立川在住。イエスがクリスマス用の
            お弁当のような物を持って嬉しそうな姿が描かれて
            いますが、立川の松田ハイツまで持ち帰る内に
            冷めちゃうぞ!

             

            【関連記事】
            ◇『聖☆おにいさん』 実写化をなぜ今このタイミングで?
            http://nureinmal.jugem.jp/?eid=2998

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            究極の選択を迫られる 『進撃の巨人』 21

            2016.12.11 Sunday 23:41
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              今回はいくつかの選択に迫られる内容で、スピンオフの

              『悔いなき選択』 を読んでいると、さらに面白く

              読めるかと思われます。

              どんな選択をしたかは書かずに、話を進めると…。

               

              まずは、ここまで生き延びて来た人たちの生命力に驚嘆。
              死んだかと思っていたアルミンが虫の息、そして
              こちらはもしかして重症でも生きてるかなとは
              思っていたエルヴィンが瀕死という状態に。

               

              たった1本しかない “巨人化して蘇生できる”
              注射をどちらに打つかという部分で、21巻のほぼ
              半分を使っています。

               

              ハラハラというより、イライラしてしまったのは
              たぶん私だけでしょう。ちょっと長すぎる気も。
              私なら迷いなくエルヴィン団長に打ちそう。

               

              もう一つの大きな選択は、とらえた鎧の巨人・ライナーを
              その場で殺してしまうか、鎧の能力を利用するため
              一時的に生かしておくかということ。

               

              対人立体機動部隊にも引き金を弾けなかったジャンが
              今回も生かしておく提案をして、「相変わらず甘い」
              とも思ったのですが、よ〜く考えてみると彼は結構
              常識人なのに気づきました。

              非常時には、ためらいなく引き金を弾きそうな
              自分が恐ろしい…。

               

              彼らがそれぞれどんな選択をしたかは、本編でご確認

              ください。

               

              ここからはややネタバレだけど結論は書いてません

               

              そして、いよいよこれまで謎となっていた人類の
              歴史が、エレンの父・グリシャの日記から語られ
              始めましたが、これまでの伏線が回収されるかと
              思いきや、よけい話が広がりすぎて訳わからん。
              ただ、登場人物にドイツ語圏の名前が多い理由は
              納得できたかも?

               

              また、地下室の鍵かと思っていたら、予想外の
              方法で開けたのにはやや笑い。

               

              さらに、獣の巨人・ジークが何者かがわかったのは
              モヤモヤが晴れた感じです。
              作画力が微妙な作者なので、キャラクターの書き分けが
              できておらず、もしかしてエレンの父が生きていて、
              別の巨人になってるのかとも思ったりもしていました。
              彼の血筋もわかって、ヤバさMAXですね。

               

              ただ、小さい頃の描写に、あたかも獣の巨人のような
              お猿で遊んでいる姿に、作者の遊びが感じられ、
              こちらもちょっと笑いました。

               

              これまで並行して刊行されていた 『進撃!巨人中学校』
              が、本編20巻の時に終わってしまい、本編を読むと
              残るモヤモヤな読後感が払拭できなくなってしまい
              とても残念です。

               

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              ◇進撃の講談社
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              ◇『進撃の巨人』 過酷なスピンオフ祭り読破!
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              category:漫画 | by:まるたん | - | - | -

              8年でやっと10巻 『猫mix幻奇譚とらじ』

              2016.11.27 Sunday 04:52
              0

                「BOOKOFF」 に売って、後に買い直した小説は
                いくつかありますが、漫画はこれ一作。
                田村由美さんの 『猫mix幻奇譚とらじ』 だけです。

                 

                2巻まで買って1回売り、3巻を読んでまた
                1・2巻を買うという無駄遣いをしております。

                 

                それ以降は着々と買い続け、季刊の増刊号での
                連載なので、『聖☆おにいさん』 同様、年に1冊
                というペース。

                 

                魔法のねずみにさらわれたパイ・ヤンの息子・

                リオはいつになったら見つかるのか。というか、

                とらじにリオの魂が入っているのは、すでに

                何回も伏線というか、わかりやすい暗示というか、

                されているので、いつ気づくのかといった感じ

                でしょうか。

                 

                鏡の宮殿や氷の宮殿、砂漠の城、空に浮かぶ島、
                港町、海の中、あの世(の入り口)、過去など、
                さまざまな世界を描く、田村由美さんの豪快な
                タッチが好きなのかもしれません。
                いち早くデジタルでの制作にも着手していたし。

                 

                各エピソードで、ねずみと戦う7勇者一人ひとりが
                活躍する展開で、10巻は弓のパナ・ソニー活躍回。
                あと勇者はパル・メイロだけになってる割には、
                幹部ねずみの方は、死のねずみで足踏み。

                 

                しかも、天下一武道会のような 「勇誕祭」 に
                なってしまって、いつ終わるんだ〜!

                 

                でも、「勇誕祭」 のおかげで、これまでに登場
                したキャラクターが観覧に来ていて、10巻は
                オールスターキャストとなっています。

                また、「勇誕祭」 前の10巻メイン、老いのねずみ
                &病のねずみ編では、パンドラゴラ博物館国の
                スフィーンクスクスも声だけ登場してくれたし。

                 

                ついに、タブーとされてきたパイ・ヤンの兄も
                伏線回収されて、あとは教授の婚約者がどこに
                登場してくるかといった進展ですな。

                 

                で、10巻の名場面はやはり、スフィーンクスクスと
                とらじのやりとり!
                「友達だからー」 と強引におねだりするとらじの
                愛らしさがNICEでした。

                 

                【関連記事】
                ◇ほのぼの冒険ストーリー 『猫mix幻奇譚とらじ』
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                ◇繁忙期前に 『猫mix幻奇譚 とらじ』6巻
                http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1632

                category:漫画 | by:まるたん | - | - | -

                主人公の薄っぺらさが良い 『バーナード嬢曰く。』

                2016.11.20 Sunday 23:21
                0

                  ちょっと立ち読みしたら、いろいろな本のことに
                  ふれられていて面白いと思った、施川ユウキさんの
                  漫画 『バーナード嬢曰く。』(一迅社刊)を
                  読んでみました。5分間アニメにもなっている模様。
                  http://www.dreamcreation.co.jp/bernard/

                   

                  第1巻の表紙絵になっている主人公・バーナード嬢
                  の「一度も読んでいないけど、私の中ではすでに
                  読破したっぽいフンイキになっている!!」 という
                  セリフに共感したこともあり…。

                   

                  斜め読みした作品でも、なんとなく読んだ気に
                  なっていたり、逆にしっかり読んだはずなのに
                  印象的だったシーンは覚えていても、その前後が
                  どうなっていたかすら覚えていない作品もあり、
                  タイトルと大体のあらすじを知っているだけで、
                  “読破したっぽい” 気分になっている作品も
                  たしかにあります。

                   

                  人が見ている時だけ、読書家のように図書館で
                  熱心に本を読んでいるふりをしているバーナード嬢。
                  本名は町田さわ子という平凡な名前なのですが、
                  自らそのあだ名で呼ぶよう提案してきたという
                  あたり、一種の自分ブランディング?

                   

                  そんな彼女を面白がって観察いる遠藤くんや、
                  彼女がエセ読書家であることに憤りを感じつつ
                  自分が好きなSF作品を熱く紹介する神林さん、
                  遠藤くんに想いを寄せる図書委員の長谷川さんなど、
                  バーナード嬢を取り巻く人たちも個性的。

                   

                  古典や哲学書、SF、ケータイ小説など、さまざまな
                  名著や人気作品、そして名言が適度に紹介されて
                  いることもあって、自分がどのジャンルが弱いか
                  振り返るにも良い作品だと思います。

                   

                  著者は、かなりSFは読み込んでいらっしゃるよう。
                  結構、タイトルだけで内容は知らない作品が
                  紹介されていました。

                   

                  全然、話は変わりますが、浅学な私のような者のブログに、

                  1日2000pvも訪問してくださる日もあり、恐悦至極に
                  存じますです。読んでくださり、ありがとうございます。
                  category:漫画 | by:まるたん | - | - | -

                  ID獲得戦 『リアルアカウント』 第12巻

                  2016.11.18 Friday 05:23
                  0

                    最初は現在は主人公となっている向井ユウマの兄弟・
                    アタルくんメインでスタートした 『リアルアカウント』
                    ですが、突如、ユウマ編となり、アタルくんとの
                    絡みもあったものの、最初は運営側のリアアカ社を
                    憎んでいたアタルくんがなぜ運営側についたのかも
                    わからないまま、第一弾のデスゲームは全クリ。

                     

                    どうやら、最初のデスゲームはアタルとユウマは
                    別々の空間でバトルを行っていたっぽいのですが、
                    全クリの集合場所は一緒で、その辺、訳わからん
                    ままに、新たなデスゲームに突入。

                     

                    ある意味、第3章ともいえる今回は、スマホの機能を
                    使ったデスゲームは相変わらずですが、ゲーム参加者
                    一人ひとりの価値観を描いている点が以前とは違い、
                    それぞれのエピソードが入っていることで、以前の
                    殺伐感がやや薄れたような気がします。

                     

                    また、一人のプレイヤーをフォローする人たちが
                    一斉に10万人単位で巻き添え死する分、逆に前より
                    巻き添えになる人たちが “その他おおぜい” と
                    いう感じになって、ますます一人あたりの命の重さが
                    かる〜くなってしまったような気も。

                     

                    過酷な死に方をするのが、プレイヤーを殺せなかった
                    リアアカ社の社員にした点も、多少読んでいて
                    気楽な気がしなくもありません。

                     

                    次はあきらかに 『ポケモンGO!』 をパクった
                    『リアアカGO』 がテーマとなる模様。
                    全クリしたデスゲームで、隠れた自分が暴走して
                    正確破たんしたユウマも、新たな試練の中で
                    本来の自分を取り戻し、進化していきそうな感じで、
                    その時、アタルとどう対峙するのかは楽しみです。

                     

                    【関連記事】
                    ◇SNSが持つ危険さをフィーチャーした 『リアルアカウント』
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                    category:漫画 | by:まるたん | - | - | -

                    『3月のライオン』 第12巻&アニメ

                    2016.10.08 Saturday 23:45
                    0

                      羽海野チカさんの 『3月のライオン』 第12巻がようやく
                      発売となり、速攻買い!

                       

                      主に、前半は鹿児島での 「藤本棋竜・土橋七段」 戦、
                      後半は主人公・桐山くんと 「滑川七段」 戦がそれぞれに
                      白熱した戦いとなっておりましたが、私は8ページの短編、
                      二階堂くんの家の 「忠実なる愛犬エリザベス物語」 に
                      おける、エリザベスが体の弱い二階堂くんを外敵(?)から
                      守るべく、さまざまな手法で撃退する戦いに感銘を受けました。
                      えらいぞ、エリザベス(人間年齢65歳)!

                       

                      二階堂くんには彼女の努力は伝わっていないにも関わらず、
                      結果的には心が通じているという展開が心温まります。

                       

                      基本、漫画作品の恋愛系の部分はあまり重視しない私ですが、
                      若い棋士たちの憧れ・あかりさんと、人間的に素晴らしい
                      島田八段との出会いに、桐山くんからも評価が低い林田先生が
                      今後どう頑張っていくのか、気になるところ。
                      条件から考えれば、断然、島田八段でしょうが…。

                       

                      桐山くんが作ったチャートで 「決断力」「頼りがい」 が
                      5段階評価で1だった林田先生がどこまで巻き返せるか?

                       

                      第12巻では、藤本棋竜の家族も登場し、以前は幸田家の
                      妻目線のエピソードもありましたが、棋士の妻というのも
                      かなり大変そうです。

                       

                      NHKアニメ 『3月のライオン』

                       

                      23時からでしたが、初回、張り切って観ましたとも!
                      I LOVE 二階堂くんがいよいよ登場というところで次週。

                       

                      ウォーターフロントの下町の風景が美しく、思ったより
                      川本三姉妹のキャラや描写が明るい感じですね。
                      勝負のシーンとメリハリをつけるためでしょうか?
                      個人的には、あかりさんの声はもう少し落ち着いた
                      ソフトな声のイメージだったので、ちょっと違和感が
                      ありました。
                      http://3lion-anime.com/

                       

                      原作のどこまで進めるのかも気になります。
                      できれば、桐山くんが新人王になり、仙台で宗谷名人と
                      対局し、ひなちゃんのいじめ問題が解決するあたりで
                      まとめると、それぞれの成長とワンステップアップに
                      重なって、ラストが爽やかに締めくくれる気がします。

                       

                      さすがに、川本家の “SU・TE・O”(三姉妹の父親)
                      問題まで入れると、ある意味、桐山くんの成長には
                      つながってはいるものの後味悪いかなと…。

                       

                      25分というNHKらしい長さで、さらにエピソード分け
                      しているのは、漫画の一編一編にちょうど合っていて、
                      夜に観るアニメとしてはちょうどいいかもしれません。

                       

                      あとは、実写映画版 『3月のライオン』 では、桐山役が
                      神木隆之介さんとのこと。同じ漫画原作物としては
                      『BAKUMAN』 より、こちらの方がイメージに近いかも。
                      うん、きっと観に行くに違いない。

                       

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                      ◇『3月のライオン』 と同行二人の営業活動
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                      ◇読んだ後と前では表紙の見え方が変わる 『3月のライオン』 8巻
                      http://nureinmal.jugem.jp/?eid=1554

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